ムラサキツバメの卵&幼虫(2015年8月14日)

このところすっかり卵&幼虫づいている。遠くに蝶を撮りに行く元気がないせいもあるが、卵や幼虫を探すのも結構楽しい。暑くてしゃがみ込んでいると汗だくになるのが難点だが…(苦笑)。

写真1は久し振りに出かけた近所の公園で見かけたムラサキツバメ♀の産卵シーン。
主フィールドの観察仲間というか大先輩の「公園昆虫記」のおはるさんが、数年前からここでムラサキツバメの繁殖を確認していたらしい。
この場所は2010年に昆虫写真を撮りはじめた頃にはよく行っていた。そのうち飽き足らなくなって、最近はさっぱり行っていなかった。拙宅から歩いて数分なのだから、たまには行かないとな(笑)。

▼写真1 ムラサキツバメ♀ 産卵シーン(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_2231213.jpg


写真2はマテバシイの葉裏で見つけた卵。
この葉っぱには4個の卵があった。

▼写真2 ムラサキツバメの卵(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_22313253.jpg

※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真3〜7は幼虫。
若木というのか幼木というのか分からないが、マテバシイの小さな木にムラサキツバメの幼虫が何匹か見つかった。
写真3は15ミリくらいの幼虫2匹が同じ場所にいた。

▼写真3 ムラサキツバメの幼虫 その1a&1b(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_22314292.jpg


幼虫の写真を撮っていると母蝶が心配そうにやってきた(写真4)。…などと思うのは人間の勝手な思い込みで、多分産卵しにきただけなのだろう。もうちょっとシャッタースピードを速くしておけば良かった。

▼写真4 ムラサキツバメの幼虫 その1a&1b-2(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_22315315.jpg


写真5は上の写真の中ほどの幼虫、写真6は上部の幼虫を拡大したもの。
このアリはアミメアリのようだ。主フィールドでみたムラサキシジミ幼虫にきていたアリも、ほとんどがアミメアリだった。多分この辺りに多いのだろう。

▼写真5 ムラサキツバメの幼虫 その1a(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_2232174.jpg


写真6をよく見ると先端にもアリがたくさん群がっているので、もっと小さな幼虫もいたのかもしれない。

▼写真6 ムラサキツバメの幼虫 その1b(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_2232114.jpg


写真7は10ミリに満たない小さな幼虫。それでもアリが2匹付き添って面倒を見ていた。

▼写真7 ムラサキツバメの幼虫 その2(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_22322298.jpg

※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

マテバシイの根元の葉を何枚かひっくり返してみると、枯葉裏に蛹殻が見つかった(写真8)。ちょっと古そうで、いつ羽化したものかよく分からない。

▼写真8 ムラサキツバメの蛹殻(2015年8月13日、東京都区内)
d0303129_22323280.jpg


ムラサキツバメもムラサキシジミもまだ蛹を見ていないので、今季は何とか蛹まで見てみたいと思う。
この日、暑い中ムラサキツバメのポイントをご案内いただいたおはるさんに感謝♬

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2015-08-14 22:32 | | Comments(12)

Commented by pastel24 at 2015-08-15 07:48
写真4 ナイスタイミングの親子撮り!!
成虫のおぼろげな感じ、躍動感がイイデスネ
ムラサキツバメ、マテバシイを食草にしたことで
意外と市街地で見ることも多いですね。しかし集団
越冬を解散後の一時期にはほとんど見ることが無く
不思議に思っております。たまたまでしょうが?
幼虫、たくさんのアリに動き回られくすぐったくない
のかと心配になりました(笑)
卵に幼虫シリーズ、興味深く拝見しております。
見つけようとしても、見つけられないのが現実です
真剣さが足りないのでしょうが・・・
Commented by Nature_Oyaji at 2015-08-15 23:36
チョウの卵も何か設計者がいるような、細密な形で美しいですね。成虫は見たことがあるものの、幼虫や卵までは知らぬ世界でした。
自分も幼虫の世界に居るような感じがした写真でした。
こんな世界に浸れて嬉しいです。
Commented by mikiosu at 2015-08-16 01:07
pastel様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメ、意外なほど近いところに結構いることが分かりました。冬の間も越冬蝶の探索に行ってみたいと思います。
Commented by mikiosu at 2015-08-16 01:09
Nature Oyaji様
コメントありがとうございます。
蝶の卵、特にシジミチョウ類の卵はなかなか美しいですね。鮮明に撮るのはちょっと難しいですが…(汗)。
Commented by nika4 at 2015-08-16 09:33 x
幼虫と卵シリーズ素晴らしいです。
幼虫がアリと共生しているチョウが結構いるのですね。勉強になります。
Commented by mikiosu at 2015-08-17 11:39
nika様
コメントありがとうございます。
アリとの共生、小さなシジミチョウ類のサバイバル戦略なのでしょうね。アリの幼虫を食べて育つゴマシジミの終齢幼虫もいて、興味深い世界です。
Commented by yurinBD at 2015-08-17 11:47
ムラサキツバメの幼虫には、
こんなにもたくさんのアリが集まるのですかっ!
驚きました~
蝶とアリに注目すると、本当に面白いですね!
私も今後はアリにも注目してみたいと思います。
Commented by ダンダラ at 2015-08-17 16:24 x
一時に比べれば、少しだけ過ごしやすくなりましたが、そろそろ身近な場所の観察もいいかもしれないですね。
ムラサキツバメの産卵や幼虫の観察は写真もシャープだし素晴らしいですね。
Commented by Sippo5655 at 2015-08-17 22:03
アリとの関係、興味津々です!
母蝶が、たしかに映っていますね!
先日マテバシイの木に寄った時
ふと思って卵を探してみましたが、
当然ながら見つかりませんでした^^;
あ、もちろんムラサキツバメが確実にいる場所ですが、、
Commented by mikiosu at 2015-08-18 03:20
yurin様
コメントありがとうございます。
蝶の幼虫とアリとの共生、面白いテーマですね。
私も引き続き観察していきたいです。
Commented by mikiosu at 2015-08-18 03:22
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
やっと少し過ごしやすくなってきましたね。
これで蚊がいなければ蝶の幼虫探しも楽になるのですが…(笑)。
Commented by mikiosu at 2015-08-18 03:25
Sippo様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメ、母蝶をもうちょっとまともに写したかったです(苦笑)。
ムラサキツバメの卵は新芽近くや葉っぱの裏などいろいろな場所にありました。
ヒコバエがあると探しやすいので試してみてください。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード