冬のゾウムシ(2014年3月17日)

東京もようやく春めいてきたので、冬の間に撮った昆虫を紹介しそびれないうちに載せておこう。
と言ってもフユシャク以外で真冬に見つけられるのは、テントウムシや蜘蛛を除くと数えるほどしかない。
写真1〜5はサルゾウムシの仲間。体長は口吻を除くと約3ミリ。
名前ははっきりしないが、今のところチャイロアカサルゾウムシが一番近いのではないかと考えている。
とても小さく、腿節がやや太いのでノミゾウムシっぽく見えないこともない。しかし、ノミゾウムシはその名の通り蚤のようにぴょーんと飛び跳ねる。一度林道方面でそうして逃げる姿を見たことがあり、残念ながら写真は撮れなかった。
冬場に主フィールドで時折見かけるこのゾウムシは歩き回る姿しか見たことがないので、ノミゾウムシではないと思う。
以前、ある投稿サイトでヒメシギゾウムシではないかとご指摘いただいたことがある。確かに似ている。ネット上にある画像を見てみると、どうも鞘翅の感じが微妙に違うようにも思える。
チャイロアカサルゾウムシは頭部、前胸背面が黒っぽくなるようだが、主フィールドで見かけるこのゾウムシは赤茶色で、そのような傾向がないのでまだ確信が持てないでいる。一応サルゾウムシの仲間としておく。

▼写真1 サルゾウムシの仲間 その1a(2014年1月9日、東京近郊)
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※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

▼写真2 サルゾウムシの仲間 その1b(2014年1月9日、東京近郊)
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▼写真3 サルゾウムシの仲間 その2a(ノートリミング、2014年1月11日、東京近郊)
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▼写真4 サルゾウムシの仲間 その2b(2014年1月11日、東京近郊)
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▼写真5 サルゾウムシの仲間 その3(2014年1月24日、東京近郊)
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※写真2〜5はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真6、7はヒレルクチブトゾウムシ。
擬木柵を歩き回っていた。写真を撮るために止まってもらおうと行く手をさえぎると固まってしまった(写真7)。

▼写真6 ヒレルクチブトゾウムシ その1a(ノートリミング、2014年2月28日、東京近郊)
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▼写真7 ヒレルクチブトゾウムシ その1b(ノートリミング、2014年2月28日、東京近郊)
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※写真6、7はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

ゾウムシではないが、冬の間に幼虫の姿が時折見られるミミズク&コミミズク(写真8、9)。

▼写真8 ミミズクの幼虫(ノートリミング、2014年2月24日、東京近郊)
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▼写真9 コミミズクの幼虫(2014年1月22日、東京近郊)
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※写真8、9はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

ミミズク&コミミズクは昨年12月に成虫の姿も紹介している(過去記事はこちら)。
ミミズク幼虫は、まさか擬木柵に擬態した訳でもなかろうが、木の幹にとまるキノカワガのような擬態振りだ。
コミミズク幼虫は木柵の白ペンキの上を歩いていたのですぐに分かった。
12月に撮った個体に比べてかなり赤みが強かった。
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by mikiosu | 2014-03-17 12:45 | 甲虫 | Comments(2)

Commented by himeoo27 at 2014-03-18 21:21
越冬中の樹にへばりついた個体しか観察したことが
ないので、手足を伸ばした「コミミズクの幼虫」が妙に
可愛く感じます。
Commented by みき♂ at 2014-03-19 01:52 x
himeoo様
コメントありがとうございます。
私は逆に木柵や擬木柵でしか見たことがないので、
人工物でない場所で見てみたいです。
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