上高地の昆虫たち−−オオイチモンジ編(2013年7月23日)

7月19日から21日まで、二泊三日の旅程で出かけた上高地では、首尾よくオオイチモンジの姿を見ることができた。
旅行前夜には見られるかどうか不安になってしまったが、二日目の朝、家人と一緒にホテルを出て数分であっさり出会った。
朝8時半頃の出来事だ。
写真1〜3がその写真。観光客が記念写真を撮っている場所のすぐそばの地面にとまっていた。
旅行前夜からオオイチモンジ、オオイチモンジと呪文のように頭の中で唱えていたので、すぐにそれと分かった(笑)。
飛ばれないうちに遠くから撮ったのが写真1、一旦飛んでまたとまった場所に少し近づいて撮ったのが写真2。この時はこれしか撮れなかった。それでも一応目当てのオオイチモンジが早々に撮れたのでだいぶ気が楽になった。
前日の夕方、ホテル玄関前で地べたに這いつくばってヤマキマダラヒカゲを撮っている間、家人がホテルの人から、
「この辺りでもオオイチモンジが見られます。日当りの良い午前中が狙い目ですよ」と言われたらしい。その通りだった。

写真1 オオイチモンジ♂ その1a(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
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写真2 オオイチモンジ♂ その1b(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
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写真3 オオイチモンジ♂ その1c(2013年7月20日、上高地)
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その後は観光スポットを家人と巡りながら、のんびり散策する。
ホテルで用意してもらった昼食を食べた後は、やや山よりの散策路を歩いてみる。天気は良く涼しい風もあり、心地よい散歩だった。
河原に出られる場所があったので、試しに行ってみると、そこにこの日2匹目のオオイチモンジがいた。
オオイチモンジは開翅写真も良いが、やはり裏翅を押さえておきたい。
河原を歩いて近づくとすぐに飛んでしまったが、飛び立つ前に裏翅を撮ることができた(写真4)。
この付近をテリトリーにしているのか、遠くまでは行かずに付近をあちこち飛んでいた。飛んでいる姿をずっと眼で追い、とまるたびに近づいて何枚か撮ることができた(写真5、6)。

写真4 オオイチモンジ♂ その2a(2013年7月20日、上高地)
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写真5 オオイチモンジ♂ その2b(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
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写真6 オオイチモンジ♂ その2c(2013年7月20日、上高地)
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やがてもう1匹が姿を現し、先の個体と絡んで飛んだりしていた。
写真7〜9は先の個体と同じかどうかは分からなかった。裏翅の擦れ具合から別個体のように思われた。

写真7 オオイチモンジ♂ その3a(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
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写真8 オオイチモンジ♂ その3b(2013年7月20日、上高地)
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写真9 オオイチモンジ♂ その3c(2013年7月20日、上高地)
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二日目にオオイチモンジに出会えなかった場合、三日目は家人と別行動にして少し標高の高い場所に行ってみようかと思案していたが、開翅写真&裏翅も撮れたので、三日目も家人とのんびり散歩して過ごすことになった。
三日目の朝もホテルを出てすぐの散策路脇にある公衆トイレ外壁にとまるオオイチモンジの姿が見られた(写真10〜12)。

写真10 オオイチモンジ♂ その4a(ノートリミング、2013年7月21日、上高地)
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写真11 オオイチモンジ♂ その4b(ノートリミング、2013年7月21日、上高地)
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写真12 オオイチモンジ♂ その4c(ノートリミング、2013年7月21日、上高地)
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後翅の白帯が太いという♀には出会えなかったが、♂の方は4匹も写真に撮ることができた。
チャンスがあれば背景を入れた広角写真も撮りたいと広角ズームを持参していたものの、どうもそんな余裕はなかった。
もう少し高山蝶に出会えれば申し分なかったが、三日間とも好天に恵まれ、家人も楽しく過ごすことができたようなので、良い旅行だったと言えるのではなかろうか。
いつかまた訪れた折には、少し高いところにも登ってみたいものだ。

7月22日、家に帰ってから宿泊ホテルのサイトを見てみると、ホテルの玄関にもオオイチモンジが時折来るという話が、オオイチモンジの写真入りで載っていた。
何か月も前に予約していたホテルなのに、どうしてもっと早く見ておかなかったのか(苦笑)。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-07-23 17:12 | | Comments(8)

Commented by LUFFYY at 2013-07-24 05:05
オオイチモンジに会えて良かったですね。
みなさんのブログでは、発生が少なく
苦戦しているようですね。
オオイチモンジ是非私も見てみたいです。



Commented by みき♂ at 2013-07-24 13:23 x
LUFFYYさん、コメントありがとうございます。
オオイチモンジ、旅程二日目の朝に出会えたので、家人を放り出さずに済みました(笑)。
Commented by yoda-1 at 2013-07-24 21:22
初見でしたか。
翅裏画像もごく綺麗で、おめでとうございます。
♀雌は一般に難関なので、是非リベンジしてみてください。
Commented by みき♂ at 2013-07-24 23:01 x
yodaさん、コメントありがとうございます。
とにかく初めてなので、見て、撮れただけで嬉しいです。
裏翅が撮れた後は山道をスキップしながら歩きました(笑)。
♀はやはり難関ですか。いつか見たいものです。
Commented by 都市蝶 at 2013-07-25 23:30 x
オオイチモンジ撮影成功おめでとうございます。
昆虫少年だった頃に田淵行男さんの著作「高山蝶」で写真を見て憧れたことを思い出しました。
Commented by みき♂ at 2013-07-25 23:57 x
都市蝶さん、コメントありがとうございます。
そういえば学生時代にアルバイトをしていた古本屋で、田淵さんの「高山蝶」を見たことがあります。
今では入手困難な本でしょうね。
Commented by ダンダラ at 2013-07-27 17:31 x
オオイチモンジ撮影おめでとうございます。
タテハチョウの中では風格、豪華さともにNo.1ですよね。
特に裏面の豪華さはぜひ撮影しておきたいものですね。
8の写真はその豪華さがよく撮れていると思います。
Commented by みき♂ at 2013-07-27 20:06 x
ダンダラさん、ご来訪&コメントありがとうございます。
最初はとにかく姿を見られればと思い、
開翅が撮れれば、これだけでも良かったと思い、
次は裏翅も撮れて満足と思い、
やがて今度は♀も撮りたいと思ったりして、
欲望はどんどんエスカレートしてしまいますね(笑)。
♀の写真はまた今度と言うことになりました。
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