フジミドリシジミ♂の表翅(2015年6月10日)

6月4日は♀にしか出会えなかったものの、思っていたより個体数が多く、♂との出会いもかなり期待できそう。
何日も前から通っていたと思しき方によると、♂はもうかなり傷んでいるとのことだった。まだ♀しか見たことのない私は、たとえ傷んでいても♂を見てみたい。
そんなことで翌日も同じ場所へ出かけてみた。
6月5日は微妙な天気で朝は肌寒い感じ。蝶の出も今ひとつと言ったところか。
それでも朝10時前から11時過ぎの間に♂の姿が何度か見られた。

写真1はフジミドリシジミ♂。
♀に比べてやや白っぽい裏翅を一応抑えることが出来た。
同じ葉上を降りたり上ったりしていた。黄色い口吻が見えるので、何かを舐めていたのかもしれない。

▼写真1 フジミドリシジミ♂ その1a(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_224185.jpg


写真2が待望の開翅シーン。
…葉っぱが被っているし翅の一部は欠けていた。それでも♂の青い表翅が見られて嬉しい。これは朝9時48分の撮影。

▼写真2 フジミドリシジミ♂ その1b 半開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2243070.jpg


11時17分にはこの日最大のチャンスが訪れた。
半分は葉っぱに隠れてしまったものの、表翅と裏翅が見える位置にとまってくれた(写真3、4)。

▼写真3 フジミドリシジミ♂ その1c 半開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2244289.jpg


ここでも黄色い口吻を伸ばしていた(写真4)。

▼写真4 フジミドリシジミ♂ その1d 半開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_224508.jpg


♂の開翅シーンはこれでおしまい(笑)。これではタイトルに偽りありと言われそうだが、この日もサービス満点だったのは♀の方だった。

写真5はこの日最初に撮った♀。
♂は傷んでいても、♀はそこそこ綺麗な個体がまだ見られる。

▼写真5 フジミドリシジミ♀ その1(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_225189.jpg


写真6、7は葉上で黄色い口吻を伸ばす♀。
水分は見当たらず、白い粉のようなものが見えるが、よく分からなかった。

▼写真6 フジミドリシジミ♀ その2a(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2251193.jpg

▼写真7 フジミドリシジミ♀ その2b(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_225227.jpg


写真8、9は葉上で翅を開くところ。
前翅裏の外横線にある黒斑(上から5番目)にはオレンジ色の小斑が見える。

▼写真8 フジミドリシジミ♀ その3a(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2253253.jpg

▼写真9 フジミドリシジミ♀ その3b 半開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2254234.jpg


写真10は150ミリで撮ったノートリミング画像。
フジミドリシジミの植樹はブナかイヌブナ。ブナの葉の側脈は7〜11、イヌブナは10〜14という。写真の葉の側脈を数えると14くらいに見えるのでイヌブナなのだと思う。

▼写真10 フジミドリシジミ♀ その5a(ノートリミング、2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2255180.jpg


写真11は裏翅が透けて見えるところ。

▼写真11 フジミドリシジミ♀ その5b 半開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2255929.jpg


写真12、13は開翅シーン。

▼写真12 フジミドリシジミ♀ その5c 開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2261328.jpg

▼写真13 フジミドリシジミ♀ その5d 開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2262482.jpg


写真14〜16も開翅シーン。
この日は♀の開翅シーンがたくさん見られた。
これくらいの位置で♂が開翅してくれるともっと良かった。それは来年のお楽しみとしておこう。
それに私は、この蝶の♀が結構好きだ。平地性ゼフィルスと違って身近な蝶とは言いかねるが、可憐な美しさを持っていると思う。

▼写真14 フジミドリシジミ♀ その6a 開翅(ノートリミング、2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2263514.jpg

▼写真15 フジミドリシジミ♀ その6b 開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2264490.jpg


よく見ると尾状突起の付け根付近に、エクボのようなオレンジ色の小斑が見える(写真16)。

▼写真16 フジミドリシジミ♀ その6c 開翅(2015年6月5日、東京郊外)
d0303129_2265491.jpg


前日もこの日もフジミドリシジミの産卵行動が見られた。遠いので実際に産卵したかどうかは分からないけれど、来年もフジミドリシジミの姿が見られると期待したい。

(注:♀の個体識別はしていないので、ダブっている可能性があることを付記しておく。この日は少なくとも3個体はいたように思う)

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

by mikiosu | 2015-06-10 02:30 | | Comments(6)

Commented by yoda-1 at 2015-06-10 03:44
フジミドリ撮影成功おめでとうございます。
この雌は、尾状突起側に赤班が明瞭に出ていて、
極めて珍しい個体かと思われます。
Commented by Sippo5655 at 2015-06-10 21:46
フジミドリシジミ、良かったですね!

白い縁どりも綺麗な女の子。。

私の名前にもフジがつくから、なんか親しみを感じてしまいました(^-^*)

ラストから2枚目の、触覚含めた表情が
本当に可愛らしいです♪
Commented by mikiosu at 2015-06-11 01:35
yoda様
コメントありがとうございます。
よく分かりませんが、小赤斑は珍しいのでしょうか。
また観察するチャンスがあったらよく見てみたいです。
Commented by mikiosu at 2015-06-11 01:39
Sippo様
コメントありがとうございます。
あ、確かにフジつながりですね(笑)。
フジミドリシジミの♀はなかなかいいと思います。
♂狙いで出かけた二日目も♀が大サービスしてくれました ♪
Commented by nika4 at 2015-06-13 22:30 x
かなり通われておられますね。その甲斐があったようで、綺麗に開翅が撮れています。ナイスです!
Commented by mikiosu at 2015-06-14 01:14
nika様
ナイスありがとうございます。
この日は♀が何度か開翅シーンを見せてくれました。
♂の全開シーンはまた来年のお楽しみ、ということになりました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード