ミドリヒョウモン&ヒメジャノメの産卵シーン(2014年9月21日)

コミスジやウラギンシジミの卵を観察した同じ日、主フィールドではミドリヒョウモン♀がしきりに産卵行動を繰り返していた。
ツマグロヒョウモン♀は草むらを這いずり回るように産卵場所のスミレを探すようだが、ミドリヒョウモン♀は食草のスミレではなく木の幹に産卵するらしい。
写真1はコナラで産卵しているミドリヒョウモン♀。
何箇所かで産卵したように見えたが、なかなか卵は見つからない。
観察仲間と必死に探すとどうにか1個だけ見つけることができた(写真2、3)。
先日見つけたツマグロヒョウモンの卵と同様、意外に小さい卵だ。
コンパクトデジカメでは思うようにピントが合わず、デジタル一眼でどうにか撮れた。

▼写真1 ミドリヒョウモン♀ 産卵シーン(外部ストロボ、2014年9月14日、東京近郊)
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▼写真2 ミドリヒョウモンの卵 1a(外部ストロボ、2014年9月14日、東京近郊)
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▼写真3 ミドリヒョウモンの卵 1b(外部ストロボ、2014年9月14日、東京近郊)
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ホシミスジ幼虫を見に行ったついでに遊歩道を散策した9月16日には、ヒメジャノメの産卵シーンを見かけた(写真4、5)。
ヒメジャノメの産卵シーンは昨年9月21日に主フィールドで見ている(その記事は→こちら)。
先日見かけたヒカゲチョウは産卵時間がとても短かった。ヒメジャノメもそんなに長いこと産卵していないだろうと思ったが、案に相違して結構長いこと産卵していた。
産卵シーンの画像を拡大してみると、画質は悪いが葉裏についている卵も見えた(写真5)。

▼写真4 ヒメジャノメ♀ 産卵シーン その1a(ノートリミング、2014年9月16日、東京近郊)
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▼写真5 ヒメジャノメ♀ 産卵シーン その1b(2014年9月16日、東京近郊)
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ヒメジャノメ♀が飛び去ったあとに葉裏を見てみる。
なんと4個も産卵していた(写真6)。産卵時間が長かったわけだ。

▼写真6 ヒメジャノメの卵(外部ストロボ、2014年9月16日、東京近郊)
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ついでなので最近撮った蛹を3種。
写真7は蛹ではなく前蛹だが、ルリタテハの前蛹。
これは公園内のホトトギスの仲間の茎で見つけた。葉っぱがどこにもないのは、この子が全部食べてしまったのだろうか。

▼写真7 ルリタテハの前蛹(外部ストロボ、2014年9月17日、東京近郊)
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写真8はゴマダラチョウの蛹。
近隣で見かけるのは卵も幼虫も成虫もアカボシゴマダラばかり。
ゴマダラチョウは幼虫1匹、成虫1匹、そしてこの蛹1匹が今年見かけたゴマダラチョウのすべて。
この蛹は散策路脇の民家の塀にあった。こんなところで大丈夫だろうか。無事に羽化してくれることを祈る。

▼写真8 ゴマダラチョウの蛹(外部ストロボ、2014年9月16日、東京近郊)
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写真9はツマグロヒョウモンの蛹。
これは公園内のフェンスにぶら下がっていた。

▼写真9 ツマグロヒョウモンの蛹(外部ストロボ、2014年9月17日、東京近郊)
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ツマグロヒョウモンと言えば、先日主フィールドでランデブー飛翔を見かけた(写真10〜12)。
かなり不規則な飛び方で、連写した中にはほとんどぶつかるように飛んでいる姿もあった。写真10はまるで手をつないでいるように見えたので載せてみた。

▼写真10 ツマグロヒョウモンのランデブー飛翔 その1a(2014年9月18日、東京近郊)
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▼写真11 ツマグロヒョウモンのランデブー飛翔 その1b(2014年9月18日、東京近郊)
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▼写真12 ツマグロヒョウモンのランデブー飛翔 その1c(2014年9月18日、東京近郊)
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しばらく眺めているとやがて離れてしまった。♂は飛び去り、♀は飛び疲れたのか近くの地面でひと休み(写真13)。

▼写真13 ツマグロヒョウモン♀(2014年9月18日、東京近郊)
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撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2014-09-21 00:01 | | Comments(10)

Commented by himeoo27 at 2014-09-21 07:14
ミドリヒョウモンの卵、色合いが「ゼリー菓子」、
形状が「プッチンプリン」のようで美味しそうですね!

Commented by ダンダラ at 2014-09-21 07:23 x
ミドリヒョウモンの産卵はときどき見かけますが、卵を見つけるのは難しそうですね。
それに、ヒメジャノメの産卵も素晴らしいです。
私は10年くらい前に一度撮影しただけです。
ツマグロヒョウモンのランデブー飛翔の雌の動きはいかがでしたか。
Commented by banyan10 at 2014-09-21 16:21
ミドリヒョウモンの卵は全体が見える位置でいいですね。
樹皮の隙間などで一部しか見えない場合も多いようです。
ヒメジャノメは僕が観察した産卵では2卵でした。複数産むケースが多いのですね。
Commented by konty33 at 2014-09-21 22:17
ミドリヒョウモンの卵が綺麗ですね。
ヒメジャノメの産卵シーンも素晴らしいです。
4卵もまとめて産むことがあるのですね。
それにしてもいろいろな種類を撮影されて感心しています。
Commented by みき♂ at 2014-09-21 22:28 x
himeoo様
コメントありがとうございます。
ミドリヒョウモンの卵、小さかったですが確かにちょっと美味しそうな感じでした(笑)。
Commented by みき♂ at 2014-09-21 22:31 x
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
ミドリヒョウモン卵、3人掛かりでやっと1個見つけました。
後日2度もチェックしましたが再発見できませんでした。
ツマグロヒョウモン♂♀、撮影に夢中でよく観察しませんでした。画像を再チェックしたところ、♀の半径約30センチくらいを♂が周回飛行しているような印象です。またチャンスがあったら仔細に見てみようと思います。
Commented by みき♂ at 2014-09-21 22:34 x
banyan様
コメントありがとうございます。
ミドリヒョウモン卵はストロボ光がちょっと反射していますが、まずまず綺麗に撮れていました。
次はツマグロヒョウモンの卵を撮り直したいです。
Commented by みき♂ at 2014-09-21 22:38 x
konty様
コメントありがとうございます。
この秋は何故か産卵シーン&幼虫絡みの出会いが多くなりました。
こうなるともっといろいろ撮りたいと欲が出てきますね(笑)。
Commented by twoguitar at 2014-09-22 20:23 x
ミドリヒョウモンの産卵シーンが見られる時期になりましたね。卵まで撮影されるのが凄いです。次々に産卵シーンを見せながら幹を上っていくので、成虫の撮影で精一杯です。
こんなに綺麗に撮れるには外部ストロボでないと難しいですか。
Commented by みき♂ at 2014-09-23 11:45 x
twoguitar様
コメントありがとうございます。
ミドリヒョウモンの卵、なんとか一個だけ見つかりました。
卵の撮影、内蔵ストロボでも撮れると思います。接写時にはレンズフードを外さないと影がでるので、要注意です。
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