アサギマダラ&ウスバシロチョウの幼虫たち(2015年4月20日)

2月末には5匹見つけたアサギマダラの幼虫、3月下旬には3匹しか見つけられなかった。
写真1、2は約10ミリの個体。
2月末に見かけた幼虫と比べて、体長にはあまり変化はないようだが、横幅が出てしっかりしたように見えるのと、肉状突起だけは大きくなったような気がする。

▼写真1 アサギマダラの幼虫 その1(2015年3月25日、東京郊外)
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▼写真2 アサギマダラの幼虫 その2(2015年3月25日、東京郊外)
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写真3、4は約12ミリの個体。
ほんの2〜3ミリの違いでもかなり大きく見える。

▼写真3 アサギマダラの幼虫 その3a(2015年3月25日、東京郊外)
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▼写真4 アサギマダラの幼虫 その3b(2015年3月25日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

4月18日にはとある河川敷にギンイチモンジセセリを探しに行ってみたものの空振りに終わってしまった。
チラとでも飛んでいる姿があれば粘ったと思うけれど、まったく見られなかったので早々に諦め、アサギマダラの幼虫を探しに行くことにした。
この日は1匹しか見られなかった(写真5)。
ちょっと縮こまっているが体長は22〜25ミリくらいだろうか。かなり大きくなっていた。
終齢幼虫は40ミリくらいになると思うので、それくらいに育った姿を何とか見たいものだ。
蛹まで見られれば言うことはないのだが、この時点で1匹しか見つからないと難しいかもしれない。

▼写真5 アサギマダラの幼虫 その4(2015年4月18日、東京郊外)
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4月19日はトンボ狙いで郊外に出かけたのに、現地駅に着くと雨がパラパラ降ってきた。
がっかりして踵を返し、また改札をくぐる。
…このまま帰ってはブラリ電車の旅になってしまうな。気を取り直して隣駅で降り、ウスバシロチョウの幼虫を探してみることにする。
前日も近くをぶらついたが、時間が押していたのであまりよくチェックできなかった。
この日は天気は微妙でも時間だけはあるので食草のムラサキケマンを目印にゆっくり探してみた。
いた!
写真を撮ろうとしたら地面に落ちてしまった(写真6)。

▼写真6 ウスバシロチョウの幼虫 その1a(2015年4月19日、東京郊外)
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拾い上げて手乗り写真を撮る(写真7)。
ムラサキケマンの葉上に乗せようとするがうまくいかず、何度も地面に落としてしまう(ごめんよ)。

▼写真7 ウスバシロチョウの幼虫 その1b(2015年4月19日、東京郊外)
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そうこうするうちにお怒りになったようだ(写真8)。
実は撮った時には気がつかなかった。家のパソコン上で画像を見て、臭角が出ているのに気づいた次第だ。やっぱりアゲハチョウ科なのだなあ…。
このあと緑色の粘液が手のひらについていたのでかなりご立腹だったようだ。粘液はハンカチで拭いてしまった。拭く前に写真を撮っておけば良かったかな(笑)。

▼写真8 ウスバシロチョウの幼虫 その1c 臭角(2015年4月19日、東京郊外)
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ひっくり返って食草を食べている個体もいた(写真9)。

▼写真9 ウスバシロチョウの幼虫 その2a(2015年4月19日、東京郊外)
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実はこの個体も地面に落ちてしまい、また手の上に乗せた(写真10)。
大きさは30ミリくらいあるので、華奢なムラサキケマンの葉っぱに乗せるのは困難だった。
2本の白いラインにオレンジ色の斑点が特徴的で、白いラインの脇には黒い紋もあって、地味なようでなかなか凝っている。

▼写真10 ウスバシロチョウの幼虫 その2b(2015年4月19日、東京郊外)
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※写真6〜10はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真11、12は食草を食べているところ。
細い葉っぱを抱えるようにして食べている姿はなかなか可愛らしい(写真11)。

▼写真11 ウスバシロチョウの幼虫 その3a(2015年4月19日、東京郊外)
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▼写真12 ウスバシロチョウの幼虫 その3b(2015年4月19日、東京郊外)
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過去の記録を見ると、ウスバシロチョウは昨年が4月25日、一昨年が4月27日、アサギマダラは昨年が5月12日、一昨年が5月7日初見になっていた。
成虫の前に蛹も見たいなあ。

参考文献:『イモムシ ハンドブック』(安田守著、文一総合出版)、『イモムシのふしぎ』(森昭彦著、SBクリエイティブ)

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-04-20 05:00 | | Comments(10)

Commented by 2008oharu at 2015-04-20 10:24
写真3・4の幼虫の傍にあるものは、脱皮殻ではないでしょうか。形態はあまり劇的には変わっていませんが、少しずつ成長しているのですね。アサギマダラの終齢幼虫や蛹を自然状態で見られたらうれしいですね。ウスバシロチョウの幼虫も探してみたいです。
Commented by みき♂ at 2015-04-20 12:02 x
おはる様
コメントありがとうございます。
脱皮殻のようですね。頭部の脱皮殻はよく残っているようです。何とか終齢幼虫&蛹まで見たいのですが微妙になってきました。
ウスバシロチョウは終齢幼虫のようなので、見られるのはあと1〜2週間くらいかもしれません。
Commented by yurinBD at 2015-04-20 22:17
ウスバシロチョウの幼虫は、真っ黒なんですね!
恥ずかしながら知りませんでしたが面白いです。
良いものを見せて頂いて有り難うございました。
写真4のアサギマダラの幼虫のお写真は、
ものすごくクリアで綺麗ですね!
蛹が見れると良いですね!
Commented by みき♂ at 2015-04-21 02:52 x
yurin様
コメントありがとうございます。
ウスバシロチョウの幼虫はウスバキチョウの幼虫と似ているみたいです。ウスバキチョウの幼虫も見てみたいです。
アサギマダラの幼虫は葉裏にいるので、葉っぱを裏返しながら片手撮りになるのでちょっと難しいです。
綺麗な蛹、なんとか見てみたいです。
Commented by LUFFYY at 2015-04-21 20:13
おおっ!
アサギマダラの幼虫の葉っぱに描いた絵画
ナイスショット
ウスバシロチョウの幼虫とムラサキケマンとのコラボ
見たことの無いシーン、ありがとうございます
Commented by みき♂ at 2015-04-22 01:21 x
LUFFYY様
コメントありがとうございます。
アサギマダラ幼虫の描いた絵画とはうまいことを言いますね(笑)。
アサギマダラは何とか蛹まで見てみたいのですがどうなりますか…。
ウスバシロチョウの幼虫もなかなか可愛らしかったです。
Commented by banyan10 at 2015-04-22 19:26
アサギマダラは野外で蛹を撮影できていないので、蛹化したら教えてもらおうかと思っていましたが、1匹だけだと難しいかもしれませんね。
ウスバシロの幼虫は最後は花もしっかり写っていて摂食しているのがいいですね。こちらは野外での蛹は枯れ葉などを丹念に探すしかないので難関です。
Commented by konty33 at 2015-04-22 21:38
アサギマダラの幼虫は子供の頃見たっきりで
最近は見つけることが出来ません。
食痕が特徴的なのですぐに分かるはずですが不思議なものです。
先週ウスバシロチョウの幼虫は私も観察しましたが
臭角を出す姿はやはりアゲハの仲間だと認識させられますね。
Commented by みき♂ at 2015-04-23 03:19 x
baynan様
コメントありがとうございます。
アサギマダラの蛹はどうも怪しくなってきましたが、見つけた時にはお知らせします。
ウスバシロチョウはぼちぼち蛹化の時期なのでギリギリセーフだったと思います、蛹は難しいでしょうね。
Commented by みき♂ at 2015-04-23 03:20 x
konty様
コメントありがとうございます。
アサギマダラ幼虫、食痕はよく見つかりますが、その割りには幼虫は少ないですね。
ウスバシロチョウの幼虫は初めて見たので嬉しかったです♪
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