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七月の残り蛾(2015年7月31日)

今回は久し振りに残り蛾シリーズ。
中には6月に撮ったものもあるが、まあ細かいことは気にしないでおこう(笑)。

写真1はウチキシャチホコ。
これは6月上旬に石川会長と山梨遠征した時に撮ったもの。食堂の天井にとまっていた。

▼写真1 ウチキシャチホコ(2015年6月7日、山梨県)
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写真2はギンボシリンガ。
宿の庭にある白布にとまっていた。

▼写真2 ギンボシリンガ(2015年6月7日、山梨県)
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写真3はサラサリンガ。
これは東京郊外の山麓にある建物外壁で見つけた。

▼写真3 サラサリンガ(2015年6月29日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真4はツマキシロナミシャク。
これは7月上旬に石川会長と山梨遠征した時に見つけたもの。このポイントでアイノミドリシジミを撮る予定だったが、撮れたのはツマキシロナミシャクだけだった。

▼写真4 ツマキシロナミシャク(2015年7月12日、山梨県)
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写真5はニッコウシャチホコ。
宿の窓枠にとまっていた。

▼写真5 ニッコウシャチホコ(2015年7月12日、山梨県)
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写真6、7はクロシタアオイラガ。
宿の建物外壁にとまっていた。

▼写真6 クロシタアオイラガ♂ その1a(2015年7月12日、山梨県)
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仔細に見ると触角の形がちょっと面白い(写真7)。

▼写真7 クロシタアオイラガ♂ その1b 触角(2015年7月12日、山梨県)
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※写真6、7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真8〜11は7月上旬の北海道旅行で撮ったもの。
写真8、9はヒメキシタヒトリ♂。
ホテル近くの道路脇で見つけた。

▼写真8 ヒメキシタヒトリ♂ その1a(2015年7月3日、北海道)
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▼写真9 ヒメキシタヒトリ♂ その1b 腹面(2015年7月3日、北海道)
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※写真9はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

翌朝に見つけた個体は触角が糸状なので♀だと思う(写真10)。
後で知ったのだが、♀の下翅は♂と違って黄色っぽいらしい。♀の裏側も見てみるべきだった。

▼写真10 ヒメキシタヒトリ♀(2015年7月4日、北海道)
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※写真10はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真11はキイロエグリヅマエダシャク。
エグリヅマエダシャクは東京郊外でもよく見かけるが、キイロエグリヅマエダシャクは寒地性の蛾らしい。
北海道旅行ではダイセツヒトリなどの高山蛾との出会いも期待していたが、残念ながら果たせなかった。蛾の姿は少なかったかな。

▼写真11 キイロエグリヅマエダシャク(2015年7月3日、北海道)
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※写真11はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真12はヨツモンマエジロアオシャク。
これは主フィールドのトイレの中で見つけた。

▼写真12 ヨツモンマエジロアオシャク(2015年7月23日、東京近郊)
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※写真12はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真13、14はオオモモブトスカシバ♀。
遊歩道脇のカラスウリかキカラスウリで産卵行動をしていたので♀なのだと思う。なかなかとまってくれず、撮るのに難儀した。

▼写真13 オオモモブトスカシバ♀ その1a 飛翔中(2015年7月20日、東京近郊)
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▼写真14 オオモモブトスカシバ♀ その1b 産卵行動(2015年7月20日、東京近郊)
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8月になるとスカシバガの姿も増えてくるのではないかと期待している。今季は羽化シーンも見てみたいと思っている。

参考サイト:虫Naviみんなで作る日本産蛾類図鑑ちょう・がのずかん、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-07-31 22:52 | | Comments(0)

7月のハエトリグモたち(2015年7月30日)

このところフィールド散策をさぼってばかりなので蝶の写真はなし。
最近主フィールドで撮ったハエトリグモでお茶を濁しておこう(苦笑)。

写真1はヒメカラスハエトリ♀。
これは7月でも主フィールドでもなく、6月に丘陵方面で撮ったもの。

▼写真1 ヒメカラスハエトリ♀(2015年6月28日、東京郊外)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

せっかくヒメカラスハエトリ♀が撮れたので、カラスハエトリと似ているところを♂♀並べてみたくて主フィールドでカラスハエトリを撮ろうとした。一応カラスハエトリは見つけたが、コンパクトデジカメで撮ろうとすると逃げられてばかりでうまく撮れなかった。
写真2はかろうじて撮れたカラスハエトリ♂。
カラスハエトリ♀はブレ写真しか撮れなかったので過去記事でご覧いただきたい(過去記事は→こちら)。

▼写真2 カラスハエトリ♂(2015年7月23日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真3、4は主フィールドの柵で見つけたミスジハエトリの♀と♂。
ミスジハエトリはじっとしていてくれるのでコンパクトデジカメでも撮りやすい。

▼写真3 ミスジハエトリ♀(2015年7月11日、東京近郊)
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▼写真4 ミスジハエトリ♂ その1(2015年7月11日、東京近郊)
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※写真3、4はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

ミスジハエトリはどういうわけか家の中でもよく見かける(写真5)。

▼写真5 ミスジハエトリ♂ その2(2015年7月20日、東京近郊)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真6はオオハエトリ♀。
主フィールドで見かけるハエトリグモの中では大型だ。
これは建物外壁にいた個体。擬木柵などでもよく見かける。

▼写真6 オオハエトリ♀(2015年7月11日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真7はチャイロアサヒハエトリ♀。
チャイロアサヒハエトリは小さい上に動きがあってうまく撮れないことが多い。
主フィールドでは木柵で見かけることが多い。

▼写真7 チャイロアサヒハエトリ♀(2015年7月23日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真8〜10はデーニッツハエトリ♀。
デーニッツハエトリはハエトリグモの中では撮りやすいタイプと思う。
これは主フィールドの鉄柵で見つけた。

▼写真8 デーニッツハエトリ♀ その1a(2015年7月23日、東京近郊)
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立ち止まってこちらをじっと見てくれることも多い(写真9)。

▼写真9 デーニッツハエトリ♀ その1b(2015年7月23日、東京近郊)
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※写真8、9はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真10は幼体ではないかと思う。
多少動きがあってもデジタル一眼でストロボ撮影すれば大丈夫だ。
こちらは主フィールドの木柵にいた個体。

▼写真10 デーニッツハエトリ♀ その2(2015年7月25日、東京近郊)
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※写真10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

今の時期は気温も高く、ハエトリグモは活動的なのでコンパクトデジカメで接写しようとしても近すぎて逃げられてしまうことが多い。
デジタル一眼&マクロレンズで撮る方がワーキングディスタンスは長いので、逃げられない可能性が高い。自分の経験ではネコハエトリやアリグモなどは敏感で警戒心も強く、デジタル一眼でも撮りにくいタイプと思う。
しかし、ネコハエトリは近づくととレンズに飛び乗ってきたりするのが面白い。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)

by mikiosu | 2015-07-30 14:05 | 蜘蛛 | Comments(0)

エゴヒゲナガゾウムシがいっぱい(2015年7月28日)

春先から撮りためているハムシなど甲虫類がいろいろあるのに、どうも時間が経つとどうでも良くなってきてしまう(笑)。
そんなことで、今が旬の甲虫を取り上げておきたい。

写真1はエゴヒゲナガゾウムシ♀。
エゴヒゲナガゾウムシは2011年に一度撮ったきりで、毎年気にしているのになかなか見つからなかった。
主フィールドを散策した7月23日には柵などで数匹見かけた。前日風が強かったせいで梢から落ちてきたのかと推測したりしたが、どうもはっきりしない。
写真はたくさん撮ったものの、動きが速くてコンパクトデジカメではブレ写真を量産してしまった。TG-4は動きのある被写体に弱いのが難点だ。

▼写真1 エゴヒゲナガゾウムシ♀ その1(2015年7月23日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

二日後にまた主フィールドに出た時には、コンパクトデジカメではなくデジタル一眼でストロボ撮影することにした。
写真2、3はエゴヒゲナガゾウムシ♀。
やはりきっちり撮れればデジタル一眼の方がずっと綺麗に撮れると思う。

▼写真2 エゴヒゲナガゾウムシ♀ その2(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真3 エゴヒゲナガゾウムシ♀ その3(2015年7月25日、東京近郊)
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写真4、5はエゴヒゲナガゾウムシ♂。
♂の眼は外側に大きく飛び出しているので識別は容易だ。
…それにしても何度見ても面白い顔だ(笑)。別名ウシヅラヒゲナガゾウムシというのも頷ける。

▼写真4 エゴヒゲナガゾウムシ♂ その1(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真5 エゴヒゲナガゾウムシ♂ その2(2015年7月25日、東京近郊)
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エゴヒゲナガゾウムシはその名の通りエゴノキに集まる。
写真6はエゴノキの実にきていた♀。
このようにエゴノキの実に穴を開けて産卵するらしい。

▼写真6 エゴヒゲナガゾウムシ♀ その4(2015年7月25日、東京近郊)
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以下はエゴヒゲナガゾウムシのカップルたち。
顔を突き合わせたり、穴を掘ったり、追いかけ回したりといろいろ忙しい。
見ていて飽きない…と言いたいところだが、暑いのでそう長く見てもいられない(苦笑)。

▼写真7 エゴヒゲナガゾウムシ♂(下)&♀ その1(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真8 エゴヒゲナガゾウムシ♂(右上)&♀ その2(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真9 エゴヒゲナガゾウムシ♂(左端)&♀ その3(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真10 エゴヒゲナガゾウムシ♂(左端&右下)&♀ その4(2015年7月25日、東京近郊)
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写真11はノートリミング画像、写真12は同じ画像を拡大したもの。

▼写真11 エゴヒゲナガゾウムシ♂(右側)&♀ その5−1(ノートリミング、2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真12 エゴヒゲナガゾウムシ♂(右側)&♀ その5−2(2015年7月25日、東京近郊)
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いちいち数えなかったが、この日は30匹くらいはいたのではないか。
2〜3週間前からずっと気にしていたのに、こんなに一斉に見られたことにちょっとびっくりした。
さらに二日後の7月27日には、産卵行動のピークは過ぎたのか、片手で数えられるくらいしか見かけなかった。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-07-28 16:29 | 甲虫 | Comments(6)

オオトリノフンダマシ初見初撮り、ほか(2015年7月27日)

今回はそのうちやろうと思っていた蜘蛛のお話。徘徊性のハエトリグモは結構好きな被写体だが、造網性の蜘蛛も時には撮っている。

写真1はオナガグモ♀。
オナガグモは蜘蛛を食べると言われている。ご覧の通り細くて撮りにくい蜘蛛だけれど、うまくピントが合ってくれた。念のため申し添えておくと、左側が頭部、右側が尾部になる。
まるで卵嚢を愛おしむように手、ではなく脚を差し伸べているように見える。

▼写真1 オナガグモ♀&卵嚢(2015年6月8日、東京郊外)
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写真2、3はコシロカネグモ♀。
オオシロカネグモやコシロカネグモは水辺に網を張る蜘蛛で、腹面を上にしていることが多く、背面がなかなか撮れない。この時は水辺近くの木柵にいたので、しゃがみ込んで下から背面を撮ることができた(写真2)。

▼写真2 コシロカネグモ♀ その1a 背面(ノートリミング、2015年6月28日、東京郊外)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

近縁種との識別のために腹面も撮っておいた(写真3)。
以前見た個体は微妙だったが、この個体はコシロカネグモで間違いなさそうだ。

▼写真3 コシロカネグモ♀ その1b 腹面(2015年6月28日、東京郊外)
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写真4は同じ日、同じ公園で撮ったオオシロカネグモ♀の腹面。
緑色のラインがコシロカネグモに比較して細いのが特徴。

▼写真4 オオシロカネグモ♀ 腹面(2015年6月28日、東京郊外)
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写真5はチュウガタコガネグモ♀。
なかなか立派な個体だった。

▼写真5 チュウガタコガネグモ♀(2015年6月28日、東京郊外)
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写真6、7は初見初撮りのオオトリノフンダマシ♀。
これはゴイシシジミ狙いで丘陵方面へ遠征した時に見つけた。
ゴイシシジミのポイントに行く道を間違えて湿地まで出てしまい、引き返す時に偶然見つけた(笑)。

▼写真6 オオトリノフンダマシ♀(2015年7月15日、埼玉県)
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まるで陶器のような艶があった(写真7)。
トリノフンダマシ属の蜘蛛は初めて見たのでかなり嬉しい。
この日ゴイシシジミは撮れなかったけれど、オオトリノフンダマシが撮れたので気分よく帰ることができたのだった(笑)。

▼写真7 オオトリノフンダマシ♀(2015年7月15日、埼玉県)
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※写真6、7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真8〜10はワキグロサツマノミダマシ♀。

▼写真8 ワキグロサツマノミダマシ♀ その1a 背面(2015年7月24日、東京郊外)
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サツマノミダマシと紛らわしいので側面も撮っておくと同定し易い(写真9)。

▼写真9 ワキグロサツマノミダマシ♀ その1b 側面(2015年7月24日、東京郊外)
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正面からも撮ってみた(写真10)。

▼写真10 ワキグロサツマノミダマシ♀ その1c 正面(2015年7月24日、東京郊外)
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写真11、12はサツマノミダマシ♀なのだが、蜘蛛を狩るベッコウバチに襲われていた。
主フィールドで見かけたこのシーン、襲っていた蜂はオオシロフベッコウのようだ。

▼写真11 サツマノミダマシ♀を捕獲したオオシロフベッコウ その1a(2015年7月25日、東京近郊)
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▼写真12 サツマノミダマシ♀を捕獲したオオシロフベッコウ その1b(2015年7月25日、東京近郊)
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10日ほど前には蜘蛛を狩るオオモンクロベッコウも撮っている(写真13、14)。
この蜘蛛はかなり大きかった。アシダカグモかコアシダカグモかはっきりしないのでアシダカグモの仲間としておく。

▼写真13 アシダカグモの仲間を捕獲したオオモンクロベッコウ その1a(2015年7月15日、東京郊外)
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▼写真14 アシダカグモの仲間を捕獲したオオモンクロベッコウ その1b(2015年7月15日、東京郊外)
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アシダカグモは胴体部分が25ミリくらいになる。脚はその2倍くらいあるので、片脚が50ミリ、両脚で100ミリ、両脚の間に胴体があるわけだから、左右長はゆうに100ミリを超えることになる。
日頃ハエトリグモなど小さい蜘蛛をよく撮っている身にはとてつもなく大きく感じる。
こんな蜘蛛を狩るオオモンクロベッコウは凄いと思う。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のクモ』(新海栄一編著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2015-07-27 03:28 | 蜘蛛 | Comments(2)

アカボシゴマダラの産卵シーン、ほか(2015年7月26日)

うっかりしていたが7月21日には主フィールドでムラサキシジミを撮っていた(写真1)。
暑くて飛ぶ気がしない、ということはない思うが、日陰の葉上にじっととまっていた。

▼写真1 ムラサキシジミ(2015年7月21日、東京近郊)
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二日前には気がつかなかったが、主フィールドの散策路脇にはもうキツネノマゴが咲き始めた。
ヤマトシジミが数匹、キツネノマゴにきていた。
写真2はキツネノマゴで吸蜜するヤマトシジミ♂。

▼写真2 ヤマトシジミ♂ その1a(ノートリミング、2015年7月25日、東京近郊)
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口吻がグルグルしていたので拡大してみた(写真3)。

▼写真3 ヤマトシジミ♂ その1b(2015年7月25日、東京近郊)
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いつもチェックする萩の花にもヤマトシジミがいた(写真4)。

▼写真4 ヤマトシジミ その2a(2015年7月25日、東京近郊)
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しかし、どうも様子がおかしいと思って裏から見ると、アズチグモ♀に捕まっていた(写真5)。

▼写真5 ヤマトシジミ その2b(2015年7月25日、東京近郊)
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写真6はエノキの幼木に産卵するアカボシゴマダラ♀。
主フィールドではここ2〜3年、見かけるのはアカボシゴマダラばかりで、ゴマダラチョウの姿を見る機会はほとんどない。

▼写真6 アカボシゴマダラ♀ 産卵シーン(ノートリミング、2015年7月25日、東京近郊)
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葉っぱをチェックすると卵が1個産みつけられていた(写真7)。

▼写真7 アカボシゴマダラの卵 その1a(2015年7月25日、東京近郊)
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写真8は同じ卵をコンパクトデジカメで撮ってみたもの。葉っぱはかなり鮮明に写っているが、卵の方はそうでもなかった。

▼写真8 アカボシゴマダラの卵 その1b(2015年7月25日、東京近郊)
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※OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

ついでに数日前に見かけたダイミョウセセリ幼虫の巣(写真9)。

▼写真9 ダイミョウセセリ幼虫の巣(2015年7月20日、東京近郊)
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近くの別の巣を少しめくってみた(写真10)。
ダイミョウセセリの幼虫はなんだか可愛い。

▼写真10 ダイミョウセセリの幼虫(2015年7月20日、東京近郊)
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撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2015-07-26 13:30 | | Comments(0)

ゴイシシジミをちょっとだけ(2015年7月25日)

このところ蝶をあまり撮っていない。甲虫か蜘蛛の記事でもアップしようかと準備してみたりしたが、どうも蝶以外の記事だと気合いが乗らない(笑)。
そんなことで暑い中、東京郊外の公園にゴイシシジミでもいないかと出かけてみた。
駅に着いてみると何だか雲行きが怪しい。ゴロゴロと音までしている。駅から公園までは歩いて30分くらいかかる。とりあえず公園まで行ってしまえば、雨が降ってきてもインフォメーションセンターで雨宿りができると先を急ぐ。

写真1は公園手前の緑地で見かけたベニシジミ。
空模様が怪しいのでデジタル一眼はザックにしまったまま、コンパクトデジカメで撮った。

▼写真1 ベニシジミ(ノートリミング、2015年7月24日、東京郊外)
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公園入口に着いた頃には空はかなり暗くなっていた。ゴイシシジミのポイントまではまだ10分以上ある。やがて雨がポツリポツリ落ちはじめた。
ザックから折り畳み傘を出し、ザックにはカバーを被せてコンパクトデジカメ片手にゴイシシジミのポイントまで急ぎ、ゴイシシジミとササの葉裏のアブラムシの写真を何枚か撮ってからインフォメーションセンターに向かう。
慌てて撮ったせいか、ゴイシシジミもアブラムシもぶれた写真ばかりだった。まったく急ぐとろくなことはない…。
しかし、そうではなかった。インフォメーションセンターに着いて、センター内の休憩所にある椅子に腰掛けてコンパクトデジカメの画像を確認しはじめるとすぐに、バケツをひっくり返したような雨が降り始めた。小さな折り畳み傘でどうにかなるような雨ではなかった。もう1分でも遅かったらひどいことになっていた。

雨は1時間もしないうちにやんだ。雨が上がってからもう一度ゴイシシジミのポイントをチェックしてみる。
写真2、3は足元から飛び出してきたゴイシシジミたち。
今度はぶれないように慎重に撮る。

▼写真2 ゴイシシジミ その1(ノートリミング、2015年7月24日、東京郊外)
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▼写真3 ゴイシシジミ その2(2015年7月24日、東京郊外)
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足元を見るとササの葉裏にもう2匹いた(写真4)。

▼写真4 ゴイシシジミ その3a(ノートリミング、2015年7月24日、東京郊外)
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かがみ込んでさらに下から撮ってみる(写真5)。

▼写真5 ゴイシシジミ その3b(ノートリミング、2015年7月24日、東京郊外)
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いくつかササの葉をひっくり返して裏を見てみる。
写真6の一番上にある白い輪っかはゴイシシジミの卵の孵化した後なのかもしれない。

▼写真6 ササコナフキツノアブラムシ(2015年7月24日、東京郊外)
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アブラムシの集団はいくつか見つかったが、ゴイシシジミの卵も幼虫も見つからなかった。
この日、足元はぬかるんでいるし、まだこれから雨が降るかもしれないので、ゴイシシジミを飛び散らかしてまで探すのは気が引けたのでやめておいた。いつかまた天気の良い日に探してみようと思う。

撮影機材:OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

by mikiosu | 2015-07-25 03:32 | | Comments(8)

ゴマダラチョウ今季初撮り(2015年7月21日)

今週は天気が良さそうなので気合いを入れて遠征しよう…と思わないでもなかった。
しかし今度は暑すぎる(笑)。いや、笑い事ではなくて、35度を超える猛暑日には絶対に無理しないことにしている。
そんなことで今週は気軽に行けるところだけになりそうだ。
今年はまだゴマダラチョウを見ていないのを思い出し、石川会長のお膝元の遊歩道を歩いてみた。
暑い中、遊歩道外れのコナラまで行ってみると…、いたいた。
写真1はコムラサキ。
コムラサキは写真を1、2枚撮って画像を確認している間にいなくなっていた。

▼写真1 コムラサキ(2015年7月20日、東京近郊)
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写真2はアカボシゴマダラ。
アカボシゴマダラは別に撮らなくても良かったけど一応撮っておいた(笑)。
ゴマダラチョウを見る機会が減っているのはアカボシゴマダラのせいなのかどうかは、まだはっきりしない。

▼写真2 アカボシゴマダラ(2015年7月20日、東京近郊)
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お目当てのゴマダラチョウは1匹だけいた(写真3〜6)。
この木の樹皮は真っ黒で、遠目にはクヌギのように見えなくもないが、樹液がたっぷり出ているコナラ。この日は珍しくスズメバチがきていなかったのでゴマダラチョウをゆっくり撮ることができた。

▼写真3 ゴマダラチョウ その1a(ノートリミング、2015年7月20日、東京近郊)
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樹液を吸うのに夢中で、1時間経ってもほとんどこの場を動かなかった。

▼写真4 ゴマダラチョウ その1b(2015年7月20日、東京近郊)
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時折カナブンとぶつかって翅を開閉していた(写真5)。
かなり擦れてはいたが、この個体は大きかった。

▼写真5 ゴマダラチョウ その1c(ノートリミング、2015年7月20日、東京近郊)
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せっかくなので20ミリレンズでも撮ってみた(写真6)。

▼写真6 ゴマダラチョウ その1d(ノートリミング、2015年7月20日、東京近郊)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

樹液たっぷりのコナラ以外では蝶の姿は少なかった。
写真7、8は遊歩道脇の萩の花にきていたルリシジミ。

▼写真7 ルリシジミ♀ その1a(ノートリミング、2015年7月20日、東京近郊)
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▼写真8 ルリシジミ♀ その1b(2015年7月20日、東京近郊)
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載せ忘れていたがルリシジミは主フィールドでも数日前に撮っていた。
これはコンパクトデジカメで撮ったもの(写真9)。

▼写真9 ルリシジミ♀ その2(2015年7月11日、東京近郊)
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同じ日コンパクトデジカメでヒカゲチョウも撮っていた(写真10)。

▼写真10 ヒカゲチョウ(ノートリミング、2015年7月11日、東京近郊)
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※写真9、10はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

ヒカゲチョウがとまっていたこの木で、昨年はコシアカスカシバがたくさん発生した。
暑くて遠出は控えるが、近場の公園でも新しい出会いや面白い出会いがまだまだ楽しめるはず…と思う。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2015-07-21 12:15 | | Comments(8)

オオムラサキ今季初撮り(2015年7月18日)

7月も半ばを迎えた15日、まだオオムラサキを撮っていない私は丘陵方面へ遠征してみた。
ここではいくつかポイントがあるが、最初のポイントでオオムラサキを見つけることができた。
写真1〜4はクヌギにきていたオオムラサキ。
4〜5年前は高尾方面でよく撮っていたオオムラサキ。昨年は山梨県、一昨年は埼玉県で撮ったので、都内でオオムラサキを撮ったのは3年振りになる。
♂か♀かはよく分からなかった。開翅シーンを撮らないとあまり撮った気はしないが…。

▼写真1 オオムラサキ その1a(ノートリミング、2015年7月15日、東京郊外)
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▼写真2 オオムラサキ その1b(2015年7月15日、東京郊外)
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▼写真3 オオムラサキ その1c(ノートリミング、2015年7月15日、東京郊外)
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▼写真4 オオムラサキ その1d(2015年7月15日、東京郊外)
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※写真1〜4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR

オオムラサキとゴイシシジミ狙いだったこの日、ゴイシシジミにはとうとう出会えなかった。
オカトラノオにはイチモンジセセリがきていただけ。複眼が小さいので♀ではないかと思う(写真5)。

▼写真5 イチモンジセセリ♀(2015年7月15日、東京郊外)
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埼玉方面まで脚をのばしたが、やはりゴイシシジミはいなかった。
写真6はかなり擦れたオオチャバネセセリ。

▼写真6 オオチャバネセセリ(2015年7月15日、埼玉県)
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写真7、8はダイミョウセセリ。
同じ露出で撮ったのに、ちょっとした光の加減で茶色っぽかったり黒っぽかったりした。

▼写真7 ダイミョウセセリ その1a(ノートリミング、2015年7月15日、埼玉県)
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▼写真8 ダイミョウセセリ その1b(ノートリミング、2015年7月15日、埼玉県)
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写真9はウラギンシジミ♂。
もうちょっと開いて欲しかった。

▼写真9 ウラギンシジミ♂(2015年7月15日、埼玉県)
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林縁で見つけたシジミチョウ、一瞬初めて見るゼフィルスかと思ったら、傷んだミズイロオナガシジミだった(写真10)。

▼写真10 ミズイロオナガシジミ(2015年7月15日、埼玉県)
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※写真5〜10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

この日は暑くて、蝶の出もあまり良くなかった。ゴイシシジミはまだチャンスがあると思うが、オオムラサキはこれで終わりかもしれない。そう思うとちょっと寂しい。

by mikiosu | 2015-07-18 15:55 | | Comments(4)

ヤブヤンマ♂今季初撮り(2015年7月17日)

マルタンヤンマがいた公園では、昨年同様ヤブヤンマも撮れた。
写真1はヤブヤンマ♂。
複眼がコバルトブルーに輝くマルタンヤンマ♂は美麗種として有名だが、ヤブヤンマ♂も負けず劣らず綺麗だと思う。

▼写真1 ヤブヤンマ♂ その1a(ノートリミング、2015年7月13日、東京都)
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写真2は自然光で撮ったもの。これでもかなり明るめに調整してある。

▼写真2 ヤブヤンマ♂ その1b(ノートリミング、2015年7月13日、東京都)
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写真3は枝被りも気にせず反対側から撮ったもの。

▼写真3 ヤブヤンマ♂ その1c(ノートリミング、2015年7月13日、東京都)
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複眼の美しさならマルタンヤンマに負けていないと思う(写真4)。

▼写真4 ヤブヤンマ♂ その1d(2015年7月13日、東京都)
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写真5は多分別個体。

▼写真5 ヤブヤンマ♂ その2(2015年7月13日、東京都)
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写真6〜8は数メートル先にいた別個体。

▼写真6 ヤブヤンマ♂ その3a(ノートリミング、2015年7月13日、東京都)
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▼写真7 ヤブヤンマ♂ その3b(2015年7月13日、東京都)
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真横からも撮ってみた(写真8)。

▼写真8 ヤブヤンマ♂ その3c(2015年7月13日、東京都)
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ヤブヤンマは昨年から♂しか撮れていないので、今度は♀の姿も捉えてみたい。

この日マルタンヤンマ♂を撮った時に、場所を教えてくださった方が、
「撮り終わったら飛ばしてください」と言う。訳を聞くと、網を持った人が出没していて、写真を撮っているところをチェックしていたからだと言う。
ここでも写真を撮る人と網を振る人の対立があった。何だか残念なことだ。
東京郊外の某公園では「撮って良いのは写真だけ」という小さな看板を出していた。生物の採集は禁止されているとはっきり打ち出すだけでも抑止効果はあると思うがどうだろうか。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-07-17 00:01 | 蜻蛉 | Comments(2)

マルタンヤンマの♂と♀(2015年7月16日)

昨年は8月になってからやっと撮りに行って、かなり出遅れた感のあった都内のマルタンヤンマ。
今季は早めに行ってみた。行ってみたは良いがあまりに暑くて、すぐに帰りたくなった(笑)。
一周していなかったら帰っちゃおうと心に決めて歩いていると、とりあえず♀が見つかった(写真1、2)。

▼写真1 マルタンヤンマ♀ その1a(2015年7月13日、東京都)
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♀は地味だが、複眼をよくよく見ると結構綺麗かも(写真2)。

▼写真2 マルタンヤンマ♀ その1b(2015年7月13日、東京都)
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※写真1、2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

写真3は別個体の♀。

▼写真3 マルタンヤンマ♀ その2(2015年7月13日、東京都)
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写真4、5は未成熟の♂。
実は掲載直前まで未成熟の♀だと思っていた。腹端がスッと伸びているので念のため調べると、♂も未成熟の間は黄色い斑紋らしい。だからトンボは難しい。

▼写真4 未成熟のマルタンヤンマ♂ その1a(2015年7月13日、東京都)
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未成熟個体の複眼もなかなか綺麗だ(写真5)。
♂と思って眺めると、確かに腹端ばかりでなく、腹部付け根もくびれていて、♀とは違って見える。

▼写真5 未成熟のマルタンヤンマ♂ その1b(2015年7月13日、東京都)
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マルタンヤンマは♂を撮らないとはじまらない気がする。
少し場所をかえるとカメラマン氏が数人いて、成熟♂のいる場所がわかった。
写真6〜8はマルタンヤンマ♂。

▼写真6 マルタンヤンマ♂ その2a(ノートリミング、2015年7月13日、東京都)
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▼写真7 マルタンヤンマ♂ その2b(2015年7月13日、東京都)
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拡大してみると…やはり♂の複眼は美しい(写真8)。

▼写真8 マルタンヤンマ♂ その2c(2015年7月13日、東京都)
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写真9、10は別個体を側面から撮ってみたもの。
写真9はほぼ真横から撮ったものだが、ストロボ光がちょっとけられてしまった。

▼写真9 マルタンヤンマ♂ その3a 側面(2015年7月13日、東京都)
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けられないよう少し角度を変えて撮ったのが写真10。

▼写真10 マルタンヤンマ♂ その3b 側面(2015年7月13日、東京都)
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この日は自然光でも撮ってみたが、まったくダメだった。薮の中で休んでいるので、ストロボが必須だった。
薮の中のヤンマ類を綺麗に撮るのも、昨秋外部ストロボを買った理由の一つだ。
(つづく)

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S Nikkor 70−200mm f/4G ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-07-16 12:23 | 蜻蛉 | Comments(6)