ムラサキシジミとムラサキツバメ、ほか(2015年9月1日)

今夏、ムラサキツバメは卵&幼虫に加えて蛹もたくさん見つけた。ムラサキシジミの方は、卵&幼虫はたくさん見られたものの、蛹はまだ撮れてない。
主フィールドの外れにあるムラサキシジミのポイントに行ってみると、アラカシの葉上に成虫の姿があった(写真1、2)。
これは新成虫なのだろうか…。ブレブレの飛翔写真を見た感じでは♀のようだった(写真は割愛)。

▼写真1 ムラサキシジミ♀ その1a(ノートリミング、2015年8月13日、東京近郊)
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▼写真2 ムラサキシジミ♀ その1b(2015年8月13日、東京近郊)
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卵や幼虫が観察されたアラカシの根元には枯葉もたくさんある。手当り次第にひっくり返せば蛹も見つかるのだろうが、ムラサキシジミにとって良好な棲息環境と思われる場所を引っ掻き回すのも何だか気が引けるのでやめておく。蚊も多いことだし(笑)。

10日ほど前に撮ったものだが、主フィールドの外れにあるマテバシイで見つけたムラサキツバメ幼虫の写真を一応載せておく。
この幼虫にきていたアリはアミメアリのようだった。

▼写真3 ムラサキツバメの幼虫(ノートリミング、2015年8月21日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

近所の公園では、10日くらい前にマテバシイの根元に枯葉がなくて困っていた感じの幼虫がいた。枯葉を何枚か置いておくと、首尾よく蛹になってくれたようだ(写真4)。
葉っぱは大きいのに、2匹寄り添って蛹になっていた。

▼写真4 ムラサキツバメの蛹 その1a(ノートリミング、2015年8月29日、東京都区内)
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※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

ムラサキツバメの蛹では、こんなシーンを見つけた(写真5、6)。
前蛹1匹、蛹2匹の計3匹が1枚の枯葉裏に集合していた。

▼写真5 ムラサキツバメの蛹&前蛹 その2a(ノートリミング、2015年8月25日、東京都区内)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

▼写真6 ムラサキツバメの蛹&前蛹 その2b(ノートリミング、2015年8月25日、東京都区内)
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これだけでも十分面白いと思ったが、数日後、公園入口付近で偶然お会いした「公園昆虫記」のおはるさんにお見せしようと、同じ葉をめくってみるとこんなことになっていた(写真7、8)。
蛹3匹に加えて前蛹が2匹いた(写真7左端の上側の個体は前蛹か終齢幼虫か微妙なところ)。

▼写真7 ムラサキツバメの蛹&前蛹 その2c(ノートリミング、2015年8月29日、東京都区内)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

右側の葉っぱをめくってみると前蛹がもう1匹いて、全部で6匹(写真8)。
この葉っぱがよほどお気に召したのだろうか…。
ムラサキツバメの成虫は冬に集団で越冬することで知られている。まさか蛹も集団でいるのがお好き…というわけではないと思うが。

▼写真8 ムラサキツバメの蛹&前蛹 その2d(2015年8月29日、東京都区内)
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※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真9、10は主フィールドのクズの花で見つけたウラギンシジミの卵。
そのうちもっと撮れたら載せようと思っていたのだったが、これしか見つからなかった。

▼写真9 ウラギンシジミの卵 その1a(ノートリミング、2015年8月14日、東京近郊)
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▼写真10 ウラギンシジミの卵 その1b(2015年8月14日、東京近郊)
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※写真9、10はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真11、12は数日後に同じクズの花で見つけたウラギンシジミの幼虫。
もうちょっと大きくなったらまた撮りたかったが、その後見かけなくなってしまった。

▼写真11 ウラギンシジミの幼虫 その1a(ノートリミング、2015年8月20日、東京近郊)
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▼写真12 ウラギンシジミの幼虫 その1b(2015年8月20日、東京近郊)
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※写真11、12はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

花穂にある丸い穴がウラギンシジミ幼虫の食痕だ。これを目印に探したいところだが、今夏はどうも縁が無く、この一度しかお目にかかれなかった。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-09-01 04:23 | | Comments(8)

Commented by yurinBD at 2015-09-01 07:01
ムラサキツバメの前蛹と蛹、凄い大集団ですね!
驚きました~、ここまで集まっていると蛹も
お好きなのかもしれない、と感じますよね
ウラギンシジミの卵と幼虫、とてもクリアな
お写真で素晴らしいですね!
Commented by mikiosu at 2015-09-02 02:21
yurin様
コメントありがとうございます。
今夏はムラサキツバメの幼虫&蛹をたっぷり見ることができました。
この様子だと近所の公園で集団越冬する姿も見られるのではないかと今から楽しみです♪
Commented by twoguitar at 2015-09-02 17:39 x
こんにちは。
ムラサキツバメ蛹・前蛹の集団とは興味深いですね。かれらは集団化する意義を見出しているのかも知れませんね。
ウラギンシジミの煙突の生えた幼虫の写真も可愛らしく面白いですね。
Commented by mikiosu at 2015-09-03 05:17
twoguitar様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメの前蛹&蛹、他にも葉っぱはあるのに、不思議な感じがします。護衛のアリも共有できるし都合が良いとは思いますね。
ウラギンシジミの幼虫は1匹しか見られませんでした。もっとたくさん見たかったのですが、今季はまだチャンスがあるでしょうか。
Commented by Sippo5655 at 2015-09-03 18:17
葉っぱの上にこんなに蛹が集まって・・・!
面白いですね!!
本当、蛹の時も寄り集まるのが好きなのかなあ???
本人たちに蝶語で聞いてみたいです^^
ウラギンシジミの幼虫よく見つけましたね!
なんか、つのつのしてて可愛い(^-^*)
丸いのが食痕なんですね。
私も探してみまーす!
Commented by mikiosu at 2015-09-04 02:27
Sippo様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメの蛹の集団にはちょっとびっくりしました。
ウラギンシジミ幼虫、この個体は結構目立ちましたが、クズの花穂の色に似ていて見つけにくい場合があるので、注意してみてください。
Commented by nika4 at 2015-09-08 14:49 x
ムラサキツバメは蛹をこんな場所に、しかも集団で作るのですね。勉強になりました。
Commented by mikiosu at 2015-09-09 05:45
nika様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメ、いつもこんな集団になるのかはもうちょっと調べてみないとわかりません。来年以降も継続して観察を続けていきたいと思います。
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