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ヒメアカタテハとアカタテハ(2017年11月10日)

クロツバメシジミを見に行ったポイントではヒメアカタテハとアカタテハもツメレンゲの花にきていた。

写真1、2はヒメアカタテハ。
300ミリで撮るには近すぎたくらいだ(写真1)。

▼写真1 ヒメアカタテハ その1a 開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

なので40−150ミリズームレンズに換えて撮ったりした(写真2)。

▼写真2 ヒメアカタテハ その1b 開翅(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

多分これは別個体(写真3)。
ちゃんと識別したわけではないが、ヒメアカタテハは2個体、アカタテハは1個体だったような気がする。

▼写真3 ヒメアカタテハ その2(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真4〜8はアカタテハ。
普段ならヒメアカタテハの方が綺麗かなと思うところなのだけれど、ツメレンゲの花にくる姿はアカタテハの方がゴージャスな感じがした(写真4〜6)。

▼写真4 アカタテハ その1a 開翅(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

▼写真5 アカタテハ その1b 開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

▼写真6 アカタテハ その1c 開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真7はやや引き気味に撮ってみたもの(写真7)。

▼写真7 アカタテハ その1d 開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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あちこちで良く開翅してくれたアカタテハだが、全開は1、2枚だったかな(写真8)。

▼写真8 アカタテハ その1e 開翅(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真7、8は※OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ツメレンゲの花とアカタテハが思った以上に良い取り合わせだったので撮影枚数がかなり多くなってしまった。お目当てのクロツバメシジミは割と地味な蝶なので華やかなヒメアカタテハ&アカタテハが一緒に撮れて良かったのではないか。

by mikiosu | 2017-11-10 23:59 | | Comments(10)

ツメレンゲとクロツバメシジミ(2017年11月9日)

11月7日はヘムレンさん&おはるさんと埼玉のクロツバメシジミを見に行く。そろそろツメレンゲの花が咲いた頃だ。クロツバメシジミは何度か撮っているけれど、ツメレンゲの花にくるシーンはまだ見たことがなかった。

写真1はツメレンゲの花にくるクロツバメシジミ。
こういうシーンを見てみたかった。

▼写真1 クロツバメシジミ その1(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

花は結構咲いていたのだが、実際にはこういうシーンが多かった(写真2)。
クロツバメシジミは花よりもコンクリートがお好きなようであった。暖かいからだろうか。

▼写真2 クロツバメシジミ その2a(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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ツメレンゲの花にはアブやミツバチがたくさんきていた(写真3)。
ミツバチはニホンミツバチが多かったようだ。

▼写真3 クロツバメシジミ その2b 半開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真2、3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

地表に近いツメレンゲは赤くなっていた(写真4)。

▼写真4 クロツバメシジミ その3a(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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時折ツメレンゲの花に来ても、口吻を伸ばしているシーンはあまりなかった(写真5)。

▼写真5 クロツバメシジミ その3b(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

口吻を伸ばしていたのはこの個体だけだった(写真6)。

▼写真6 クロツバメシジミ その4 半開翅(ノートリミング、2017年11月7日、埼玉県)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

写真7はツメレンゲの花で開翅してくれたところ。

▼写真7 クロツバメシジミ その5a 開翅(2017年11月7日、埼玉県)
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連写で飛翔シーンにもチャレンジしてみた(写真8、9)。

▼写真8 クロツバメシジミ その5b 飛翔中(2017年11月7日、埼玉県)
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▼写真9 クロツバメシジミ その5c 飛翔中(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真7〜9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真10以下はこの日良いモデルになってくれた個体。
天気はいいし、ツメレンゲの花は咲いているのに、擦れた個体が多く、なかなか思うような写真は撮れなかったこの日、何とかまずまず綺麗な個体が見つかって良かった。

▼写真10 クロツバメシジミ その6a(2017年11月7日、埼玉県)
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この個体は時折産卵行動のような仕草も見せていた。
写真11のクロツバメシジミの下の方には卵のようなものも写っていた。

▼写真11 クロツバメシジミ その6b(2017年11月7日、埼玉県)
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花に来ているときも産卵行動のような仕草をしていた(写真12)。

▼写真12 クロツバメシジミ その6c(2017年11月7日、埼玉県)
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花にはくるのだが口吻を伸ばすまでには至っていない(写真13)。

▼写真13 クロツバメシジミ その6d(2017年11月7日、埼玉県)
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写真14は飛び立ったところ。
ピントも角度も今ひとつだけれど、シジミチョウ特有の可愛らしさが出ている気がした。

▼写真14 クロツバメシジミ その6e 飛び立ち(2017年11月7日、埼玉県)
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写真15は花の近くで飛んだところ。

▼写真15 クロツバメシジミ その6f 飛翔中(2017年11月7日、埼玉県)
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この個体が開翅してくれると良かったが、これが精一杯だった(写真16)。

▼写真16 クロツバメシジミ その6g 開翅(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真10〜16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

気がつくと終齢幼虫が歩いていた(写真17)。

▼写真17 クロツバメシジミの終齢幼虫(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真17はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

同行のおはるさんが前蛹を見つけてくれた(写真18)。

▼写真18 クロツバメシジミの前蛹(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真18はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

探すと蛹も複数見つかった(写真19、20)。

▼写真19 クロツバメシジミの蛹 その1(2017年11月7日、埼玉県)
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▼写真20 クロツバメシジミの蛹 その2(2017年11月7日、埼玉県)
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※写真19、20はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

この様子なら今月下旬にも新鮮個体が見られるかもしれない。ただ、この日も採集者が入っていたので今後が心配だ。
なかなか思うような写真は撮れなかったけれど、ツメレンゲの花とクロツバメシジミが見られて良かった。ヘムレンさん&おはるさん、ありがとうございました♪

by mikiosu | 2017-11-09 23:59 | | Comments(8)

アカボシゴマダラ、成虫と幼虫(2017年11月7日)

主フィールドでウラギンシジミ&ムラサキツバメを撮った11月2日は、ムラサキツバメのポイントで久しぶりに石川会長とお会いした。しばらく立ち話をしていると道路脇に蝶の影が…。
アカボシゴマダラだった(写真1)。
葉っぱが被っていて分かりにくいがすぐ近くに羽化殻もある。羽化直後らしい。

▼写真1 アカボシゴマダラ その1a(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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別角度から撮った写真を拡大してみる(写真2)。
通常アカボシゴマダラの複眼は黒なのだが、この個体はややオレンジ色が入っている。何年か前に鮮やかなオレンジ色の複眼をした個体を見たことがあるが、それ以来だ(調べてみると2010年10月下旬であった)。

▼写真2 アカボシゴマダラ その1b(2017年11月2日、東京近郊)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

隣家のスダチ(ユズではなくスダチらしい)に発生していたアゲハの幼虫は10月31日を最後に見かけなくなってしまった。どこかに移動して蛹化しているのだと思う。
スダチの脇にエノキの幼木があって、そこにはアカボシゴマダラの幼虫がいた(写真3)。

▼写真3 アカボシゴマダラの幼虫 その1(2017年11月3日、都区内)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

すぐそばの公園内のエノキをチェックしてみると、アカボシゴマダラの幼虫は何匹か見つかった。
写真4は300ミリで撮ったもの。
さすがに300ミリで撮るのは難しかった(苦笑)。この日は水鳥を見に行ったので300ミリしか持っていなかった。

▼写真4 アカボシゴマダラの幼虫 その2a(ノートリミング、2017年11月5日、都区内)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

翌日は同じ個体を60ミリマクロレンズで撮ってみた(写真5)。

▼写真5 アカボシゴマダラの幼虫 その2b(2017年11月6日、都区内)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ついでに探すともう2匹見つかった(写真6、7)。
容易に見つかるのはアカボシゴマダラの幼虫ばかりで、ゴマダラチョウの幼虫はさっぱり見つからない。

▼写真6 アカボシゴマダラの幼虫 その3(ノートリミング、2017年11月6日、都区内)
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▼写真7 アカボシゴマダラの幼虫 その4(ノートリミング、2017年11月6日、都区内)
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※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

この日は主フィールドでもう1匹(写真8)。
時折こういう格好の幼虫を見かけるが、どんな意味があるのかよく分からない。

▼写真8 アカボシゴマダラの幼虫 その5(ノートリミング、2017年11月6日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

主フィールドを歩くとエノキの実があちこちに落ちていた。いくつか拾ってきて拙宅の庭に適当に放り投げておいた。来年芽が出るといいのだけれど…。

by mikiosu | 2017-11-07 23:59 | | Comments(0)

MFのウラギンシジミ&ムラサキツバメ(2017年11月3日)

好天の11月2日は主フィールドをぶらぶらしてみた。
林縁の葉上にはウラギンシジミの姿が(写真1〜3)。
♀が開翅シーンをたっぷり見せてくれた。翅頂の尖る秋型なのだけれど、あまり新鮮と言うほどではなかった。

▼写真1 ウラギンシジミ♀ その1a 開翅(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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▼写真2 ウラギンシジミ♀ その1b 開翅(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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▼写真3 ウラギンシジミ♀ その1c 開翅(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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しばらくするとムラサキツバメ♂もやってきた(写真4〜6)。

▼写真4 ムラサキツバメ♂ その1a(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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▼写真5 ムラサキツバメ♂ その1b(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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ムラサキツバメ♂は半開翅がやっと(写真6)。
もうちょっとサービスして欲しかったかな。

▼写真6 ムラサキツバメ♂ その1c 開翅(ノートリミング、2017年11月2日、東京近郊)
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11月になって急にウラギンシジミやムラサキツバメが目立つようになった。今年ももうこれから撮れる蝶は限られてくるなあ…(遠い目)。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-11-03 23:59 | | Comments(4)

近所のウラギンシジミ&ヤマトシジミ(2017年11月2日)

最近あまり熱心に写真を撮っていないせいもあるのだが、すっかりさぼり癖がついてしまったようだ(汗)。もっと頑張って更新しなければ…。

写真1はウラギンシジミ♀。
帰宅途中、公園外れの道路脇で♀が開翅していた。家に帰ってカメラを持って戻るともういなかった…。付近を探すとサザンカのまわりを飛んでいた。

▼写真1 ウラギンシジミ♀ その1 飛翔中(2017年10月26日、都区内)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真2〜4は多分同じ個体の数日後の様子。
写真1の翌日から数日間はサザンカの葉裏にとまって越冬態勢に見えたけれど、11月2日に移動してしまったようだ。

▼写真2 ウラギンシジミ♀ その2a(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

▼写真3 ウラギンシジミ♀ その2b(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真4は300ミリ単焦点レンズで撮ってみたもの。
40−150ミリ望遠ズームレンズ(テレコン付き)より大きく撮れるのはもちろんだが、微妙に発色も異なるようだ。印象としては300ミリはやや白っぽく、ズームレンズはやや黄色みがかっている。

▼写真4 ウラギンシジミ♀ その2c(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

300ミリ単焦点レンズは画角が固定される一方、ズームレンズは写真2のように引いて撮ることもできるので、40−150ミリの方が使いやすいし解像力もなかなかと思う。遠くの写真は300ミリに任せることにすれば、テレコンは外しても良いかもしれない。

写真5〜8は300ミリで撮ったヤマトシジミ。
拙宅玄関から徒歩10秒くらいの草むらにいた。♀を探したけれどまったく見つからず、♂ばかりだった。

▼写真5 ヤマトシジミ♂ その1 開翅(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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▼写真6 ヤマトシジミ♂ その2 開翅(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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▼写真7 ヤマトシジミ♂ その3 開翅(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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▼写真8 ヤマトシジミ♂ その4 開翅(ノートリミング、2017年10月31日、都区内)
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※写真5〜8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-11-02 23:59 | | Comments(6)

クロコノマチョウの開翅シーン(2017年10月28日)

(前回からのつづき)
クロコノマチョウはふだん翅を開かないので表翅を見ることはまずない蝶である。表翅を見たければ飛んでいるところを撮るか、羽化直後しかないと言われている。
この日黒くなった蛹を見に行こうとヘムレンさんを誘ったのは、あわよくば羽化に立ち会えるかもしれないし、表翅を撮るチャンスもあるのでは…と思ったからであった。
運良く羽化シーンを見ることはできたものの、羽化個体は茂みの奥にとまったままで時折翅を震わせるけれど、開翅までには至らなかった。

11時14分、羽化から1時間以上経過して、もう刺激してみても良いのではないかと突いてみることにした。
写真1は下草に落ちたところ。

▼写真1 羽化直後のクロコノマチョウ その1a(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-900R

ここから手に乗せて茂みから出してみる。その時クロコノマチョウは翅を開いた!
意図しないでストロボを装着したまま撮ったのが写真2。
2カットしか撮れなかったが、どうにか念願の表翅が撮れたようだ。黒くなった蛹から透けて見えていた二つの白い斑点は表翅の白斑であろう。

▼写真2 羽化直後のクロコノマチョウ その1b−1 開翅(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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拡大してみる(写真3)。
腹端から水分がちょっと出ていた。羽化液なのかな。

▼写真3 羽化直後のクロコノマチョウ その1b−2(2017年10月27日、東京郊外)
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※写真2、3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-900R

写真4、5は撮りやすい場所にとまらせたところ。
ここで翅を開いてくれるのを期待したが、そうそう思惑通りにはいかないのであった。

▼写真4 羽化直後のクロコノマチョウ その1c(ノートリミング、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

▼写真5 羽化直後のクロコノマチョウ その1d(ノートリミング、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

昼食後に戻ってみるとまだ同じ場所にとまったままだった。
時間は13時を過ぎている。まだ飛べないのだろうか。試しにちょっと突いてみると飛べないことはないようだ。
写真6、7は飛翔シーン。
まだ遠くまでは飛べないようであった。突くのは迷惑だったかもしれない。

▼写真6 羽化直後のクロコノマチョウ その1e 飛翔中(2017年10月27日、東京郊外)
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▼写真7 羽化直後のクロコノマチョウ その1f 飛翔中(2017年10月27日、東京郊外)
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※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

写真8、9は手乗り写真。
クロコノマチョウは通常は警戒心が強くて近づくことは難しい。こういうことができるのも羽化直後だけではあるまいか。

▼写真8 羽化直後のクロコノマチョウ その1g 手乗り(ノートリミング、2017年10月27日、東京郊外)
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ちょっと翅を開いてくれた(写真9)。

▼写真9 羽化直後のクロコノマチョウ その1h 手乗り(ノートリミング、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真8、9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

最後はマクロレンズで激写してみた(写真10)。

▼写真10 羽化直後のクロコノマチョウ その1i 手乗り(2017年10月27日、東京郊外)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

クロコノマチョウは成虫越冬する蝶だ。これから冬を越すのに備えているのか、厚みのある織物のような翅をしていた。
この丘陵遠征ではクロコノマチョウの羽化に立ち会い、念願の表翅も撮ることができて収穫大であった。同行のヘムレンさん、蛹の場所を教えてくださったhirokouさんにあらためてお礼申し上げたい。

by mikiosu | 2017-10-28 23:59 | | Comments(16)

クロコノマチョウいろいろ(2017年10月19日)

10月18日の丘陵遠征ではアサギマダラのほかにクロコノマチョウも見られた。
クロコノマチョウは9日に秋型♂、11日に夏型♂らしき個体も撮っているがいずれもろくな写真が撮れていないので割愛(苦笑)。
写真1、2は秋型♂と思われる個体。
とても色が濃かった。

▼写真1 クロコノマチョウ♂ その1a (秋型)(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真2 クロコノマチョウ♂ その1b (秋型)(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

クロコノマチョウは9月下旬に自宅近くの公園で撮ったのが今年初撮り(写真3)。
今思えばこれは夏型♂のようであった。

▼写真3 クロコノマチョウ♂ その2 (夏型)(ノートリミング、2017年9月25日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

湿地付近では♀らしき個体も見られた(写真4)。

▼写真4 クロコノマチョウ♀ その1a(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

30分以上経ってもまだそこにいたので、飛翔シーンを狙ってみた(写真5)。
近づく前に飛ばれてしまってあまり良い感じでは撮れなかったけれど、取りあえず表翅が写っていたので良しとしたい。

▼写真5 クロコノマチョウ♀ その1b 飛翔中(2017年10月18日、東京郊外)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

田んぼの外れにあるジャズダマにはクロコノマチョウの蛹や蛹殻も見られた(写真6、7)。
これは「Hirokou's Field Notes2」のHirokouさんに教えていただいた。

▼写真6 クロコノマチョウの蛹(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真7 クロコノマチョウの蛹殻(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ついでに過日主フィールドで見かけたアオスジアゲハの幼虫も載せておく(写真8〜10)。
まだ中齢幼虫のようだ。散策路脇の楠の幼木に付いていた。

▼写真8 アオスジアゲハの幼虫 その1a(ノートリミング、2017年10月3日、東京郊外)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

▼写真9 アオスジアゲハの幼虫 その1b(ノートリミング、2017年10月3日、東京郊外)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

▼写真10 アオスジアゲハの幼虫 その1c(ノートリミング、2017年10月3日、東京郊外)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

10月18日の朝に通りかかってみると残念ながら見られなかった。葉っぱにはたくさんの食痕があったので無事に成長してどこかで蛹化していると思いたい。
食痕だけでも撮っておけば良かったであろうか…。

by mikiosu | 2017-10-19 23:59 | | Comments(2)

丘陵のアサギマダラ(2017年10月18日)

好天の10月18日はまた丘陵方面に出かけた。前日より気温も高く、蝶もトンボもいい感じで飛んでいる。
散策路脇のアザミの花にはアサギマダラが吸蜜にきていた(写真1〜6)。
今年は夏に高原などで結構見かけた。その多くはもう南へ渡っていったのではないか。
今頃このあたりを徘徊しているアサギマダラは、高尾あたりで産卵して果てる可能性が高いのではなかろうか。この♀がキジョランに産み付けた卵や幼虫をこの秋に見つけるかもしれない。そんなことを思ったりした。

▼写真1 アサギマダラ♀ その1a 開翅(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真2 アサギマダラ♀ その1b 半開翅(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真3 アサギマダラ♀ その1c 開翅(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真4 アサギマダラ♀ その1d 開翅(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真5 アサギマダラ♀ その1e(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真6 アサギマダラ♀ その1f(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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四国在住の俳人さちさんのブログ「つれづれなるさっち3」によると、お庭に植えたフジバカマには先日150頭ものアサギマダラが吸蜜にきていたという。その中には福島や栃木でマーキングされた個体もいたらしい。
8月にマーキングされたアサギマダラは約2か月かけて四国までたどり着いている。まだまだ海を越えて飛び続けなければならないアサギマダラにとって、良い中継地になっているのだろう。

ゆらゆらと旅する蝶に茶店あり ここに幸あれフジバカマ

…俳句じゃなくなってしまった。日頃から駄弁を弄してばかりの私に17文字で集約するなど到底無理なのであった。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-10-18 23:59 | | Comments(2)

ヤマトシジミがいっぱいの日(2017年10月17日)

厳密に言うとその日ヤマトシジミがたくさんいたわけではなく、前後数日間はずっといっぱいいたのであった。単にその日は他に撮るものがなくてヤマトシジミにカメラを向けただけなのだ。その日は午後から晴れる予報だったのに午後になっても肌寒く、パッとしない天気。ほんの一時だけ青空が見えたときにヤマトシジミが一斉に開翅したのだった。しかもなぜか♂しか見当たらない。他の日には♀も見られたのに…。
理由は定かではない。取りあえずヤマトシジミ♂の開翅シーンを撮った順番に載せておく。

▼写真1 ヤマトシジミ♂ その1 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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写真2はやや羽化不全かもしれない。

▼写真2 ヤマトシジミ♂ その2 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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写真3、4はカタバミの近くにとまっていた個体。

▼写真3 ヤマトシジミ♂ その3a 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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カタバミの葉上にある水滴がヤマトシジミの縁毛を拡大してみせていた(写真4)。

▼写真4 ヤマトシジミ♂ その3b 開翅(2017年10月17日、東京郊外)
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ヤマトシジミ♂の表翅、みんな同じように見えて実はそれぞれ色合いも青の面積も全部違う(写真5〜9)。

▼写真5 ヤマトシジミ♂ その4 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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▼写真6 ヤマトシジミ♂ その5 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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▼写真7 ヤマトシジミ♂ その6 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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▼写真8 ヤマトシジミ♂ その7 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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▼写真9 ヤマトシジミ♂ その8 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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写真10、11は開翅シーンではないけれど、この時期ならではの花(多分ミゾソバ)にきていたヤマトシジミ。

▼写真10 ヤマトシジミ その9(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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▼写真11 ヤマトシジミ その10(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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最後はやっぱり開翅シーン。

▼写真12 ヤマトシジミ♂ その11 開翅(ノートリミング、2017年10月17日、東京郊外)
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熱心に探せばもっとたくさん撮れたに違いないけれど、300ミリ単焦点レンズの試し撮りも兼ねて、目の前にいた個体だけを撮ったので11個体にとどまった。
ヤマトシジミはこの時期、一度にたくさんの個体を見かけることがある。以前も都内近郊の公園から上水沿いに歩いて帰る道すがら、見かけたヤマトシジミを全部撮った。確かその時は1時間くらいの間に30匹以上撮ったと思う。
東京は急に寒くなったがヤマトシジミはまだしばらく見られるはず。この日は見られなかった青鱗粉ののった低温期型♀を探すのもこれからの楽しみである。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-10-17 23:59 | | Comments(2)

丘陵のメスグロヒョウモン(2017年10月15日)

岩場のクモガタヒョウモンと違って丘陵でメスグロヒョウモンが見られるのはまったく違和感がない。と言うか見られないと困る。

写真1、2はアザミの花にきていたメスグロヒョウモン♀。
花はタカアザミといったかな。メスグロヒョウモンの♀は今年初撮りかもしれない。

▼写真1 メスグロヒョウモン♀ その1a(2017年10月9日、東京郊外)
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▼写真2 メスグロヒョウモン♀ その1b 開翅(2017年10月9日、東京郊外)
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写真3は草むらに入り込んだのを構わずに撮ってみたもの。

▼写真3 メスグロヒョウモン♀ その1c 開翅(2017年10月9日、東京郊外)
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少し移動した別の谷戸ではオオウラギンスジヒョウモン♀も見られた(写真4)。
数年前はいつもこの近辺でメスグロヒョウモンもオオウラギンスジヒョウモンも撮っていた。近年は初夏に別の場所に出かける機会が多くなって、あまり見ることがなかった。
オオウラギンスジヒョウモンの個体数も減っているのかもしれない。

▼写真4 オオウラギンスジヒョウモン♀ 半開翅(ノートリミング、2017年10月9日、東京郊外)
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写真5はツマグロヒョウモン♀。
ツマグロヒョウモンはどこでもよく見かけるせいかあまりカメラを向けなくなっている。

▼写真5 ツマグロヒョウモン♀(ノートリミング、2017年10月9日、東京郊外)
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昼頃から気温が上がってきたこの日はテングチョウの姿があちこちで見られた(写真6、7)。

▼写真6 テングチョウ その1 半開翅(2017年10月9日、東京郊外)
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▼写真7 テングチョウ その2 半開翅(ノートリミング、2017年10月9日、東京郊外)
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写真8はイチモンジセセリ。
この秋はほとんど撮っていないので試しに300ミリ単焦点レンズで狙ってみた。
イチモンジセセリがきっちり撮れるならたいがいの蝶は撮れるだろう。

▼写真8 イチモンジセセリ♂ その1 開翅(ノートリミング、2017年10月11日、東京郊外)
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写真9はキタテハ。
湿地付近ではキタテハも複数見られた。

▼写真9 キタテハ その1(ノートリミング、2017年10月12日、東京郊外)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ススキの穂にとまるのも秋らしくていいかなと撮ってみた(写真10)。

▼写真10 キタテハ その2 開翅(ノートリミング、2017年10月12日、東京郊外)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

by mikiosu | 2017-10-15 23:59 | | Comments(0)