林道のクモガタヒョウモン、ほか(2014年9月23日)

9月19日はシータテハ、あわよくばキベリタテハも撮りたいと東京郊外に遠征した。
この日は蝶の姿は少なく、撮れたのはわずか。

写真1は林道地面にとまっていた蝶。
どうもアイノミドリシジミ♀(A型)のようだ。
すぐに飛び去ってしまって、写真はこの1枚しか撮れなかった。仕方がないので拡大したのを載せてみる(写真2)。
傷んでいるがアイノミドリシジミは初見初撮りなので、これはこれで嬉しい。
こんな時期にいるのかと、図鑑で調べると寒冷地では9月いっぱいくらいいるらしい。
この場所は寒冷地とは言えないかもしれないが、都心より涼しいのは間違いない。
ちらっと見た飛んでいる姿はちょっと弱々しかった。

▼写真1 アイノミドリシジミ♀ その1a−1(ノートリミング、2014年9月19日、東京郊外)
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▼写真2 アイノミドリシジミ♀ その1a−2(2014年9月19日、東京郊外)
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お目当てのシータテハの姿はまったく見られず、ヒョウモンチョウ類が斜面に咲くアザミ系の花に来ていた。
しばらく迷ったが他に撮るものもないので、斜面を降りて撮ってみる。
写真3、4はクモガタヒョウモン♂。
この花はフジアザミではないかと思う。かなり大きな花だ。

▼写真3 クモガタヒョウモン♂ その1a(ノートリミング、2014年9月19日、東京郊外)
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▼写真4 クモガタヒョウモン♂ その1b(ノートリミング、2014年9月19日、東京郊外)
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写真5、6はミドリヒョウモン♀。
ミドリヒョウモン♀も結構大きな蝶だが、この花にとまると小さく見える(写真6)。
ホバリングして吸蜜しているのはホシホウジャク。

▼写真5 ミドリヒョウモン♀(ノートリミング、2014年9月19日、東京郊外)
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▼写真6 ミドリヒョウモン♀&ホシホウジャク(外部ストロボ、2014年9月19日、東京郊外)
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蝶の写真はこれでおしまい(笑)。
あとは蛾の写真を少し。
写真7〜9はフジアザミで吸蜜するホシホウジャク。
シャッタースピード1/3200秒でストロボ撮影した。こういうことも可能になるのが外付けストロボを購入した理由の一つだ。

▼写真7 ホシホウジャク その1a(外部ストロボ、ノートリミング、2014年9月19日、東京郊外)
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▼写真8 ホシホウジャク その1b(外部ストロボ、2014年9月19日、東京郊外)
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▼写真9 ホシホウジャク その1c(外部ストロボ、2014年9月19日、東京郊外)
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写真10はイカリモンガ。
林道脇に咲くタマアジサイの花に来ていた。
近づけない場所なので遠くから撮ったものを大きく拡大している。
口吻のグルグルが写っていたので載せてみた。

▼写真10 イカリモンガ(外部ストロボ、2014年9月19日、東京郊外)
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昨年9月に遠征した時にはシータテハの姿が結構見られ、運良くツマジロウラジャノメも撮れたものだった。
昨年行ったのは9月12日と今回より一週間ほど早かった。今年は秋の訪れも駆け足気味なので、ちょっと遅すぎたかもしれない。

参考文献:『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会編、誠文堂新光社)

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-09-23 13:31 | | Comments(14)

Commented by あかね at 2014-09-23 16:34 x
フジアザミは大きくて存在感のあるアザミですね!
虫達の憩いの場のようで色々飛んできます
イカリモンガを初めて見たときにはこんな蝶も
居るのかとびっくりしました
口吻をクルクル巻いてている様子も蝶そのものに
見えました
蛾らしからぬ止まり方も蝶に見えました
花も昆虫も難しいです!!
真っ赤な彼岸花をバックにしたヒメジャノメ
私には思いつかない画像です
とても素敵!!!
Commented by umajin at 2014-09-23 22:12
こんばんは!
日中は暖かいですが、朝晩はかなり涼しいですね!
虫の種類も数もめっきり減って、虫撮影の意欲も減退しました(+_+)
この休みも撮影に出掛けませんでした…。
今は在庫からアップですが、それを出し尽くしたら来春まで冬眠に入るようです(笑)
しかし、ちょこまか世話しなく飛び回るホウジャクもバッチリですね!
今年は、ホウジャクもオオスカシバも縁がなく撮りはぐりました。
Commented by konty33 at 2014-09-23 22:44
先日kontyもとある河原でアイノミドリなどのゼフの♀を目撃しました。
こんな時期まで生きているのに驚きました。
ホウジャクの吸蜜は見事に撮られていますね。
Commented at 2014-09-23 22:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by みき♂ at 2014-09-23 22:58 x
あかね様
コメントありがとうございます。
フジアザミ、花も大きいですが、トゲトゲも大きく、ちょっと痛い思いをしました(笑)。
イカリモンガ、私も初めて見たときには蝶の図鑑を端から端まで調べてしまいました。
Commented by みき♂ at 2014-09-23 23:01 x
umajin様
コメントありがとうございます。
この秋は涼しくなるのが早いですね。
ホウジャク類もオオスカシバもまだまだこれから撮れます。
冬にフユシャク類を撮るようになると、オフシーズンなしに過ごせますよ(笑)。
Commented by みき♂ at 2014-09-23 23:02 x
konty様
コメントありがとうございます。
アイノミドリシジミ、9月の中旬以降に見られるとは思っていなかったので嬉しい出会いでした。
来年は何とか♂を見てみたいです。
Commented by みき♂ at 2014-09-23 23:06 x
鍵コメ様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りの場所です。
昨年はシータテハの姿を複数見かけましたが、今回は縁が無かったようです。今年は見ることなく終わりそうでちょっと寂しいです。
Commented by pastel24 at 2014-09-24 13:10
シーとキベリタテハはさておき、アイノミドリ他、恐るべき
東京郊外ですね
イカリモンガ、最初に見た時は蛾だとは知らず、なんだ状態
思い出しました
ホウジャク、脚を添え無い分、オオスカシバなどと比べると
翅の振幅が一段と早いように感じます。
あくまでも自己流ですがSSと翅のブレ量から振幅量を換算
してみたところ、61振幅/秒(自己流お遊びですが)でした
( 詳細 宜しければ→ 13年10月16日付ブログ )
いつも吸蜜のスタミナ補給とホバリングのエネルギー消費
ペイ出来るのかと思いながら見ています(笑)
写真では、右の触角、背面の中央から出ているように見えますが
そんなことは無いですよね?
Commented by twoguitar at 2014-09-24 20:05 x
クモガタヒョウモン夏眠明けがもう出てきたのですね。しかもきれいなままなのは、早い羽化時期から長らく地元で夏眠しっぱなしだったのかと想像させられます。
イカリモンガという美しい蛾には出会えていません。
来年は9月上旬に行かなくては!
ミドリヒョウモン♀も信じられないほど綺麗ですね。
Commented by yurin at 2014-09-24 22:27 x
アイノミドリシジミ、まだ頑張っているのですね!
クモガタヒョウモン、小生は未見ですので羨ましいです!
千葉では出会う機会が少なそうですので、
来年は東京の西側方面で探してみたいと思います!
Commented by みき♂ at 2014-09-25 01:14 x
pastel様
コメントありがとうございます。
貴ブログの記事、拝見しました。計算の苦手は私にはびっくりです(笑)。
このホシホウジャク、1/4000秒でもまだ翅がぶれていました。
触角の付け根がちょっと汚れていて、付け根の位置が分かりにくくなっているだけのようです。
Commented by みき♂ at 2014-09-25 01:17 x
twoguitar様
コメントありがとうございます。
クモガタヒョウモン♂もミドリヒョウモン♀も、確かに秋の個体としてはなかなか綺麗でした。
ミドリヒョウモン♂は擦れていたので割愛しました(笑)。
Commented by みき♂ at 2014-09-25 01:20 x
yurin様
コメントありがとうございます。
アイノミドリシジミ♀、初見なので嬉しい出会いです。来年は♂を何とかしたいです。
クモガタヒョウモン、2〜3年前はこれを見たさによく山に登りましたが、今年はさぼってしまいました。
来年はさぼらずに新鮮個体を見に行きたいと思います。
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