ウラナミシジミの卵、ほか(2014年9月8日)

蝶の卵がいくつか撮れたので、紹介してみたい。
写真1は主フィールドで産卵中のアカボシゴマダラ♀。
アカボシゴマダラの卵はこれまでも何度か撮ったことがある。この時はエノキの幼木に2匹の♀が来て、それぞれ産卵して行ったようだ。
写真2は写真1の個体が産卵して行ったあと。写真3はコンパクトデジカメで接写してみた。

▼写真1 アカボシゴマダラ♀ 産卵中(2014年7月31日、東京近郊)
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▼写真2 アカボシゴマダラの卵 その1a(ノートリミング、2014年7月31日、東京近郊)
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▼写真3 アカボシゴマダラの卵 その1b(2014年7月31日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真4、5は近所の道端で産卵中のツマグロヒョウモン♀。
この時はコンパクトデジカメしか持っていなかったので、動きのある姿をあまり鮮明に撮れなかった。
写真6はツマグロヒョウモン♀が飛び去った後にスミレの葉に産卵された卵を撮ってみたもの。
お世辞にも綺麗な写真とは言えないが、ツマグロヒョウモンの卵を見たのは初めてかもしれない。
ツマグロヒョウモンの卵は思ったより小さい。
産卵シーンは時折見かけるので、今度チャンスがあればもう少し綺麗に撮りたい。

▼写真4 ツマグロヒョウモン♀ 産卵中 その1a(2014年8月15日、東京近郊)
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▼写真5 ツマグロヒョウモン♀ 産卵中 その1b(2014年8月15日、東京近郊)
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▼写真6 ツマグロヒョウモンの卵(2014年8月15日、東京近郊)
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※写真4〜6はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

先日、上記のスミレ付近を通りかかったのでチェックしてみたら幼虫の姿が見られた(写真7、8)。
産卵から2〜3週間でもう終齢幼虫になっている? 
ちょっと早すぎる気もするがどうなのだろうか。
この場所は上記の産卵場所から1メートルと離れていない。
撮った時には気がつかなかったのだが、家に帰って画像をよく見ると葉裏にもう1匹いた(写真8)。

▼写真7 ツマグロヒョウモン終齢幼虫 その1a(2014年9月6日、東京近郊)
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▼写真8 ツマグロヒョウモン終齢幼虫 その1b(2014年9月6日、東京近郊)
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※写真7、8はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

追記
なお、9月8日に同じ場所を通りかかったのでもう一度幼虫をチェックしてみた。
すると、10ミリ前後の小さな幼虫が3匹ほど見られた。
やはり8月15日に見かけた産卵シーンで生まれた幼虫はまだ小さいのではなかろうか。

▼追加写真A(ノートリミング、2014年9月8日、東京近郊)
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※追加写真AはOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真9はキタキチョウの卵。
東京郊外の林道に向かう途中、街道脇に萩の花が咲いていたのでウラナミシジミでもいないかとチェックしていると、キタキチョウが産卵していった。
葉っぱが風にそよぐのでなかなか綺麗には撮れなかった。

▼写真9 キタキチョウの卵(ノートリミング、2014年9月3日、東京郊外)
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写真10、11はウラナミシジミの卵。
林道でウラギンシジミを見てきた帰り、街道脇のクズの花にウラギンシジミの卵か幼虫でもいないかとチェックしてみたら、卵が付いていた(写真10の中央やや上あたり)。
目測で1ミリの半分以下と思われた。家に帰って調べると、ウラギンシジミの卵とは形状が異なるし、ウラギンシジミの卵は1ミリくらいらしい。
他に該当しそうな卵はないかと「虫の卵ハンドブック」をパラパラめくってみると、ウラナミシジミの卵は0.45ミリとなっていて、見た目もそっくり。ウラナミシジミの卵で決定(笑)。
あまり鮮明とは言えないが拡大画像も載せておく(写真11)。

▼写真10 クズの花にウラナミシジミの卵 その1a(ノートリミング、2014年9月3日、東京郊外)
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▼写真11 クズの花にウラナミシジミの卵 その1b(2014年9月3日、東京郊外)
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※写真10、11はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

ウラナミシジミもクズの花に産卵するとは知らなかったが、クズの花もマメ科なので納得。
今年は成虫の姿もまだ見ていないのに、卵の方を先に見ることになった。

参考文献:「虫の卵ハンドブック」(鈴木知之著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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by mikiosu | 2014-09-08 02:56 | | Comments(6)

Commented by banyan10 at 2014-09-08 08:39
ウラナミシジミの卵は小さいのに綺麗に撮れていますね。
可能性としてはツバメシジミやルリシジミもあるかもしれませんが、時期的にもウラナミシジミだと思います。
1〜2週間もすれば多数の成虫が飛んでいて産卵も撮れるのではないかと思います。ウラギンシジミは卵も大きくて目立つので、数が増える今後は見つけやすです。
Commented by yurin at 2014-09-08 20:49 x
蝶の卵は色、形、大きさがそれぞれ異なり、
比べてみるととても興味深いですね。
以前は成虫しか関心がなかったのですが、
娘が身近な蝶の飼育をするうちに私も興味が
出てきました。
フィールドでも卵や幼虫にも気を付けてみたいと思います!
Commented by みき♂ at 2014-09-09 00:35 x
banyan様
コメントありがとうございます。
ちょっと卵の同定が安易でした(汗)。
ツバメシジミはこのあたりではほとんど見られないので、ルリシジミかウラナミシジミだろうと思われます。
ウラギンシジミの卵&幼虫も見たことがないので、今後の課題です。
Commented by みき♂ at 2014-09-09 00:38 x
yurin様
コメントありがとうございます。
蝶の卵は仔細に見るとなかなか綺麗だったりしますね。小さくてうまく撮れないことが多いですが…。
まだまだ身近な蝶でも卵や幼虫を見たことがない種が多いので(ベニシジミなど)、今後も意識して探してみたいです。
Commented by 693 at 2014-09-13 22:54 x
ご無沙汰しております。 虫の撮影もご無沙汰しています(-_-;)
ツマグロヒョウモンの記事がありましたので、一言申し上げさせて頂きます。
昨年、12個の卵を飼育し羽化させましたが、幼虫期間は12~3日、蛹期間は8~9日で成虫になりました。
アゲハ類は孵化から成虫になるまで40日程掛かるのに比べ、圧倒的に早いのに驚きました。
Commented by みき♂ at 2014-09-14 01:49 x
693様
コメントありがとうございます。
ツマグロヒョウモンの成長はそんなに早いのですか、うーん、びっくりしました。
すると8月15日の卵から孵化したのはもう終齢幼虫くらいになっていておかしくないですね。
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