雪の日の蝶たち(2016年11月24日)

予想されていたとは言え、11月24日の雪にはちょっとびっくりした。
関東各地では1962年以来54年振り、都心では1875年の気象観測以来初めての11月中の降雪だと言う。
こういう日にカメラを持って公園を歩いている人が結構いる(笑)。
だいたいは雪景色を撮る人、その次は野鳥だと思う。私のように昆虫を撮る人はあまりいないだろう(苦笑)。

写真1、2は近所の公園で観察しているキアゲハの幼虫たち。
アシタバは雪の重みでしなっていて、幼虫が地面に落ちないか心配した。

▼写真1 キアゲハの幼虫 その1(個体B終齢幼虫)(2016年11月24日、都区内)
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▼写真2 キアゲハの幼虫 その2(個体C終齢幼虫)(2016年11月24日、都区内)
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前日まで観察していた終齢幼虫は4匹ともアシタバの上にいて、無事だったようだ。
写真3はキアゲハの蛹。
蛹は無事なのかどうかよく分からないが多分無事なのだろう。

▼写真3 キアゲハの蛹 その1a(2016年11月24日、都区内)
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最近この蛹は湿っているように見えていたのだが、前日は乾燥していた(写真4)。

▼写真4 キアゲハの蛹 その1b(2016年11月23日、都区内)
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次は主フィールドまで歩いていって、越冬中の蝶たちを見てみた。
写真5はムラサキツバメ。
このムラサキツバメは11月6日から観察しているので越冬態勢と言っても良いと思う。越冬個体Aとしておく。
午後には雪から雨になり、傘をさしながら片手で写真を撮るのは容易ではなかった。そんなことでブレブレになってしまった(言い訳)。

▼写真5 ムラサキツバメ(越冬個体A)(2016年11月24日、東京近郊)
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写真6はたまたま見つけたムラサキシジミ。
ツバキの葉裏にぶら下がっている枯葉にとまっていた。

▼写真6 ムラサキシジミ その1a(2016年11月24日、東京近郊)
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実は最初は気がつかなかったのだが、上の方にも1匹いて、計2匹がここで雨宿りをしていた(写真7)。
ムラサキシジミはまだ動きがあると思うので、今後も引き続き観察を続けたい。

▼写真7 ムラサキシジミ その1b(外部ストロボ、2016年11月24日、東京近郊)
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写真8はウラギンシジミ。
この個体は11月10日からここにとまっているままなので、越冬個体Aとしておく。

▼写真8 ウラギンシジミ(越冬個体A)(2016年11月24日、東京近郊)
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ウラギンシジミは雪と一緒に撮りたかったのに途中から雨になってしまって、ツバキの葉上には雪は残っていなかった。もっと早い時間に撮りに行けば良かったのだけれど、そこまでまめにはなりきれない私であった…。


撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

by mikiosu | 2016-11-24 23:59 | | Comments(10)

Commented by yurinBD at 2016-11-25 05:41
11月の雪と蝶たち、貴重な記録になりますね。
キアゲハの幼虫と蛹、寒そうですね~、
寒い中、頑張って欲しいですね!
ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミも凍るように冷たい空気の中で、耐えていますね。
今日も寒いですが、太陽は出ると思いますので、元気を取り戻して欲しいですね!
Commented by スー at 2016-11-25 14:52 x
思わぬ雪で心配でしたが、虫たちは頑張っていますね。
私は23日に写真8と同じウラギンを見ました。
フユシャク狙いで出かけたのですが、
やはり早かったようで、まったくいなかったです。
Commented by Sippo5655 at 2016-11-25 21:56
54年ぶりの東京の雪、そして観測史上初の積雪。
キアゲハの幼虫、、こんなになりながら
頑張っていたのですね!
この子はこれから蛹化するのでしょうか。
越冬するムラサキシジミ良い場所を選んでいますね。
まだまだ先は長い 冬という季節
頑張ってもらいたいです。
Commented by mikiosu at 2016-11-26 10:32
yurin様
コメントありがとうございます。
キアゲハ、蛹はどうか分かりませんが、幼虫は寒そうに見えました(笑)。早く蛹になった方がいい気がしますが、まだアシタバを食べています。
Commented by mikiosu at 2016-11-26 10:34
スー様
コメントありがとうございます。
23日にいらっしゃったのですか。ウラギンシジミA個体は25日もそのままでした。
フユシャクもぼちぼち出る頃ですね。今日あたり飛んでいるかも…。
Commented by mikiosu at 2016-11-26 10:36
Sippo様
コメントありがとうございます。
いやあ、雪が積もったのにはびっくりしました。
雪をかぶったキアゲハ幼虫の姿はちょっとレアかもしれませんね。
終齢幼虫A個体はぼちぼち前蛹になるんじゃないかと思って毎日観察に行っちゃってます(笑)。
Commented by ダンダラ at 2016-11-27 15:48 x
雪の中のキアゲハ幼虫は、無事蛹になれるのか心配になりますね。
アシタバは冬でも緑色なのですか。
今後の観察が楽しみですね。
ムラサキシジミとムラサキツバメの様子を見ていると、越冬の時に好む環境が違っているのがよくわかって面白いですね。
Commented by mikiosu at 2016-11-28 03:38
ダンダラ様
コメントありがとうございます。
キアゲハの終齢幼虫は4匹いるので、前蛹&蛹も撮れたらいいなと連日観察しています。昨日の朝には個体Aが地面の枯葉上に移動していたので、どこか蛹化する場所を探す旅に出ていきそうな感じです。
今季はまだムラサキツバメの個体数が少ないのでちょっと心配です。これから集まってくれると良いのですが…。
Commented by nori at 2016-11-28 09:08 x
雪の中でも蝶たちはがんばってますね。
とくに幼虫は寒さに強くなさそうなので応援したくなります。
枯葉にとまったムラサキシジミ、すっかり同化していて
よく見つけられますね。すごいです~。
Commented by mikiosu at 2016-11-29 10:28
nori様
コメントありがとうございます。
キアゲハ幼虫、身を縮めて寒そうにしていましたが、翌日には元気に動いていました。
ムラサキシジミは昨年あちこちで見つけてからちょっとコツが掴めてきたような気がします。と言うかツバキなどの緑の葉の間に茶色い枯葉が絡まっているとついムラサキシジミを探してしまいます(笑)。
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