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チャバネフユエダシャク♀とクロスジフユエダシャク♀(2014年12月28日)

今季は主フィールドでチャバネフユエダシャク♀の姿をよく見かけた。
チャバネフユエダシャク♀はフユシャクの♀としては大きいのでフィッシュアイレンズでも狙いやすい(写真1)。

▼写真1 チャバネフユエダシャク♀ その1(2014年12月23日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

大きさは13〜15ミリくらいと言ったところか(写真2)。

▼写真2 チャバネフユエダシャク♀ その2(2014年12月23日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真3〜6は鉄柵にとまっていた♀。
背景の紅葉を意識して撮ってみた。
写真3、4は105ミリマクロレンズで絞りを変えて撮ってみたもの。
写真3は絞りF5.6、写真4は絞りF16。

▼写真3 チャバネフユエダシャク♀ その3a(ノートリミング、2014年12月25日、東京近郊)
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▼写真4 チャバネフユエダシャク♀ その3b(ノートリミング、2014年12月25日、東京近郊)
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写真5、6はフィッシュアイレンズで撮ったもの(絞りはF11)。
写真5は写真3、4に合わせてトリミングしてみた。写真6が元のノートリミング画像。

▼写真5 チャバネフユエダシャク♀ その3c(2014年12月25日、東京近郊)
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▼写真6 チャバネフユエダシャク♀ その3d(ノートリミング、2014年12月25日、東京近郊)
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※写真5、6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

写真7、8は鉄柵にとまっていたチャバネフユエダシャク♀を突ついてひっくり返してみたもの。

▼写真7 チャバネフユエダシャク♀ その4a 腹面(2014年12月23日、東京近郊)
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顔をアップで撮ってみると口吻は三角形に潰れて見えた(写真8)。

▼写真8 チャバネフユエダシャク♀ その4b 顔面(2014年12月23日、東京近郊)
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その二日前に撮ったクロスジフユエダシャク♀と比べてみよう。
クロスジフユエダシャク♀の口吻は丸めたストロー状に見える(写真9)。

▼写真9 クロスジフユエダシャク♀ その1a 顔面(2014年12月21日、東京近郊)
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写真9の元画像はこんな感じ(写真10)。

▼写真10 クロスジフユエダシャク♀ その1b 腹面(2014年12月21日、東京近郊)
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写真11のように木柵にとまっていた個体を突ついたら上の写真のようにのけぞってくれたので、顔面を激写してみた次第だ。

▼写真11 クロスジフユエダシャク♀ その1c(2014年12月21日、東京近郊)
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フユシャクは♂も♀も吸蜜などはしないというのが定説だ。口吻は退化して持っていないか、もしくは縮小していて器官としては残っていても使うことはないらしい。他のフユシャク類の口吻の様子もチャンスがあれば調べてみたい。

参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑相模国の自然スケッチ、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-28 03:25 | | Comments(4)

シロオビフユシャク&クロバネフユシャク(2014年12月26日)

主フィールドではシロオビフユシャクやクロバネフユシャクも出はじめた。
この2種は♂も♀も似ていて紛らわしい。
写真1〜3はトイレにいたシロオビフユシャク♂。
最初に見つけた12月21日には高い場所にとまっていて、シロオビフユシャクかクロバネフユシャクかはっきりしなかった。
二日後に行ってみるとまだとまっていたので、スケールで突ついて下に降りてもらった。
床にとまった姿をじっくり見るとシロオビフユシャクのようだ(写真3)。

▼写真1 シロオビフユシャク♂ その1a(ノートリミング、2014年12月21日、東京近郊)
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▼写真2 シロオビフユシャク♂ その1b(2014年12月21日、東京近郊)
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▼写真3 シロオビフユシャク♂ その1c(2014年12月23日、東京近郊)
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写真4、5はクロバネフユシャク♂。
写真4は民家の塀にとまった羽化間もないと思われる個体。
いつもは翅を開いてとまるが、羽化間もない個体はこのように翅を閉じていることが多い。

▼写真4 クロバネフユシャク♂ その1(2014年12月21日、東京近郊)
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写真5は二日後にすぐ近くの柵にとまっていた♂。ひょっとすると同じ個体なのかもしれない。

▼写真5 クロバネフユシャク♂ その2(2014年12月23日、東京近郊)
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写真6〜8はクロバネフユシャク♀。
グレーの個体だとシロオビフユシャク♀との判別が難しい。これだけ色が濃いとクロバネフユシャク♀と判断しても良いと思う。
写真6は民家の塀にとまっていた♀。

▼写真6 クロバネフユシャク♀ その1(2014年12月22日、東京近郊)
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写真7、8は散策路脇の鉄柵にとまっていた♀。

▼写真7 クロバネフユシャク♀ その2(2014年12月22日、東京近郊)
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▼写真8 クロバネフユシャク♀ その3(2014年12月22日、東京近郊)
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今のところ明らかにシロオビフユシャクの♀と分かる個体は撮れていない。例年だとクロバネフユシャクに比較して、シロオビフユシャクの出現期間は短いので、また近々探しに行きたいと思う。

参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑相模国の自然スケッチ、ほか

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-26 02:59 | | Comments(0)

イチモジフユナミシャクの♂と♀(2014年12月24日)

チャバネフユエダシャク♀が出ているとの石川会長からの連絡で駆けつけた12月22日には、イチモジフユナミシャク♂の姿も見られた。
イチモジフユナミシャクは、主フィールドでは一昨年に♀が1匹見られたのみで(正確には2013年1月なので昨年だが、時季としては2季振り)、♂が見られたのは初めてだ。

写真1〜3は柵にとまっていたイチモジフユナミシャク♂。
主フィールドで初めてなのに2匹も見つけた。そろそろ近隣の公園にプチ遠征して探してみようと思っていたところなので、よく行く主フィールドで見られたのは嬉しい。

▼写真1 イチモジフユナミシャク♂ その1(2014年12月22日、東京近郊)
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▼写真2 イチモジフユナミシャク♂ その2a(2014年12月22日、東京近郊)
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▼写真3 イチモジフユナミシャク♂ その2b(2014年12月22日、東京近郊)
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♂が出たからには2季振りに♀の姿も期待できそう。
そう思って翌日も主フィールドを歩いてみると、やはり♀が出ていた。
写真4、5はイチモジフユナミシャク♀。
色が薄くて白っぽく見える個体もあるが、淡い青緑色が綺麗な♀だ。

▼写真4 イチモジフユナミシャク♀ その1a(2014年12月23日、東京近郊)
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▼写真5 イチモジフユナミシャク♀ その1b(2014年12月23日、東京近郊)
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せっかくなのでフィッシュアイレンズでも撮ってみた。チャバネフユエダシャク♀に比べるとひと回り小さいのでどうかと思われたが、まずまず撮れていた。
写真6は自然光で、写真7は外付けストロボを使用している。

▼写真6 イチモジフユナミシャク♀ その1c(自然光、2014年12月23日、東京近郊)
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※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

▼写真7 イチモジフユナミシャク♀ その1d(外部ストロボ、2014年12月23日、東京近郊)
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※写真7はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

逆光で撮ったので液晶画面で確認した時には自然光では暗すぎるように思ったが、パソコン上でちょっと明るめに調整するといい感じになった。
今季は交尾や産卵シーンも見られると良いのだが、昼間の観察だけでは難しいだろうか。

最後におまけ。
カメラを向けるとニャアと鳴いてくれた。
◎今日のニャンコ ♪(2014年12月22日、東京近郊)
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撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-24 10:57 | | Comments(2)

チャバネフユエダシャク♀がいっぱい(2014年12月23日)

主フィールドを散策した12月21日には、二日前まで見かけたクロオビフユナミシャクの姿はなく、チャバネフユエダシャク♂が何匹か見られた。

写真1は散策路脇の電柱にとまっていた♂。

▼写真1 チャバネフユエダシャク♂ その1(2014年12月21日、東京近郊)
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写真2は散策路に隣接する民家の壁にとまっていた♂。

▼写真2 チャバネフユエダシャク♂ その2(2014年12月21日、東京近郊)
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写真3も民家の壁にとまっていた♂。

▼写真3 チャバネフユエダシャク♂ その3(ノートリミング、2014年12月21日、東京近郊)
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♂の姿が増えたのでぼちぼち♀も見られるだろうと思っていた。
翌22日、石川会長から電話があり、チャバネフユエダシャク♀が出ているという。
急いで駆けつけてみるとあっちにもこっちにも♀の姿が…。
写真4、5は柵にとまっているチャバネフユエダシャク♀。

▼写真4 チャバネフユエダシャク♀ その1(ノートリミング、2014年12月22日、東京近郊)
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▼写真5 チャバネフユエダシャク♀ その2(ノートリミング、2014年12月22日、東京近郊)
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写真6はマンリョウの葉上にとまっていた♀。

▼写真6 チャバネフユエダシャク♀ その3(2014年12月22日、東京近郊)
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写真7、8も柵にとまっていた♀。
総じて地味な外見が多いフユシャクの中にあって、チャバネフユエダシャクの♀は異色の存在だ。白地に黒い斑点の♀はホルスタインと呼ばれたりする。

▼写真7 チャバネフユエダシャク♀ その4(ノートリミング、2014年12月22日、東京近郊)
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▼写真8 チャバネフユエダシャク♀ その5(2014年12月22日、東京近郊)
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前日同じ場所を歩いた時にはまったく見られなかったチャバネフユエダシャク♀が、この日はなんと7匹も見つかった。24時間のうちに次々と羽化してきたのだろうか。
21、22日はこのほかにも今季初見のフユシャクを見ている。それはまた後日。

撮影機材:すべて外部ストロボ撮影。ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-23 09:09 | | Comments(4)

クロスジフユエダシャク♀のコーリング(2014年12月21日)

主フィールドではクロスジフユエダシャク♂の姿は見かけなくなった。
それでもまだ♀はいた。
写真1〜3は擬木柵にとまっていたクロスジフユエダシャク♀。
どうも尾端に何か見える。フェロモン嚢ではないかと思う。
フユシャクの♀は尾端のフェロモン嚢からフェロモンを出して♂を引き寄せると言われている(これをコーリングと呼ぶ)。
写真1、2はフェロモン嚢を出した状態、写真3は引っ込めた状態。

▼写真1 クロスジフユエダシャク♀ その1a(2014年12月19日、東京近郊)
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▼写真2 クロスジフユエダシャク♀ その1b(2014年12月19日、東京近郊)
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▼写真3 クロスジフユエダシャク♀ その1c(2014年12月19日、東京近郊)
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写真4はフェロモン嚢を半分ほど出した状態。フェロモン嚢の先端には微妙に毛がある。

▼写真4 クロスジフユエダシャク♀ その1d(2014年12月19日、東京近郊)
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写真5、6はフェロモン嚢のアップ。
小さいのでなかなか鮮明には撮れなかった。目一杯伸ばすと腹部の3分の1くらいはあるようだ。
いくらフェロモンを出しても♂がやってこないので、必死にフェロモンを出しているといった風情だ。

▼写真5 クロスジフユエダシャク♀ その1e(2014年12月19日、東京近郊)
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▼写真6 クロスジフユエダシャク♀ その1f(2014年12月19日、東京近郊)
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クロスジフユエダシャク♀のフェロモン嚢は初めて見た。○○嚢という名称から、何か袋状のものをイメージしていたが、♂のヘアペンシルかと錯覚してしまいそうな棒状になっていた。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-21 11:33 | | Comments(0)

チャバネフユエダシャク♂今季初見、ほか(2014年12月20日)

12月17日は主フィールドでチャバネフユエダシャク♂を今季初めて見つけた。
写真1〜3はマクロレンズで、写真4、5はフィッシュアイレンズで撮ってみたもの。

▼写真1 チャバネフユエダシャク♂(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真2 チャバネフユエダシャク♂(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真3 チャバネフユエダシャク♂(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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チャバネフユエダシャクは大きいので、フィッシュアイレンズで周辺環境と一緒に撮るのに都合が良い。

▼写真4 チャバネフユエダシャク♂(2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真5 チャバネフユエダシャク♂(2014年12月17日、東京近郊)
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※写真4、5はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

12月19日にはチャバネフユエダシャクの♀でもいないかと探してみたが残念ながら見つからなかった。
写真6は木柵にいたクロオビフユナミシャク♀。
この個体は翅が結構大きかった。

▼写真6 クロオビフユナミシャク♀(ノートリミング、2014年12月19日、東京近郊)
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写真7、8は今季初見のウスバフユシャク♀。
この時期だとそろそろ出るはずのシロオビフユシャク♀と紛らわしいが、薄茶色の色合いからウスバフユシャク♀としておく。
横から見ると身を反らせているのでコーリング中のようだ(写真8)。

▼写真7 ウスバフユシャク♀(2014年12月19日、東京近郊)
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▼写真8 ウスバフユシャク♀(2014年12月19日、東京近郊)
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この日はクロスジフユエダシャク♀のコーリングも見られた。それはまた次回。

参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑相模国の自然スケッチ、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-20 11:15 | | Comments(0)

クロオビフユナミシャク三昧(2014年12月18日)

12月も半ばを迎え、主フィールドではクロオビフユナミシャクばかりが目立つようになった。
12月15日はMFを見たいとおっしゃるK先生と一緒に主フィールドをひと回りする。
♀しか見られなかったのはやや残念だが、クロオビフユナミシャク♀が3個体ほど見られた(写真1〜3)。
どれも微妙に雰囲気が違うのが面白い。

▼写真1 クロオビフユナミシャク♀ その1(2014年12月15日、東京近郊)
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▼写真2 クロオビフユナミシャク♀ その2(2014年12月15日、東京近郊)
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▼写真3 クロオビフユナミシャク♀ その3(2014年12月15日、東京近郊)
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12月17日に一人で回ってみると、今度は♂ばかり5匹ほど見られた。
♂と♀が2〜3個体ずつ見られると良い感じなんだがなあ…(笑)。
写真4、5はグレーっぽい個体、写真6はやや茶色味がかった個体。

▼写真4 クロオビフユナミシャク♂ その1a(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真5 クロオビフユナミシャク♂ その1b(2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真6 クロオビフユナミシャク♂ その2(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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写真7、8は橋の欄干にとまっていた個体。
せっかくなのでフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真8)。

▼写真7 クロオビフユナミシャク♂ その3a(ノートリミング、2014年12月17日、東京近郊)
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▼写真8 クロオビフユナミシャク♂ その3b(2014年12月17日、東京近郊)
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※写真8はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

この日はチャバネフユエダシャク♂も今季初見となった。それはまた後日。

参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑相模国の自然スケッチ、ほか

撮影機材:全て外部ストロボ使用。ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-18 02:10 | | Comments(0)

クロオビフユナミシャク♀&卵(2014年12月13日)

主フィールドではクロスジフユエダシャク♂が飛ぶ姿はもうほとんど見られなくなった。まだまだこれからと思っているうちに飛翔シーンを撮り損なってしまった…。
♀の姿はまだ見られる(写真1)。産卵シーンを何とか撮りたいものだ。

▼写真1 クロスジフユエダシャク♀(2014年12月10日、東京近郊)
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写真2はトイレ外壁にいたクロオビフユナミシャク♂。
主フィールドではクロスジフユエダシャクに代わってよく見られるようになってきた。

▼写真2 クロオビフユナミシャク♂ その1(ノートリミング、2014年12月13日、東京近郊)
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写真3は柵に♂と♀がいたところ。
こういう♂と♀は昼間に近づけても互いにまったく興味を示さない。おそらく前夜のうちに交尾を済ませているのではないかと推測する。

▼写真3 クロオビフユナミシャク♂&♀(2014年12月13日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真4は上の写真の♂。

▼写真4 クロオビフユナミシャク♂ その2(ノートリミング、2014年12月13日、東京近郊)
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写真5は写真3の♀。

▼写真5 クロオビフユナミシャク♀ その1a(2014年12月13日、東京近郊)
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写真6は同じ♀をコンパクトデジカメで撮ってみたもの。
光量が充分でないと画質、色合いの点でデジタル一眼に劣るのはやむを得ないか。

▼写真6 クロオビフユナミシャク♀ その1b(ノートリミング、2014年12月13日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

写真7はクロオビフユナミシャクの卵。
ちょっと潰れてしまっているが、この場所を教えてくれた石川会長が♀と一緒に撮っているのでクロオビフユナミシャクの卵で間違いはない。

▼写真7 クロオビフユナミシャクの卵(2014年12月10日、東京近郊)
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過日見つけたクロスジフユエダシャクの卵(写真8)と比較してみる。

▼写真8 クロスジフユエダシャクの卵(2014年12月5日、東京近郊)
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※写真8はトリミングを変更して再掲載。

肉眼では似たように見えたが、画像を拡大してみると、クロスジフユエダシャクの卵は翡翠色でツヤツヤと光沢があるのに対し、潰れてはいるがクロオビフユナミシャクの卵はやや薄緑色で、卵の表面に鱗のような模様がある。
潰れた卵だけではちょっと不満なのでもう一度くらい見つけてみたい。

参考サイト:日本産フユシャクWEB図鑑相模国の自然スケッチ、ほか

撮影機材:写真3、6以外はすべて外部ストロボ使用。ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-13 23:19 | | Comments(6)

ツノトンボの卵&オオツノトンボ(2014年12月11日)

今回は晩夏に撮ったアミメカゲロウ目の昆虫たちを少々紹介したい。
写真1〜3はツノトンボの卵。
これは東京郊外の丘陵方面に遠征した際、同行した「公園昆虫記」のおはるさんに教えていただいたもの。
成虫はまだ見たことがなく、卵を先に見ることになった。

▼写真1 ツノトンボの卵 その1a(ノートリミング、2014年9月13日、東京郊外)
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▼写真2 ツノトンボの卵 その1b(2014年9月13日、東京郊外)
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写真3は既に孵化したあとの卵の殻。
卵の殻があるからには幼虫も付近にいるのではないかと期待したが、残念ながら見つけることはできなかった。

▼写真3 ツノトンボの卵 その2 孵化後(2014年9月13日、東京郊外)
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写真4はオオツノトンボ♀。
これは信州旅行の帰り、現地駅の駅舎の外れにある灯りにきていた個体。
腹部がパンパンで、産卵前ではないかと推測するが、どうだろうか。
触角がとても長く、体長とおなじくらいあった。

▼写真4 オオツノトンボ♀ その1a(内蔵ストロボ、2014年8月20日、長野県)
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▼写真5 オオツノトンボ♀ その1b(内蔵ストロボ、2014年8月20日、長野県)
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○○トンボつながりで、写真6はヘビトンボ。
これは東京郊外の街道脇で見つけた個体。夏には林縁の電柱にきている姿もよく見かける。
うっかり掴もうものなら、長い首を回して噛み付くこともあるそうなので、まだ触ったことはない。

▼写真6 ヘビトンボ(内蔵ストロボ、2014年8月3日、東京郊外)
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来年はツノトンボの成虫とキバネツノトンボの卵を見つけてみたいと思っている。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2014-12-11 05:08 | その他 | Comments(2)

ヒメツチハンミョウ♂(2014年12月9日)

先日房総方面に遠征した際には、昨年見かけたオオキンカメムシとの出会いも期待したが、残念ながら出会えなかった。
オオキンカメムシはおろか、昨年たくさん見かけたオオアオイトトンボやホソミオツネントンボも見られず、お目当てのルーミスシジミには出会えたものの、やや物足りない遠征になってしまった。
そんな感じでうつむいて歩いているときに見つけたのがヒメツチハンミョウ(写真1〜5)。
ヒメツチハンミョウは春だけでなく秋にも出るらしい。

▼写真1 ヒメツチハンミョウ♂ その1a(外部ストロボ、2014年12月2日、千葉県)
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▼写真2 ヒメツチハンミョウ♂ その1b(外部ストロボ、2014年12月2日、千葉県)
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触角が真ん中あたりで結んだように太くなっているのが♂の特徴(写真3)。

▼写真3 ヒメツチハンミョウ♂ その1c 触角(外部ストロボ、2014年12月2日、千葉県)
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日陰に入ってくれた方が色合いは良かったようだ(写真4)。

▼写真4 ヒメツチハンミョウ♂ その1d(外部ストロボ、2014年12月2日、千葉県)
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歩き回って、やがて草むらの中に入って行った(写真5)。

▼写真5 ヒメツチハンミョウ♂ その1e(外部ストロボ、2014年12月2日、千葉県)
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ちなみに♀はこちら(写真6)。触角の違いがお分かりいただけるだろうか。
これは昨年春に高尾山の尾根道で見つけた個体。

▼写真6 ヒメツチハンミョウ♀(2013年5月24日、東京郊外)
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※写真6はトリミングを変更して再掲載したもの。撮影機材はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

ヒメツチハンミョウは何千個も卵を産むらしい。
土の中で孵化した幼虫は草を登って花の上でハナバチの仲間がくるのを待つ。
運良くハナバチがやってくると、その身体にしがみついて巣に運ばれ、ハナバチの卵や蜜、花粉を食べて育つのだと言う。
ハナバチの♀がくるかどうかは運任せなのでほとんどの幼虫は途中で死んでしまう。そのためにたくさんの卵を産むのだそうだ。
まあ、他の昆虫でもそうだろうが、特にヒメツチハンミョウは成虫になれるのはごく僅か。そう思うと出会えたことが嬉しくなる。そうではあるまいか。

参考文献:『身近な昆虫のふしぎ』(海野和男著、ソフトバンククリエイティブ)
参考サイト:虫Navi、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2014-12-09 23:41 | 甲虫 | Comments(4)