セアカヒメオトシブミ&マガタマハンミョウ(2017年8月11日)

7月の信州旅行で見つけた甲虫を二つ紹介したい。
写真1〜3はセアカヒメオトシブミ。
オトシブミに似ているが、オトシブミは体長8〜9ミリ。セアカヒメオトシブミは約4〜5ミリとずっと小さい。
『オトシブミハンドブック』によるとヒメクロオトシブミの背赤型との区別はかなり難しいらしい。ここではオオイタドリにいたのでセアカヒメオトシブミとしてみた。

▼写真1 セアカヒメオトシブミ その1(ノートリミング、2017年7月21日、長野県)
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▼写真2 セアカヒメオトシブミ その2(2017年7月21日、長野県)
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▼写真3 セアカヒメオトシブミ その3(2017年7月21日、長野県)
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※写真1〜3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

交尾シーンも複数見られた(写真4)。

▼写真4 セアカヒメオトシブミのカップル(2017年7月21日、長野県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

揺籃はこんな感じ(写真5、6)。
写真5は作り始めというところ。

▼写真5 セアカヒメオトシブミの揺籃 その1(ノートリミング、2017年7月21日、長野県)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真6は少し巻き始めたところ。

▼写真6 セアカヒメオトシブミの揺籃 その2(ノートリミング、2017年7月21日、長野県)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

セアカヒメオトシブミもヒメクロオトシブミも揺籃は基本的に筒状なのだが、セアカヒメオトシブミがオオイタドリで揺籃作りをすると裁断や巻上げが雑なためにいびつな揺籃が多いらしい。

初撮りと思われるセアカヒメオトシブミが撮れたので気をよくしていると、ちょっと変わったハンミョウが歩いているのを見つけた。
写真7はマガタマハンミョウ。
見つけた場所は標高約1700メートル。
撮ったときに初撮りのハンミョウとは分かったが家に帰って調べるまでこんな名前のハンミョウがいると知らなかった。鞘翅の紋が勾玉に似ているところから名付けられたらしい。

▼写真7 マガタマハンミョウ その1a(ノートリミング、2017年7月21日、長野県)
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拡大してみる(写真8)。
勾玉と言うより白いオタマジャクシみたいな感じ。

▼写真8 マガタマハンミョウ その1b(2017年7月21日、長野県)
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※写真7、8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

マガタマハンミョウは雪の多い地域に生息し、後翅は退化していて飛べないらしい。信州らしい昆虫が捕れたような気がしてちょっと嬉しい。

参考文献:『オトシブミハンドブック』(斉藤博著、文一総合出版)

# by mikiosu | 2017-08-11 15:43 | 甲虫 | Comments(3)

ゴマダラオトシブミ&ドロハマキチョッキリ(2017年8月10日)

今年はオトシブミやチョッキリ類とよく出会う年だ。それなのにゴマダラオトシブミだけはなかなか出会えない。最近よく一緒に行動するヘムレンさんやおはるさんは見つけているのに私だけ見ていない。…そんなの嫌じゃあ(笑)。
ゴマダラオトシブミは栗の木の葉を巻くというので栗の木を見つけるたびにチェックするのだけれどなかなか出会えない。巻いた揺籃だけはたくさん見かけた。
もう今年は駄目かと思われた頃、ようやく待望のゴマダラオトシブミに会うことができた。

写真1、2はゴマダラオトシブミ。
オオムラサキを見に行った山梨遠征で見つけた。このゴマダラオトシブミはクルミの葉っぱにいた。クルミは食樹に入っていない。移動中だったのか。

▼写真1 ゴマダラオトシブミ その1a(2017年7月7日、山梨県)
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▼写真2 ゴマダラオトシブミ その1b(2017年7月7日、山梨県)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

近くの栗の木にもいた(写真3)。

▼写真3 ゴマダラオトシブミ その2(2017年7月7日、山梨県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

栗の木には揺籃も見られた(写真4)。
揺籃だけはこれまでに撮っていたけれど、成虫と揺籃を同じ場所で撮れると嬉しい。

▼写真4 ゴマダラオトシブミの揺籃(2017年7月7日、山梨県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

栗の木にはオトシブミも見られた(写真5)。
奥に入り込んでいてあまり良い角度では撮れなかった。

▼写真5 オトシブミ(2017年7月7日、山梨県)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

ドロハマキチョッキリは5月の長野遠征で一度見かけて載せているが、その後の山梨遠征でじっくり撮れたので再度取り上げておきたい。
写真6、7はイタドリにいたドロハマキチョッキリ。
小さい方はカシルリオトシブミだ。カシルリオトシブミは葉っぱを巻いている。

▼写真6 ドロハマキチョッキリ その1a(2017年6月15日、山梨県)
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▼写真7 ドロハマキチョッキリ その1b(2017年6月15日、山梨県)
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※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真8、9は別個体のドロハマキチョッキリ。
色合いはこちらの方が綺麗に見えた。

▼写真8 ドロハマキチョッキリ その2a(2017年6月15日、山梨県)
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▼写真9 ドロハマキチョッキリ その2b(2017年6月15日、山梨県)
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※写真8、9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真10はドロハマキチョッキリの揺籃。
かなり大きな揺籃だ。

▼写真10 ドロハマキチョッキリの揺籃(2017年6月15日、山梨県)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

# by mikiosu | 2017-08-10 23:59 | 甲虫 | Comments(2)

初夏のカミキリムシたち(2017年8月9日)

ちょっと前の写真になってしまったが、今年撮ったカミキリムシを載せておきたい。
写真1、2はトガリバアカネトラカミキリ。
東京郊外にオオミドリシジミを撮りに行ったときに見つけた。

▼写真1 トガリバアカネトラカミキリ その1a(2017年6月4日、東京郊外)
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この花はムラサキシキブのようだ(写真2)。

▼写真2 トガリバアカネトラカミキリ その1b(2017年6月4日、東京郊外)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真3はホソトラカミキリ。
これは山梨遠征で見つけた。

▼写真3 ホソトラカミキリ(2017年6月12日、山梨県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真4はハンノキカミキリ。
栃木遠征で見つけた。地面にいたのだが、死んでいたのかもしれない…。

▼写真4 ハンノキカミキリ(2017年6月20日、栃木県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真5はカタシロゴマフカミキリ。
東京郊外の里山で先客のカメラマン氏に教えてもらった。

▼写真5 カタシロゴマフカミキリ(2017年6月22日、東京郊外)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真6はキボシカミキリ。
キボシカミキリは何カ所かで見かけた。これは近所の公園で撮ったもの。

▼写真6 キボシカミキリ(2017年6月27日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

6月には結構カミキリムシを見かけたのだが、7月以降はほとんど撮っていない。もっとトラカミキリ系を見たかったが、また来年以降になってしまうだろうか。

# by mikiosu | 2017-08-09 23:59 | 甲虫 | Comments(1)