七月の蛾、都内編(2014年7月31日)
蝶の写真は枯渇したので、しばらくは蛾ばかりです(笑)。
写真1はツメクサガ。
東京郊外の河川敷にギンイチモンジセセリを探しに行った時に見つけた。
ギンイチモンジセセリは見つけられなかったが…。
ツメクサガは昼行性らしく敏感で近づくとすぐに逃げてしまう。丈の高い草をかき分けて追いかけ、何とか撮った。
▼写真1 ツメクサガ(2014年7月8日、東京郊外)
写真2はオオシロオビアオシャク。
かなり大きめのアオシャクだ。東京郊外の林道方面にゼフィルス狙いで出かけた時に見つけた。ゼフィルス類には出会えなかった。
▼写真2 オオシロオビアオシャク(2014年7月15日、東京郊外)
写真3はホソオビキマルハキバガ。
これは東京郊外の林縁で見つけた。
▼写真3 ホソオビキマルハキバガ(2014年7月6日、東京郊外)
写真4はクチバスズメ。
東京郊外の林道方面の街道脇で見つけた。
▼写真4 クチバスズメ(2014年7月25日、東京郊外)
※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真5、6は同定が微妙だが、ハイイロオオエグリバではないかと思う。
写真4のクチバスズメのすぐ近くにとまっていた。
エグリバの仲間は似ている種がいくつかあって、難しい。
色合いもコンパクトデジカメとデジタル一眼ではかなり異なってくる。
▼写真5 ハイイロオオエグリバ その1a 側面(ノートリミング、2014年7月25日、東京郊外)
※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真6 ハイイロオオエグリバ その1b 背面(2014年7月25日、東京郊外)
写真7はホソオビアシブトクチバ。
これは主フィールドで見つけた。
▼写真7 ホソオビアシブトクチバ(2014年7月1日、東京近郊)
写真8はプライヤエグリシャチホコ。
主フィールドのトイレの中にいた。
▼写真8 プライヤエグリシャチホコ(2014年7月24日、東京近郊)
写真9はツマキリウスキエダシャク。
主フィールドの柵で見つけた。
▼写真9 ツマキリウスキエダシャク(ストロボ撮影、2014年7月24日、東京近郊)
写真10はトビスジヒメナミシャク♀。
これも主フィールドの柵で見つけた。♂と♀では翅の感じがだいぶ違うようだ。これは♀のほう。
▼写真10 トビスジヒメナミシャク♀(ストロボ撮影、2014年7月24日、東京近郊)
写真11、12はシロテンクロマイコガ。
主フィールドの散策路脇の葉上で見つけた。
ちょっと変わったデザインなので一生懸命撮っていると、葉上で円を描くように歩いていた。小蛾にはそういう仕草をするのが結構いる。
動きのある小蛾を撮るのには、コンパクトデジカメは適さない。デジタル一眼で何とか撮ってみた。
▼写真11 シロテンクロマイコガ その1a(ストロボ撮影、2014年7月18日、東京近郊)
▼写真12 シロテンクロマイコガ その1b(ストロボ撮影、2014年7月18日、東京近郊)
横に飛び出ているケバケバしたのは後脚の発達したものらしい。
小さな眼は真っ赤だし、頭の先に触角の他に丸く湾曲した鬚のような器官がある。
こういう蛾を見つけると、まったく蛾の世界は奥が深いとつくづく思う。
参考サイト:虫Navi、みんなで作る日本産蛾類図鑑、ちょう・がのずかん、ほか
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2014-07-31 11:26 | 蛾 | Comments(0)