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オオムラサキ今季初撮り(2013年6月30日)

埼玉県某所でオオムラサキの放蝶会があると聞いて、朝早く出かけた、つもりだった。
目当ての公園には9時50分頃到着。放蝶会は10時からのはずだが、思ったより人影が少ない。
ちょうどインフォメーションセンターの人が出てきたので、
「今日の放蝶会は…」
と聞くと、
「ああ、○○町であるらしいですね」
…ナヌ〜ッ!
どうやら場所を間違えたようだ。○○町は隣の駅だった、テヘッ。
そんな訳で、まだ撮ったことのないオオムラサキ♀の開翅写真をはじめ、♂も♀も撮りまくるつもりで出かけた私は、自業自得とは言え、いきなり出鼻をくじかれてしまった日曜の朝10時であった。
ネットで場所を検索しているうちに、放蝶会の場所とこの公園を取り違えてしまったのだろうか。
ま、まあいい。この公園にもオオムラサキはいるはずなので、気を取り直して、今日はここで探蝶にいそしむことにする。
…1分でオオムラサキを見つけた。エノキの枝にとまるオオムラサキ♀の前にカメラマン氏が二人ほど待機していた。
葉上にとまったままじっとしていて、翅を開く気配はなかった。
失礼して自分も2〜3枚ほど裏翅を撮らせてもらう(写真1)。

▼写真1 オオムラサキ♀ その1a(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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あっという間に1匹見つけたので、公園内をのんびり散策してみることにする。
しかし、その後が続かなかった。まだ早いのだろうか。
公園内を一周して最初の地点付近に戻ってみると、地面を這うオオムラサキ♂の姿。どうも羽化不全のようだ(写真2)。この個体は二日ほど前から見られたらしい。
公園の方が樹液の出るコナラ(多分)の根元に置いてやる。

▼写真2 オオムラサキ♂ その1a(2013年6月30日、埼玉県)
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それから1時間ほどして戻ってみると、葉上にその個体はいた(写真3)。
しばらく見ていると意を決したように木の幹を這い上がって行く(写真4)。
しかし、樹液の出る場所にたどり着く前に落ちてしまった。力尽きて落ちたのか、飛ぼうとして落ちたのかは分からなかった。

▼写真3 オオムラサキ♂ その1b(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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▼写真4 オオムラサキ♂ その1c(2013年6月30日、埼玉県)
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落ちたオオムラサキ♂を葉上に戻そうと手のひらに乗せると、口吻を伸ばした(写真5、6)。

▼写真5 オオムラサキ♂ その1d(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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▼写真6 オオムラサキ♂ その1e(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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この後持参したスポーツドリンクを少し手のひらにたらすと、美味しそうに飲み干した。少しは元気になってくれると良いが…。

オオムラサキを見に来た家族連れがきたので葉上に戻し、もう一度公園をひと回りして戻ってみる。
今度は公園の方が同じスポーツドリンクをあげると、また飲み干していた。
葉上にもスポーツドリンクをたらすと、しばらく口吻を伸ばしていた(写真7)。

▼写真7 オオムラサキ♂ その1f(2013年6月30日、埼玉県)
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この日は結局♂と♀、各1個体しか見られなかった。
園内のエノキの枝には何箇所かネットが被せられていて、オオムラサキの蛹の他、まだ幼虫の個体もあるとのことだ。本格的なシーズンはまだこれからなのかもしれない。

公園手前の道路の敷石にはオオムラサキ♂の姿もあった(写真8、9)。

▼写真8 オオムラサキ♂ タイル その1(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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▼写真9 オオムラサキ♂ タイル その2(ノートリミング、2013年6月30日、埼玉県)
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♀のタイルも探したが見当たらなかった。
この日見られた他の蝶は、また後日取り上げたい。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-30 23:44 | | Comments(2)

ゼフィルスの残り香(2013年6月29日)

当ブログでは6月12日にゼフィルス類は撮り納めか? などと書いたりしたが、どっこいまだ頑張っているのだった。
オオムラサキ&ヒョウモンチョウ類狙いで出かけた6月28日の丘陵では、意外なほどたくさんのゼフィルスが見られた。
もちろんこの時期なので擦れてはいるのだが…。
写真1、2はウラナミアカシジミ。
この日はウラナミアカシジミをかなり見かけた。7〜8匹くらいは見ただろうか。
蝶には首というものはないが、この個体は首を曲げてこちらを見ているように見えた(写真2)。

▼写真1 ウラナミアカシジミ その1(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真2 ウラナミアカシジミ その2(2013年6月28日、東京郊外)
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写真3、4はアカシジミ。これは同一個体だ。

▼写真3 アカシジミ その1a(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真4 アカシジミ その1b(2013年6月28日、東京郊外)
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この日の嬉しい出会いはオオミドリシジミ♀(写真5〜12)。
さほど蝶との出会いを期待していない尾根道を歩いている時に、葉上にとまっている姿を見つけた。
最初、葉上で開翅している姿を見たときは擦れたウラギンシジミ♀かと思った(写真5)。
次に、後翅裏の橙色の紋が見えた時には擦れたウラナミシジミかと考え(写真6)、その後にやっとオオミドリシジミの♀だと分かった。
何しろオオミドリシジミ♀の開翅は初めてなので、擦れていても嬉しい。

▼写真5 オオミドリシジミ♀ その1a 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真6 オオミドリシジミ♀ その1b 半開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真7 オオミドリシジミ♀ その1c 半開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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この個体は数メートルの範囲の葉上を行ったり来たりしていた。
ここで何をしていたのだろうか。
あちこち歩いて昆虫の写真を撮っていると、この子は私に撮ってもらうために出てきたのではないかと思うことはないだろうか。
実際はそんなことはないのだろうが、私はメルヘンが好きなので、そんなことを考えたりする。

▼写真8 オオミドリシジミ♀ その1d(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真9 オオミドリシジミ♀ その1e 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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オオミドリシジミの複眼にはミドリシジミのように微毛が生えているのか、陽が当たると青白く反射しているように見えた(写真10)。
同じ場所ながら、微妙に角度の違う写真では陽が当たっておらず、複眼は黒く見えた(写真11)。

▼写真10 オオミドリシジミ♀ その1f(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真11 オオミドリシジミ♀ その1g(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真12 オオミドリシジミ♀ その1h(2013年6月28日、東京郊外)
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思いがけずオオミドリシジミ♀の開翅写真が撮れたので、丘陵の尾根道を意気揚々と歩く。
現金なもので、収穫のあった時の私は、まるでヘルメスのサンダルを履いているかのように、足取りが軽い。
そんな気分は半日くらい続き、軽い足取りは30分くらいしか続かないが…。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-29 20:00 | | Comments(2)

メスグロヒョウモン出た(2013年6月28日)

6月25日には丘陵方面へオオムラサキ&ヒョウモンチョウ類を目当てに出かけてみた。
11時過ぎに公園到着。11時半に雨が降り始め、12時には本降りになってしまった。
雨の降りはじめにヒヨドリバナにきていたアサギマダラ♂だけは撮れたが(写真1〜3)、あとは公園の管理事務所で2時間近く雨宿りして、諦めて撤収した。

▼写真1 アサギマダラ♂(ノートリミング、2013年6月25日、東京郊外)
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▼写真2 アサギマダラ♂(ノートリミング、2013年6月25日、東京郊外)
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▼写真3 アサギマダラ♂(ノートリミング、2013年6月25日、東京郊外)
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一緒に雨宿りしていたご婦人が、午前中に撮ったと言うオオムラサキ♂&メスグロヒョウモン♀の写真を見せてくれた…。

好天の6月28日、リベンジとばかり同じ丘陵方面へ行ってみる。
25日にアサギマダラ♂がきていた同じヒヨドリバナにメスグロヒョウモン♂がきていた(写真4)。

▼写真4 メスグロヒョウモン♂&ヒヨドリバナ(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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オオムラサキがいそうなポイントにはこの日もオオムラサキの姿はなかった。
リベンジならず!
それでも何とかメスグロヒョウモン♀は見つけることができた。
♂の姿が多く、♀は1匹しか見られなかった。
オオウラギンスジヒョウモン♂もいたような気がしたが、撮った写真をチェックするとメスグロヒョウモン♂しか撮れていなかった(写真5〜7)。

▼写真5 メスグロヒョウモン♂&オカトラノオ その1a(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真6 メスグロヒョウモン♂&オカトラノオ その1b(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真7 メスグロヒョウモン♂&オカトラノオ その2(2013年6月28日、東京郊外)
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メスグロヒョウモンはやはり♀が美しい。
写真8〜12はすべて同一個体。公園内の湿地付近に咲くオカトラノオの花をあちこち訪ねて吸蜜していた。

▼写真8 メスグロヒョウモン♀&オカトラノオ その1a(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真9 メスグロヒョウモン♀&オカトラノオ その1b(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真10 メスグロヒョウモン♀&オカトラノオ その1c(ノートリミング、2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真11 メスグロヒョウモン♀&オカトラノオ その1d 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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▼写真12 メスグロヒョウモン♀&オカトラノオ その1e 開翅(2013年6月28日、東京郊外)
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この日見ることができなかったオオムラサキは、昨年もあまり数多く見ることがなかった。今年は少し観察場所を工夫しないといけないだろうか。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-28 22:49 | | Comments(2)

6月の幼虫たち−−君はフクラスズメを見たか(2013年6月27日)

5月にはあちこちでたくさんの蛾の幼虫に出会ったが、6月はそれに比べるとかなり少ない。少ないせいで、写真の整理も楽だった(笑)。
写真1〜4はフクラスズメの幼虫。
フクラスズメ幼虫は、刺激を与えると体を振って威嚇する。その様子を撮ってみた。
写真1は最初の状態。葉を一度揺すると頭部を反らせたのが写真2。
さらに揺すったところ、頭部を左右に激しく振ったのが写真3、4。
緑色の液体を吐くという話だが、そこまでは確認できなかった。
(→成虫画像はこちら

▼写真1 フクラスズメ 幼虫 その1a(2013年6月5日、東京郊外)
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▼写真2 フクラスズメ 幼虫 その1b(2013年6月5日、東京郊外)
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▼写真3 フクラスズメ 幼虫 その1c(2013年6月5日、東京郊外)
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▼写真4 フクラスズメ 幼虫 その1d(2013年6月5日、東京郊外)
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写真5、6はトビモンオオエダシャクの幼虫。
やや大きめの尺取り虫だが、どことなく憎めない容姿だ。いずれも公園内の柵にいたところを撮影した。
(→成虫画像はこちら

▼写真5 トビモンオオエダシャク 幼虫 その1(2013年6月9日、神奈川県)
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▼写真6 トビモンオオエダシャク 幼虫 その2(2013年6月22日、東京近郊)
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写真7、8はクワコの幼虫。
いずれも主フィールドで撮ったものだが、まだ成虫には出会ったことがない。
写真7は終齢幼虫、公園内の柵の上を歩き回っていた。
写真8は昨年(2012年)撮った中齢幼虫、公園内のヤツデの若い葉の上にいた。
中齢幼虫と終齢幼虫ではかなり姿が異なるようだ。

▼写真7 クワコ 終齢幼虫(2013年5月26日、東京近郊)
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▼写真8 クワコ 中齢幼虫(2012年5月17日、東京近郊)
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※写真8はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO


写真9はトビイロトラガの幼虫。この個体は東京近郊の公園手前の塀で見つけた。
写真10はトビイロトラガ成虫。成虫画像は昨年(2012年)八王子方面で見つけたもの。

▼写真9 トビイロトラガ 幼虫(2013年6月22日、東京近郊)
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▼写真10 トビイロトラガ 成虫(2012年6月4日、東京郊外)
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※写真10はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO


写真11はヒメヤママユの幼虫。
縮こまっているが終齢幼虫のようだ。初めて見かけたのに、残念ながら踏まれて死んでいた。
まだ写真でしか見たことがないが、ヒメヤママユの幼虫も若齢幼虫と終齢幼虫では別種のように姿が異なるようだ。
写真12は昨年(2012年)秋に見つけた成虫。

▼写真11 ヒメヤママユ 終齢幼虫(2013年6月5日、東京郊外)
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▼写真12 ヒメヤママユ♂ 成虫(2012年11月4日、東京郊外)
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写真11は東京郊外の丘陵方面、写真12は東京郊外の林道手前で見つけた。
ヤママユ、クスサン、ヒメヤママユなど大物蛾の成虫は、ほぼこの順序で夏から秋に見られる。
今年も秋には大物蛾をたくさん見たいものだ。

撮影機材:※印以外はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-27 23:53 | | Comments(0)

5〜6月のヒメハマキたち(2013年6月26日)

ハマキガ科に属するヒメハマキガはとても小さいが、よく見ると銀色の筋が入っていてとても綺麗だったりする。
5〜6月頃はヒゲナガガなどが目立つが、ヒメハマキガも同じ時期に見られる。

写真1〜3は昨年(2012年)5〜6月に見かけたヒメハマキたち。
写真1は以前ヨツメヒメハマキとしてとある投稿サイトに報告したことがあるが、全然違っていた(苦笑)。
最近ヨツメヒメハマキらしき個体を見つけて調べ直したところ、エゾシタジロヒメハマキと判明した。
写真2はニセコシワヒメハマキ。ヒメハマキガの中では大きいほうだ。
写真3はウツギヒメハマキ。
これら3種はいずれも東京郊外の林道脇の葉上で見つけた。

▼写真1 エゾシタジロヒメハマキ(2012年5月11日、東京郊外)
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▼写真2 ニセコシワヒメハマキ(2012年5月20日、東京郊外)
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▼写真3 ウツギヒメハマキ(2012年6月4日、東京郊外)
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※写真1〜3はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真4はクロマダラシロヒメハマキ。東京郊外の公園の地面にいた。
写真5は口惜しいことにまだ名前が分かっていない。東京郊外の里山で見つけた。

▼写真4 クロマダラシロヒメハマキ(2013年5月23日、東京郊外)
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▼写真5 不明のヒメハマキ(2013年5月27日、東京郊外)
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写真6、7はギンボシキヒメハマキ。
写真6は自然光で、写真7は内蔵ストロボを使用したもの。
ヒメハマキガは小さいので手持ち撮影が難しく、シャッタースピードを稼ぐためにストロボ撮影をすることも多いが、この時は運良く自然光でもそこそこ綺麗に撮れた。

▼写真6 ギンボシキヒメハマキ その1a 自然光(2013年6月10日、都区内の公園)
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▼写真7 ギンボシキヒメハマキ その1b ストロボ撮影(2013年6月10日、都区内の公園)
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写真8、9はヨツメヒメハマキ。
見る角度によって微妙に色が変わって見えた。これは東京郊外の里山で見つけた。
小さい上に風で葉が揺れるので、撮るのはとても難しかった。

▼写真8 ヨツメヒメハマキ その1a(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真9 ヨツメヒメハマキ その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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写真10〜12はヒメハマキガではないが、同じハマキガの仲間、オオナミモンマダラハマキ。
小さいが何と派手な模様であることか。しかもこの蛾は葉上でくるくる回っていた。
カメラを向けるとお尻を向けて近づいてきたり、独楽のように葉上で回転してみせたりする。
なんて面白いのだろう、と思ったが、おかげで写真がうまく撮れない(苦笑)。
ネットで検索してみると、やはり注目されるようで、動画をアップしている方もおられるようだ。

▼写真10 オオナミモンマダラハマキ その1a(2011年6月28日、東京近郊)
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▼写真11 オオナミモンマダラハマキ その1b(2011年6月28日、東京近郊)
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▼写真12 オオナミモンマダラハマキ その1c(2011年6月28日、東京近郊)
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※写真10〜12はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

オオナミモンマダラハマキは私にとって、小さな蛾にとても綺麗な種がいるということを知るきっかけになった蛾である。
これを見つけた公園は主フィールドからそう遠くないし、よく行く場所なのだが、2年前に一度見たきりでその後出会えていない。今年はまだチャンスがあるだろうか。

参考サイト:虫Naviみんなで作る日本産蛾類図鑑ほか
撮影機材:※印以外はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-26 20:17 | | Comments(0)

今年初見のキイトトンボ&ハグロトンボ(2013年6月25日)

6月23日に出かけた埼玉県の河川敷では、ハラビロトンボのほかにキイトトンボも見られた。
昨年、東京郊外の公園では8月下旬と9月上旬に撮影している。本来この時期から発生しているのだろう。
写真1は羽化間もないと思われるキイトトンボ♂。
キイトトンボ♂は腹部先端付近の背面に黒い紋が出るのが特徴だ。この個体にはその特徴が出ていないが、よく見るとうっすらと見えるので、これから濃くなるのではないかと思う。
横から撮影した写真では副性器のふくらみも見えたので未成熟の♂と判断した。
写真2、3はやや成熟したキイトトンボ♂。胸部がやや赤みがかっているので、まだ成熟したとは言いきれない。

▼写真1 キイトトンボ♂ その1 未成熟個体(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真2 キイトトンボ♂ その2a やや成熟した個体(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真3 キイトトンボ♂ その2b やや成熟した個体(2013年6月23日、埼玉県)
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写真4、5はキイトトンボ♀。これも羽化間もないように見える。

▼写真4 キイトトンボ♀ その1a 未成熟個体(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真5 キイトトンボ♀ その1b 未成熟個体 複眼&単眼(2013年6月23日、埼玉県)
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写真5に見られるように、上から見た時、イトトンボ類の複眼の間には黒い点が3箇所あるが、これは単眼なのだそうだ。
複眼と単眼で得た視覚情報を頭の中でどう整理しているのだろうか。
トンボ類の場合には上から見るより前から見た方が単眼はよく分かるようだ。

モノサシトンボは主フィールドなど都内の公園でもよく見られる。
この埼玉県のポイントでも♂♀ともに見られた(写真6〜9)。
写真6、7はモノサシトンボ♂。
写真8、9はモノサシトンボ♀の未成熟個体。

▼写真6 モノサシトンボ♂ その1(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真7 モノサシトンボ♂ その2(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真8 モノサシトンボ♀ 未成熟個体 その1(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真9 モノサシトンボ♀ 未成熟個体 その2(2013年6月23日、埼玉県)
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モノサシトンボの♀は、成熟すると♂と同じ水色か、黄緑色になるようなので、上記の写真はいずれも未成熟個体ということになる。
写真10は6月14日に主フィールドで撮影したモノサシトンボ♀。やや黄緑色に近いが、まだ成熟途上といったところだろうか。
モノサシトンボもやはり副性器や腹部先端の形状をよく観察しないと♂と♀の判別が難しい種だ。

▼写真10 モノサシトンボ♀ (2013年6月14日、東京近郊)
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それにしても炎天下でピントの合いにくいイトトンボ類を撮るのも楽じゃない(笑)。
この日2個体目のモノサシトンボ♀を撮ってから、木陰のベンチでひと休みして持参したおにぎりをパクつく。
少し疲れたなあ、と思って時計を見るとまだ10時前。しかし、撮影データを見ると既に300枚以上の写真を撮っていた。
疲れる訳だ。
この後は同じ池を(と言っても何箇所もある)をひと回りして、12時前に撤収した。
帰りは現地駅11時54分発の電車に乗り、吉祥寺駅には14時5分に着いた。途中で特急電車に乗ったせいか、2時間10分程度で着いた。

ついでに紹介しておくと、6月22日には東京近郊の公園でハグロトンボも見つけた。
写真11はハグロトンボ♀。
写真12はハグロトンボ♂。

▼写真11 ハグロトンボ♀(ノートリミング、2013年6月22日、東京近郊)
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▼写真12 ハグロトンボ♂(2013年6月22日、東京近郊)
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カワトンボ科に属するハグロトンボは、ニホンカワトンボと同様になかなか近づきにくいトンボだ。
♂の方が♀よりも緑色の金属光沢が綺麗なのだが、この日はうまく撮れなかった。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-25 22:23 | 蜻蛉 | Comments(2)

ようやく登場、ハラビロトンボ♂(2013年6月24日)

好天が予想された6月23日は、前夜から山の方にヒョウモンチョウ類を見に行くか、それとも平地にトンボ類を狙いに行くか迷った。
結局腰の心配があったのでトンボ狙いにした。
場所は5月にキバネツノトンボを見に行った埼玉県の河川敷。
ここは拙宅から遠いので朝早く、と言うかあまり寝付けなかったのでほとんど寝ないで5時13分発の電車に乗り込む。驚いたことに下りの電車がほとんど満席。日曜の朝なので、朝帰りの人が多いらしい。
現地駅に着いたのは8時頃。各駅停車ばかりだとやはり3時間くらいかかる。5月にこの場所に行った時には4時間以上かかってしまったが、この日は事前にネットで路線情報を仕入れて行ったので、まだこれくらいで済んだ。
この日は前日の予想に反して朝から靄がかかったようなはっきりしない天気でちょっと心配したが、現地に着く頃には上天気になった。
いや、上天気と言うよりほとんど真夏のようだった。何も遮るもののない岩場のような河川敷なので、照り返しもあってか、朝の8時過ぎから汗だくになってしまった。
朝のうちは人の姿もまばらで、トンボのいそうな池などをゆっくりと探索できた。どうやらハラビロトンボがたくさんいるようだ。
ハラビロトンボは5月15日に東京郊外の里山で♀を撮ってから、なかなか♂の姿を撮ることができなかったが、♀の初撮りから一か月も経った6月17日にようやく♂の写真も撮れた。

▼写真1 ハラビロトンボ♂ 老熟個体(2013年6月17日、東京郊外)
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それでも個体数は思ったほど増えず、梅雨入り前に湿地が干上がっていたせいだろうかとやきもきしていた。
ここ埼玉県のポイントは、池の畔まで近づくこともできるし、トンボの観察にはもってこいの場所に思える。
以前も書いたが(2013年5月18日付け「ハラビロトンボ出た」)、ハラビロトンボ♂は、成熟するに連れて♀のような黄褐色から黒へ、さらに青灰色へと変化する。
それぞれの段階を撮りたいと思っていたところ、この日はその思いが通じたようだ。
写真2〜4は未成熟のハラビロトンボ♂。

▼写真2 ハラビロトンボ♂ 未成熟個体 その1a(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真3 ハラビロトンボ♂ 未成熟個体 その1b(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真4 ハラビロトンボ♂ 未成熟個体 その1c(2013年6月23日、埼玉県)
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写真5は未成熟のハラビロトンボ♂の顔面。
今年は成熟♂の顔面が撮れていないので、昨年撮影した成熟♂の顔面と比較してみる(写真6)。

▼写真5 ハラビロトンボ♂ 未成熟個体 その2 顔面(2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真6 ハラビロトンボ♂ 成熟個体 顔面(2012年7月5日、東京郊外)
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※写真6はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO


写真7は黒く成熟した♂。まだところどころ黄褐色の部分が残っていた。

▼写真7 ハラビロトンボ♂ 成熟個体(2013年6月23日、埼玉県)
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写真8、9は老熟した個体。

▼写真8 ハラビロトンボ♂ 老熟個体 その1(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真9 ハラビロトンボ♂ 老熟個体 その2(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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写真10は羽化直後と思われる♂。翅だけでなく、まだ体全体がしっとりしていた。

▼写真10 羽化直後のハラビロトンボ♂(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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写真11、12は♀。写真10の♂と色は似ているが、腹部先端形状などで判別できる。

▼写真11 ハラビロトンボ♀ その1a(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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▼写真12 ハラビロトンボ♀ その1b(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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この日はアキアカネの姿も見られた。胸部側面の模様はちょっと微妙だったがアキアカネとしておく。

▼写真13 アキアカネ♂(ノートリミング、2013年6月23日、埼玉県)
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これらトンボ科のほかにもいろいろ見られた。残りのトンボ類についてはまた後日取り上げたい。

撮影機材:※印以外はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-24 14:46 | 蜻蛉 | Comments(2)

里山のランデブー(2013年6月23日)

フランス映画の名匠、エリック・ロメール監督の作品に『パリのランデブー』(1995年)という映画があった。名匠の作品と言ってもフランス映画だ。ハリウッド映画と違って佳品と呼ぶのが相応しい、いい映画だった。
今日はその作品名をちょっともじってみた。
梅雨の晴れ間の6月17日、東京郊外の里山に出かけると、モンキチョウがあちこちに見られた。
どちらかというとモンキチョウよりミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンあたりを見たいのだが、それはわがままと言うもの。
この日は何箇所かでモンキチョウのランデブー飛行が見られたので、積極的に狙ってみた(写真1〜4)。

▼写真1 モンキチョウのランデブー飛行 その1a(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真2 モンキチョウのランデブー飛行 その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真3 モンキチョウのランデブー飛行 その1c(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真4 モンキチョウのランデブー飛行 その1d(2013年6月17日、東京郊外)
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見ていると、2匹のモンキチョウは何だかとても楽しそうだった。
しばらくすると♂(推定)がもう一匹乱入してきた(写真5〜7)。

▼写真5 モンキチョウのランデブー飛行+♂ その1a(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真6 モンキチョウのランデブー飛行+♂ その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真7 モンキチョウのランデブー飛行+♂ その1c(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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同じ個体かどうか分からなかったが、ヒメジョオンで吸蜜する♀に言い寄る♂もいた(写真8〜10)。

▼写真8 モンキチョウ♀に言い寄るモンキチョウ♂ その1a(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真9 モンキチョウ♀に言い寄るモンキチョウ♂ その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真10 モンキチョウ♀に言い寄るモンキチョウ♂ その1c(2013年6月17日、東京郊外)
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この日はモンキチョウのランデブー飛行の写真を50枚くらい撮ったようだ。おかげで写真を選ぶのが大変だった(苦笑)。

写真11、12は公園手前のヒメジョオンにきていたベニシジミのアベック(死語?)。
これが♂と♀かどうかははっきりと分からないが…。

▼写真11 ベニシジミのアベック その1a(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真12 ベニシジミのアベック その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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余談だがアベックもランデブーもフランス語だ。
アベック=avecの原義は英語で言えばcouple(カップル)ではなくwithに近い言葉。日本で言うアベックは和製フランス語なのかもしれない。試しに辞書を引くと、フランス語でも俗語として同伴するという意味はあるようだ。
ランデブー=rendez-vousは英語で言えばdate(デート)と言うよりappointmentといったところだろうか。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-23 17:26 | | Comments(6)

オオチャバネセセリ今季初撮り(2013年6月22日)

6月上旬は梅雨入りしたのになかなか雨が降らず、画像の整理ができないとぼやいていたが、その後は外出できない日が続いている。
6月17日は天気が良くなり、本来なら山の方に行ってミドリヒョウモンでも撮りたいところ。
しかし、最近ちょっと腰の具合が良くないので自重する。昨年(2012年)坐骨神経痛を患ってから、あまり無理はしないようにしている。
昨年診察してもらった医院の先生には、
「年をとるとね、いろいろ痛くなってくるんだよ」と言われた。
まったくもう、
「ワシを年寄り扱いするでない」(by 三代目火影)
と言いたくなったがやめておいた。
最近腰が痛いのはあちこち歩きすぎたせいかと思っていた。
どうもそうではなく、パソコンに向かい過ぎなのかもしれない。ブログの更新もいい加減にしないといけないな。

そんな訳で、山の方へ行くのは自重し、郊外の里山でお散歩することにした。
写真1、2は里山手前で見かけたモンシロチョウたち。
松葉菊は民家の庭先などでよく見かけるが、あまり蝶が来ているのを見たことがなかった(写真1)。
栗の花の定番と言えばゼフィルス類やテングチョウ。モンシロチョウも来るらしい(写真2)。
どちらも♀のように見えたが、確信が持てず、モンシロチョウとしておく。

▼写真1 モンシロチョウ&松葉菊(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真2 モンシロチョウ&栗の花(2013年6月17日、東京郊外)
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写真3、4は今年初見のオオチャバネセセリ。地面をチョロチョロしてすぐに飛び去ってしまった。
腹部の感じから♂としておいた。

▼写真3 オオチャバネセセリ♂ その1a(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真4 オオチャバネセセリ♂ その1b(2013年6月17日、東京郊外)
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写真5はキマダラセセリ。
写真6はヒメキマダラセセリ。
ここでは両方見られるようだ。

▼写真5 キマダラセセリ(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真6 ヒメキマダラセセリ♂&ドクダミ(2013年6月17日、東京郊外)
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写真7、8はヒメウラナミジャノメ。
被写体ブレの写真も、全部ダメという訳ではないかもしれない。

▼写真7 ヒメウラナミジャノメ&ヒメジョオン(2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真8 ヒメウラナミジャノメ 開翅(2013年6月17日、東京郊外)
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写真9は今年初見のミスジチョウ。
残念ながら既にかなり痛んでいた。

▼写真9 ミスジチョウ(2013年6月17日、東京郊外)
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写真10はキアゲハ夏型。どうやら新鮮な♀のようだ。
少しの間葉上でじっとしていたので、鱗粉が綺麗に写っていた(写真11)。

▼写真10 キアゲハ♀ 夏型(ノートリミング、2013年6月17日、東京郊外)
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▼写真11 キアゲハ♀ 夏型 後翅(2013年6月17日、東京郊外)
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この日はベニシジミ、ツバメシジミ、ウラギンシジミ、モンキチョウなども見られた。これらの蝶はまた後日取り上げたい。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
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by mikiosu | 2013-06-22 00:01 | | Comments(0)

美麗な甲虫たち−−タマムシ篇(2013年6月21日)

美麗甲虫の第二弾はタマムシ類。
日本にはタマムシ類は200種くらいいるそうだ。自分が見たことのあるのは十種類にも満たない。
代表種とも言えるタマムシ(ヤマトタマムシ)は、金属光沢の美しい種だが、大きさでも群を抜いている。タマムシのほとんどは小さく、目にしてもすばしこくてなかなか写真に撮れないことが多い。

写真1、2はヒシモンナガタマムシ。体長は7〜8ミリくらいだ。この個体は東京郊外の林縁で見つけた。
この種は一昨年に主フィールドでも見かけているので、都内でもそれなりに生息していると思う。

▼写真1 ヒシモンナガタマムシ その1a(2013年5月7日、東京郊外)
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▼写真2 ヒシモンナガタマムシ その1b(2013年5月7日、東京郊外)
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※写真1、2はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真3はクロナガタマムシ。体長は10ミリ超といったところ。この個体も東京郊外の林縁で見つけた。倒れたコナラの木の上で忙しそうに行ったり来たりしていた。
翅を開いた時に見える腹部が濃い青色で綺麗だが、写真には撮れなかった。

▼写真3 クロナガタマムシ(2012年5月1日、東京郊外)
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写真4〜6はマスダクロホシタマムシ。体長は12〜13ミリくらい。
写真4、5は主フィールドの公園の柵で見つけた。曇天で綺麗に撮るのは難しかった。ストロボ撮影すると翅が赤っぽくなり、綺麗な緑色が出ない。感度を上げて自然光で撮るしかなかった。
写真6は東京郊外の山道脇で見つけた。この個体は鞘翅が右側と左側で色が違って見えた。太陽光線はほぼ真上から当たっていたので、光の角度のせいとも思えないのだが…。

▼写真4 マスダクロホシタマムシ その1a(2012年6月22日、東京近郊)
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▼写真5 マスダクロホシタマムシ その1b(2012年6月22日、東京近郊)
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▼写真6 マスダクロホシタマムシ その2(2013年6月18日、東京郊外)
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※写真6はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真7、8はアオマダラタマムシ。体長は24ミリ。タマムシとしては大きい方ではなかろうか。この個体は丘陵方面の公園内の柵にいたのを見つけた。朝早い時間で、朝日を浴びてキラキラ輝いてとても綺麗だった。その綺麗さがなかなかうまく撮影できず、かなりの枚数を費やした。

▼写真7 アオマダラタマムシ その1a(2012年6月26日、東京郊外)
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▼写真8 アオマダラタマムシ その1b(2012年6月26日、東京郊外)
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写真9はウバタマムシ。地味ながら体長約30ミリと大型のタマムシだ。
この個体は早春に丘陵方面で開かれたウォーキングイベントに参加した時、公園内の柵で見つけた。

▼写真9 ウバタマムシ(2012年3月25日、東京郊外)
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写真10〜12はタマムシ。体長は30〜40ミリ。
写真10、11は丘陵方面を歩いている時、頭上を飛んでいたのをタオルで払って地面に落ちたところを撮影したもの。
飛んでいる姿はギラギラしていたが、落ちたのを見ると腹部もギラギラしていて、夏の光を浴びてどこもかしこもギラギラだ。
写真12は主フィールドの公園で、地面で死んでいるのを見つけた。主フィールドでも見られるとは聞いていたが、見たのは初めてだった。今年は生きた個体を見てみたいものだ。

▼写真10 タマムシ その1a(2012年8月22日、東京郊外)
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▼写真11 タマムシ その1b(2012年8月22日、東京郊外)
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▼写真12 タマムシ その2a(2012年8月28日、東京近郊)
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※写真10〜12はニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真12の個体は拾って帰り、今は写真13のようになっている。

▼写真13 タマムシ その2b(2012年8月29日、拙宅にて)
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※写真13はニコンD90 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED


それにしてもタマムシ類の眼には不思議な静謐さがある。
シジミチョウの黒い眼が可愛いとか、トンボの緑色の複眼が美しいとか、カマキリはどこから見てもこっちを見ているとか、昆虫の眼にもいろいろあるが、タマムシ類は外界を見ている感じがしない。
むしろ見ているものを引きずり込む亜空間のような感じがする。いつかタマムシ類の眼を接写できたらまた取り上げてみたい気がする。

撮影機材:※印以外はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO
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by mikiosu | 2013-06-21 00:01 | 甲虫 | Comments(4)