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アサギマダラの羽化(2015年10月30日)

10月15日にアサギマダラの蛹を撮ってから、18日、24日と観察を重ね、翅が透けて見える様子も観察できた。
10月27日は特に大きな変化はなく、蛹は前回よりやや透けているかなという程度だった(写真1、2)。

▼写真1 アサギマダラの蛹 その1a(2015年10月27日、東京郊外)
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▼写真2 アサギマダラの蛹 その1b(2015年10月27日、東京郊外)
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次の観察は一日置いた29日と決めていた。それは良かったが、時間が…。
29日の昼過ぎに着くと、もう蛹は抜け殻になっていた(写真3)。
蛹の殻は無色透明だった。あの薄い緑色や銀粉はどこにいってしまったのか。

▼写真3 アサギマダラの蛹殻(2015年10月29日、東京郊外)
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無事に羽化した成虫はまだ葉裏に留まっていた。羽化したのは♂であった(写真4)。

▼写真4 アサギマダラ♂ その1a(ノートリミング、2015年10月29日、東京郊外)
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複眼をアップで見ると、縞模様よりディンプル模様に近い。以前見た白い斑点ではなく、黒い斑点のディンプル模様だった(写真5)。

▼写真5 アサギマダラ♂ その1b(2015年10月29日、東京郊外)
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しばらく眺めていると尾端から数回絞り出すように羽化液をだした(写真6)。
薄茶色の液体だった。

▼写真6 アサギマダラの羽化液(2015年10月29日、東京郊外)
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本来は羽化目前の真っ黒になった蛹を撮るつもりで出かけたのだが、予想より1日早い羽化だった。
この日現地に着くと、「あかねの独り言 パート2」のあかねさん、「公園昆虫記」のおはるさんが既にきていた。
あかねさんが来た時にはまだ羽化前で、真っ黒な蛹の写真を撮っておられた。昼食のために少し離れている間に羽化したらしい。
私ももう少し早くいけば真っ黒な蛹や羽化シーンを見られたかもしれない。いかんせん、羽化は明日と予想していたので仕方がない。初めて見た一個の蛹が無事に羽化してくれただけでも良かったと思うことにする。
ここ数回の観察で見かけたアサギマダラの卵のいくつかは、すでに孵化して幼虫の姿が見られるようになった。これらはまた別に取り上げたい。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-10-30 03:57 | | Comments(6)

またまたアサギマダラ(2015年10月25日)

先週は所用と風邪でほぼ一週間フィールドに出られなかった。
ようやく風邪が良くなった土曜日は東京郊外のアサギマダラの蛹が気になって、見に行ってみた。
今のところ寄生されている様子もなく、蛹は健在のようだった(写真1)。

▼写真1 アサギマダラの蛹 その1a(2015年10月24日、東京郊外)
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この綺麗な蛹を何とかより美しく撮りたいといろいろ試してみる。
写真2は1/10秒で風に揺れる様子を撮ってみた。
縦方向の光軸はストロボ光、横方向の光軸は蛹の銀粉を反射したもの。

▼写真2 アサギマダラの蛹 その1b(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真1、2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真3はコンパクトデジカメで撮ってみたもの。
うっすらと翅の模様が透けて見えていた。デジタル一眼で撮っていた時には気がつかなかった(後でよく見ると確かに写っていた)。

▼写真3 アサギマダラの蛹 その1c(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

比較のためにほぼ一週間前の写真を載せておく(写真4)。
この頃は翅の模様はまったく見えない。
もう何日かすればさらに濃い翅の模様が見られるだろうか。
アサギマダラの蛹も寄生バエの餌食になることが多いらしい。とにかく無事に羽化してくれることを祈る。

▼写真4 アサギマダラの蛹 その1d(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

この日はコウヤボウキにきている♀の姿も見られた(写真5)。

▼写真5 アサギマダラ♀ その1(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

ヤクシソウにきている姿は、どうも良い角度で撮れなかった(写真6)。

▼写真6 アサギマダラ♀ その2a(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

10.5ミリフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真7、8)。

▼写真7 アサギマダラ♀ その2b(2015年10月24日、東京郊外)
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▼写真8 アサギマダラ♀ その2c(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真7、8はニコンD7200+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

先日「野山の住認たち」のpastelさんが、アサギマダラの複眼について、縞縞模様とディンプル模様があると述べておられた。
自分の撮った画像を見てみると、確かにその通りだった。
写真9は縞縞模様の複眼。

▼写真9 アサギマダラの複眼 その1(2015年10月24日、東京郊外)
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※写真9はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

写真10はディンプル模様の複眼。

▼写真10 アサギマダラの複眼 その2(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

これは個体差ではないようだ。角度の違いによる見え方なのか、それとも別の要因があるのか、その辺はよく分からない。今後も継続して観察してみたい。

by mikiosu | 2015-10-25 14:51 | | Comments(10)

またアサギマダラ(2015年10月22日)

東京郊外でアサギマダラの蛹を見たのが10月15日、その三日後にまた行ってみた。
この日はアサギマダラの姿も結構見られた。
写真1〜3はアザミで吸蜜する♀たち。

▼写真1 アサギマダラ♀ その1(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

写真では分からないが、この個体はとても大きかった(写真2)。他の♀と比較してもひと回りくらい大きく見えた。
大きな姿で、人の接近にも臆せず、悠然と飛ぶ様は、どこかタテハチョウの女王といってもいいような貫禄がある。

▼写真2 アサギマダラ♀ その2(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

せっかくなのでフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真3)。

▼写真3 アサギマダラ♀ その3(ノートリミング、2015年10月18日、東京郊外)
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※写真3はニコンD7200+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真4〜10はフィッシュアイレンズで撮った飛翔シーン。
アサギマダラは大きいので、10.5ミリフィッシュアイレンズでもそれなりに大きく写る。
どうもこの個体は産卵場所を探していたようで、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ飛んでいた。
産卵シーンはまだ撮ったことがないので撮りたかった。残念ながらもうちょっと先にあった食草を見つけられなかったようだ。

▼写真4 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4a(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真5 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4b(2015年10月18日、東京郊外)
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たまたまだが、正面顔も撮れていた(写真6)。

▼写真6 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4c(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真7 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4d(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真8 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4e(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真9 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4f(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真10 アサギマダラ♀ 飛翔中 その4g(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真4〜10はニコンD7200+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

写真11、12は蛹。
前回と特に変化はない。もう数日したらまた見に行ってみたい。

▼写真11 アサギマダラの蛹 その1a(2015年10月18日、東京郊外)
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▼写真12 アサギマダラの蛹 その1b(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真11、12はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-10-22 14:51 | | Comments(4)

花壇のアゲハとアオスジアゲハ(2015年10月19日)

この秋、幼虫ばかり撮っていたアゲハだが、花壇のウインターコスモスで新鮮な成虫を撮ることができた。
写真1、2はウインターコスモスで吸蜜するアゲハ。
これは♀かな。

▼写真1 アゲハ♀ その1a(ノートリミング、2015年10月17日、東京近郊)
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▼写真2 アゲハ♀ その1b(2015年10月17日、東京近郊)
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じっくり撮りたかったのに、すぐ樹上に上がってしまった。葉上でひと休みなのか長いこと開翅していた(写真3)。

▼写真3 アゲハ♀ その1c(2015年10月17日、東京近郊)
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※写真1〜3はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

花壇には相変わらずアオスジアゲハが時折くる(写真4)。

▼写真4 アオスジアゲハ♀ その1a(2015年10月14日、東京近郊)
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アオスジアゲハの雌雄は私には分かりにくいが、これは♀っぽかった(写真5)。
複眼にもしっかりピントがきていたので拡大してしげしげ見てみたくなった(笑)。

▼写真5 アオスジアゲハ♀ その1b(2015年10月14日、東京近郊)
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※写真4、5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

なんでもそうかもしれないが、蝶の写真では複眼にピントを合わせるのが基本と言われる。せっかくいい感じで撮れた写真が、複眼に微妙にピントがきていなかったりして、がっかりすることがある。そんな時は、
「眼にピントがきているだけが能じゃないだろ!」と思ったりする(笑)。
しかし、こういう写真を見ると、やっぱり眼にピントがきてないといかんなと思ってしまうな。

アオスジアゲハと言えば、先日「小畦川日記」のダンダラさんのブログを拝見して、タンノ型という斑紋異常のことを知った。
アオスジアゲハはほかにもいろいろな斑紋異常タイプがあるらしい。
この秋はアオスジアゲハを撮る機会が結構あったので、画像をチェックしてみると、1匹だけタンノ型らしき個体が花壇にきていたのを撮っていた。
写真6〜8はアオスジアゲハのタンノ型と思われる。
この時は斑紋異常のことはまったく知らず、単に背景も入れて撮ろうと20ミリで撮ったのだった。
広角レンズで撮る時にはノーファインダーで撮っているので、ちゃんと写っていて良かったあ(笑)。

▼写真6 アオスジアゲハ(タンノ型) その1a 開翅(2015年10月9日、東京近郊)
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▼写真7 アオスジアゲハ(タンノ型) その1b 側面(2015年10月9日、東京近郊)
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▼写真8 アオスジアゲハ(タンノ型) その1c 開翅(腹面)(2015年10月9日、東京近郊)
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※写真6〜8はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

主フィールドでも時にはこういうタイプが撮れることが分かったので、「ああ、またアオスジアゲハか」などと思わず、積極的に撮っておきたいと思ったのだった。

by mikiosu | 2015-10-19 22:16 | | Comments(4)

花壇のツマグロヒョウモン(2015年10月18日)

この秋は主フィールドの花壇で蝶の姿を追いかけることが多くなった。
写真1は野草コーナーにきて産卵行動していたツマグロヒョウモン♀。
何箇所か卵を探してみたものの、見つからなかった。フェイクだったのか。

▼写真1 ツマグロヒョウモン♀ その1 産卵行動(2015年10月9日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真2、3は花壇にきていた♀に♂が絡んだところ。

▼写真2 ツマグロヒョウモン求愛飛翔 その1a(2015年10月14日、東京近郊)
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▼写真3 ツマグロヒョウモン求愛飛翔 その1b(2015年10月14日、東京近郊)
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写真4は花壇のウインターコスモスで吸蜜中の♀。
ちょっと後翅が傷んでいた。

▼写真4 ツマグロヒョウモン♀ その2 開翅(ノートリミング、2015年10月6日、東京近郊)
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※写真4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 70−200mm f/4G ED VR

写真5は後日同じ花壇にきていた新鮮な♀。

▼写真5 ツマグロヒョウモン♀ その3 開翅(ノートリミング、2015年10月14日、東京近郊)
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写真6は同じ個体の側面。

▼写真6 ツマグロヒョウモン♀ その4 側面(2015年10月14日、東京近郊)
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ウインターコスモスにはキタテハもきていた(写真7)。
多少の障害物があっても300ミリで前ボケを活かして撮ってしまえと試みるが、ちょっと無理っぽかったか(苦笑)。

▼写真7 キタテハ♀ その1a 側面(2015年10月14日、東京近郊)
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せっかくなので正面顔も撮ってみた(写真8)。

▼写真8 キタテハ♀ その1b 正面(2015年10月14日、東京近郊)
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いつもはあまり花壇で蝶を撮ることはないのだが、300ミリを試したくて張り付いてみた。次回はアゲハ類を少々取り上げたい。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-10-18 21:10 | | Comments(4)

アサギマダラの蛹、ほか(2015年10月17日)

今日はどこに行こうかなあ(暇だし)、とやや迷っていた10月15日、思いがけなく「あかねの独り言 パート2」のあかねさんから郊外へのお誘い。
先日アサギマダラの卵を初撮りした場所で、蛹のポイントを教えてくださると言うので喜び勇んで行ってみる。

写真1はアサギマダラの蛹。
食草の裏側にいるのを、葉っぱをめくってクリップでとめて撮らせてもらった。
なるほど、クリップがあると左手で葉っぱをめくって右手で片手撮りしなくて済む。

▼写真1 アサギマダラの蛹 その1a−1(ノートリミング、2015年10月15日、東京郊外)
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写真2は同じ写真を拡大したもの。
銀粉を散らしたようなキラキラ感がなかなか写し取れない。
蛹の薄い緑色を出すために、ピクチャーコントロールをいつものスタンダードからビビッドに変えて撮ってみた。

▼写真2 アサギマダラの蛹 その1a−2(2015年10月15日、東京郊外)
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写真3は腹面側から撮ってみたもの。
羽化直前には翅が透けて見えるらしいので、また観察に行きたい。

▼写真3 アサギマダラの蛹 その1b 腹面から(2015年10月15日、東京郊外)
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※写真1〜3はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

卵はこの日も複数見られた。
写真4はコンパクトデジカメの深度合成で撮ってみたもの。
ふだんは深度合成で撮るより、顕微鏡モードの大きなサイズで撮る方が綺麗なのでそちらを使っている。

▼写真4 アサギマダラの卵 その1(2015年10月15日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真5は二つ並んだ卵。
これまで見たところでは、葉裏に一個ずつ産みつけるようなので、これは別のチョウが後からきて産みつけたのではないかと推測する。

▼写真5 アサギマダラの卵 その2(2015年10月15日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

尾根道を歩いているとフワフワ飛んでいる成虫の姿が。
こんなこともあろうかと持参した白いハンカチを振ってみる。
やはり効果はあるようで、かなり近くまで寄ってくる。
写真6はフィッシュアイレンズで撮った飛翔シーン。
こう見えてもかなり近くにきている。

▼写真6 アサギマダラ♂ 飛翔中(2015年10月15日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED&スピードライトSB-910

写真7はルリタテハの蛹。
サルトリイバラの葉っぱはほとんど食べられたようだ。

▼写真7 ルリタテハの蛹(2015年10月15日、東京郊外)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

最近イネ科の葉っぱが気になると話しながら歩いていると、あかねさんがクロコノマチョウの幼虫を見つけてくれた。
写真8は10ミリくらいの幼虫。
黒猫頭が可愛い(笑)。

▼写真8 クロコノマチョウの幼虫 その1(2015年10月15日、東京郊外)
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するともう1匹、20ミリくらいの幼虫もいた(写真9)。
なんだか頭部の様子が変だ。よく見ると脱皮して黒い頭を脱ぎ捨てた後らしい。

▼写真9 クロコノマチョウの幼虫 その2a(2015年10月15日、東京郊外)
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新しい耳(角)の毛と、脱ぎ捨てた耳(角)の毛が絡まったりしていた(写真10)。

▼写真10 クロコノマチョウの幼虫 その2b(2015年10月15日、東京郊外)
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※写真8〜10はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

アサギマダラの蛹は初見初撮り。これだけでも成果として十分だったのに、ルリタテハの蛹、クロコノマチョウの幼虫まで見られて良かった。
その上、あかねさんには地元の美味しいお豆腐もいただいた。ありがとうございました♬

by mikiosu | 2015-10-17 00:01 | | Comments(12)

300ミリで撮るシジミチョウ類(2015年10月16日)

新しい300ミリ単焦点レンズで気になるのは小さなシジミチョウ類がちゃんと撮れるかどうか。
写真1、2は街道脇の小さな草地で見つけたヤマトシジミたち。
センダングサの仲間にきていたヤマトシジミを拡大してみた(写真1)。
ややカリッとした印象の写りは、割りと好みかもしれない。

▼写真1 ヤマトシジミ♀ その1(2015年10月12日、東京郊外)
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カタバミで開翅する♀も(写真2)。
もうちょっと青鱗粉が乗っていると良かったが(笑)。

▼写真2 ヤマトシジミ♀ その2(2015年10月12日、東京郊外)
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写真3は主フィールドの花壇で見つけたベニシジミ。
ウインターコスモスで吸蜜しているのを正面から撮ってみた。

▼写真3 ベニシジミ(2015年10月14日、東京近郊)
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写真4、5は同じ花壇で見つけたウラナミシジミ♂。
写真4は順光で、写真5は逆光で撮ってみたもの。
ウラナミシジミ、今季ようやく主フィールドで確認できた。例年より一か月半も遅い。と言うかどこに行ってもあまり見かけない。

▼写真4 ウラナミシジミ♂ その1a(2015年10月14日、東京近郊)
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▼写真5 ウラナミシジミ♂ その1b(2015年10月14日、東京近郊)
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300ミリでシジミチョウ類もしっかり撮ることができた。とは言え、小さな蝶は愛用してきた105ミリマクロレンズの方が撮りやすいことは間違いない。慣れの問題も多少はあるかもしれない。105ミリと300ミリ、どちらをメインにするかは、その日の狙い次第と言うことになろうか。

写真6はイチモンジセセリ。
セセリチョウ類も300ミリでいけそうだ。

▼写真6 イチモンジセセリ その1a–1(2015年10月14日、東京近郊)
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同じ写真を拡大すると触角先端の模様まで写っていた(写真7)。

▼写真7 イチモンジセセリ その1a–2(2015年10月14日、東京近郊)
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写真8は萩の花にきていたキタキチョウ。
背景が大きくボケるのは300ミリならではと言えるかも。

▼写真8 キタキチョウ その1(ノートリミング、2015年10月14日、東京近郊)
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写真9は東京郊外の河原で見かけたキタキチョウの集団吸水。
河原に降りて広角レンズで撮ることも考えたが、手抜きをして遠くから300ミリで撮っておしまい(笑)。

▼写真9 キタキチョウ その2 集団吸水(2015年10月12日、東京郊外)
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最後におまけ。
写真10は主フィールドの池のほとりで見つけたカワセミ。
木漏れ日があたる難しいシーンで、実際の画像はかなり暗くなってしまったのを明るく補正してある。
羽毛の1本1本まで写っているのは300ミリ単焦点ならではという感じがした。今後は野鳥を撮る機会も増えるかもしれない。

▼写真10 カワセミ♂(ノートリミング、2015年10月12日、東京近郊)
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撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-10-16 10:34 | | Comments(10)

アサギマダラの卵、ほか(2015年10月15日)

新しい300ミリ単焦点レンズを持って郊外遠征した10月12日は、既報の通りアサギマダラ♀やナガサキアゲハ♀と出会えた。
同じ日に撮った別カットを少し載せておきたい。

写真1、2は林縁のアザミにきていたアサギマダラ♀。
前ボケを活かして邪魔な枝を消したかったがちょっと無理だった(写真1)。

▼写真1 アサギマダラ♀ その1a(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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やや角度を変え、ススキを意識して入れてみたのが写真2。

▼写真2 アサギマダラ♀ その1b(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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写真3、4は道路脇のフジバカマにきていたアサギマダラ♀。
この個体はとても大きかった(写真3)。計ってみたかったなあ。

▼写真3 アサギマダラ♀ その2(2015年10月12日、東京郊外)
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フジバカマはまだ咲きそろっていなかった(写真4)。
花が満開になれば、アサギマダラももっと集まってくるだろうか。それとも今年はもう旅立ってしまったのだろうか。

▼写真4 アサギマダラ♀ その3(2015年10月12日、東京郊外)
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いつも幼虫を見に行くポイントには幼虫は見られず、代わりに卵が見つかった(写真5、6)。
この日は5個見つかった。卵は初めてなのでちょっと嬉しい。
これらの卵が冬の間若齢幼虫として越冬するのだろう。今度の冬も観察したいと思う。

▼写真5 アサギマダラの卵 その1a(2015年10月12日、東京郊外)
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▼写真6 アサギマダラの卵 その1b(2015年10月12日、東京郊外)
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※写真5、6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

写真7〜9は前回も取り上げたボタンクサギにきていたナガサキアゲハ♀。
彼岸花の頃に現れてくれれば嬉しかったのだが(笑)。
この♀の後翅の白斑はかなり発達していると思う。背景が殺風景なのはこの際置いておく(苦笑)。擦れているのが惜しいが、一度飛び去ったあとに戻ってきて、ボタンクサギで吸蜜する姿を撮らせてくれたので良しとしよう。

▼写真7 ナガサキアゲハ♀ その1a(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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▼写真8 ナガサキアゲハ♀ その1b(2015年10月12日、東京郊外)
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▼写真9 ナガサキアゲハ♀ その1c(2015年10月12日、東京郊外)
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写真10〜12は林道脇のイヌタデにきていたテングチョウ♀。
300ミリはマクロレンズと違って至近距離で撮るのが意外に難しい。被写界深度が浅いし手ブレにも気を遣う。

▼写真10 テングチョウ♀ その1a(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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▼写真11 テングチョウ♀ その1b(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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テングチョウの口吻はちょっと短めなのかもしれないと思ったりした(写真12)。

▼写真12 テングチョウ♀ その1c(2015年10月12日、東京郊外)
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中型から大型の蝶に関しては300ミリ単焦点レンズで撮るのもなかなか良いと思う。
シジミチョウ類など小型の蝶ではどうだろうか(つづく)。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-10-15 04:19 | | Comments(2)

300ミリ単焦点レンズ購入(2015年10月14日)

9月某日、Yカメラで馴染みの店員さんと話していると、陳列棚に300ミリ単焦点レンズが置いてある。
春先には注文して半年待ちと言われていたAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRだ。
「買えるの?」と聞くと、店頭用に1本だけ入ったもので、在庫はないと言う。このレンズはニコンプラザで2度触っていて、ちょっと欲しかった。Yカメラの店頭で自分のカメラボディに装着して店内を撮ったりしているうちに、やっぱり欲しくなり、注文してしまった。ポチッとな!
入荷はいつになるか分からないので、気長に待っていてくださいと言われた。
仮に半年待ちでも来春のギフチョウの頃までには届くと思った。
家人にはそのうち折りをみて話せば良いと思っていた。
…10月10日に届いた。はやっ! アセったなあもう(笑)。

写真1がその300ミリ単焦点レンズAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR。左側は付属のレンズケース。レンズケースも結構立派で、そのままポーチとして使えそうだ。まあ、使わないと思うけど(笑)。

▼写真1 300ミリ単焦点レンズ
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写真2は愛用レンズと並べてみたもの。
左側が105ミリマクロ、真ん中が300ミリ単焦点、右側が70−200ミリズームレンズ。
105ミリは最大径83ミリ、長さ116ミリ、重さ750g。
300ミリは最大径89ミリ、長さ147、5ミリ、重さ755g。
70−200ミリは最大径78ミリ、長さ178.5ミリ、重さ850g。
ちなみにニコンの旧300ミリ単焦点レンズは
最大径90ミリ、長さ222.5ミリ、重さ1300gだった。
新しい300ミリ単焦点レンズがいかに軽量コンパクトかお分かりいただけるだろうか。
これほどコンパクトでなければ、私も買わずに済んだのだがなあ…(笑)。

▼写真2 左から105ミリ&300ミリ&70−200ミリズームレンズ
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写真3はフードを取り付けたところ。
300ミリ単焦点レンズのフードはかなり大きいので、フードを付けると望遠系ズームレンズと同じくらいに見える。ザックに収納する時にはフードを逆付けするので、特に問題はない。

▼写真3 同上フード付き(真ん中が300ミリ)
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※写真1〜3はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

私の小さな手には105ミリマクロレンズは太く、70−200ミリズームレンズは長い。
新しい300ミリ単焦点は、レンズ後端が細く先端が太いので、カメラボディに装着した時のバランスはいい感じだ。
70−200ミリズームレンズもなかなか良いレンズと思うが、ピントリングがレンズ先端にあって、MF時にちょっととまどうことが多かった。300ミリ単焦点レンズはMF時の操作性もまったく問題ない。
最短撮影距離1.4メートル、撮影倍率1/4.1倍というのは、70−200ミリズームレンズの1.0メートル、1/3.6倍にはちょっと及ばない。ここはもうちょっと頑張って欲しかった。

10月12日は東京郊外へ新しいレンズを付けて遠征してみる。
最初に撮ったのはキタテハ(写真4)。
いつもマクロレンズを常用しているので近づきすぎてピントが合わず、少し下がって撮る(苦笑)。
1.4メートルと言う距離感に慣れるまでしばし我慢だ。

▼写真4 キタテハ♀(2015年10月12日、東京郊外)
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写真5、6は林縁のアザミにきていたアサギマダラ♀。
写真5はあえてススキ越しに撮ってみた。

▼写真5 アサギマダラ♀ その1a−1(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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写真6は同じ写真をトリミングして拡大したもの。
これは開放絞りで撮っている。

▼写真6 アサギマダラ♀ その1a−2(2015年10月12日、東京郊外)
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写真7、8は街道脇のボタンクサギにきていたナガサキアゲハ♀。
この花は道から離れていて、105ミリマクロレンズだったらカメラを向けなかったような位置。
このあたりは300ミリの面目躍如かもしれない。

▼写真7 ナガサキアゲハ♀ その1a−1(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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もっと驚いたのは拡大してみた時(写真8)。
複眼にきっちりピントがきているうえ、口吻の分かれ目まで写っていた。

▼写真8 ナガサキアゲハ♀ その1a−2(2015年10月12日、東京郊外)
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これを見る限り、中型以上のチョウならバッチリ撮れそうな気がする。
むしろ至近距離で撮ったときの被写界深度の浅さや僅かのブレボケに注意を要する気がする。それらについてはまたぼちぼち取り上げていきたい。

写真9は街道脇のロープにとまっていたアキアカネ♀を拡大したもの。
これまであまり赤とんぼで微毛を気にしたことはなかった。
微毛があまりに鮮明に写っていてびっくりした。

▼写真9 アキアカネ♀(2015年10月12日、東京郊外)
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ついでに述べておくと、腕のせいもあるかもしれないが、トンボは意外にピント合わせが難しい被写体だ。思うように複眼にピントがこなくてイライラすることがないだろうか。新しい300ミリ単焦点レンズは合焦精度もかなり良いと思う。
最後におまけ。
草むらにいたブチ猫ちゃん。ちょっと神経質そうな感じの猫ちゃんも、300ミリなら遠くからそっと撮れる。

◎今日のニャンコ ♪(ノートリミング、2015年10月12日、東京郊外)
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撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-10-14 04:33 | その他 | Comments(2)

キタキチョウの幼虫&蛹(2015年10月13日)

今回は今年の夏以降、主フィールドでのんびり観察したキタキチョウの幼虫&蛹を載せてみたい。

写真1は幼虫。
ここの萩は仮にA地点としておこう。8月中旬から幼虫が見られはじめた。

▼写真1 キタキチョウの幼虫 その1(2015年8月14日、東京近郊)
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写真2〜4は蛹。
A地点の萩では8月下旬からいくつか蛹が見られたのだが、どうも半透明の蛹が多く、寄生されているような気がして仕方がなかった。

▼写真2 キタキチョウの蛹 その1(2015年8月25日、東京近郊)
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▼写真3 キタキチョウの蛹 その2(ノートリミング、2015年8月28日、東京近郊)
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▼写真4 キタキチョウの蛹 その3(ノートリミング、2015年9月12日、東京近郊)
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写真5は蛹殻。
いくつかの蛹は実際に寄生されていたようだ。

▼写真5 キタキチョウの蛹の抜け殻 その1b(2015年10月5日、東京近郊)
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※写真5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真6は上記とは別のB地点の萩で見つけた幼虫。
ここでも8月中から幼虫が見られた。

▼写真6 キタキチョウの幼虫 その2(2015年8月21日、東京近郊)
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10月になっても幼虫がまだいた(写真7)。

▼写真7 キタキチョウの幼虫 その3(2015年10月9日、東京近郊)
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その翌日には二つの前蛹が見られた(写真8、9)。
前日見られた幼虫が揃って蛹化したのかもしれない。

▼写真8 キタキチョウの前蛹 その1(2015年10月10日、東京近郊)
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▼写真9 キタキチョウの前蛹 その2(ノートリミング、2015年10月10日、東京近郊)
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前蛹とは別に蛹も3個ほど見つけた(写真10、11)。
ここの蛹は無事に羽化しそうな気がする(私見)。

▼写真10 キタキチョウの蛹 その4(2015年10月10日、東京近郊)
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やや黄色みの強い蛹はもうすぐ羽化するのかもしれない(写真11)。

▼写真11 キタキチョウの蛹 その5(ノートリミング、2015年10月10日、東京近郊)
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せっかくなので成虫の写真も1枚(写真12)。
これはA地点の萩の花にとまっていた個体。

▼写真12 キタキチョウ(ノートリミング、2015年10月9日、東京近郊)
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※写真12はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

例年ならここの萩ではウラナミシジミも時折見られるのだが、今年はさっぱり見られない。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

by mikiosu | 2015-10-13 04:14 | | Comments(6)