ミヤマシロチョウ初見初撮り、ほか(2016年7月14日)

ミヤマモンキチョウを堪能したあとは、少し移動してミヤマシロチョウを見に行く。
冬の間はリフトで上るところをゆっくりゆっくり登って行く。この日、平地はかなり暑かったと思うが、ここは高原なのでまだしのぎやすい。
同行の「ヘムレンのNature Photo」のヘムレンさんは「蝶が少ない!」とぼやく。
ミヤマシロチョウのポイントに着くと、ちらほら白い蝶が舞っているのが見える。
そんな中の一頭がハクサンフウロに舞い降りた。

写真1はミヤマシロチョウ。
2〜3枚撮ったところで飛んでしまったものの、どうにか初撮りかなう。

▼写真1 ミヤマシロチョウ その1(2016年7月11日、長野県)
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写真2〜4はウツボグサにきていたミヤマシロチョウ。ここは標高が高いのでミヤマウツボグサなのかもしれないが、拙ブログは花ブログではないのでウツボグサでいいかな(笑)。
写真2はウツボグサで吸蜜するミヤマシロチョウ。
隣の笹の葉に後ろ脚を載せてバランスを取っていた。

▼写真2 ミヤマシロチョウ その2a(2016年7月11日、長野県)
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写真3は少しだけ翅を開いたところ。
開翅シーンはこれしか撮れなかった。

▼写真3 ミヤマシロチョウ その2b 半開翅(2016年7月11日、長野県)
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写真4は小飛して別のウツボグサにとまったところ。

▼写真4 ミヤマシロチョウ その2c(2016年7月11日、長野県)
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なんとか2〜3個体撮れて下山しようとすると、最後にレンゲツツジにもきてくれた(写真5)。

▼写真5 ミヤマシロチョウ その3(2016年7月11日、長野県)
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※写真5はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM

ヘムレンさんと並んでカメラを構えたまま、飛び立つところを撮らんとしばらく待つ。
…待つ。…待つ。…さらに待つ。その瞬間にシャッターを切った…つもりだったが花しか写っていなかった(涙)。
飛翔はゆっくりなので飛翔シーンも狙えば良かったが、個体数が少なく、花どまりを数枚抑えるのが精一杯だったか。

この日は湿地付近でエルタテハも今季初撮り(写真6)。

▼写真6 エルタテハ 開翅(2016年7月11日、長野県)
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湿地を引き上げる際にはコヒョウモンの姿も見られた(写真7、8)。
散策路脇のハクサンフウロにきていたので、開翅と裏翅を撮らんと連写の嵐。…しかし、闇雲にシャッターを押せばいいというものでもなかったようだ(笑)。
あとでピン甘写真の山を整理するのが大変だった。

▼写真7 コヒョウモン その1a 開翅(2016年7月11日、長野県)
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▼写真8 コヒョウモン その1b(2016年7月11日、長野県)
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数日前に初見初撮りだったヒョウモンチョウはこの日も見られた(写真9)。

▼写真9 ヒョウモンチョウ(2016年7月11日、長野県)
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※写真9はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM

相変わらず同定が難しいが、前翅外縁が直線的で、別カットで少し写っている表翅の様子からもヒョウモンチョウの方だと思う。こちらは湿地からは離れた乾性草原の方で見かけた。
コヒョウモンは湿地の近くがお好きなようで、過去に撮ったコヒョウモンはいずれも湿地のそばだった。周辺環境の微妙な違いも今後はよく観察しておきたい。

写真10〜12はヒメキマダラヒカゲ。
これも今季初撮り。ヒメキマダラヒカゲは珍しい蝶ではないが、都内ではまずお目にかかれないので遠征時に撮っておきたい蝶だ。
写真10は笹の葉上のヒメキマダラヒカゲを逆光で。

▼写真10 ヒメキマダラヒカゲ その1(2016年7月11日、長野県)
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写真11は別個体を順光で。

▼写真11 ヒメキマダラヒカゲ♂ その2a(2016年7月11日、長野県)
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※写真11はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM

この個体は地面にとまって大開翅してくれた。
微妙に腹端を持ち上げているように見えるので、私に対して交尾拒否でもしているのかと思った(笑)。

▼写真12 ヒメキマダラヒカゲ♂ その2b 大開翅(2016年7月11日、長野県)
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※写真12はニコンD7200+MB−D15 & シグマAPO MACRO 150mm f/2.8 EX DG OS HSM

念のために雌雄を調べてみると、ヒメキマダラヒカゲの♂には黒い筋条の性標があるらしい。これは♂だった。

この日は狙いのミヤマモンキチョウ&ミヤマシロチョウに加えて、今季初撮りの蝶も数種類撮れて上々の成果であった。とりわけ高山蝶のミヤマモンキチョウ&ミヤマシロチョウを見ることができたのは、なかなか生息地に行けない私にとってはかなり嬉しい。お連れいただいたヘムレンさんに重ねてお礼を申し上げたい。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2016-07-14 23:59 | | Comments(8)

Commented by HemlenK at 2016-07-15 13:14
コヒョウモンとヒョウモンチョウ...なかなか難しいですね。高ボッチなどでは両方見ることができますが、時期がちょっとずれる印象です。同じ高ボッチでもヒョウモンチョウが見られるところは限られていてより明るい草原でしょうか。
今後も気を付けて見ていきたいと思います。
また、よろしくお願いします。
追伸...そんなにボヤいていましたかぁー?(笑)
Commented by yurinBD at 2016-07-15 19:57
ミヤマモンキチョウ&ミヤマシロチョウの撮影成功、おめでとうございます!
ミヤマモンキチョウの飛翔も素晴らしいですし、ミヤマシロチョウの吸蜜シーンも素敵です。
2種ともに高山という厳しい環境に住むだけに、気品を感じてしまいます。
ミヤマシロチョウは今年も少なめのようですが、何とか増えて欲しいものですね!
Commented by nika4 at 2016-07-15 20:03 x
ミヤマシロチョウにミヤマキチョウ、コヒョウモンにヒョウモンチョウと勢揃い、綺麗に撮られています。
ナイスです!
私は12日に湯の丸へ行こうとしましたが、天気が悪かったので、急遽山梨の塩山へ変更しました。塩山は晴れていました。
Commented by Sippo5655 at 2016-07-15 21:46
わあ、素敵な一日でしたね!!
今季はミヤマシロチョウ個体数が少なかったですか。
でも、素敵な出会いがあって本当に良かったですね!
ヒメキマダラヒカゲなかなか上品な感じで好きな蝶です。
ヒョウモンチョウとコヒョウモンの判別は
私全く自信がありません><
Commented by mikiosu at 2016-07-16 03:57
ヘムレン様
コメントありがとうございます。
コヒョウモンとヒョウモンチョウ、難しいですが、何度も見て同定にチャレンジしないといつまで経っても分からないので、今季両方見られたのはいい経験になったと思います。
Commented by mikiosu at 2016-07-16 03:59
yurin様
コメントありがとうございます。
ミヤマモンキチョウ&ミヤマシロチョウ、いつか見てみたいと思っていた2種の高山蝶を見ることができました♪
いつか山を背景に広角シーンも撮ってみたいです。
Commented by mikiosu at 2016-07-16 04:01
nika様
コメント&ナイスありがとうございます。
この日も現地手前くらいまではかなりガスっていました。到着直前から晴れてきて運が良かったのかも…です。
Commented by mikiosu at 2016-07-16 04:05
Sippo様
コメントありがとうございます。
ミヤマモンキチョウ&ミヤマシロチョウだけでなく、他にもたくさんの蝶と出会えて良い一日になりました♪
ヒョウモンチョウ&コヒョウモンの判別は私も自信がありませんが、少しずつ判別できる眼を養いたいと思っています。
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