2017年 10月 10日 ( 1 )

ギンヤンマの受難(2017年10月10日)

10月8日はヘムレンさんに野鳥のいる水辺の公園に連れて行ってもらった。入手して間もない300ミリ単焦点レンズを試す良い機会だ。とは言え普段は野鳥をあまり撮らないので、蝶やトンボがどうしても気になる私であった。
「ギンヤンマが産卵にきた」とヘムレンさんが言うので見てみると、水辺の枯れ枝に産卵しているようだ。
すると、近くに立っていたダイサギがゆっくりと近づく。
「まさか食べたりして…」と言いながらカメラを構える。ダイサギが近づけばさすがにギンヤンマは逃げるだろうと思っていたのだが…。
以下は100枚以上連写した中から何枚かピックアップしたもの。

写真1は産卵中のギンヤンマに近づくダイサギ(左上)。

▼写真1 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1a(ノートリミング、2017年10月8日、東京都)
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長い首をさっと伸ばしてあっさりくわえてしまった(写真2)。

▼写真2 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1b(ノートリミング、2017年10月8日、東京都)
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簡単に捕れて自分でもびっくりしたような表情(私見)(写真3)。

▼写真3 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1c(2017年10月8日、東京都)
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身体の向きを変えてこれからゆっくり食べるところか(写真4)。

▼写真4 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1d(2017年10月8日、東京都)
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くわえられているのは♂だけなので♀は何とか逃げることができた(写真5)。

▼写真5 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1e(ノートリミング、2017年10月8日、東京都)
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♀だけでも逃げられて産卵もできるし良かったんじゃないかと思ったりしたものの、♂の受難はこれからであった…。
ダイサギのくちばしは大きいが、獲物を飲み込む口はそれほど大きくない。ギンヤンマは胸や腹部とは直角方向に翅が伸びているので飲み込むのは意外に難しいようであった。
何度もくわえ直したり水に浸けたりして難儀していた(写真6〜8)。

▼写真6 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1f(2017年10月8日、東京都)
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▼写真7 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1g(2017年10月8日、東京都)
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▼写真8 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1h(2017年10月8日、東京都)
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水に浸ける(写真9)。
水に浸けると多少翅が柔らかくなって飲み込み安くはなりそうだ。

▼写真9 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1i(2017年10月8日、東京都)
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しかしまだ飲み込めない(写真10)。

▼写真10 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1j(2017年10月8日、東京都)
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また水に浸ける(写真11)。

▼写真11 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1k(2017年10月8日、東京都)
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くわえ直す(写真12)。

▼写真12 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1l(2017年10月8日、東京都)
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脚で翅をむしろうとする(写真13)。

▼写真13 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1m(2017年10月8日、東京都)
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翅は取れなかったが濡れて柔らかくなって飲み込めた(写真14)。

▼写真14 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1n(2017年10月8日、東京都)
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ゴックン(写真15)。

▼写真15 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1o(ノートリミング、2017年10月8日、東京都)
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食後のダイサギの様子(写真16)。

▼写真16 ギンヤンマを捕食するダイサギ その1p(ノートリミング、2017年10月8日、東京都)
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この間約3分の出来事であった。3分間もくわえられていたギンヤンマ♂は気の毒と言うほかなかった。ギンヤンマ♂は産卵する♀を身体を張って守ったと言って良いのであろうか。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-10-10 23:59 | 蜻蛉 | Comments(2)