5月下旬の甲虫たち(2013年6月6日)

このところ蝶の話題が多かったので、たまには少し目先を変えて、5月下旬に撮影した甲虫を取り上げてみたい。
写真1はヒゲナガハナノミ交尾シーン。
ヒゲナガハナノミは2年振りに♂を見つけ(5月5日)、その後初めて♀の姿も見つけることができた(5月15日)。5月下旬には首尾よく交尾シーンも見られた。

▼写真1 ヒゲナガハナノミ交尾シーン 上が♀、下が♂(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
d0303129_23404349.jpg


写真2、3はヒゲブトハナムグリ。身体の割りに大きな触角が何だか可愛い。この日は林縁で♂と♀を見つけることができた。

▼写真2 ヒゲブトハナムグリ♂(2013年5月18日、東京都)
d0303129_23395792.jpg

▼写真3 ヒゲブトハナムグリ♀(2013年5月18日、東京都)
d0303129_23401877.jpg


写真4、5はヒゲナガオトシブミ♂。一週間ほど時期は異なるが、林縁の同じような場所で見つけた。
♀の首はこれほど長くないようだが、残念ながら今季はまだ見つけていない。

▼写真4 ヒゲナガオトシブミ♂ その1(ノートリミング、2013年5月18日、東京都)
d0303129_23412628.jpg

▼写真5 ヒゲナガオトシブミ♂ その2(2013年5月24日、東京都)
d0303129_23404147.jpg


写真6はヒメコブオトシブミ、写真7はヒメクロオトシブミ。
同じ日に林縁の同じような場所で見つけた。大きさはほぼ同じくらい。ヒメコブオトシブミの方がやや大きいくらいだ。
ヒメコブオトシブミは脚が黄色く、後脚の腿の部分に黒い斑がある。
一方、ヒメクロオトシブミの脚は黒い。ただし、ヒメクロオトシブミには脚が黄褐色のタイプもいるらしい。
※追記;ここではヒメコブオトシブミとしているが、北海道に分布するオオコブオトシブミと本州以南に分布するヒメコブオトシブミと統合してコブオトシブミとなったらしい。

▼写真6 ヒメコブオトシブミ(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
d0303129_23415023.jpg

▼写真7 ヒメクロオトシブミ(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
d0303129_2342243.jpg


写真8はヒメカメノコテントウ。カメノコテントウは近所の公園などでも時折見かけるが、ヒメカメノコテントウはこれまで見たことがなかった。これは郊外の里山の湿地付近で見つけた。
カメノコテントウは10〜13ミリくらいとテントウムシの中ではかなり大きいが、ヒメカメノコテントウは4ミリ前後の大きさだ。

▼写真8 ヒメカメノコテントウ(2013年5月27日、東京都)
d0303129_2341285.jpg


写真9、10はヒメツチハンミョウ。5月に見つけた甲虫の中では一番嬉しい出会いかもしれない。
図鑑でしか見たことがなく、いつか見てみたいと思っていた昆虫である。
これは山歩きをした時に山頂付近で見つけた。

▼写真9 ヒメツチハンミョウ♀ その1a(2013年5月24日、東京都)
d0303129_23422680.jpg

▼写真10 ヒメツチハンミョウ♀ その1b(2013年5月24日、東京都)
d0303129_23422572.jpg


大きさを計ると23ミリだった。
動きは思ったより活発で、じっくり写真を撮るために木の枝でこちらへ引き寄せたところ、しばらく死んだ振りをしていた。
ヒメツチハンミョウは触るとカンタリジンという有毒物質を出すので直接手で触るのはやめた方が良いということになっている。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-06-06 00:02 | 甲虫 | Comments(2)

Commented by Sippo5655 at 2013-06-06 21:28
ヒメカメノコテントウ^^
こんな子もいるんですね!
カメノコテントウは過去に一度だけ出会いました。
この子にも会ってみたいです♪
・・・あ、ヒメツチハンミョウ
以前触ってしまいました(大汗)
Commented by みき♂ at 2013-06-07 01:05 x
Sippoさん、コメントありがとうございます。
ヒメカメノコテントウは少ないのでしょうか。それとも小さいからなかなか見つからないのか…。
ヒメツチハンミョウ、触られたのですか? チャレンジャーですね(笑)。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード