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ヤマトシジミの幼虫たち(2015年8月30日)

8月11、12日にヤマトシジミの幼虫&前蛹をようやく見つけた後も、幼虫探しは続けていた。蛹を見つけたら一緒に載せようと思っていたのだったが、その後さっぱり進展せず、結局幼虫しか見つけられていない。

写真1は近所の学校の生け垣下に生えるカタバミで見つけたヤマトシジミの幼虫。
多分一齢幼虫だろう。大きさは1.4ミリといったところか。

▼写真1 ヤマトシジミの幼虫 その1(2015年8月13日、東京都区内)
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写真2はその後同じ生け垣下のカタバミで見つけた個体。

▼写真2 ヤマトシジミの幼虫 その2(2015年8月18日、東京都区内)
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写真3、4は同じ生け垣下のカタバミにいた別個体。
これは約3ミリだった(写真4)。

▼写真3 ヤマトシジミの幼虫 その3a(2015年8月18日、東京都区内)
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▼写真4 ヤマトシジミの幼虫 その3b(2015年8月18日、東京都区内)
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写真5は翌日上記の近くで見つけた別個体。
この付近で継続してみられるかと思ったが、その後見つけられなくなってしまった。

▼写真5 ヤマトシジミの幼虫 その4(2015年8月19日、東京都区内)
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写真6、7は主フィールドの小さな草地で見つけた個体。
カタバミの近くの葉裏にいて、大きさは約9ミリ。アミメアリが数匹まとわりついていた。

▼写真6 ヤマトシジミの幼虫 その5a(2015年8月20日、東京近郊)
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これは前蛹に近いのではないかと二日後に行ってみると、少し移動して隣の葉裏にいた(写真7)。
…しかし、その後行方不明になった。

▼写真7 ヤマトシジミの幼虫 その5b(2015年8月22日、東京近郊)
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※写真7はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

写真8〜10は近所のマンション植込みに生えていたカタバミ周辺にパラパラと落ちていた木片裏に鎮座していたヤマトシジミの幼虫たち。
こんなところにいたのか、よしよし(笑)。
大きさは4ミリくらいから8ミリくらいまでと幅があった。
翌日も複数個体を見つけて、ここなら確実に継続して観察できる、かと思ったのだが、その後さっぱり見られなくなってしまった。大きくなって移動してしまったのだろうか。

▼写真8 ヤマトシジミの幼虫 その6(ノートリミング、2015年8月21日、東京近郊)
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▼写真9 ヤマトシジミの幼虫 その7(2015年8月22日、東京近郊)
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▼写真10 ヤマトシジミの幼虫 その8(2015年8月22日、東京近郊)
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そんなことで、未だに蛹は見つけられていない。
主フィールドのカタバミの近くではちょっと新鮮そうな成虫の姿も見られているので、この夏見かけた食痕の主たちは、もう成虫になってしまったのかもしれない。

▼写真11 ヤマトシジミ♀ 開翅シーン(ノートリミング、2015年8月28日、東京近郊)
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▼写真12 ヤマトシジミ♂ 開翅シーン(2015年8月28日、東京近郊)
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撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

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by mikiosu | 2015-08-30 13:04 | | Comments(0)

アゲハ類の幼虫たち その2(2015年8月28日)

この夏は、ついこの間までは暑くて遠征に行くのはしんどく、ちょっと涼しくなったと思えば天気が悪い日が続く。
そんなことで、地元で卵や幼虫を撮るしかない今日この頃だ。

写真1〜3はアオスジアゲハの幼虫。
いつか見ていたいと思っていたアオスジアゲハの幼虫をやっと撮ることができた。
これは二日前に卵を見つけたクスノキ幼木の葉上で見つけた。

▼写真1 アオスジアゲハの幼虫 その1a(ノートリミング、2015年8月27日、東京都区内)
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大きさは7〜8ミリといったところで、二齢幼虫ではないかと推測する。風に揺れてあまりビシッとは撮れなかったが、小さな角のような突起も見える(写真2、3)。
これから大きく育つところも継続して観察したいと思う。

▼写真2 アオスジアゲハの幼虫 その1b(2015年8月27日、東京都区内)
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▼写真3 アオスジアゲハの幼虫 その1c(2015年8月27日、東京都区内)
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写真4、5はカラスアゲハの終齢幼虫。
これは二日前もチェックしたカラタチにいたもの。少し移動していたが、多分同じ個体ではないかと思う。

▼写真4 カラスアゲハの終齢幼虫 その1a(2015年8月27日、東京都区内)
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せっかくなので顔面も撮ってみた(写真5)。

▼写真5 カラスアゲハの終齢幼虫 その1b(2015年8月27日、東京都区内)
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写真6〜8はクロアゲハの終齢幼虫。
写真6、7は二日前に中齢幼虫だった個体と思う。
こちらも顔面を撮っておいた(写真6)。

▼写真6 クロアゲハの終齢幼虫 その1a(2015年8月27日、東京都区内)
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同じカラタチにいる他の終齢幼虫に比較すると小振りだが、まだこれから少しは大きくなるのだろう(写真7)。

▼写真7 クロアゲハの終齢幼虫 その1b(2015年8月27日、東京都区内)
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写真8は二日前に撮っておいた終齢幼虫の様子。ちょっと突ついて臭角を出してもらったところだ。
クロアゲハは赤い臭角を派手に出してくれる。

▼写真8 クロアゲハの終齢幼虫 その2(ノートリミング、2015年8月25日、東京都区内)
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※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真9、10はアゲハの終齢幼虫。

▼写真9 アゲハの終齢幼虫 その1(2015年8月27日、東京都区内)
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アゲハの終齢幼虫もちょっと突ついて臭角を出してもらった(写真10)。

▼写真10 アゲハの終齢幼虫 その2(2015年8月27日、東京都区内)
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アゲハは臭角を出してもすぐに引っ込めるので、なかなかクロアゲハのようにはいかない。3個体を交代で2回くらいずつ突ついて、何とか撮ったのが写真10だ。実際の臭角はもっと長い。
ちなみにカラスアゲハは何度突ついても出してくれなかった。あまり突つき過ぎても可哀想なので、ほどほどでやめておきたい(笑)。
要約すると、クロアゲハは速攻で派手に出す。アゲハはいやいやながらちょっと出してすぐに引っ込める。カラスアゲハはほとんど出してくれない。と言ったことになろうか。

参考サイト:大阪市とその周辺の蝶晶子のお庭は虫づくし、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-08-28 11:47 | | Comments(4)

アゲハ類の幼虫たち(2015年8月26日)

近所の公園でアオスジアゲハの卵が観察できると「公園昆虫記」のおはるさんから連絡をいただき、いそいそと出かけてみる。

ポイント手前で見かけたのはなかなか新鮮そうなキアゲハ(写真1、2)。
例年春先にギフチョウと一緒に見ることが多いキアゲハだが、今年は春に出会えず、7月にとある川沿いの梢上で見かけただけで、ろくな写真が撮れていなかった。
コンパクトデジカメしか用意していなかったので、ブレないように慎重に撮る。

▼写真1 キアゲハ♂ その1a(ノートリミング、2015年8月23日、東京都区内)
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▼写真2 キアゲハ♂ その1b(2015年8月23日、東京都区内)
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写真3、4はお目当てのアオスジアゲハの卵。
クスノキの幼木にたくさん産みつけられていたようだ。この様子なら近々幼虫も観察できそうで楽しみだ。

▼写真3 アオスジアゲハの卵 その1(2015年8月23日、東京都区内)
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写真4は葉裏にあった卵。色が少し変色しているのは孵化が近いからだろうか。

▼写真4 アオスジアゲハの卵 その2(2015年8月23日、東京都区内)
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公園出口付近にカラタチがあるのを思い出し、一度通り過ぎてから戻ってみた。
カラタチをチェックするとアゲハの終齢幼虫が2匹見つかった(写真5、6)。

▼写真5 アゲハの終齢幼虫 その1(ノートリミング、2015年8月23日、東京都区内)
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▼写真6 アゲハの終齢幼虫 その2(2015年8月23日、東京都区内)
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二日後に同じカラタチをチェックしてみると、今度はクロアゲハの幼虫が2〜3匹いた。

▼写真7 クロアゲハの終齢幼虫(ノートリミング、2015年8月25日、東京都区内)
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この日最初に撮ったのはカラスアゲハの終齢幼虫だった。
二日前にアゲハの終齢幼虫がいたあたりだったので、撮影時にはアゲハだと思っていたところ、後で観察にきたおはるさんに教えていただいた。…言われてみるとアゲハの幼虫とはかなり違うな(笑)。

▼写真8 カラスアゲハの終齢幼虫(2015年8月25日、東京都区内)
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※写真8はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

幼虫が結構見つかったので、もっといないかと探してみると、蛹が1個見つかった(写真9)。
蛹は難しいがカラスアゲハの蛹ではないかと思う。側面に黒い染みがあるので、もう寄生されているのかもしれない。

▼写真9 カラスアゲハの蛹(ノートリミング、2015年8月25日、東京都区内)
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※写真9はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

ムラサキツバメの幼虫を観察するために久し振りに脚を向けた近所の公園で、思いのほかいろいろな出会いがあったものだ。しばらくは主フィールドと両刀使いになりそうな感じだ。

最後におまけ。
最近猫を撮っていないのを気にしていた。この公園には猫が結構いるのだった。かつて昆虫写真を撮りはじめる前、カバンに猫の餌を常時入れていて、公園や路上で出会う猫にあげていたことがある。公園によく行くようになってからは、毎日お世話をしている方に申し訳ないので餌をあげるのはやめた。この日久し振りに出会った猫には、昔2〜3度餌をあげたことがある。もっとも、猫ちゃんの方は私のことなどすっかり忘れてしまったようだ(笑)。

◎今日のニャンコ ♪(2015年8月23日、東京都区内)
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参考サイト:大阪市とその周辺の蝶晶子のお庭は虫づくし、ほか

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

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by mikiosu | 2015-08-26 03:23 | | Comments(4)

ダイミョウセセリの交尾シーン、ほか(2015年8月24日)

最近主フィールドで撮った蝶の中から、交尾シーンをメインにいくつかピックアップしてみる。

写真1はムラサキシジミ。
ムラサキシジミの交尾シーンはまだ見たことがない。チャンスがあれば何とかしたい。これは幼虫を観察しに行った時に撮ったもの。
幼虫の姿はかなり少なくなった。多くは蛹化してしまったのではないか。母蝶はまだ産卵するつもりなのだろうか。

▼写真1 ムラサキシジミ(2015年8月20日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真2はベニシジミ。
なんと言うことはない、と言うかつまらない写真ではあるが、主フィールドでベニシジミは珍しいので撮っておいた。

▼写真2 ベニシジミ(2015年8月22日、東京近郊)
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写真3、4はヤマトシジミ♂。
カタバミで幼虫を観察していると、その傍らに蝶の姿が…。
これは羽化直後なのだろうか。

▼写真3 ヤマトシジミ♂ その1a(2015年8月20日、東京近郊)
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1時間後に通りかかってみるとまだ翅は伸びていない。羽化直後に羽化不全になってしまったのかもしれない。

▼写真4 ヤマトシジミ♂ その1b(2015年8月20日、東京近郊)
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※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真5はヤマトシジミの交尾シーン。
はっきりは分からないが、上の方が♀のように見えた。

▼写真5 ヤマトシジミの交尾シーン(ノートリミング、2015年8月20日、東京近郊)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真6はイチモンジセセリ。
眼が大きいので多分♂だと思う(笑)。

▼写真6 イチモンジセセリ♂(2015年8月20日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

この日はイチモンジセセリがやたら目についた。あっちでもこっちでも求愛シーンが見られたが、交尾に至る個体はなかった。
写真7は前が♀、後ろが♂と思われる。前方の♀が翅を振るわせているのがお分かりいただけるだろうか。こういうカップルが半径10メートルの中に5カップルくらいいたような気がする。

▼写真7 イチモンジセセリの求愛シーン(2015年8月20日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真8はダイミョウセセリの交尾シーン。
ダイミョウセセリの交尾ははじめて見たような気がする。
腹側から腹部を見た感じでは、上が♀のように思われた。

▼写真8 ダイミョウセセリの交尾シーン(2015年8月21日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真9、10はモンシロチョウの交尾シーン。
主フィールドのキツネノマゴの葉上にとまっていた。
モンシロチョウは♀の方が黄色みが強いらしいので、右が♀なのかもしれない。

▼写真9 モンシロチョウの交尾シーン その1a(ノートリミング、2015年8月22日、東京近郊)
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▼写真10 モンシロチョウの交尾シーン その1b(2015年8月22日、東京近郊)
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今年はあまり交尾シーンが撮れていない。できればムラサキシジミ&ムラサキツバメの交尾シーンが撮りたいところ。もっとフィールドに足繁く通わないと無理だろうか。

参考文献:『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会、誠文堂新光社)

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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by mikiosu | 2015-08-24 23:58 | | Comments(6)

その後のムラサキツバメ(2015年8月22日)

しつこいようだが、ムラサキツバメの幼虫や蛹をまた見に行ってみた。

写真1は前回写真3として掲載したムラサキツバメの幼虫。
マテバシイの根元に枯葉がなくて、蛹化場所に困っているような気がして、枯葉をかき集めて根元に何枚か置いてきたのだった。

▼写真1 ムラサキツバメの幼虫 その1a(再掲載)(2015年8月19日、東京都区内)
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写真2は枯葉を置いた様子。

▼写真2 マテバシイの根元においた枯葉(2015年8月22日、東京都区内)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

三日後に枯葉をめくってみると、幼虫が枯葉の下に移動していた。多分ここで蛹化するのではないかと思う。

▼写真3 枯葉裏のムラサキツバメの幼虫 その1b(2015年8月22日、東京都区内)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真4、5は、前回写真5、7として掲載したムラサキツバメの幼虫と前蛹の写真。
三日後に見に行ってみると、写真6のように蛹になっていた。

▼写真4 ムラサキツバメの幼虫 その2a(再掲載)(2015年8月18日、東京都区内)
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▼写真5 ムラサキツバメの前蛹(再掲載)(2015年8月19日、東京都区内)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

▼写真6 ムラサキツバメの蛹 その1(2015年8月22日、東京都区内)
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※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

蛹の写真6には、これまで見たことのない小さなアリがきていた。これはおそらくキイロシリアゲアリではないかと思う。写真4の幼虫のときとは別のアリがきていたことになる。蛹になっても蜜の味がするために別のアリがきていたのか、それとも単なる餌としてアリがきていたのか、よく分からない。

写真7は前回の写真10の蛹と同じ個体。
この個体は8月18日に前蛹、19日に蛹になっていたので、蛹になって3日は経ったことになる。まだ同じ種類のアリが数匹きていたようだ。
あまり何度もひっくり返すのも何なので、写真を撮りに行くのはこれくらいにしようかと思う。

▼写真7 ムラサキツバメの蛹 その2(2015年8月22日、東京都区内)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

公園に行ったら必ずと言っていいほど確認するのがトイレの中(笑)。そこで蛾がいないかどうか見てみるのだが、トイレの裏の葉上でムラサキツバメの成虫を2匹見かけた(写真8)。

▼写真8 ムラサキツバメ その1(2015年8月19日、東京都区内)
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右の個体は傷んでいたので、左側だけ大きく拡大してみる(写真9)。
どちらも腹部はぽってりしているように見えたが、♂か♀かはよく分からない。

▼写真9 ムラサキツバメ その2(2015年8月19日、東京都区内)
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写真10はマテバシイに似ている葉上にいたイチモンジセセリ。
腹部を曲げたりしていて、最初は産卵行動かと思った。よく見ると♂のように見えるし、産卵ではなく吸い戻しをしていたようだ。

▼写真10 イチモンジセセリ♂(2015年8月19日、東京都区内)
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写真11は高い位置にいたゴマダラチョウ。
ゴマダラチョウは最近見かける機会が少ないので、一応撮っておいた。
アカボシゴマダラとゴマダラチョウを見かける比率は10対1くらいに思える。

▼写真11 ゴマダラチョウ(2015年8月18日、東京都区内)
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写真12はシロツメクサにきていたヤマトシジミ♂。
新鮮そうに見えたのに、翅は既に傷んでいた。

▼写真12 ヤマトシジミ♂(2015年8月13日、東京都区内)
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ヤマトシジミは最近コツが掴めたのか、幼虫の姿をよく見かけるようになった。もう少し頑張って蛹まで見つけたいと思っているところだ。

参考サイト:東京23区内の虫2、ほか

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-08-22 23:52 | | Comments(4)

ムラサキツバメの幼虫&前蛹&蛹(2015年8月20日)

8月13日にムラサキツバメの卵&幼虫を観察した近所の公園に、8月18、19日に続けて行ってみた。

写真1〜3は幼虫。
この時期にはほとんど終齢幼虫なのではないかと思う。
写真1と3の幼虫にきていたアリはアミメアリのようだ。

▼写真1 ムラサキツバメの幼虫 その1(2015年8月18日、東京都区内)
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写真2の幼虫にきていたアリはアミメアリよりはやや黒っぽく、トビイロケアリかクロクサアリのようだった。多分トビイロケアリではないかと思う。

▼写真2 ムラサキツバメの幼虫 その2(ノートリミング、2015年8月19日、東京都区内)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真3の幼虫はマテバシイの木の根もとにいた。
この木の根もとには葉っぱ類がほとんどなくて、蛹化場所に困っていたのではないかと想像した。この日一緒に観察した「公園昆虫記」のおはるさんと二人で、付近に落ちている枯葉をかき集めて、木の根もとに散らしておいた(笑)。

▼写真3 ムラサキツバメの幼虫 その3(ノートリミング、2015年8月19日、東京都区内)
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写真4、5はマテバシイの根もとの葉っぱにいた幼虫。
この日撮った時にはてっきり前蛹かと思った。

▼写真4 ムラサキツバメの幼虫 その4a(ノートリミング、2015年8月18日、東京都区内)
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▼写真5 ムラサキツバメの幼虫 その4b(2015年8月18日、東京都区内)
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翌日蛹を撮りたくて見に行ってみると、その姿がない。
前日緑色の葉にいた幼虫は、近くの枯葉に移動して前蛹になっていた(写真6、7)。

▼写真6 ムラサキツバメの前蛹 その1a(ノートリミング、2015年8月19日、東京都区内)
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厳密に言うと前日見た幼虫と同じかどうかは分からないのだが、枯葉に移動して黄色っぽくなるのか、黄色っぽくなるから枯葉に移動するのか、どちらなのだろうか。

▼写真7 ムラサキツバメの前蛹 その1b(2015年8月19日、東京都区内)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真8はムラサキツバメの前蛹がいた葉っぱ(上の写真とは別個体)。
大きな枯葉の裏側に、小さな枯葉を2枚くくり付けて、その中で前蛹になっていたようだ。

▼写真8 ムラサキツバメの前蛹 その2a(ノートリミング、2015年8月18日、東京都区内)
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写真9は枯葉を1枚ずらして、前蛹が見えるようにして撮ったもの。
この時点でもまだアリは何匹かまとわりついていた。

▼写真9 ムラサキツバメの前蛹 その2b(2015年8月18日、東京都区内)
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写真10は翌日撮った蛹。
前日見つけた前蛹が、この日は蛹になっているだろうと思って続けて見に行った次第だ。
蛹になってもアリは5匹以上まとわりついていた。

▼写真10 ムラサキツバメの蛹 その1(2015年8月19日、東京都区内)
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写真11はおはるさんが見つけてくれた別個体の蛹。
これにもアリがいたので、蛹になってもアリは守ってくれると考えて良いのだろうか。それともやがて立ち去ってしまうのだろうか。

▼写真11 ムラサキツバメの蛹 その2(2015年8月19日、東京都区内)
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※写真11はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真12は孵化した後のムラサキツバメの卵。
これは8月13日に産卵シーンを見た卵(過去記事は→こちら)。この葉っぱには5個産みつけられていたが(全部同じ日かどうかは不明)、5つとも孵化した後だった。

▼写真12 ムラサキツバメの卵 孵化の後(2015年8月19日、東京都区内)
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※写真12はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

この夏、ムラサキツバメの卵も幼虫も初めて見た。同じ場所で首尾よく前蛹&蛹が見られたので、蚊に襲われながら観察した甲斐があった(笑)。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-08-20 23:24 | | Comments(6)

ヒメシロチョウ初見初撮り、ほか(2015年8月19日)

山梨遠征での一番のお目当てはヤマキチョウ。晴れたり曇ったりの天気のせいか、なかなか飛び出してくれない。たまに黄色い蝶を見かけてもキタキチョウかモンキチョウだった。

写真1、2はキタキチョウの飛翔シーン。
あまり撮る気はなかったが、目の前で絡んで飛ぶので撮ってみた(笑)。

▼写真1 キタキチョウ その1a 飛翔シーン(2015年8月16日、山梨県)
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▼写真2 キタキチョウ その1b 飛翔シーン(2015年8月16日、山梨県)
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写真3〜8はヒメシロチョウ。
ヒメシロチョウは初見初撮り。あちこちで姿を見かけたが、なかなか静止してくれない。
写真3は飛翔中を撮ってみたもの。前翅の黒斑が小さいので♀なのだろう。

▼写真3 ヒメシロチョウ♀ 飛翔シーン(2015年8月16日、山梨県)
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写真4は前翅の黒斑が大きく見えたので♂ではないかと思う。

▼写真4 ヒメシロチョウ♂ その1 飛翔シーン(2015年8月16日、山梨県)
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写真5〜8はようやくとまってくれたヒメシロチョウ。
葉先にとまったところを草の間から何とか撮った(写真5)。翅を閉じていると分かりにくいが、多分♂。

▼写真5 ヒメシロチョウ♂ その2a(ノートリミング、2015年8月16日、山梨県)
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拡大してみたら触角がちょっと隠れていた(写真6)。

▼写真6 ヒメシロチョウ♂ その2b(2015年8月16日、山梨県)
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写真7は少し左側に廻り込んで撮ったもの。何とか触角も写っている。

▼写真7 ヒメシロチョウ♂ その2c(2015年8月16日、山梨県)
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ヒメシロチョウの複眼はかなり白っぽく、触角の形がちょっと変わって見えた(写真8)。

▼写真8 ヒメシロチョウ♂ その2d(2015年8月16日、山梨県)
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7月20日以降、今季初撮りの蝶をまったく撮れずにいたので、山梨遠征でヒメシロチョウ初見初撮り、ゴマシジミ今季初撮りできたのは久々の成果だった。現地のポイントに脚を踏み入れたのも初めてなので、良い経験になった。お誘いいただいた「てくてく写日記」のbanyanさんにあらためてお礼を申し上げたい。ありがとうございました。

参考文献:『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会編、誠文堂新光社)

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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by mikiosu | 2015-08-19 04:00 | | Comments(4)

ゴマシジミ今季初撮り、ほか(2015年8月18日)

先週末は「てくてく写日記」のbanyanさんのお誘いで山梨方面に遠征、と言うか連れて行っていただいた。
好天を期して遠征予定を延期した日曜日、悪いとは言えないが良いとも言えない微妙な天気ではあった(笑)。
ヤマキチョウ、キマダラヒカゲなど期待した蝶との出会いは残念ながら叶わなかったものの、初見のヒメシロチョウ、今季初撮りのゴマシジミなどが撮れたのは大きな収穫。

写真1〜7はゴマシジミ。
写真1〜3ははっきりしないが、飛翔中を追いかけたときの印象として多分♀だと思う。
ワレモコウにとまって一瞬だけ吸蜜して(写真1、2)、またすぐ飛んでしまった。

▼写真1 ゴマシジミ♀ その1a(ノートリミング、2015年8月16日、山梨県)
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▼写真2 ゴマシジミ♀ その1b(2015年8月16日、山梨県)
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写真3は小飛して枝にとまったところ。

▼写真3 ゴマシジミ♀ その1c(2015年8月16日、山梨県)
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ゴマシジミは昨夏、信州旅行で初めて撮った蝶。この日見かけたゴマシジミはとても大きくてびっくりした。サイズを計った訳ではないので印象に過ぎないが、昨夏見た個体よりひと回り大きく見えた。昨夏のゴマシジミはいわゆる山ゴマと称される小振りなゴマシジミで、この日見たゴマシジミが普通のサイズらしい。大きさの違いに軽いショックを覚えた(昨年の記事は→こちら)。
私の手元にある蝶の図鑑には、ゴマシジミについてこう記されている。
「産地による斑紋の違いが最も激しく、黒いのやら青いのやら、小さいのやら大きいのやら、同じ種とは思えないほどである」(『野外ハンドブック2・蝶』藤岡知夫、大屋厚夫共著、山と渓谷社)

写真4〜7はbanyanさんが見つけてくれた個体。
直前には産卵行動をしていたようなので、♀なのだろう。
できれば卵も撮りたかったが、見つからなかった。

▼写真4 ゴマシジミ♀ その2a(ノートリミング、2015年8月16日、山梨県)
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▼写真5 ゴマシジミ♀ その2b(2015年8月16日、山梨県)
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▼写真6 ゴマシジミ♀ その2c(2015年8月16日、山梨県)
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残念ながら開翅シーンは撮れず、翅を開いてもここまでだった(写真7)。

▼写真7 ゴマシジミ♀ その2d(2015年8月16日、山梨県)
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ちなみにゴマシジミも幼虫時代、アリと密接な関係を持つ蝶だ。
食草のワレモコウなどで3齢もしくは4齢まで育った幼虫は地上へ降りる(3齢か4齢かは不明)。地上でアリ(シワクシケアリ)に出会うと甘露を出してアリを喜ばせ、アリの巣まで運ばれる。アリの巣に入り込んだゴマシジミの幼虫は、やがてアリの幼虫を食べて育つ。ゴマシジミの幼虫がたくさん入り込んだアリの巣は、幼虫を食べられてファミリーが全滅する場合もあるらしい。
ここにもシジミチョウ類の幼虫とアリとの興味深い関係があったのだった。

写真8はムラサキシジミ。
ここの草原にはムラサキシジミが結構いたようだ。幼虫は特に探さなかったけれど…。

▼写真8 ムラサキシジミ(2015年8月16日、山梨県)
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写真9、10はミヤマシジミ♀。
これは飛翔シーンではなく、banyanさんの車のフロントガラスにへばりついたもの。それほどスピードは出していなかったが、走行中は飛び立てなかったようだ。

▼写真9 ミヤマシジミ♀ その1a(2015年8月16日、山梨県)
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少しスピードを落とすと飛んで行った。写真10は飛び去る直前にコンパクトデジカメで撮ったもの。

▼写真10 ミヤマシジミ♀ その1b(ノートリミング、2015年8月16日、山梨県)
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※写真10はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

あちらこちらでコマツナギらしき花を見かけたので、ミヤマシジミもそこそこ生息しているのだろう。
この日撮れたシジミチョウ類は以上の3種とトラフシジミ夏型の4種だった。トラフシジミ夏型は今季初撮りだったが、かなり擦れていたので割愛した。
開翅シーンは撮れなかったものの、1年振りにゴマシジミが撮れたのが嬉しかった。昨夏撮った山ゴマはとても小さかったということが分かったのも興味深いことだった。お誘いくださったbanyanさんに感謝♬。(つづく)

参考文献:『野外ハンドブック2・蝶』(藤岡知夫、大屋厚夫共著、山と渓谷社)、『チョウのすべて』(渡辺康之著、トンボ出版)、『イモムシのふしぎ』(森昭彦著、SBクリエイティブ)、ほか
参考サイト:『ありんこ日記』、ほか

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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by mikiosu | 2015-08-18 03:06 | | Comments(8)

ムラサキツバメの卵&幼虫(2015年8月14日)

このところすっかり卵&幼虫づいている。遠くに蝶を撮りに行く元気がないせいもあるが、卵や幼虫を探すのも結構楽しい。暑くてしゃがみ込んでいると汗だくになるのが難点だが…(苦笑)。

写真1は久し振りに出かけた近所の公園で見かけたムラサキツバメ♀の産卵シーン。
主フィールドの観察仲間というか大先輩の「公園昆虫記」のおはるさんが、数年前からここでムラサキツバメの繁殖を確認していたらしい。
この場所は2010年に昆虫写真を撮りはじめた頃にはよく行っていた。そのうち飽き足らなくなって、最近はさっぱり行っていなかった。拙宅から歩いて数分なのだから、たまには行かないとな(笑)。

▼写真1 ムラサキツバメ♀ 産卵シーン(2015年8月13日、東京都区内)
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写真2はマテバシイの葉裏で見つけた卵。
この葉っぱには4個の卵があった。

▼写真2 ムラサキツバメの卵(2015年8月13日、東京都区内)
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※写真2はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真3〜7は幼虫。
若木というのか幼木というのか分からないが、マテバシイの小さな木にムラサキツバメの幼虫が何匹か見つかった。
写真3は15ミリくらいの幼虫2匹が同じ場所にいた。

▼写真3 ムラサキツバメの幼虫 その1a&1b(2015年8月13日、東京都区内)
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幼虫の写真を撮っていると母蝶が心配そうにやってきた(写真4)。…などと思うのは人間の勝手な思い込みで、多分産卵しにきただけなのだろう。もうちょっとシャッタースピードを速くしておけば良かった。

▼写真4 ムラサキツバメの幼虫 その1a&1b-2(2015年8月13日、東京都区内)
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写真5は上の写真の中ほどの幼虫、写真6は上部の幼虫を拡大したもの。
このアリはアミメアリのようだ。主フィールドでみたムラサキシジミ幼虫にきていたアリも、ほとんどがアミメアリだった。多分この辺りに多いのだろう。

▼写真5 ムラサキツバメの幼虫 その1a(2015年8月13日、東京都区内)
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写真6をよく見ると先端にもアリがたくさん群がっているので、もっと小さな幼虫もいたのかもしれない。

▼写真6 ムラサキツバメの幼虫 その1b(2015年8月13日、東京都区内)
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写真7は10ミリに満たない小さな幼虫。それでもアリが2匹付き添って面倒を見ていた。

▼写真7 ムラサキツバメの幼虫 その2(2015年8月13日、東京都区内)
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※写真7はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

マテバシイの根元の葉を何枚かひっくり返してみると、枯葉裏に蛹殻が見つかった(写真8)。ちょっと古そうで、いつ羽化したものかよく分からない。

▼写真8 ムラサキツバメの蛹殻(2015年8月13日、東京都区内)
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ムラサキツバメもムラサキシジミもまだ蛹を見ていないので、今季は何とか蛹まで見てみたいと思う。
この日、暑い中ムラサキツバメのポイントをご案内いただいたおはるさんに感謝♬

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

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by mikiosu | 2015-08-14 22:32 | | Comments(12)

ヤマトシジミの卵&幼虫(2015年8月13日)

ここ数日は何とかヤマトシジミの幼虫を見つけようと執念を燃やしていた(笑)。
主フィールドでカタバミの葉っぱの状態をチェックして歩くと、食痕がかなり目についた。
写真1は食痕の目立つカタバミの葉。
こういう葉があっちにもこっちにもあるので、幼虫が見つからない訳がないと思う。
ところが、カタバミの葉にも茎にもいない。根元に潜んでいるとも聞くが、根元を見てもなかなか見つからない(涙)。

▼写真1 カタバミにヤマトシジミ幼虫の食痕(2015年8月10日、東京近郊)
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写真2は幼虫探しのついでに撮ったヤマトシジミ♀。
♀の乗っている葉もかなり食痕が目立つ。

▼写真2 食痕のあるカタバミにヤマトシジミ♀(2015年8月10日、東京近郊)
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なかなか幼虫は見つからないが、卵はいくつか見かけた(写真3、4)。

▼写真3 ヤマトシジミの卵 その1a(ノートリミング、2015年8月11日、東京近郊)
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ヤマトシジミの卵はこれまでも何度か撮っているが、これまでで一番綺麗に撮れたかもしれない(写真4)。

▼写真4 ヤマトシジミの卵 その1b(2015年8月11日、東京近郊)
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この日フィールドでお会いした「公園昆虫記」のおはるさんに、「ヤマトシジミの幼虫が見つからない」とぼやくと、近くのカタバミで探してくださった。
幼虫は見つからなかったが、前蛹が見つかった(写真5)。
はやっ!
計ってみると9ミリくらいだった。

▼写真5 カタバミにヤマトシジミの前蛹(2015年8月11日、東京近郊)
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前蛹を撮らせてもらった後、もう一度カタバミのたくさんあるポイントで幼虫を探してみる。
やっと見つけた!
カタバミの根元に転がっていた枯葉の裏に潜んでいた(写真6)。

▼写真6 枯葉裏にヤマトシジミの幼虫 その1a(ノートリミング、2015年8月11日、東京近郊)
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汚れを払ってコンパクトデジカメで接写してみる(写真7)。
大きさは4ミリ強といったところか。

▼写真7 枯葉裏にヤマトシジミの幼虫 その1b(2015年8月11日、東京近郊)
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幼虫の撮影後に枯葉をもとに戻してみたのが写真8。
まあ大体こんな感じだったような気がする。

▼写真8 食痕のあるカタバミとヤマトシジミ幼虫のいた枯葉(2015年8月11日、東京近郊)
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翌日も主フィールドに出かけたので、同じ場所をチェックしてみた。
枯葉の裏にいた幼虫は、表側に移動していたものの、まだそこにいた。
アリもきていたのでスケールを当てて撮ってみた(写真9)。

▼写真9 枯葉にヤマトシジミの幼虫 その1c(2015年8月12日、東京近郊)
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前日見つけてもらった前蛹も見に行ってみた。これで蛹が撮れれば一石二鳥だな、楽勝楽勝。
…いや、甘かった。これと思うカタバミをひっくり返しても見つからない。その辺のカタバミを全部ひっくり返したような気がするが、とうとう見つからなかった(汗)。
代わりに小さな幼虫が見つかった(写真10)。

▼写真10 カタバミにヤマトシジミの卵&一齢幼虫(2015年8月12日、東京近郊)
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※写真10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

これは多分一齢幼虫だろう。
葉裏に卵も付いているので大きさを比較してみる。
『虫の卵ハンドブック』によるとヤマトシジミの卵は直径0.55ミリとある。見た感じでは2倍くらいなので、この幼虫は1.2ミリくらいではあるまいか。

それにしても、ヤマトシジミの幼虫探しにこんなに苦労するとは思わなかった。
次はベニシジミ幼虫でも探しに行こうか。

参考文献:『虫の卵ハンドブック』(鈴木知之著、文一総合出版)

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

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by mikiosu | 2015-08-13 01:48 | | Comments(8)