上高地の昆虫たち−−タテハチョウ編 その2 コヒョウモンほか(2013年7月25日)

上高地ではヒョウモンチョウ類が飛んでいる姿は散見されたが、静止する個体は少なく、シャッターチャンスはあまり多くなかった。
写真1、2はコヒョウモンの♂♀。
飛んでいる個体を眺めていると、もう1匹やってきて上方からおおいかぶさるように葉上に強制着陸させたように見えた。多分葉上にとまった大きな方が♀で、その周囲をバタバタしているのが♂なのだろう。
交尾には至らず、やがて1匹は飛び去ってしまった。残った方は♀だと思われる。
コヒョウモンは雨にたたられた昨年の白馬旅行で撮影しているが、裏翅は初めて撮れたので嬉しい出会いとなった(写真3、4)。

写真1 コヒョウモン♂♀ その1a 開翅(2013年7月20日、上高地)
d0303129_2245467.jpg

写真2 コヒョウモン♂♀ その1b 開翅(2013年7月20日、上高地)
d0303129_2246120.jpg

写真3 コヒョウモン♀ その1a(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
d0303129_22453410.jpg

写真4 コヒョウモン♀ その1b(2013年7月20日、上高地)
d0303129_22455991.jpg


上高地には湿原が何箇所かある。そのうちの一つで見つけたのが写真5〜7のコヒョウモン。これは♀のように見えた。
コヒョウモンがとまっている花は、チダケサシの仲間・ハナチダケサシのように思われる。
最初はやや遠くの花で吸蜜していたこのコヒョウモンは、徐々に近づいてきて、長いこと楽しませてくれた。

写真5 コヒョウモン♀ その1a 開翅(2013年7月21日、上高地)
d0303129_22463592.jpg

写真6 コヒョウモン♀ その1b 半開翅(2013年7月21日、上高地)
d0303129_22463323.jpg

写真7 コヒョウモン♀ その1c(2013年7月21日、上高地)
d0303129_22472243.jpg


写真8はおそらくウラギンヒョウモン。かなり遠くのクガイソウにちょっとだけとまって飛んで行った。

写真8 ウラギンヒョウモン(2013年7月21日、上高地)
d0303129_2247863.jpg


写真9、10は羽化間もないミドリヒョウモン。公衆トイレの軒下で羽化したようだ。
家人がトイレに行っている間、トイレ外壁に蛾でもいないかとうろうろして見つけた(笑)。
裏翅のやや明るい配色から♂のように思われた。

写真9 ミドリヒョウモン♂ その1a(ノートリミング、2013年7月20日、上高地)
d0303129_2246591.jpg

写真10 ミドリヒョウモン♂ その1b(2013年7月20日、上高地)
d0303129_22474763.jpg


ウラギンヒョウモンやミドリヒョウモンは都内でも見られる蝶だが、どちらも今年初見なので、こんな写真でもここで押さえられたのはちょっと嬉しい。特にウラギンヒョウモンを都内で見るのは難易度が高い。

参考サイト:蝶鳥ウォッチング
参考文献:『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会編、誠文堂新光社)

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-07-25 00:01 | | Comments(2)

Commented by あかね at 2013-07-25 11:34 x
みき♂さま
高山蝶の数々楽しませていただき来ました
ミドリヒョウモンは里でも普通に見られますが
羽化した所は珍しいですね
私も来月高峰高原に行く予定です
今回は望遠レンズを持っていこうかと思っていますが
重さを考えると迷います
まだ上高地ではウスバアゲハが居るのですね!!
みき様の画像はいつもシャープですが
いつにも増して綺麗です!!!
Commented by みき♂ at 2013-07-25 18:34 x
あかねさん、コメントありがとうございます。
8月の高原はヒョウモンチョウ類がいろいろ見られるのでは。
高峰高原は行ったことがありませんが、標高も高いようですし、
高山蝶との出会いも期待できそうですね。
私は望遠系はズームレンズしかなく、ろくな写真が撮れないので(苦笑)、上高地では105ミリマクロレンズと広角系の18−55ミリズームの2本勝負にしました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード