エゴツルクビオトシブミ、ほか(2017年5月25日)
順番からしてハムシ類を取り上げるべきところなのだけれど、オトシブミ類がいくつか撮れたので先にアップしておく。
写真1はエゴノキに作られた揺籃。
これは主フィールドを歩いていて見つけた。どうやらエゴツルクビオトシブミの揺籃らしい。
▼写真1 エゴツルクビオトシブミの揺籃 その1(2017年5月15日、東京近郊)
※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
エゴツルクビオトシブミの揺籃にはJ字型の裁断線がある(写真2)。
▼写真2 エゴツルクビオトシブミの揺籃 その2(ノートリミング、2017年5月15日、東京近郊)
※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
揺籃を作った本人たちがいないかと探してみる。おっ、いたいた。
写真3は揺籃作成中のエゴツルクビオトシブミ。
葉っぱの下の方が♀で上の方が♂。♂は首が長い。…厳密に言うと首じゃないのかもしれないが、クビナガオトシブミ族となっているので、堅いことは言わない。
▼写真3 エゴツルクビオトシブミ♀(下) その1a(ノートリミング、2017年5月15日、東京近郊)
※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
葉っぱを巻くのはもっぱら♀の仕事だ(写真4)。
▼写真4 エゴツルクビオトシブミ♀ その1b(外部ストロボ、2017年5月15日、東京近郊)
※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&FL-600R
♂はさぼってどこかに行ったかと思うとまだ上の方にいた(写真5)。
▼写真5 エゴツルクビオトシブミ♀(下) その1c(外部ストロボ、2017年5月15日、東京近郊)
※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&FL-600R
♂がいなくなってもひとりせっせと揺籃作りに励む♀(写真6)。
▼写真6 エゴツルクビオトシブミ♀ その1d(外部ストロボ、2017年5月15日、東京近郊)
※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&FL-600R
ヘムレンさん、おはるさんと長野遠征に出かけた時には、林縁でドロハマキチョッキリの交尾シーンを見つけた(写真7)。
▼写真7 ドロハマキチョッキリのカップル その1a(ノートリミング、2017年5月19日、長野県)
日に当たってキラキラと輝いていた(写真8)。
▼写真8 ドロハマキチョッキリのカップル その1b(2017年5月19日、長野県)
前胸、鞘翅だけでなく、腹面にも点刻が刻まれているようだ(写真9)。
▼写真9 ドロハマキチョッキリのカップル その1c(2017年5月19日、長野県)
※写真7〜9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
翌日の埼玉遠征ではヒメクロオトシブミの揺籃が見つかった(写真10)。
▼写真10 ヒメクロオトシブミの揺籃(2017年5月20日、埼玉県)
※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
写真11は揺籃作成中の♀。
▼写真11 ヒメクロオトシブミ♀ その1a(2017年5月20日、埼玉県)
※写真11はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
拡大してみる(写真12)。
▼写真12 ヒメクロオトシブミ♀ その1b(2017年5月20日、埼玉県)
※写真12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
横方向からも撮ってみた(写真13)。
▼写真13 ヒメクロオトシブミ♀ その1c(2017年5月20日、埼玉県)
※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
拡大してみる(写真14)。
▼写真14 ヒメクロオトシブミ♀ その1d(2017年5月20日、埼玉県)
※写真14はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro
風に揺れて撮りにくかったけれど、30ミリマクロで連写したら思いのほか綺麗に撮れていた。やはり30ミリマクロレンズはいいんじゃないかな(笑)。
by mikiosu | 2017-05-25 23:59 | 甲虫 | Comments(4)
Commented
by
Sippo5655 at 2017-05-26 23:03
私も最近、この虫の仲間に良く出会います。
今が発生のピークなのでしょうか?
真っ黒い子は私も出会ったかも!
エゴノキにこんな子も、いるんですね。
ドロハマチョッキリはメタリックグリーンがめちゃ綺麗(*´∇`*)
今が発生のピークなのでしょうか?
真っ黒い子は私も出会ったかも!
エゴノキにこんな子も、いるんですね。
ドロハマチョッキリはメタリックグリーンがめちゃ綺麗(*´∇`*)
0
Commented
by
mikiosu at 2017-05-27 03:29
Sippo様
コメントありがとうございます。
今季はどうもオトシブミ類と縁があるようで、初見の種もいろいろ撮れてます。
ドロハマキチョッキリ、肉眼ではもっと綺麗に見えたのです。その通りに写すのが難しいです。
コメントありがとうございます。
今季はどうもオトシブミ類と縁があるようで、初見の種もいろいろ撮れてます。
ドロハマキチョッキリ、肉眼ではもっと綺麗に見えたのです。その通りに写すのが難しいです。
Commented
by
umajin2 at 2017-05-31 08:56
Commented
by
mikiosu at 2017-06-01 11:14