ムラサキツバメ三昧の日々(2015年12月24日)

今年は夏にムラサキ兄弟の産卵&卵&幼虫を見る機会があって、冬には越冬するシーンを見られるのではないかと期待していた。
特にムラサキツバメは集団で越冬するところをまだ見たことがなかったので是非見たいと思っていた。
幼虫や蛹をたくさん見かけた近所の公園ではまだ見つけられずにいるが、プチ遠征先や主フィールドで3〜4カ所ほどムラサキツバメの集団を見つけることができた。

写真1〜3は先日ムラサキシジミが1匹紛れ込んでいた遊歩道の集団C。
ムラサキツバメは二日前より1匹増えて9匹になり、ムラサキシジミは左端にいたのが右端に移動していた。
ムラサキツバメと並ぶと、やはりムラサキシジミは小さく見える。

▼写真1 ムラサキツバメの集団C その1a(2015年12月21日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

石川会長によると午前中は日が当たって、活動している個体も見られるというので翌日見に行ってみた。
確かにマテバシイの葉っぱの半分ほどに日が当たっていた(写真2)。
午前中は前日と同じくムラサキツバメ9匹+ムラサキシジミ1匹だった。

▼写真2 ムラサキツバメの集団C その1b(ノートリミング、2015年12月22日、東京近郊)
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12時を過ぎるともう日は当たっていない。
昼過ぎになると付近を飛び回っていた♀が戻ってきてムラサキツバメは10匹になった(写真3)。
12月9日に撮った時には6匹だったので、だんだん増えてきている。

▼写真3 ムラサキツバメの集団C その1c(ノートリミング、2015年12月22日、東京近郊)
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集団のちょっと上の葉っぱには単独行動のムラサキツバメもいた(写真4)。

▼写真4 単独のムラサキツバメ(2015年12月22日、東京近郊)
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写真5〜8はこの日活動していたムラサキツバメの♀。
最初はマテバシイの葉上でポーズ(写真5)。

▼写真5 ムラサキツバメ♀ その1a(ノートリミング、2015年12月22日、東京近郊)
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盛んに飛び回っていたがどうも地面の枯葉上がお好きなようだ。
日の当たる場所にとまって開翅してくれた(写真6、7)。
翅は傷んでいたものの鱗粉はたっぷり残っていて、長いことサービスしてくれた。

▼写真6 ムラサキツバメ♀ その1b(2015年12月22日、東京近郊)
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▼写真7 ムラサキツバメ♀ その1c(2015年12月22日、東京近郊)
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ちょっと難しかったがフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真8)。

▼写真8 ムラサキツバメ♀ その1d(2015年12月22日、東京近郊)
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※写真8はニコンD7200+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

実はこの場所、石川会長に初めて連れて行ってもらった12月9日に、枯葉はかき集められて地面がむき出しになっていた。
私はいつも、そんなにムキになって綺麗にしなくてもいいんじゃないか。枯葉が少しくらい残っていた方が良いのに、と思ったりする。
10日経つともうこんなに枯葉がたまっている。やっぱり掃除はしなくちゃいけないのかもしれない(笑)。

写真9、10はムラサキツバメのポイント付近で見かけたムラサキシジミ♀。
この個体もなかなか綺麗だった。

▼写真9 ムラサキシジミ♀ その1a(ノートリミング、2015年12月22日、東京近郊)
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▼写真10 ムラサキシジミ♀ その1b(2015年12月22日、東京近郊)
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写真11、12は主フィールドのアオキにいる集団D。
相変わらず暗くてごちゃごちゃしていて分かりにくいが12月21日には6匹くらいに見えた(写真11)。

▼写真11 ムラサキツバメの集団D その1a(2015年12月21日、東京近郊)
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翌日見るとムラサキツバメは8匹いて、その上ムラサキシジミも1匹いるように見える(写真12左下)。
これは今後も注意してみないといかんようだ。

▼写真12 ムラサキツバメの集団D その1b(2015年12月22日、東京近郊)
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12月18日に別ポイントのアオキの葉上で見つけたムラサキツバメは、22日に通りかかってみると2匹になっていた(写真13)。
集団というほどではないが一応集団Eとしておく。

▼写真13 ムラサキツバメの集団E その1a(2015年12月22日、東京近郊)
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翌日の午後、小雨が降ってきてから見に行ってみた。
この場所は雨も防げない感じだし、いずれ移動するのではないかと思っていたが、小雨程度なら防げるようだ(写真14)。

▼写真14 ムラサキツバメの集団E その1b(内蔵ストロボ、ノートリミング、2015年12月23日、東京近郊)
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※写真14はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

2010年秋から昆虫の写真を撮りはじめて、ムラサキツバメの集団は見たことがなかった。それが今季は主フィールドも含めてあちこちで見られる。
まさか自分が急に注意深くなったという訳でもあるまいし、何か異変でもあったのだろうか。
いずれにせよ、厳冬期にもちゃんと見られるかどうか、この冬は今後も継続して観察したい。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-12-24 20:26 | | Comments(8)

Commented by Sippo5655 at 2015-12-25 22:09
今季、たしかにムラツの個体数は多いと認識しています。
ただ、私はまだ越冬個体を見つけることができません。
おそらく、私が出歩くフィールドでは
越冬に適した場所が高低含め多彩に存在し、
人間の目の届かない場所で越冬しているのかと、、

こうして間近な視点で観察できるって
素敵ですね!

是非、春先まで見守ってあげてくださいね。

Commented by yurinBD at 2015-12-25 23:25
ムラサキシジミがムラサキツバメの集団に
交じる事例が2ヶ所で観察されたわけですね!
これは面白いですね~♪
今後はムラサキシジミが交じっていないか、
注意深く観察してみます!
ムラサキシジミ♀の開翅、綺麗ですね!
Commented by mikiosu at 2015-12-26 04:46
Sippo様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメ、晩夏に幼虫&蛹をたくさん見つけた近所の公園ではまだ見つけられずにいます。
どんなところが越冬に良いのかよく分かりませんね…。
Commented by mikiosu at 2015-12-26 04:49
yurin様
コメントありがとうございます。
そうなんです、ムラサキシジミ、結構紛れているようです。
ムラサキシジミは他に単独でいるのが1匹だけなので、もっとたくさんどこかにいるはずですよね。もう少し見つけたいものです。
Commented by nika4 at 2015-12-26 20:51 x
綺麗なムラサキシジミ、ナイスです!
この12月は例年より暖かいので、ムラサキシジミ・ツバメを見かける機会が多いように感じています。
Commented by mikiosu at 2015-12-27 03:04
nika様
コメント&ナイスありがとうございます。
ムラサキ兄弟、どうも今年は不思議なほどあちこちで見られます。暖冬のせいもあると思いますが、何かしら別の要因もあるのかどうか…。
いずれにせよ、この冬はムラサキ兄弟とウラギンシジミで楽しめそうです♪
nikaさんのブログも拝見しております。以前はゲストでコメントが投稿できたように思いますが、最近できなくなったようで、投稿しておりません。300ミリ単焦点レンズの活躍など、ちゃんと見ておりますよ(笑)。
Commented by twoguitar at 2015-12-29 19:52 x
今年初めてムラサキツバメの集団を見つけたんですね。
同じくです。
しかも5集団とはすごいです。
ムラサキシジミが混ざっているんですね。
こちらでは、そこまでのチェックができていませんが、すぐ近くにムラサキシジミが飛んでいたので、もしかしたら集団に出入りしているかもしれませんね。
Commented by mikiosu at 2015-12-30 03:25
twoguitar様
コメントありがとうございます。
今夏に期待していた通り、ムラサキツバメの集団が見られて良かったです。
ムラサキシジミが紛れている集団も3箇所あり、興味深く観察しているところです。
主フィールドにはテングチョウやヒオドシチョウもいるはずなので、できれば越冬態勢を見てみたいです。
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