雪のあとのムラサキツバメ(2016年1月20日)

都内でも5センチ以上の雪が積もった1月18日、午後には冷たい雨も上がったので主フィールドの越冬蝶たちを見に行ってみる。

写真1、2は雪の降る前のムラサキツバメたちの様子。
写真1は1月10日のムラサキツバメの集団。
この時は14匹くらいいたようだ(ムラサキシジミ1匹含む)。

▼写真1 ムラサキツバメ(集団F その1a)(2016年1月10日、東京近郊)
d0303129_151848.jpg

※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR&スピードライトSB-910

写真2は1月13日のムラサキツバメの集団。
この日は13匹だったと思う。

▼写真2 ムラサキツバメ(集団F その1b)(ノートリミング、2016年1月13日、東京近郊)
d0303129_1512056.jpg

※写真2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

写真3、4が雪の後の様子。
ムラサキツバメの集団がとまっているツバキは、雪の重みでかなり曲がっていた。
前日までは見上げるような位置にいたムラサキツバメたちは、この日は胸の高さくらいになっていた。
それでも何とか5匹の健在を確認できて、ほっと胸を撫で下ろす。

▼写真3 雪の後のムラサキツバメ(集団F その1c)(2016年1月18日、東京近郊)
d0303129_1513120.jpg

▼写真4 雪の後のムラサキツバメ(集団F その1d)(2016年1月18日、東京近郊)
d0303129_1514210.jpg

※写真3、4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR&スピードライトSB-910

写真5は翌日の午後に撮ったもの。
この時は4匹しか見つけられなかったが、お仲間によると6匹確認できたとのことであった。
前日はかなり曲がっていたツバキの枝は、翌日には元に戻っていた。ツバキの復元力の強さにやや驚いた。

▼写真5 雪の後のムラサキツバメ(集団F その1e)(ノートリミング、2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_1515310.jpg

※写真5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR&スピードライトSB-910

1月19日は主フィールドのほかに、プチ遠征先のムラサキツバメたちも見に行ってみた。
公園内のマテバシイの葉上にいた集団A、Bともに姿は見られなかった(集団Bは1月5日の時点で見られなかった)。この公園では、マテバシイのかなり太い枝がぽっきり折れてあちこちに落ちているのを見かけた。

遊歩道のマテバシイの葉上にいた集団Cは、1匹だけ残っていた(写真6)。

▼写真6 ムラサキツバメ(集団C その1a)(2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_152214.jpg

※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED&スピードライトSB-910

ここの集団は、1月5日に見た時には4匹残っていた。
もしかして雪の影響で地面に落ちていないかと見てみると、なんと落ちていた(写真7)。

▼写真7 地面に落ちていたムラサキツバメ(集団C その2)(2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_1521339.jpg

※写真7はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED&スピードライトSB-910

さらに探すともう1匹見つかった(写真8)。

▼写真8 地面に落ちていたムラサキツバメ(集団C その3a)(2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_1522428.jpg

※写真8はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED&スピードライトSB-910

水たまりに落ちていた写真7の個体はかなり弱っていた。枯葉の上に落ちていた写真8の個体はまだ脚を動かしていたので、試しに葉上に乗せてみた(写真9)。
強い風が吹き付けてもちゃんと踏ん張ってとまっていたので、もしかするともう少し生きながらえてくれるかもしれない。

▼写真9 ムラサキツバメ(集団C その3b)(ノートリミング、2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_1523458.jpg

※写真9はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED&スピードライトSB-910

やはり集団のいた場所の方がいくらか防風効果もありそうなので、1匹だけ残っているお仲間の隣に移してみた(写真10)。

▼写真10 ムラサキツバメ(集団C その1b)(2016年1月19日、東京近郊)
d0303129_152447.jpg

※写真10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR&スピードライトSB-910

しばらく眺めていたが、そのままじっととまっているので撤収。ここは石川会長がよく通る場所なので、今度様子を聞いてみようと思う。
[PR]

by mikiosu | 2016-01-20 15:02 | | Comments(12)

Commented by ダンダラ at 2016-01-20 22:06 x
やはり雪はムラサキツバメにとっては厳しい状況なんですね。
なかなか前後の様子をきちんと記録に取るのは難しいですし、実際に雪で下に落ちてしまったムラサキツバメの様子もわかって素晴らしい記録ですね。
Commented by yurinBD at 2016-01-20 22:45
雪によって物理的に葉の上から押し出されてしまうこともあるでしょうね、雪がかなり過酷であることがよく分かりました。
それでも生き残ったムラサキツバメたちの生命力は強いですね!まだ雪の降る可能性はあると思いますが、頑張って欲しいですね!
Commented by mikiosu at 2016-01-21 04:17
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
やはり葉上で越冬するムラサキツバメにとっては、雪は厄介でしょうね。雪のかたまりがどんと落ちてくる場合もありますし…。地面に落ちたムラサキツバメはちょっと痛々しかったです。
Commented by mikiosu at 2016-01-21 04:21
yurin様
コメントありがとうございます。
大雪になると枝が折れたり、木が倒れたりすることもあるし、葉上で成虫越冬するのはやはり容易ではないですね。
まだ残っているウラギンシジミのほうは、あまり変化はなかったです。
Commented by at 2016-01-21 07:30 x
やはり大雪で落ちてしまったのがいましたか?
こちらの集団も同じでした。
暖かい地方から進出してきたので、雪が降るなんて、想像もしていないのでは、と思ってしまいます。
Commented by mikiosu at 2016-01-21 21:31
秀様
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメ、葉上で越冬することもあって、雪には弱いのかもしれませんね。
食樹のマテバシイももともとは南方系、雪の重みに耐えかねて折れて落ちている枝がたくさん見られました。
Commented at 2016-01-29 19:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-01-30 16:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mikiosu at 2016-01-30 16:55
鍵コメ様
ご訪問&コメントありがとうございます。
先ほどブログを更新しました。ムラサキツバメの集団は鳥に襲われたのか、ほとんど消滅してしまいました。
ムラサキシジミの集団は未確認なので、今度探してみます。
うっかりお名前を出してしまって失礼しました。コメント欄、付け直しました。
Commented by mikiosu at 2016-01-30 16:57
鍵コメ2様
コメントありがとうございます。
本日、それらしい場所を探して歩いてみました。
この辺かなあという場所で取りあえずムラサキシジミを1匹見つけました。また続けて観察してみたいと思います。貴重な情報ありがとうございます。
Commented at 2016-01-30 22:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mikiosu at 2016-01-31 11:34
鍵コメ様
コメントありがとうございます。
ムラサキシジミはちょっと気温が高いと飛びますから、結構寒さに強い感じですね。もっとたくさんいないか、今日も見に行ってみようかと思っています。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード