<   2014年 11月 ( 21 )   > この月の画像一覧

クロスジフユエダシャクの交尾シーン(2014年11月29日)

11月28日は微妙な天気ながら、主フィールドをひと回りしてみる。クロスジフユエダシャクの姿が多くなってきたようだ。
写真1、2は擬木柵にとまっていたクロスジフユエダシャク♂。
フィッシュアイレンズとマクロレンズで撮ってみる。

▼写真1 クロスジフユエダシャク♂ その1a(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1523319.jpg

※写真1はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

クロスジフユエダシャク♂の触角はちょっと変わっている。櫛歯状でも羽毛状でもない。私はこれをブラシ状と呼んでいる(写真2)。

▼写真2 クロスジフユエダシャク♂ その1b(2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1525444.jpg


写真3はアケビの葉上にとまっていたところ。
どちらかと言うとクロスジフユエダシャクよりもアケビコノハが見たいのだが(笑)。

▼写真3 クロスジフユエダシャク♂ その2(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1524298.jpg


写真4、5は交尾シーン。
フユシャクの交尾シーンは、♀が♂の翅の下に隠れてしまうので撮りにくい。
横から覗き込むように撮ってみたのが写真5。

▼写真4 クロスジフユエダシャク交尾シーン その1a(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1531610.jpg

▼写真5 クロスジフユエダシャク交尾シーン その1b(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1532699.jpg


写真6、7は交尾がばらけてしまった後の♀。
写真6はフィッシュアイレンズで、写真7はマクロレンズで撮ってみた。
写真6のように地面には黄色い落ち葉がたくさん。その上を♀を探してフラフラ飛んでいるクロスジフユエダシャク♂の姿がよく見られる。落ち葉の上にとまると保護色でなかなか見つからない。

▼写真6 クロスジフユエダシャク♀ その1a(2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1533259.jpg

※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

マクロレンズで撮ろうとすると、♀はかなり早足で歩き回る。
まるで一刻でも早く産卵しようとしているようだ。

▼写真7 クロスジフユエダシャク♀ その1b(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1534035.jpg


写真8、9は別個体の♀。
上記の交尾シーンから一時間後に通りかかると別の♀を見つけた。
交尾直後の♀に比べると尾端がやや細く見える。
これは産卵後なのか、交尾前なのか、ちょっと興味をそそられた。

▼写真8 クロスジフユエダシャク♀ その2a(ノートリミング、2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_1542760.jpg

▼写真9 クロスジフユエダシャク♀ その2b(2014年11月28日、東京近郊)
d0303129_154059.jpg


写真6、7の個体を撮った場所と写真8、9の個体を撮った場所は20メートルほど離れているが繋がっている同じ木柵。まさか産卵前と産卵後ということはないと思うが…。


撮影機材:全て外部ストロボ使用、※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-29 01:54 | | Comments(4)

アサギマダラの幼虫(2014年11月25日)

11月21日は、近場の公園でさっぱりウスタビガが見られないので郊外へ遠征してみた。
しかしウスタビガにはまったく出会えず、とぼとぼ歩いてキジョランのポイントに移動する。
10月25日に見かけたアサギマダラの幼虫が少しは大きくなっているかチェックしてみようと思ったのだった。

写真1はキジョランの葉。
こういう丸い食痕がある葉を裏返してみる。

▼写真1 アサギマダラ 若齢幼虫の食痕(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_1351924.jpg


写真2は一齢幼虫と思われる小さな幼虫。
目測で4〜5ミリといったところだろうか。写真も不鮮明だが(苦笑)、身体の色もまだはっきり出ていない感じ。

▼写真2 アサギマダラ 一齢幼虫 その1(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_1351470.jpg


写真3は二齢幼虫と思われる個体。
写真2よりはちょっと大きく、仔細に見ると肉状突起もほんのちょっと確認できたので、一応二齢幼虫としておく。

▼写真3 アサギマダラ 二齢幼虫 その2(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_13511393.jpg


写真4は三齢幼虫と思われる個体。
頭部の少し手前と尾部に肉状突起が少し出ているので三齢幼虫と思われる。
頭部の先にある黒いものは脱皮して脱ぎ捨てた古い頭部のようだ。
この個体は約7ミリだった。

▼写真4 アサギマダラ 三齢幼虫 その3(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_13522276.jpg


写真5、6は別の三齢幼虫。
これくらいだと肉眼でもはっきりと肉状突起が見える。

▼写真5 アサギマダラ 三齢幼虫 その4a(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_13515370.jpg

▼写真6 アサギマダラ 三齢幼虫 その4b(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_13522686.jpg


写真7、8は別の葉裏で見つけた三齢幼虫。
この個体は上記の三齢幼虫より色もはっきり出ていて、アサギマダラの幼虫らしい模様になっていた。

▼写真7 アサギマダラ 三齢幼虫 その5a(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_1352379.jpg

▼写真8 アサギマダラ 三齢幼虫 その5b(外部ストロボ、2014年11月21日、東京郊外)
d0303129_13523131.jpg


東京郊外のこのポイントでは1月頃でもこうした幼虫が見られる。2〜3月に確認したことはないので、そのまま越冬しているのかどうか分からないままだ。
今度の冬には面倒がらずに真冬にも観察してみようと思う。
…多分すると思う(笑)。

参考サイト:大阪市とその周辺の蝶、ほか

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-25 13:53 | | Comments(6)

蛾の親子2種(2014年11月24日)

今回は晩夏に見つけた蛾の親子2種を紹介してみたい。

写真1は主フィールドのトイレで見つけたクビワシャチホコ。

▼写真1 クビワシャチホコ 成虫(外部ストロボ、2014年8月31日、東京近郊)
d0303129_13594171.jpg


写真2はクビワシャチホコの幼虫。
クビワシャチホコ幼虫の食樹はカエデ類。この幼虫も公園内の花壇に植えられたカエデ類にいるのを「公園昆虫記」のおはるさんに教えていただいた。
写真を撮ろうと近づくと上半身を激しく振ったりしていた。

▼写真2 クビワシャチホコ 幼虫(2014年9月22日、東京近郊)
d0303129_13595182.jpg


写真3は東京郊外の踏切脇で見つけたフクラスズメ。
フクラスズメの幼虫はたくさん見かけるのに、成虫に出会う機会はそれほど多くはない。
いつか卵も見つけたいものだ。

▼写真3 フクラスズメ 成虫(2014年9月30日、東京郊外)
d0303129_140843.jpg


写真4はフクラスズメ幼虫。
林縁を歩いたこの日はフクラスズメ幼虫をかなりたくさん見かけた。
幼虫の食草はイラクサ科のカラムシやヤブマオなど。
写真4の葉は多分カラムシではないかと思う。ざっと見た感じでは20匹以上いたようだ。

▼写真4 フクラスズメ 幼虫 その1(ノートリミング、2014年9月3日、東京郊外)
d0303129_1401125.jpg

※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真5は後日同じ場所を通りかかった時に撮ったもの。
葉っぱはほとんど食べ尽くされ、幼虫はどこかで蛹化したのかほとんどいなくなっていた。

▼写真5 フクラスズメ 幼虫の食痕(ノートリミング、2014年9月12日、東京郊外)
d0303129_1402564.jpg

※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真6〜8は葉裏で見つけた幼虫たち。
写真8は丘陵方面で見つけた白っぽい幼虫。
「イモムシハンドブック」によるとフクラスズメの終齢幼虫は薄黄色らしいので、写真8は終齢幼虫なのだろう。
写真6、7もこれまで終齢幼虫だと思っていたが、その一歩手前なのか、あるいは単に色が違うだけなのか、その辺はよく分からない。飼育してみれば分かるのだろうが、うちではちょっと無理(笑)。

▼写真6 フクラスズメ 幼虫 その2(ノートリミング、2014年9月3日、東京郊外)
d0303129_1402811.jpg

▼写真7 フクラスズメ 幼虫 その3(2014年9月13日、東京郊外)
d0303129_1404294.jpg

▼写真8 フクラスズメ 終齢幼虫 その4(2014年9月13日、東京郊外)
d0303129_1404423.jpg


フクラスズメ幼虫は刺激するとやはり身体を激しく振ることが知られている。
見つけるとついツンツンしたくなる私であった(そんなシーンは→こちら)。

参考文献:『イモムシ ハンドブック』(安田守著、文一総合出版)
参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑幼虫図鑑、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-24 14:06 | | Comments(2)

早くも登場、クロスジフユエダシャク(2014年11月22日)

例年だと11月中旬まではウスタビガの時期なのに、今年はいつもの公園でさっぱり見られず、とぼとぼ帰る日が続いている。
そんな中で見つけたのがクロスジフユエダシャク(写真1)。
ウスタビガを見る前にフユシャクを見つけてしまった(苦笑)。
これは主フィールドのトイレにいた。

▼写真1 クロスジフユエダシャク♂ その1(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月14日、東京近郊)
d0303129_2254612.jpg


写真2は翌日に主フィールドのトイレ外壁で見つけたクロスジフユエダシャク。
これまで一番早かったのが昨年の11月26日なので、今年は10日以上も早い初見日になった。

▼写真2 クロスジフユエダシャク♂ その2(外部ストロボ、2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_22551661.jpg


写真3、4はニトベエダシャク。
ニトベエダシャクも晩秋〜初冬の蛾。
写真3は主フィールドの柵で、写真4はプチ遠征先のトイレで見つけた。

▼写真3 ニトベエダシャク その1(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月12日、東京近郊)
d0303129_22542265.jpg

▼写真4 ニトベエダシャク その2(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月14日、東京近郊)
d0303129_22543467.jpg

※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真5、6はチャエダシャク。
チャエダシャクもニトベエダシャク同様、晩秋〜初冬の蛾で、11月20日より前に見たのは初めてだった。
いずれも主フィールドの公園内のトイレで見つけた。

▼写真5 チャエダシャク♂ その1(外部ストロボ、2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_22554757.jpg

▼写真6 チャエダシャク♂ その2(外部ストロボ、2014年11月18日、東京近郊)
d0303129_22554879.jpg


今年はヤママユの発生も遅かったようなのでウスタビガも遅れているのかと思っていた。しかしもうフユシャクが出はじめたので、ウスタビガは撮り損なってしまった感がある。

参考サイト:虫Naviみんなで作る日本産蛾類図鑑ちょう・がのずかん、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-22 22:55 | | Comments(4)

水族館のクラゲたち(2014年11月21日)

今月上旬、クロマダラソテツシジミを探しに神奈川方面に行く際、
「いいなあ、私はどこにも連れてってもらってない…」などと家人がぼやくので、11月16日の日曜日は家人と新江ノ島水族館に行ってみた。
水族館に連れて行くフリをして、どこかにクロマダラソテツシジミでもいないかと探してみるつもりだった。これは家人には内緒だ(笑)。
水族館は結構好きで、昔はあちこちの水族館を見て廻ったものだ。関東近辺の水族館では新江ノ島水族館だけは行ったことがなかった。

水族館に行く前に付近を歩いてみると、ウラナミシジミとアカタテハがいた(写真1、2)。
ウラナミシジミはたくさんいたものの、クロマダラソテツシジミは見当たらなかった(苦笑)。

▼写真1 ウラナミシジミ♀(ノートリミング、2014年11月16日、神奈川県)
d0303129_23503031.jpg

▼写真2 アカタテハ(ノートリミング、2014年11月16日、神奈川県)
d0303129_23503945.jpg

※写真1、2はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

探蝶はほどほどにして新江ノ島水族館に行ってみる。
写真3はアオウミガメ。
大きなゾウガメも好きだが、やはりウミガメは優雅でいい。

▼写真3 アオウミガメ(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23504814.jpg


写真4はホシエイ。
腹側から見ると口元が顔のように見えて面白い。

▼写真4 ホシエイ(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23505697.jpg

※写真4はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

ここの水族館ではクラゲが呼び物の一つらしい。
写真5はタコクラゲ。

▼写真5 タコクラゲ(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23511978.jpg


写真6はパシフィックシーネットル。
やや大きめのクラゲだ。

▼写真6 パシフィックシーネットル(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23512972.jpg


写真7はアカクラゲ。
これも結構大きめ。どちらかというと紅色ではないかと思ったが、ベニクラゲというのは別にいた。

▼写真7 アカクラゲ(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23512643.jpg


写真8がベニクラゲ。
これはかなり小さなクラゲ。1センチくらいではないか。
ベニクラゲは不老不死なのだとか。
水族館のプレートには不老不死としか書かれていなかった。
ちょっと調べてみたところでは、ベニクラゲは成熟個体がいずれ老いて死ぬのではなく、幼生期の状態(正確にはポリプの状態)に戻るらしい。
もっとも、不老不死といっても自然界は弱肉強食なので、食べられてしまえば死んでしまう。

▼写真8 ベニクラゲ(ノートリミング、2014年11月16日、新江ノ島水族館)
d0303129_23513736.jpg


この日のことは取り上げるつもりはなかったが、このところネタ不足なので紹介してみた(笑)。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

[PR]

by mikiosu | 2014-11-21 23:51 | その他 | Comments(4)

ゴマダラチョウの幼虫(2014年11月19日)

主フィールドのエノキの葉で継続して観察していたゴマダラチョウの幼虫が、とうとう見られなくなってしまった。
写真1、2は再掲載の画像だが、最初の写真から振り返ってみたい。

写真1は10月11日に最初に見かけた幼虫。
枝の先端の葉にいた。

▼写真1 ゴマダラチョウの幼虫 その1(ノートリミング、2014年10月11日、東京近郊)
d0303129_22591566.jpg

(写真1は再掲載)

写真2は五日後の姿。
葉っぱの先が齧られているが同じ葉の上にいた。

▼写真2 ゴマダラチョウの幼虫 その2(ノートリミング、2014年10月16日、東京近郊)
d0303129_22585869.jpg

(写真2はトリミングを変更して再掲載)

写真3は10月29日の姿。
ちょっと移動して枝の真ん中あたりの葉上にいた。
厳密に言うと同じ個体かどうかははっきりしないが…。

▼写真3 ゴマダラチョウの幼虫 その3(ノートリミング、2014年10月29日、東京近郊)
d0303129_2259028.jpg


写真4は11月12日に見かけた姿。
同じ葉っぱにいたが、葉は枯れて茶色くなり、幼虫も同じように茶色くなっていた。

▼写真4 ゴマダラチョウの幼虫 その4(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月12日、東京近郊)
d0303129_22594694.jpg


写真5はその三日後の姿。ほぼ同じ状態。

▼写真5 ゴマダラチョウの幼虫 その5(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_22592059.jpg


その日はフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真6)。
幼虫の姿がどうしても陰になるのでLEDライトを当てて撮ってみた。

▼写真6 ゴマダラチョウの幼虫 その6(外部ストロボ&LED、2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_225938100.jpg

※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真7は11月18日の様子。
ご覧の通り葉っぱから姿を消してしまった。
ゴマダラチョウは幼虫越冬で、木の根もとの落ち葉の下で越冬する。ここまで観察してきた幼虫も落ち葉の下に移動したと思いたい。

▼写真7 幼虫がいなくなった葉っぱ(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月18日、東京近郊)
d0303129_22595526.jpg


写真8は幼虫がいた葉っぱの付け根。
自分は気がつかなかったが、観察仲間のA氏が幼虫が糸を吐いたようだと気がついた。
落ちないように補強したというより、糸のみで繋がっているように見える。
この葉は自然に枯れて茶色くなったのではないのかもしれない。

▼写真8 幼虫がいた葉っぱの付け根(2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_2303043.jpg

※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

木の根元をちょっと見てみたところでは幼虫の姿は見当たらなかった。落ち葉を掻き回すのも気が引けたので、あまり熱心には探さなかった。
ゴマダラチョウの姿を見る機会は、アカボシゴマダラに比べるとずっと少ない。無事に越冬して成虫まで育って欲しいものだ。

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-19 23:00 | | Comments(2)

蛾の親子シリーズ・ミノウスバ編(2014年11月18日)

毎年11月上旬、ほぼ決まった時期に出ると言われるミノウスバ。
これまでなかなか成虫を撮るチャンスがなかった。
今年は「公園昆虫記」のおはるさんのご協力をいただき、♀の産卵シーンを何度か見ることができた。

写真1はミノウスバ♀の産卵シーン。
主フィールドのマユミで産卵していた。枝の先端に1匹、中ほどに1匹、写真には写っていないがもう少し下にもう1匹いた。茎にはびっしりと卵が付着していた。

▼写真1 ミノウスバ♀ その1a 産卵シーン(外部ストロボ、2014年11月2日、東京近郊)
d0303129_23492891.jpg


写真2〜5は二日後に別のマユミで見つけた♀の産卵シーン。
最初は交尾シーンかと思ったが、よく見ると重なっているのはどちらも♀だった。

▼写真2 ミノウスバ♀ その2a 産卵シーン(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月4日、東京近郊)
d0303129_23492896.jpg


重なっている右側の2匹をアップにしたのが写真3。
枝はもっとあるのに、どうしてわざわざ同じ場所で産卵するのか分からない。
産卵を見かけた3地点では、いずれも同じ枝に複数の♀が産卵していた。

▼写真3 ミノウスバ♀ その2b右 産卵シーン(外部ストロボ、2014年11月4日、東京近郊)
d0303129_23502036.jpg


写真4は左側の1匹をアップにしたもの。頭の先にも卵があり、どの個体の卵なのか、区別できそうもない。

▼写真4 ミノウスバ♀ その2c左 産卵シーン(外部ストロボ、2014年11月4日、東京近郊)
d0303129_23495793.jpg


写真5はすぐ近くの枝にいた♀。

▼写真5 ミノウスバ♀ その3 産卵シーン(外部ストロボ、ノートリミング、2014年11月4日、東京近郊)
d0303129_2350854.jpg


写真6は後日主フィールドのマサキで見つけた卵。
卵にはミノウスバ♀の毛が被せてある。
この枝の右側にはまだ♀が2匹とまっていた。♀は産卵すると力尽きて枝に抱きついたまま死んでしまうようだ。
写真1のマユミの枝には、2週間以上経った11月18日にもまだ♀が3匹ほどとまっていた。
フェンスの向こうなので確認はできないが、おそらく産卵後にそのまま息絶えたのだろう。

▼写真6 ミノウスバの卵(外部ストロボ、2014年11月15日、東京近郊)
d0303129_2350448.jpg


写真7、8はミノウスバの幼虫。
ミノウスバ幼虫の食樹はマユミ、マサキなど。
2年前に撮ったこの葉っぱはよく分からないがマユミかコマユミではないかと思う。
上の写真のように卵は100個以上産みつけられるので、大量に幼虫が孵化して葉っぱを食い荒らしてしまう。
枝が丸坊主になると幼虫たちはバラバラに移動するらしく、単独で歩いている姿もよく見られる。

▼写真7 ミノウスバの幼虫 その1(2012年4月24日、附属自然教育園)
d0303129_23502212.jpg

▼写真8 ミノウスバの幼虫 その2(2012年4月24日、附属自然教育園)
d0303129_23503184.jpg

※写真7、8はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

今年は♀の産卵シーンを初めて撮ることができたが、交尾シーンはおろか♂の写真すらないのが甚だ心もとない(笑)。
来年は♂の写真も撮りたいものだ。

参考サイト:虫Naviみんなで作る日本産蛾類図鑑ちょう・がのずかん、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-18 23:53 | 蛾の親子 | Comments(0)

蛾の親子シリーズ・ヒメシロモンドクガ編(2014年11月17日)

昆虫の多くは卵、幼虫、蛹、成虫と4段階のステージがある。
蝶や蛾の卵や蛹はなかなか撮れないが、3段階以上の写真が揃ったら、蛾は親子シリーズ、蝶は生態シリーズとしておいおい紹介していきたいと思う。

蛾の親子シリーズ第一弾はヒメシロモンドクガ。
写真1はヒメシロモンドクガ♀の産卵シーン。
一見すると羽化不全のように見えるが、秋に出る♀は翅が短いのが特徴だ。
これまで卵や幼虫、6月の成虫♀などは撮っていたが、秋型♀が今年ようやく撮れた。
秋型♀や卵の下に見える焦茶色の繊維はヒメシロモンドクガの繭ではないかと思う。
この繊維をほじくると蛹殻も見られると思うが、卵が付いているので控えておいた。

▼写真1 ヒメシロモンドクガ秋型♀ その1 産卵シーン(外部ストロボ、2014年10月4日、東京近郊)
d0303129_3522071.jpg


写真2は同じ日に少し離れた柵で見つけたヒメシロモンドクガ♀の産卵シーン。
これも繭の上に産卵していたようだ。

▼写真2 ヒメシロモンドクガ秋型♀ その2a 産卵シーン(外部ストロボ、2014年10月4日、東京近郊)
d0303129_3523269.jpg


写真3は写真2の個体をアップで捉えたもの。♀の触角は櫛状に発達している。

▼写真3 ヒメシロモンドクガ秋型♀ その3b 産卵シーン(外部ストロボ、2014年10月4日、東京近郊)
d0303129_3525193.jpg


写真4は産まれて間もない若齢幼虫。
繭の上に産みつけられた卵から孵化したようだ。これは一昨年の春に撮ったもの。

▼写真4 ヒメシロモンドクガの若齢幼虫(2012年4月30日、東京近郊)
d0303129_352491.jpg

※写真4はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真5は中齢幼虫。
上記のようにたくさんの卵が産みつけられるせいか、幼虫の姿も結構見かける。

▼写真5 ヒメシロモンドクガの中齢幼虫(2014年11月4日、東京近郊)
d0303129_3531264.jpg


写真6は終齢幼虫。
これはエノキの葉上で見つけた。

▼写真6 ヒメシロモンドクガの終齢幼虫(2014年11月6日、東京近郊)
d0303129_3533982.jpg


写真7は6月に見た成虫♀。
翅の短い秋型♀と外見はかなり異なる。

▼写真7 ヒメシロモンドクガ♀(内蔵ストロボ、2012年6月26日、東京郊外)
d0303129_3534387.jpg

※写真7はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真8は成虫♂。
♀よりもかなり色が濃く、触角も発達している。

▼写真8 ヒメシロモンドクガ♂(内蔵ストロボ、2011年10月20日、都区内)
d0303129_3542166.jpg

※写真8はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

交尾シーンがないのがちょっと残念。いつか撮れたらこの記事に追加したい。

参考サイト:虫Naviみんなで作る日本産蛾類図鑑ちょう・がのずかん、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

[PR]

by mikiosu | 2014-11-17 23:59 | 蛾の親子 | Comments(0)

シジミチョウ3種(2014年11月15日)

今季2度目の神奈川遠征ではクロマダラソテツシジミ♂のほかに、4種類のシジミチョウを撮った。
写真1〜5はヤマトシジミ。
写真1、2は♂の開翅シーン。

▼写真1 ヤマトシジミ♂ その1 開翅(ノートリミング、2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_09336.jpg

▼写真2 ヤマトシジミ♂ その2 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_094019.jpg


写真3は♀の開翅シーン。
青鱗粉がのっていたのでもうちょっと開翅シーンを撮りたかったが、移動後は翅を開いてくれなかった。肉眼では縁毛に青い幻光が見えた気がしたのに、うまく写し取れなかった(写真4、5)。

▼写真3 ヤマトシジミ♀ その1a 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_095384.jpg

▼写真4 ヤマトシジミ♀ その1b(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_095593.jpg

▼写真5 ヤマトシジミ♀ その1c(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_010416.jpg


写真6〜10はウラナミシジミ。
写真6は♂。
場所が良くなかったが開翅シーンも(写真7)。

▼写真6 ウラナミシジミ♂ その1a(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0102026.jpg

▼写真7 ウラナミシジミ♂ その1b 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0163747.jpg


写真8はかなり遠かったが♀の開翅シーン。
ウラナミシジミ♀の表翅は一見地味だが、中央部の青色に対して外縁の暗色部と後縁の黒点列が際立ち、なかなか綺麗に見えた。

▼写真8 ウラナミシジミ♀ その1 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0103779.jpg


写真9はさらに遠かったがバラの花にきているのは珍しいと思って撮ってみた。
私は手入れの行き届いたバラの花壇に蝶がくるわけはないと、いつも素通りしてしまう。
この時はひと休みしてバラ園のベンチでおにぎりを頬張っていた。すると遠くのバラにウラナミシジミがきていたので、慌てておにぎりを置いて撮った(笑)。

▼写真9 ウラナミシジミ♀ その2 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0104773.jpg


写真10、11は花壇のセンニチコウにきていた♀。

▼写真10 ウラナミシジミ♀ その3a(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0105451.jpg


せっかくなので顔のアップも(写真11)。
触角先端のオレンジ色も鮮やかな別嬪さんだった。

▼写真11 ウラナミシジミ♀ その3b(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0103579.jpg


写真12、13はムラサキツバメ♂。
かなり傷んでいたがこの場所での記録として一応撮っておく。

▼写真12 ムラサキツバメ♂ その1a(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0111740.jpg

▼写真13 ムラサキツバメ♂ その1b 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_0112814.jpg


ムラサキツバメは1時間ほど前に同じ場所で飛んでいるのをチラリと見ていた。
撤収前にもう一度チェックするとフェンスにとまっていたのだった。
すぐ近くにマテバシイの木があるので、その辺りで発生しているのかもしれない。
もう1種類はベニシジミだが、前回も紹介しているので割愛した。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

[PR]

by mikiosu | 2014-11-15 00:10 | | Comments(4)

クロマダラソテツシジミ初見初撮り(2014年11月14日)

好天の11月13日は今季2度目の神奈川遠征。
前日、家人を連れてブラブラ散策に行く予定だったが天気が微妙だったので取り止め、この日は一人で出かけた。
狙いは南方系の蝶・クロマダラソテツシジミ。
前回と同じ花壇を見て廻ると、あっさりと見つかった。
写真1は花壇のセンニチコウで吸蜜するクロマダラソテツシジミ♂。
翅はかなり傷んでいたが、初見初撮りなので嬉しい。

▼写真1 クロマダラソテツシジミ♂ その1a(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3155771.jpg


写真2、3は花壇の奥のブルーカーペットにとまるクロマダラソテツシジミ♂。
傷みの少ない右側からも撮れた(写真3)。

▼写真2 クロマダラソテツシジミ♂ その1b(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_316868.jpg

▼写真3 クロマダラソテツシジミ♂ その1c(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3161868.jpg


写真4は開翅シーン。
かなり明るい青だ。

▼写真4 クロマダラソテツシジミ♂ その1d 開翅(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3164362.jpg


写真5〜7はセンニチコウにきているところを右側から撮ったもの。

▼写真5 クロマダラソテツシジミ♂ その1e(ノートリミング、2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3163835.jpg

▼写真6 クロマダラソテツシジミ♂ その1f(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3164469.jpg

▼写真7 クロマダラソテツシジミ♂ その1g(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3165899.jpg


写真8はウラナミシジミ♀。
クロマダラソテツシジミはヤマトシジミにも似ているがウラナミシジミにも似ている。

▼写真8 ウラナミシジミ♀(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_317627.jpg


クロマダラソテツシジミの大きさはヤマトシジミよりやや大きめ、ウラナミシジミよりはちょっと小振りと言ったところだろうか。
この場所ではヤマトシジミもウラナミシジミもたくさんいて、見かけるたびに片膝をついて確認しながら探索した。
結局は傷んだ個体1匹しか見つけられなかったが、2度目の遠征で何とか1匹だけでも撮ることができて良かった。
この日は前回の遠征で見当たらないと書いたソテツも何箇所か見つけた。

最後におまけ。
やっぱりこの場所には猫が多いようだ。

◎今日のニャンコ ♪(2014年11月13日、神奈川県)
d0303129_3171780.jpg


撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

[PR]

by mikiosu | 2014-11-14 03:18 | | Comments(4)