ゼフィルスの残り香(2013年6月29日)

当ブログでは6月12日にゼフィルス類は撮り納めか? などと書いたりしたが、どっこいまだ頑張っているのだった。
オオムラサキ&ヒョウモンチョウ類狙いで出かけた6月28日の丘陵では、意外なほどたくさんのゼフィルスが見られた。
もちろんこの時期なので擦れてはいるのだが…。
写真1、2はウラナミアカシジミ。
この日はウラナミアカシジミをかなり見かけた。7〜8匹くらいは見ただろうか。
蝶には首というものはないが、この個体は首を曲げてこちらを見ているように見えた(写真2)。

▼写真1 ウラナミアカシジミ その1(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真2 ウラナミアカシジミ その2(2013年6月28日、東京郊外)
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写真3、4はアカシジミ。これは同一個体だ。

▼写真3 アカシジミ その1a(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真4 アカシジミ その1b(2013年6月28日、東京郊外)
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この日の嬉しい出会いはオオミドリシジミ♀(写真5〜12)。
さほど蝶との出会いを期待していない尾根道を歩いている時に、葉上にとまっている姿を見つけた。
最初、葉上で開翅している姿を見たときは擦れたウラギンシジミ♀かと思った(写真5)。
次に、後翅裏の橙色の紋が見えた時には擦れたウラナミシジミかと考え(写真6)、その後にやっとオオミドリシジミの♀だと分かった。
何しろオオミドリシジミ♀の開翅は初めてなので、擦れていても嬉しい。

▼写真5 オオミドリシジミ♀ その1a 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真6 オオミドリシジミ♀ その1b 半開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真7 オオミドリシジミ♀ その1c 半開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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この個体は数メートルの範囲の葉上を行ったり来たりしていた。
ここで何をしていたのだろうか。
あちこち歩いて昆虫の写真を撮っていると、この子は私に撮ってもらうために出てきたのではないかと思うことはないだろうか。
実際はそんなことはないのだろうが、私はメルヘンが好きなので、そんなことを考えたりする。

▼写真8 オオミドリシジミ♀ その1d(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真9 オオミドリシジミ♀ その1e 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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オオミドリシジミの複眼にはミドリシジミのように微毛が生えているのか、陽が当たると青白く反射しているように見えた(写真10)。
同じ場所ながら、微妙に角度の違う写真では陽が当たっておらず、複眼は黒く見えた(写真11)。

▼写真10 オオミドリシジミ♀ その1f(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真11 オオミドリシジミ♀ その1g(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真12 オオミドリシジミ♀ その1h(2013年6月28日、東京郊外)
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思いがけずオオミドリシジミ♀の開翅写真が撮れたので、丘陵の尾根道を意気揚々と歩く。
現金なもので、収穫のあった時の私は、まるでヘルメスのサンダルを履いているかのように、足取りが軽い。
そんな気分は半日くらい続き、軽い足取りは30分くらいしか続かないが…。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-29 20:00 | | Comments(2)

Commented by himeoo27 at 2013-06-30 06:38
オオミドリシジミ♀開翅撮影おめでとうございます。
野山を歩くと何かしらの出逢いがあって愉しいですね!
オオミドリシジミの複眼の微毛までは気が付きません
でした。
Commented by みき♂ at 2013-07-01 00:28 x
himeooさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。
「何かしらの出会いがある」
いつも野山を歩くとそう感じます。
オオミドリシジミはまだ少ししか撮ったことがありませんが、複眼の様子、また来年以降も引き続き観察してみたいです。
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