ヤマトシジミの産卵シーン(2014年4月24日)

トンボ狙いで郊外に遠征した4月22日、駅から徒歩で林道方面へ向かうと、ほどなく道端で飛んでいる蝶を見かける。
飛翔中の姿は青っぽく、とまった時には茶色っぽく見えたので、ウラナミシジミかと思ってしまった。
しかし、なんのことはない。それはヤマトシジミ♀だった(写真1)。
道端のカタバミにとまったヤマトシジミ♀は、左右の翅を擦り合わせていた。タイミングを計って翅表が少し見える時にシャッターを切る(写真2)。

▼写真1 ヤマトシジミ♀ その1a(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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▼写真2 ヤマトシジミ♀ その1b(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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しばらくすると腹部を折り曲げて産卵行動をしているように見えた(写真3)。
ヤマトシジミは小さい。幼虫の食草であるカタバミもまた小さい。
小さなカタバミの葉にしがみつくようにして産卵していた(写真4)。

▼写真3 ヤマトシジミ♀ その1c 産卵中(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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▼写真4 ヤマトシジミ♀ その1d 産卵中(2014年4月22日、東京郊外)
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この♀は産卵後、少し離れた生け垣にとまり、少しのあいだ開翅してくれた(写真5)。

▼写真5 ヤマトシジミ♀ その1e(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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ヤマトシジミ♀が飛び去った後、カタバミの葉裏をチェックしてみる。
デジタル一眼+マクロレンズではどうもうまく撮れなかった(写真6)。
コンパクトデジカメのスーパーマクロ機能でもなかなかピントが合わなかったが、少しズーミングするとどうにかピントが合ってくれた(写真7)。

▼写真6 ヤマトシジミの卵 その1a(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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▼写真7 ヤマトシジミの卵 その1b(ノートリミング、2014年4月22日、東京郊外)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

お世辞にもシャープな写真とは言えないが、ヤマトシジミの卵は初めて見た。やや平べったく、仔細に見ると円形の卵の周辺部には細かい点刻模様も入っていたようだ。

最後におまけ。
林縁ではイチリンソウも咲き始めていた。ニリンソウに比べると花の大きさがひと回りは大きい。

▼写真8 イチリンソウ(2014年4月22日、東京郊外)
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撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2014-04-24 00:01 | | Comments(2)

Commented by あかね at 2014-04-24 17:20 x
みき♂さま
こんにちは!
ヤマトシジミは普通に見る蝶ですが
小さい為か産卵しているのを見たことがありません。
交尾シーンはよく目にするのですが・・・!
よく気が付かれましたね!!
流石観察力鋭いみき様らしい!
ヤマトシジミの卵始めてみました
有難うございます。
いい物を見せていただきました。
Commented by みき♂ at 2014-04-24 21:30 x
あかね様
コメントありがとうございます。
ヤマトシジミはいつでもどこでも見られる割りには、卵まで見ることは意外に少ないですよね。
青い鱗粉の乗った♀はなかなか綺麗だし、今後はもっと注目していきたいです。
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