撮れたのはテングチョウのみ…(2015年3月25日)
修理に出していた愛用の105ミリマクロレンズが戻ってきた。先日ちょっと落としてしまい、検査してもらったところ後ピン傾向になっていた。一週間ほど入院して戻ってきた次第だ。
早速マクロレンズをザックに入れて丘陵方面へ遠征してみる。と言っても宅配便でレンズが届いてから出かけたので現地着は昼頃。
空は晴れているものの、太陽は雲の陰に隠れがち。時折日が差すとテングチョウやキタキチョウが飛び出すが、日が陰るとかなり肌寒い。
コツバメのポイントをチェックしても、コツバメどころか蝶の姿はなく、ビロードツリアブが飛んでいるくらい。仕方なくビロードツリアブを撮ったりする。戻ってきたマクロレンズの調子は悪くないようだ(苦笑)。
遠くを飛ぶミヤマセセリらしき姿は見られたが、写真に関してはノーチャンスだった。
そんなことで、撮れたのはテングチョウだけだった。
テングチョウには申し訳ないが、この時期はどうしても「なんだ、テングチョウかあ…」と思ってしまうのはやむを得まい。
写真1は遠くにとまったテングチョウをズームレンズで撮ったもの。
橙斑のはみ出しぶりからすると♀っぽい感じ。
▼写真1 テングチョウ♀ その1(2015年3月24日、東京郊外)
※写真1はニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR
写真2〜7は別個体。これも多分♀だろう。
日が陰ると枯葉にとまってじっとしていた。
▼写真2 テングチョウ♀ その2a(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
風が吹いて枯葉が翅に被さっても微動だにしない(写真3)。
▼写真3 テングチョウ♀ その2b(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
葉っぱを移動させてもじっとしている(写真4)。
▼写真4 テングチョウ♀ その2c(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
※写真2〜4はニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR
105ミリマクロレンズに交換して、葉っぱを持ち上げて雑木林を背景に撮ってみる(写真5)。
▼写真5 テングチョウ♀ その2d(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
時折脚を動かしていたので眠っていたわけではないようだ(写真6)。
▼写真6 テングチョウ♀ その2e(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
地面に置くと枯葉の上に横になったまま(写真7)。まったく横着なヤツめ(笑)。
▼写真7 テングチョウ♀ その2f(ノートリミング、2015年3月24日、東京郊外)
2時間ばかりうろうろしたものの、肌寒くなり、蝶の出は期待できそうもなかったので早々に撤収した。
早く帰ってきたので時間が余った。主フィールドの近くのアウトドアショップに寄ってハイキングシューズを買ってしまった。まあ、ぼちぼち買い足したかったので良いのだけれど、時間があるとつい買い物に走ってしまう。
▼写真8 新調したハイキングシューズ
※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
この店の商品には肉球マークが付いているのがお気に入りだ(笑)。
マクロレンズも戻ってきたし、ハイキングシューズも新調した。あとは蝶を撮るのにいそしみたいところなのだが、25、26日は気温が低くなりそう。撮影日和と思われる今週後半は仕事をナニできそうもなく、花粉症はひどくなる一方で、テンションはむしろ下がり気味だ。やれやれ。
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2015-03-25 02:22 | 蝶 | Comments(2)