カテゴリ:甲虫( 43 )

冬のゾウムシ(2014年3月17日)

東京もようやく春めいてきたので、冬の間に撮った昆虫を紹介しそびれないうちに載せておこう。
と言ってもフユシャク以外で真冬に見つけられるのは、テントウムシや蜘蛛を除くと数えるほどしかない。
写真1〜5はサルゾウムシの仲間。体長は口吻を除くと約3ミリ。
名前ははっきりしないが、今のところチャイロアカサルゾウムシが一番近いのではないかと考えている。
とても小さく、腿節がやや太いのでノミゾウムシっぽく見えないこともない。しかし、ノミゾウムシはその名の通り蚤のようにぴょーんと飛び跳ねる。一度林道方面でそうして逃げる姿を見たことがあり、残念ながら写真は撮れなかった。
冬場に主フィールドで時折見かけるこのゾウムシは歩き回る姿しか見たことがないので、ノミゾウムシではないと思う。
以前、ある投稿サイトでヒメシギゾウムシではないかとご指摘いただいたことがある。確かに似ている。ネット上にある画像を見てみると、どうも鞘翅の感じが微妙に違うようにも思える。
チャイロアカサルゾウムシは頭部、前胸背面が黒っぽくなるようだが、主フィールドで見かけるこのゾウムシは赤茶色で、そのような傾向がないのでまだ確信が持てないでいる。一応サルゾウムシの仲間としておく。

▼写真1 サルゾウムシの仲間 その1a(2014年1月9日、東京近郊)
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※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

▼写真2 サルゾウムシの仲間 その1b(2014年1月9日、東京近郊)
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▼写真3 サルゾウムシの仲間 その2a(ノートリミング、2014年1月11日、東京近郊)
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▼写真4 サルゾウムシの仲間 その2b(2014年1月11日、東京近郊)
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▼写真5 サルゾウムシの仲間 その3(2014年1月24日、東京近郊)
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※写真2〜5はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真6、7はヒレルクチブトゾウムシ。
擬木柵を歩き回っていた。写真を撮るために止まってもらおうと行く手をさえぎると固まってしまった(写真7)。

▼写真6 ヒレルクチブトゾウムシ その1a(ノートリミング、2014年2月28日、東京近郊)
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▼写真7 ヒレルクチブトゾウムシ その1b(ノートリミング、2014年2月28日、東京近郊)
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※写真6、7はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

ゾウムシではないが、冬の間に幼虫の姿が時折見られるミミズク&コミミズク(写真8、9)。

▼写真8 ミミズクの幼虫(ノートリミング、2014年2月24日、東京近郊)
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▼写真9 コミミズクの幼虫(2014年1月22日、東京近郊)
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※写真8、9はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

ミミズク&コミミズクは昨年12月に成虫の姿も紹介している(過去記事はこちら)。
ミミズク幼虫は、まさか擬木柵に擬態した訳でもなかろうが、木の幹にとまるキノカワガのような擬態振りだ。
コミミズク幼虫は木柵の白ペンキの上を歩いていたのですぐに分かった。
12月に撮った個体に比べてかなり赤みが強かった。

by mikiosu | 2014-03-17 12:45 | 甲虫 | Comments(2)

水生昆虫たち(2014年2月17日)

いつもフユシャクばかりで申し訳ないので(笑)、少し変わったところを…。
と言ってもフィールドで撮ったものではなく、井の頭公園の片隅にある有料施設・井の頭自然文化園分園の水生物館で展示している昆虫たちだ。
写真1は建物外観。
何もこんな雪の日の写真でなくても…と言う気もするが、外観の写真はこれしかない。

▼写真1 水生物館(ノートリミング、2014年2月8日、井の頭自然文化園分園)
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写真2はゲンゴロウ。
ゲンゴロウは東京都では絶滅したと言われている。
水生物館には多分100回くらい入っているんじゃないかと思うが、ゲンゴロウが展示されているのに初めて気がついた(苦笑)。
いつもカエルとカイツブリあたりをさっと見て、あとはスルーしてしまうからだ。
水生昆虫の中でも、ゲンゴロウはとても人気が高いらしい。
鞘翅の色あい、クリーム色の縁取り、どこか愛嬌のある顔立ち(?)など、確かに人気があるのが分かる気がした。

▼写真2 ゲンゴロウ(ノートリミング、2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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写真3、4はタガメ。
タガメは水生昆虫では日本最大という。TVのネイチャー番組でカエルを捕食しているシーンを見たことがある。
写真4は下の方がタガメ本体で、上に見えるのは水面に映った影だ。

▼写真3 タガメ その1a(ノートリミング、2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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▼写真4 タガメ その1b(ノートリミング、2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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写真5はミズカマキリ。
腹部先端にある呼吸管がとても長い。呼吸管の先端を水面に出して呼吸するわけだ。

▼写真5 ミズカマキリ(ノートリミング、2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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ゲンゴロウは甲虫の仲間だが、タガメやミズカマキリはカメムシの仲間になるらしい。そういえばアメンボなどもカメムシの仲間だ。
私が生まれ育った岩手では、昭和40年代までは池や沼が近所にあって、ゲンゴロウやタガメを捕ったかどうかはどうも記憶にないが、ガムシやミズカマキリを捕った記憶がある。アメンボなどはそこら中にいて、雨上がりの水たまりでも見られたっけ。
今では池も沼も埋め立てられ、往時の面影がほとんどないのを残念に思う。
それでも2013年夏に帰省した折には、数十年振りにガムシの姿を見た(ガムシの写真は→こちら)。

写真6、7はミズグモ。
ミズグモが展示されているのは知っていた。時折見ていたが、うまく写真に撮れなかった。この日はちょうどよい位置にいてくれたのでまずまず綺麗に撮れた気がする。
ミズグモは腹部の毛に空気をためて、腹部にある気門で呼吸するらしい。

▼写真6 ミズグモ その1a(ノートリミング、2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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▼写真7 ミズグモ その1b(2014年2月5日、井の頭自然文化園分園)
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念のために申し添えておくと、蜘蛛は昆虫ではないので、水生昆虫には分類されないと思う。

最後におまけ。
分園から歩いて数分にある本園の野草コーナーでは今年もセツブンソウの花が少しだけ見られた。

▼写真8 セツブンソウ(2014年2月7日、井の頭自然文化園本園)
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※写真8はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

参考サイト:虫Navi、ほか

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

by mikiosu | 2014-02-17 03:13 | 甲虫 | Comments(0)

冬のテントウムシたち(2013年12月21日)

このところ連日主フィールドに出てフユシャクを探しているのだが、なかなか思うように撮れていない。
そんなことで今回は探蛾のついでに撮ったテントウムシたちでお茶を濁しておく(苦笑)。

写真1はナミテントウ、写真2はナミテントウの幼虫と蛹。
ナミテントウはその名の通り、並にいるので普段はあまり撮らないが、この個体は斑紋がちょっと変わっていたので撮ってみた。
あまり詳細に検討していないため、ダンダラテントウあたりの可能性も捨てきれない。ダンダラテントウにしてはちょっと大きかったような気がするので、ナミテントウとしておいた。

▼写真1 ナミテントウ(2013年12月1日、東京近郊)
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▼写真2 ナミテントウ 幼虫&蛹(ノートリミング、2013年12月14日、東京近郊)
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写真3はトホシテントウ幼虫。
この時期にあちこちで幼虫を見かけた。せっかくなので以前見かけた成虫の姿も載せておく(写真4)。

▼写真3 トホシテントウ 幼虫(2013年12月1日、東京近郊)
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※写真3はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

▼写真4 トホシテントウ(2013年6月10日、都区内の公園)
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※写真4はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真5はムーアシロホシテントウ、写真6はムーアシロホシテントウの幼虫。
似た種もいくつかあるが、前胸部に白い星が4つ並んでいるので識別できる。

▼写真5 ムーアシロホシテントウ(2013年11月28日、東京近郊)
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▼写真6 ムーアシロホシテントウ 幼虫(2013年11月26日、東京近郊)
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写真7、8はウスキホシテントウ。
これも似た種にムツキボシテントウというのがいるらしいが、違いがよく分からない。多分ウスキホシテントウだと思う。
主フィールドでは真冬にフユシャク探しをしている時に見かけることが多い。
とても小さいテントウムシだが、冬でも結構活動的で、よく動き回っている。
写真8では何かを捕食していたようだが、よく分からなかった。アブラムシ類を食べるらしいので、有翅型のアブラムシだろうか。

▼写真7 ウスキホシテントウ その1(2013年11月26日、東京近郊)
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▼写真8 ウスキホシテントウ その2(2013年12月4日、東京近郊)
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写真9はキイロテントウ。
キイロテントウはうどん粉病菌を食べてくれる益虫ということになっている。
主フィールドでは真冬でも柵の凹みなどで越冬している姿がよく見られる。
これもかなり小さいテントウムシだ。

▼写真9 キイロテントウ(ノートリミング、2013年12月10日、東京近郊)
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写真10はヨツボシテントウ。
これは初めて見たテントウムシだ。
前日も見かけて何枚か写真を撮ったものの、とても小さくてまともに撮れていなかったので全部捨ててしまった(苦笑)。
翌日には何とか見られる程度に撮れた。大きさは3ミリくらいではなかろうか。
これくらい小さいと、デジタル一眼+マクロレンズで手持ちで撮るのはかなり難しい。コンパクトデジカメのスーパーマクロ機能がありがたいと思える今日この頃だ。

▼写真10 ヨツボシテントウ(2013年11月28日、東京近郊)
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個体差もあるだろうが、最近見た中では小さい順にヨツボシテントウ<ウスキホシテントウ<キイロテントウ<ムーアシロホシテントウといったところか。
これらのテントウムシに比べると、ナミテントウやナナホシテントウはかなり大きいと言える。

参考サイト:虫Navi東京23区内の虫、ほか

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

by mikiosu | 2013-12-21 03:49 | 甲虫 | Comments(2)

岩手の甲虫たち−−オオセンチコガネほか(2013年8月19日)

小学生時代、昆虫採集と言えばやはりカブトムシだった。
成虫を捕まえるのに飽き足らず、製材所近くの土を掘り起こして幼虫を見つけ、土ごともって帰って箱の中に収めて、幼虫〜蛹〜成虫と育ててみたりしたものだった。
今夏の帰省では残念ながらカブトムシには出会えなかったが、初見のオオセンチコガネに出会えた(写真1〜4)。
実家近くの林道を歩いている時に、地面を忙しく動き回っていたのを見つけた。
センチコガネは都内近郊&郊外でもよく見かける。オオセンチコガネはやはり鞘翅の輝きが違っていた。
嬉しい出会いなので4枚も写真をアップしてしまう(笑)。
写真4はブレ写真だが、オオセンチコガネの動きと、この個体の輝きがよく出ている気がするので敢えて載せてみた。

▼写真1 オオセンチコガネ その1a(2013年8月4日、岩手県大船渡市)
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▼写真2 オオセンチコガネ その1b(ノートリミング、2013年8月4日、岩手県大船渡市)
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▼写真3 オオセンチコガネ その1c(ノートリミング、2013年8月4日、岩手県大船渡市)
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▼写真4 オオセンチコガネ その1d(2013年8月4日、岩手県大船渡市)
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写真5はあまり自信がないがヒメコガネではないかと思われる。
この個体はOK農園さん宅をお訪ねした帰りに、街道脇で見つけた。

▼写真5 ヒメコガネ(ノートリミング、2013年8月6日、岩手県大船渡市)
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写真6、7はミヤマクワガタ♂。
大アゴの形など、典型的なミヤマクワガタの形ではないが、やや小振りで未発達なのだろう。
これは実家付近の紫陽花の茎を上っていた。ミヤマクワガタを見たのは数十年振りではなかろうか。
最初は大アゴを開いていなかった。私が近づいたので大アゴを開いて威嚇しているのかもしれない。

▼写真6 ミヤマクワガタ♂ その1a(ノートリミング、2013年8月7日、岩手県大船渡市)
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▼写真7 ミヤマクワガタ♂ その1b(ノートリミング、2013年8月7日、岩手県大船渡市)
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写真8はヒメシロコブゾウムシ。
これも実家付近の葉上で見つけた。隣の蟻の種類は…分からない(笑)。

▼写真8 ヒメシロコブゾウムシ(ノートリミング、2013年8月9日、岩手県大船渡市)
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写真9はシロスジカミキリ。
残念ながら死んでいた。兄の車で新幹線の駅まで送ってもらう途中に寄ったコンビニの外灯前で見つけた。

▼写真9 シロスジカミキリ(ノートリミング、2013年8月10日、岩手県一関市)
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写真10はガムシ。
これもシロスジカミキリと同じ場所で見つけた。コンビニの廻りは一面田んぼ。コンビニの灯りに引き寄せられてきたのだろう。ガムシ…、子供の頃はよく捕まえていたものだが、ガムシという名前自体、かなり久し振りに思い出した。

▼写真10 ガムシ(ノートリミング、2013年8月10日、岩手県一関市)
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以下は岩手の甲虫ではないが、紹介しそびれていたので、ついでに載せておく。
写真11はスジグロボタル、写真12はオトシブミ。
いずれも7月下旬に上高地の湿地付近で撮影したもの。木製のベンチにとまっていたオトシブミは後翅がはみ出していた。飛び立つのかと思い、カメラを構えたまま待っていたがそのままじっとしていた。

▼写真11 スジグロボタル(2013年7月21日、上高地)
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▼写真12 オトシブミ(2013年7月21日、上高地)
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上高地ではコメツキムシの類をよく見かけた。写真もいくつか撮ってあるが、何しろコメツキムシは種類が多くて同定が難しいので割愛した。
いつかまとめて紹介する機会があれば良いのだが…。

参考サイト:虫Navi、ほか

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-08-19 23:44 | 甲虫 | Comments(4)

7月のカミキリムシたち(2013年8月1日)

7月中は初旬が雨、上旬は猛暑、下旬はまた雨でフィールド散策にはあまり出かけられなかった。
それでもどうにか7月16日に東京郊外の丘陵方面で3種類、7月19日〜21日の上高地旅行では5種類のカミキリムシを見つけた。

写真1はニセノコギリカミキリ。
撮影時はノコギリカミキリと思っていたが、前胸部の光沢がないのでニセノコギリカミキリと判断した。いずれにしてもゴツいカミキリムシだ。

▼写真1 ニセノコギリカミキリ(2013年7月16日、東京郊外)
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写真2はアカハナカミキリ。
アカハナカミキリはこの日だけで3匹ほど見かけた。

▼写真2 アカハナカミキリ(2013年7月16日、東京郊外)
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写真3、4はリンゴカミキリ。
公園内の散策路脇をフラフラと飛んでいた。慌ててシャッタースピード1/250秒のまま撮ってしまったが、何とか飛翔中の写真が撮れた。
写真4はとまった後に撮ったもの。

▼写真3 リンゴカミキリ 飛翔中(2013年7月16日、東京郊外)
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▼写真4 リンゴカミキリ(2013年7月16日、東京郊外)
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写真5、6はムネグロリンゴカミキリ。
数日前にリンゴカミキリを見たばかりだったので、リンゴカミキリの仲間とは分かったが、前胸部が黒いのでなかなか種名にたどり着けなかった。名前が分かってみると、なるほど胸黒だ。
リンゴカミキリに比べると触角が黒くないのと、大きさもやや小振りに見えた。
食草はヒヨドリバナ類で、近縁種がいろいろあるようだが、標高1000メートル以上にも生息しているのはこの種だけらしい。

▼写真5 ムネグロリンゴカミキリ 交尾中 その1a(ノートリミング、2013年7月19日、上高地)
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▼写真6 ムネグロリンゴカミキリ 交尾中 その1b(ノートリミング、2013年7月19日、上高地)
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写真7はトゲバカミキリ。
あまり良い角度で撮れず、種名にも一抹の不安がある。

▼写真7 トゲバカミキリ(2013年7月19日、上高地)
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写真8はホソガタヒメハナカミキリ。
ハナカミキリの仲間だろうと見当はついたものの、これも種名にはあまり自信が持てない。ハクサンシラネヒメハナカミキリと非常に良く似ていた。

▼写真8 ホソガタヒメハナカミキリ(2013年7月21日、上高地)
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写真9、10はミドリカミキリ。
湿地付近でハナチダケサシにきているコヒョウモンの写真を撮っている時に、その近くで見つけた。
鮮やかな緑色が綺麗だった。後脚が長いのもこの種の特徴だ。

▼写真9 ミドリカミキリ(2013年7月21日、上高地)
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▼写真10 ミドリカミキリ(2013年7月21日、上高地)
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写真11、12はシラホシカミキリ。
これもニセシラホシカミキリという近縁種がいて難しい。この個体は帰り支度を済ませてカメラも仕舞った後に、バスターミナル付近のトイレの中で見つけた。
またカメラを取り出して撮影だ(笑)。
指に乗せて外でゆっくり撮ろうと思ったら逃げられてしまった。

▼写真11 シラホシカミキリ(ノートリミング、2013年7月21日、上高地)
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▼写真12 シラホシカミキリ(2013年7月21日、上高地)
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カミキリムシに限ったことではないが、昆虫の同定では微妙な違いの判定が難しく、ここに掲げたカミキリムシたちの名前にも間違っているものがあるかもしれない。
もし間違えているものがあれば、ご教示いただけるとありがたい。

参考サイト:虫Navi、ほか

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-08-01 00:01 | 甲虫 | Comments(0)

美麗な甲虫たち−−タマムシ篇(2013年6月21日)

美麗甲虫の第二弾はタマムシ類。
日本にはタマムシ類は200種くらいいるそうだ。自分が見たことのあるのは十種類にも満たない。
代表種とも言えるタマムシ(ヤマトタマムシ)は、金属光沢の美しい種だが、大きさでも群を抜いている。タマムシのほとんどは小さく、目にしてもすばしこくてなかなか写真に撮れないことが多い。

写真1、2はヒシモンナガタマムシ。体長は7〜8ミリくらいだ。この個体は東京郊外の林縁で見つけた。
この種は一昨年に主フィールドでも見かけているので、都内でもそれなりに生息していると思う。

▼写真1 ヒシモンナガタマムシ その1a(2013年5月7日、東京郊外)
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▼写真2 ヒシモンナガタマムシ その1b(2013年5月7日、東京郊外)
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※写真1、2はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真3はクロナガタマムシ。体長は10ミリ超といったところ。この個体も東京郊外の林縁で見つけた。倒れたコナラの木の上で忙しそうに行ったり来たりしていた。
翅を開いた時に見える腹部が濃い青色で綺麗だが、写真には撮れなかった。

▼写真3 クロナガタマムシ(2012年5月1日、東京郊外)
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写真4〜6はマスダクロホシタマムシ。体長は12〜13ミリくらい。
写真4、5は主フィールドの公園の柵で見つけた。曇天で綺麗に撮るのは難しかった。ストロボ撮影すると翅が赤っぽくなり、綺麗な緑色が出ない。感度を上げて自然光で撮るしかなかった。
写真6は東京郊外の山道脇で見つけた。この個体は鞘翅が右側と左側で色が違って見えた。太陽光線はほぼ真上から当たっていたので、光の角度のせいとも思えないのだが…。

▼写真4 マスダクロホシタマムシ その1a(2012年6月22日、東京近郊)
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▼写真5 マスダクロホシタマムシ その1b(2012年6月22日、東京近郊)
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▼写真6 マスダクロホシタマムシ その2(2013年6月18日、東京郊外)
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※写真6はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真7、8はアオマダラタマムシ。体長は24ミリ。タマムシとしては大きい方ではなかろうか。この個体は丘陵方面の公園内の柵にいたのを見つけた。朝早い時間で、朝日を浴びてキラキラ輝いてとても綺麗だった。その綺麗さがなかなかうまく撮影できず、かなりの枚数を費やした。

▼写真7 アオマダラタマムシ その1a(2012年6月26日、東京郊外)
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▼写真8 アオマダラタマムシ その1b(2012年6月26日、東京郊外)
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写真9はウバタマムシ。地味ながら体長約30ミリと大型のタマムシだ。
この個体は早春に丘陵方面で開かれたウォーキングイベントに参加した時、公園内の柵で見つけた。

▼写真9 ウバタマムシ(2012年3月25日、東京郊外)
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写真10〜12はタマムシ。体長は30〜40ミリ。
写真10、11は丘陵方面を歩いている時、頭上を飛んでいたのをタオルで払って地面に落ちたところを撮影したもの。
飛んでいる姿はギラギラしていたが、落ちたのを見ると腹部もギラギラしていて、夏の光を浴びてどこもかしこもギラギラだ。
写真12は主フィールドの公園で、地面で死んでいるのを見つけた。主フィールドでも見られるとは聞いていたが、見たのは初めてだった。今年は生きた個体を見てみたいものだ。

▼写真10 タマムシ その1a(2012年8月22日、東京郊外)
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▼写真11 タマムシ その1b(2012年8月22日、東京郊外)
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▼写真12 タマムシ その2a(2012年8月28日、東京近郊)
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※写真10〜12はニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真12の個体は拾って帰り、今は写真13のようになっている。

▼写真13 タマムシ その2b(2012年8月29日、拙宅にて)
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※写真13はニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED


それにしてもタマムシ類の眼には不思議な静謐さがある。
シジミチョウの黒い眼が可愛いとか、トンボの緑色の複眼が美しいとか、カマキリはどこから見てもこっちを見ているとか、昆虫の眼にもいろいろあるが、タマムシ類は外界を見ている感じがしない。
むしろ見ているものを引きずり込む亜空間のような感じがする。いつかタマムシ類の眼を接写できたらまた取り上げてみたい気がする。

撮影機材:※印以外はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

by mikiosu | 2013-06-21 00:01 | 甲虫 | Comments(4)

美麗な甲虫たち−−センチコガネほか(2013年6月20日)

甲虫たちの中で美麗な種と言うとどんなものが挙げられるだろうか。
センチコガネ(またはオオセンチコガネ)、タマムシ、ハンミョウなどが即座に思い浮かぶが、光沢の強い種は写真の撮りようによって見え方がかなり異なるので、綺麗に撮るのは意外に難しい。
今回は自分がこれまでに撮った甲虫たちの中から、美麗と思われる種をいくつかピックアップしてみた。

写真1、2はアカガネサルハムシ。
ハムシもなかなか綺麗な種が多いが、小さいので綺麗に撮るのは簡単ではない。
光沢の綺麗な昆虫は、光の加減をうまくコントロールできるかどうかが写真の決め手になる。
この個体は港区・附属自然教育園(通称、目黒自然教育園)の野草コーナーのプレートの上を歩いていたもの。
虹色の光沢が美しい甲虫だ。

▼写真1 アカガネサルハムシ その1a(2012年5月1日、港区・附属自然教育園)
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▼写真2 アカガネサルハムシ その1b(2012年5月1日、港区・附属自然教育園)
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※写真1、2はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真3〜5はセンチコガネ。
図鑑等で見るとオオセンチコガネの方が色の変化もあって綺麗と思うが、私はまだセンチコガネしか見たことがない。
センチコガネは糞虫なので、いつも綺麗な姿とは限らない(笑)。
色にも個体差があり、東京郊外で見られるのは写真3のような赤銅色のタイプが多い。これは東京郊外の丘陵方面で撮ったもの。
写真4は東京郊外の山道で撮った。山と言ってもいつも人出の多い場所で、踏まれそうになっているのを脇に寄せて撮った。この個体はなかなか光沢が綺麗だった。
写真5は東京郊外の林縁で見つけたちょっと色の変わった個体。ここ3年ほどでセンチコガネを何匹見かけたか…、多分20匹くらいは見ていると思うが、このような藍色の個体は初めてだった。

▼写真3 センチコガネ その1(2013年5月28日、東京郊外)
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▼写真4 センチコガネ その2(2012年9月29日、東京郊外)
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▼写真5 センチコガネ その3(2012年9月24日、東京郊外)
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※写真3〜5はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真6、7はオオトラフハナムグリ。
3年ほど前に買った図鑑に載っていたのを見た時には、こんなコガネムシがいるのかと思った。いつか実際に見てみたいと思っていたが、よく行く郊外の山道脇で見つけることができた。
写真6の個体は2枚ほど撮るとすぐに逃げてしまったが、ほんの数メートル先の葉上に別個体がとまっていた(写真7)。
これも数枚撮ると飛んで逃げた。人の気配に敏感なようだ。
一日に2個体見ることができたが、その後は見たことがないので、それほど多くはいないようだ。

▼写真6 オオトラフハナムグリ その1(ノートリミング、2011年6月24日、東京郊外)
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▼写真7 オオトラフハナムグリ その2(ノートリミング、2011年6月24日、東京郊外)
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※写真6、7はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真8、9はハンミョウ。
この写真は一昨年に信州方面へ旅行に行った時に撮ったもの。噂に違わず綺麗な姿で嬉しい出会いだった。
都内ではなかなかお目にかかる機会がないので、出会いを期待していた旅先で首尾よく見ることができた。
しかし、顔面をよく見ると捕食昆虫らしく、怖い顔なのだった。
ハンミョウには「道教え」という別名があり、近づくと2〜3メートルほど先に飛んで行き、とまっているのでまた近づくとさらに2〜3メートルほど先に飛んでいく。まるで道案内をしているように見えることから付けられたそうだ。
今年見かけたミヤマハンミョウ、コニワハンミョウなども似たような習性を持っているようだ。

▼写真8 ハンミョウ その1a(2011年9月10日、長野県)
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▼写真9 ハンミョウ その1b(2011年9月10日、長野県)
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※写真8、9はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真10〜12はカミキリムシの美麗種代表・ルリボシカミキリ。
これは東京郊外の林道脇で見つけた。

▼写真10 ルリボシカミキリ その1a(2012年8月10日、東京郊外)
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▼写真11 ルリボシカミキリ その1b(ノートリミング、2012年8月10日、東京郊外)
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▼写真12 ルリボシカミキリ その1c(2012年8月10日、東京郊外)
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※写真10〜12はニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

春先には花を見に来る人も多く、それなりに人出のある林道だが、真夏に歩き廻っている人は意外に少ない。
そんな折、ひと休みしていたベンチ脇の葉上にひょっこりとまっていたのがこのルリボシカミキリだ。
いつか見たいと思っていたルリボシカミキリに出会えて、写真を撮ったあとに誰もいない林道で一人静かにガッツポーズをしたものだった(笑)。

なお、美麗甲虫の代表の一つ、タマムシ類は別項として次回取り上げるつもりだ。

by mikiosu | 2013-06-20 00:50 | 甲虫 | Comments(2)

春のカミキリムシたち(2013年6月9日)

4、5月に撮影した甲虫類のうち、トラカミキリ類以外のカミキリムシを紹介していなかったので、まとめて掲載したい。
写真1はムネアカクロハナカミキリ。のっけから名前に自信がないが(苦笑)、よく似たクロハナカミキリは高標高地に生息するらしいので、ムネアカクロハナカミキリなのだと思う。♀は前胸部が赤くなるが、♂は黒いので外見でクロハナカミキリと見分けるのは難しいらしい。
この日は郊外の里山のハルジオンに来る姿が2〜3匹見られた。

▼写真1 ムネアカクロハナカミキリ♂(2013年5月5日、東京郊外)
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写真2は都区内の公園でも見られるアトジロサビカミキリ。

▼写真2 アトジロサビカミキリ(2013年5月12日、東京近郊)
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写真3はベニカミキリ。都内でも郊外ではよく見られるようだ。

▼写真3 ベニカミキリ(2013年5月15日、東京郊外)
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写真4はゼフィルス狙いで出かけた神奈川県の公園で見つけたヒメヒゲナガカミキリ。

▼写真4 ヒメヒゲナガカミキリ(2013年5月22日、神奈川県)
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写真5、6はツマグロハナカミキリ。
写真5は郊外の公園で、写真6は丘陵方面で見つけたもの。
鞘翅がなめし革のようだった。こういう質感の甲虫は結構好きだ。

▼写真5 ツマグロハナカミキリ 背面(2013年5月23日、東京郊外)
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▼写真6 ツマグロハナカミキリ 側面(2013年5月28日、東京郊外)
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写真7はホタルカミキリ。ツマグロハナカミキリと同じ郊外の公園で見つけた。

▼写真7 ホタルカミキリ(2013年5月23日、東京郊外)
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写真8は郊外の里山で見つけたキクスイカミキリ。ホタルカミキリとちょっと似ている。これだけは4月の撮影である。

▼写真8 キクスイカミキリ(2013年4月17日、東京郊外)
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写真9はゴツい体格のゴマフカミキリ。やや標高の高い林道のガードレールで見つけた。

▼写真9 ゴマフカミキリ(2013年5月24日、東京郊外)
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写真10は郊外の林縁で見つけたトビイロカミキリ。

▼写真10 トビイロカミキリ(2013年5月24日、東京郊外)
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写真11、12は中国原産の外来生物であるラミーカミキリ。これは都内でもあちこちで見られるようだ。
イラクサ科のカラムシ、ヤブマオの葉上などによくいる。写真11は郊外の里山でヤブマオの葉上にいたのを撮ったもの。ラミーカミキリは結構敏感で、近づくと飛んで逃げたり、死んだ振り(?)をして葉上からぽろりと落ちて姿をくらますことが多い。
写真12だけは6月の撮影。こちらは神奈川県の公園で撮った。

▼写真11 ラミーカミキリ(2013年5月27日、東京郊外)
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▼写真12 ラミーカミキリ(2013年6月6日、神奈川県)
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今年は蝶・蛾に加えてトンボを熱心に撮っていて、甲虫類はそれほど熱心に撮っている訳ではないが、都内でも郊外の里山や丘陵方面では5月中からカミキリムシの姿は結構見られるようだ。
以前紹介したトラカミキリ類の小さなものは(体長10ミリ以下)、動きも速くて撮りにくい場合が多いが、体長15ミリを超えると比較的動きも少なく撮りやすい印象がある。
カミキリムシにも美麗な模様を持つものが少なくないので、今後もチャンスがあれば積極的に撮って紹介したいと思う。

参考サイト:虫Navi、ほか
撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-06-09 23:55 | 甲虫 | Comments(0)

5月下旬の甲虫たち(2013年6月6日)

このところ蝶の話題が多かったので、たまには少し目先を変えて、5月下旬に撮影した甲虫を取り上げてみたい。
写真1はヒゲナガハナノミ交尾シーン。
ヒゲナガハナノミは2年振りに♂を見つけ(5月5日)、その後初めて♀の姿も見つけることができた(5月15日)。5月下旬には首尾よく交尾シーンも見られた。

▼写真1 ヒゲナガハナノミ交尾シーン 上が♀、下が♂(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
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写真2、3はヒゲブトハナムグリ。身体の割りに大きな触角が何だか可愛い。この日は林縁で♂と♀を見つけることができた。

▼写真2 ヒゲブトハナムグリ♂(2013年5月18日、東京都)
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▼写真3 ヒゲブトハナムグリ♀(2013年5月18日、東京都)
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写真4、5はヒゲナガオトシブミ♂。一週間ほど時期は異なるが、林縁の同じような場所で見つけた。
♀の首はこれほど長くないようだが、残念ながら今季はまだ見つけていない。

▼写真4 ヒゲナガオトシブミ♂ その1(ノートリミング、2013年5月18日、東京都)
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▼写真5 ヒゲナガオトシブミ♂ その2(2013年5月24日、東京都)
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写真6はヒメコブオトシブミ、写真7はヒメクロオトシブミ。
同じ日に林縁の同じような場所で見つけた。大きさはほぼ同じくらい。ヒメコブオトシブミの方がやや大きいくらいだ。
ヒメコブオトシブミは脚が黄色く、後脚の腿の部分に黒い斑がある。
一方、ヒメクロオトシブミの脚は黒い。ただし、ヒメクロオトシブミには脚が黄褐色のタイプもいるらしい。
※追記;ここではヒメコブオトシブミとしているが、北海道に分布するオオコブオトシブミと本州以南に分布するヒメコブオトシブミと統合してコブオトシブミとなったらしい。

▼写真6 ヒメコブオトシブミ(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
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▼写真7 ヒメクロオトシブミ(ノートリミング、2013年5月27日、東京都)
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写真8はヒメカメノコテントウ。カメノコテントウは近所の公園などでも時折見かけるが、ヒメカメノコテントウはこれまで見たことがなかった。これは郊外の里山の湿地付近で見つけた。
カメノコテントウは10〜13ミリくらいとテントウムシの中ではかなり大きいが、ヒメカメノコテントウは4ミリ前後の大きさだ。

▼写真8 ヒメカメノコテントウ(2013年5月27日、東京都)
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写真9、10はヒメツチハンミョウ。5月に見つけた甲虫の中では一番嬉しい出会いかもしれない。
図鑑でしか見たことがなく、いつか見てみたいと思っていた昆虫である。
これは山歩きをした時に山頂付近で見つけた。

▼写真9 ヒメツチハンミョウ♀ その1a(2013年5月24日、東京都)
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▼写真10 ヒメツチハンミョウ♀ その1b(2013年5月24日、東京都)
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大きさを計ると23ミリだった。
動きは思ったより活発で、じっくり写真を撮るために木の枝でこちらへ引き寄せたところ、しばらく死んだ振りをしていた。
ヒメツチハンミョウは触るとカンタリジンという有毒物質を出すので直接手で触るのはやめた方が良いということになっている。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-06-06 00:02 | 甲虫 | Comments(2)

5月上旬の甲虫たち(2013年5月19日)

4月中旬以降、甲虫をまとめて紹介する機会がなかったので、最近撮影した甲虫をいくつか紹介したい。
写真1、2は水辺の甲虫ヒゲナガハナノミだ。
東京郊外の里山にサンドイッチなどを持って家人を連れて出かけた5月5日、ヒゲナガハナノミ♂を2年振りに見つけた。
2011年5〜6月に通称・目黒自然教育園(注1)で二度見かけて以来だ。
ヒゲナガハナノミは幼虫が水生なので成虫も水辺で見かける。
まだ見たことのない♀はいないかと探したがこの日は見つけられなかった。
5月15日に再度行ってみると、♀の姿も見つけることができた。
それにしても♀の姿は少ない。♂はこの日も20匹くらいは見かけたように思うが、♀は2匹しか見つけられなかった。

▼写真1 ヒゲナガハナノミ♂(2013年5月5日、東京都)
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▼写真2 ヒゲナガハナノミ♀(2013年5月15日、東京都)
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写真3、4はハンミョウの仲間。
写真3のコニワハンミョウはキバネツノトンボを見に行った埼玉県の河川敷にいた。
写真4のミヤマハンミョウは、初めて行った東京郊外の林道で、ミヤマカラスアゲハがまったく見られず、うなだれて帰る時に地面で見つけた(笑)。

▼写真3 コニワハンミョウ(2013年5月9日、埼玉県)
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▼写真4 ミヤマハンミョウ(2013年5月14日、東京都)
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写真5〜7はトラカミキリ各種。
林縁の葉上にいたトガリバアカネトラカミキリだけは4月下旬の撮影になる(写真5)。
写真6のトゲヒゲトラカミキリは主フィールドの柵の上にいた(写真6)。
ヒメクロトラカミキリはとても小さいカミキリムシだ(写真7)。小さい上に動きが速くて撮るのに苦労した。

▼写真5 トガリバアカネトラカミキリ(2013年4月23日、八王子市)
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▼写真6 トゲヒゲトラカミキリ(2013年5月8日、武蔵野市)
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▼写真7 ヒメクロトラカミキリ(2013年5月14日、東京都)
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写真8、9は初めて見たクチキムシの仲間。
アオバナガクチキは街道脇の斜面に設置された水道管のようなものの上を歩いていた。鞘翅が虹色に見え、何とか撮ろうとしたものの遠い上に動きも速くてあまり良い写真は撮れなかった。それでも色具合と、前胸の形に特徴があるのでアオバナガクチキで間違いないだろう。
キオビホソナガクチキは、その二日後に同じような場所の電柱で見つけた。これは1枚撮ったら逃げられてしまった。

▼写真8 アオバナガクチキ(2013年5月14日、東京都)
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▼写真9 キオビホソナガクチキ(2013年5月16日、東京都)
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写真10、11はコガネムシの仲間。
蛾もそうだが、コガネムシの仲間も♂の方が触角が発達しているらしいので、写真10のウスチャコガネは♂なのだろう。
写真11のクロマルエンマコガネは2年振りに見かけた。しかも主フィールドで見つけたのはちょっと嬉しい。飛び立つところを狙ったがちょっとタイミングが合わなかった。

▼写真10 ウスチャコガネ♂(2013年5月9日、埼玉県)
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▼写真11 クロマルエンマコガネ(2013年5月12日、武蔵野市)
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最後はアオハムシダマシ(写真12)。渓流沿いの堤防の上にいたのを見つけた。

▼写真12 アオハムシダマシ(2013年5月10日、八王子市)
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アオハムシダマシは金銀細工のように煌めいていた。しかし、10ミリ程度とそこそこの大きさはあるのに、綺麗に撮るのは難しかった。美麗な昆虫をそのまま美麗に撮るのは本当に難しい。

※注1;正確には国立科学博物館附属自然教育園、港区にある。

参考サイト:虫Navi、ほか

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-05-19 12:32 | 甲虫 | Comments(4)