85ミリマクロレンズでウラゴマダラシジミの卵を撮る(2016年1月9日)

ニコンからFX機のフラッグシップモデルD5、DX機のフラッグシップモデルD500が3月に発売されると発表された1月6日、軽い衝撃を受けながらYカメラに出かけて85ミリマクロレンズを買ってきた。地味な買い物だなあ(笑)。
マクロレンズはこれまで105ミリを愛用してきた。昨秋300ミリ単焦点レンズを購入して、ほとんどの蝶はこれで撮れそうなので、マクロレンズはもうちょっと軽量コンパクトなレンズでも良いのではないか。
ニコンのマクロレンズは40ミリ、60ミリ、85ミリとあり、当初は40ミリにするつもりでいたのだが、マクロレンズ装着時に急に蝶が出てきた時に咄嗟に撮れない可能性があるので、85ミリにしておいた。60ミリにしないのは重さの問題だ。
40ミリ、60ミリ、85ミリ、105ミリの重さは、それぞれ235g、425g、355g、750gとなっている。
現在私が使っている10.5ミリフィッシュアイレンズは305g、20ミリは355gである。
105ミリ750gをやめて85ミリ355gにすれば、85ミリと10.5ミリの合計は660g、85ミリと20ミリの合計は710gだから、2本持っても105ミリマクロレンズ1本より軽いことになる。
メインレンズがマクロレンズなら105ミリで良いと思うが、今後は300ミリがメインレンズになりそうなので、こういう選択をしてみた次第だ。

写真1は85ミリマクロレンズと105ミリマクロレンズを並べてみたもの。

▼写真1 マイクロニッコール85ミリ(左側)&105ミリ(右側)
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写真2はフードを装着した状態。
105ミリマクロはフードを付けると本当にでかく見える。

▼写真2 マイクロニッコール85ミリ(左側)&105ミリ(右側) フード装着時
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写真3は85ミリマクロレンズで撮ってみたウラゴマダラシジミの卵。

▼写真3 ウラゴマダラシジミの卵 その1a(2016年1月7日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR&スピードライトSB-910

写真4は同じ卵をコンデジで撮ってみたもの。

▼写真4 ウラゴマダラシジミの卵 その1b(2016年1月7日、東京郊外)
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※OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真5は12月に同じ卵を105ミリで撮ったもの。

▼写真5 ウラゴマダラシジミの卵 その1c(2015年12月20日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

ついでなので昨年産卵直後に105ミリマクロレンズで撮った卵も載せておく(写真6)。
上の写真の左側の卵と同じ卵である。

▼写真6 ウラゴマダラシジミの卵 その1d(2015年5月26日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

85ミリマクロレンズはまだこれしか撮っていない。昆虫写真家の海野和男氏が愛用しているレンズなので、特に問題ないだろう。実勢価格は5万円台前半と105ミリの半額程度、色んな意味で軽量コンパクトだ。今後は卵や幼虫はこのレンズで撮ることになると思う。

卵のついでに蛹の写真を載せておく。
写真7はプチ遠征先の木の幹で見つけた蛹。
モンシロチョウとスジグロシロチョウの蛹は似ていて判別が難しい。この木の近くにはキャベツ畑もあるので、モンシロチョウの蛹ではないかと思う。

▼写真7 モンシロチョウの蛹 その1a(2016年1月5日、東京近郊)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED&スピードライトSB-910

写真8は300ミリレンズで一歩下がって撮ったものだが、拡大すると思った以上によく撮れていた。

▼写真8 モンシロチョウの蛹 その1b(2016年1月5日、東京近郊)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

仔細に見ると帯糸まで写っていたので、300ミリ単焦点レンズの性能にあらためてびっくりした。
そんなこともあり、今後は蝶や蛾は300ミリをメインに、マクロレンズはもっと小さな卵や幼虫、甲虫などを撮るのに使うことにして、105ミリから85ミリへと少しばかり軽量化を図った次第だ。

by mikiosu | 2016-01-09 00:01 | | Comments(8)

Commented by pastel24 at 2016-01-09 09:34
設備投資に余念がありませんね。羨ましい限りです。
気になる写真が一枚ありました。写真3ですが、6卵の内の1卵が破損されているようですね。1卵だけでよかったと考えるのが妥当かも知れませんが。
小生が観察していたミドリシジミの卵は、まとまって11卵あったのですが、何度かに分けて破壊され11月には1卵だけが残っていた状態でした。上部を食いちぎったような痕跡や外皮が全て食べつくされたような痕跡で、誰の仕業だったのでしょうか気になるところです。
益々の機動性に富んだ設備投資の成果、楽しみにしております。
Commented by ダンダラ at 2016-01-09 11:02 x
D500発表になりましたね。
最近は小型のニコン1シリーズで撮影しているのですが、D500の性能には納得です。
この春にはこれでギフチョウを追いかけたいものです。
それとは別に300mmの描写も素晴らしいですね。
こちらは持っていませんが、これだけ写るならほしいですね。
でも両方は予算的に無理ですけど。
Commented by yurinBD at 2016-01-09 17:09
新レンズのご購入、おめでとうございます!
105mmよりコンパクトで、持ち歩きに便利そうですね、
新たなレンズでのお写真を楽しみにしております!
モンシロチョウの蛹、樹木に付くこともあるのですね、
食草を離れるタイプなのでしょうか。
身近な蝶でもまだ知らないことが多いです。
Commented by mikiosu at 2016-01-10 01:37
pastel様
コメントありがとうございます。
壊れた卵は、花びら状のものの陰に隠れていました。これを剥がした時に壊してしまったのかと思いましたが、剥がす前のカットを見るとわずかに卵の端が見えていて、剥がす前から破損していたようです。
Commented by mikiosu at 2016-01-10 01:40
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
D500、興味深いですね。昨年D7200を買ってなければ買いたいところですが、現時点では様子見です。
とにかく一度触ってみてから考えたいです。
Commented by mikiosu at 2016-01-10 01:43
yurin様
コメントありがとうございます。
シロチョウ科の蝶たちは身近な蝶の割りには幼虫&蛹はあまり見かけませんね。モンシロチョウの幼虫も見たことがないような…。今年は何とかしたいです。
Commented by Sippo5655 at 2016-01-10 21:41
ウラゴマダラシジミの卵
麦わら帽子
私はまだ見たことがありません。
素敵な描写ですね!

私はまだ越冬卵すら見たことがなくて^^;

卵の状態でも、見つめることで
しっかり生きている、
たしかに生きていて、
この子がやがて 蝶になって羽ばたくんだって!!

そう感じるだけで、どれほど元気を貰えることでしょう!
Commented by mikiosu at 2016-01-11 12:19
Sippo様
コメントありがとうございます。
ウラゴマダラシジミの卵は特徴があって一見の価値ありですよ。と言っても私もここでしか見たことがありませんが(笑)。
ウラゴマダラシジミは幼虫も可愛いので、また春になったら観察に行きたいです♪
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