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裏翅を撮りたいルーミスシジミ(2015年11月29日)

ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ルーミスシジミは蝶愛好家の間ではムラサキ三兄弟と言われたりするようだ。大きさからしてこの順番に長男、次男、三男と言うことになろうか。
そうするとルーミスシジミは三男坊ということになる。
ムラサキ兄弟は地味な裏翅よりも青く輝く表翅を撮りたいと思いがちだが、こと三男坊のルーミスシジミに関しては、特徴ある裏翅を撮らないとルーミスシジミを撮ったような気がしないのは私だけであろうか。

枝被りとは言え表翅が撮れたので(前日掲載の写真12)気が楽になり、できれば裏翅を撮りたいとチャンスを窺う。

写真1は倒木にとまったルーミスシジミ。
チャーンス! とばかりにシャッターを切るが、すぐに翅を開いてしまった。

▼写真1 ルーミスシジミ その1 半開翅(2015年11月27日、千葉県)
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写真2、3は小飛して移動を繰り返していた個体。
何度かチャンスはあったものの、日陰や逆光などで露出が難しかった。
写真2は日陰の葉っぱに口吻を伸ばしていたところ(+0.3EV)。

▼写真2 ルーミスシジミ その2a(2015年11月27日、千葉県)
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小飛して白っぽい葉にとまったうえ、背景に白いキノコのある逆光状態。最初は−0.3EVで撮り、暗かったので±0EVにしたもののまだ暗い。+1.0EVまで明るくして撮ったのが写真3。

▼写真3 ルーミスシジミ その2b(2015年11月27日、千葉県)
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写真4〜8はかがんで撮れるような低い葉っぱにきてくれた個体。
最初は裏翅を見せてくれた(写真4)。

▼写真4 ルーミスシジミ その3a(2015年11月27日、千葉県)
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その後ゆっくり翅を開く(写真5)。
ルーミスシジミは順光で表翅を撮ると白飛びしてしまうことが多い。この日は概ね−0.7EVで撮っている。

▼写真5 ルーミスシジミ その3b 半開翅(2015年11月27日、千葉県)
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少し向きを変えて開翅した(写真6)。

▼写真6 ルーミスシジミ その3c 開翅(2015年11月27日、千葉県)
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この場に居合わせた6人が交代で撮れるくらいゆっくりと全開(写真7)。

▼写真7 ルーミスシジミ その3d 開翅(2015年11月27日、千葉県)
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激写シーンを拡大してみる(写真8)。

▼写真8 ルーミスシジミ その3e 開翅(2015年11月27日、千葉県)
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写真9は倒木にとまって裏翅を見せてくれた個体。

▼写真9 ルーミスシジミ その4a(2015年11月27日、千葉県)
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反時計回りに回転して翅を開く。いかにもルーミスシジミらしい、明るい青が眼に焼き付く(写真10、11)。

▼写真10 ルーミスシジミ その4b 半開翅(2015年11月27日、千葉県)
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▼写真11 ルーミスシジミ その4c 半開翅(2015年11月27日、千葉県)
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最後は飛翔シーンを1枚(写真12)。
梢上を飛ぶ姿を何枚か撮ってみたものの、それらしく写っていたのはこれくらいだった(苦笑)。いつかチャンスがあれば広角飛翔も狙ってみたい。

▼写真12 ルーミスシジミ その5 飛翔中(2015年11月27日、千葉県)
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最初のカットまでは苦労したものの、その後はトントン拍子に複数個体の裏翅まで撮ることができた。自分を含めて6人の眼で探した成果でもあると思う。
ルーミスシジミ遠征は一昨年から5回目になるが、現地でカメラマン氏と一緒になったのは初めてだ。やはりたくさんの眼で探すと違うなと思う。
好天に恵まれたこの日、早朝から同行してくださった「公園昆虫記」のおはるさん、現地でお会いした「市川散歩」の市川さん、「三鷹の狸のてふてふ交友録」のmikatanukibabaさん、親切に拙宅の隣駅まで車で送ってくださったI氏には格別にお世話になりました。ありがとうございました。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-11-29 01:38 | | Comments(16)

ムラサキ三兄弟のそろい踏み (2015年11月28日)

好天予報の11月27日、満を持して房総方面に遠征した。
朝6時頃、家を出るとキリガ、じゃなかった、霧が立ちこめていて心配したが、7時頃には晴れそうになりホッと胸を撫で下ろす。
快速電車、特急列車、タクシーを乗り継いで現地のポイントに着いたのは10時少し前。
最初に出迎えてくれたのはムラサキシジミ♀(写真1)。
葉上で気持ち良さそうに翅を開いていた。

▼写真1 ムラサキシジミ♀ その1(2015年11月27日、千葉県)
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この日はムラサキシジミの♀ばかりがやけに目立った(写真2、3)。

▼写真2 ムラサキシジミ♀ その2(ノートリミング、2015年11月27日、千葉県)
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▼写真3 ムラサキシジミ♀ その3(2015年11月27日、千葉県)
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ムラサキシジミは葉上にとまるとすぐに翅を開くので、裏翅を確認したくてもできないくらいだった。風が強く、好天の割りに気温が低かったせいかもしれない。
晩夏から秋にかけて、開翅シーンが思うように撮れなかったのが嘘のように開翅シーンばかりお目にかかる(笑)。
写真4も葉上で開翅するムラサキシジミ♀。

▼写真4 ムラサキシジミ♀ その4a(ノートリミング、2015年11月27日、千葉県)
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写真5は同じ個体を拡大したもの。

▼写真5 ムラサキシジミ♀ その4b(2015年11月27日、千葉県)
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写真6も葉上で開翅するムラサキシジミ♀。

▼写真6 ムラサキシジミ♀ その5a(ノートリミング、2015年11月27日、千葉県)
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写真7は同じ個体を思い切り拡大したもの。

▼写真7 ムラサキシジミ♀ その5b(2015年11月27日、千葉県)
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写真8は帰り際にやっと見つけたムラサキシジミ♂。

▼写真8 ムラサキシジミ♂ その1a(ノートリミング、2015年11月27日、千葉県)
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これも思い切り拡大してみる(写真9)。

▼写真9 ムラサキシジミ♂ その1b(2015年11月27日、千葉県)
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写真10はあまり良くない位置にとまってしまったムラサキツバメ♂。
尾状突起がよく見えない。ムラサキシジミ♂も角度によっては青鱗粉が見えない場合があるので100%ではないけれど、ムラサキツバメ♂のように思う。
この界隈には一昨年から何度かきているが、ムラサキツバメを見たのは初めてのような気がする。

▼写真10 ムラサキツバメ♂(ノートリミング、2015年11月27日、千葉県)
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角度は悪いがこれも拡大してみる(写真11)。

▼写真11 ムラサキツバメ♂(2015年11月27日、千葉県)
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そして写真12がこの日お目当てのルーミスシジミ。

▼写真12 ルーミスシジミ(2015年11月27日、千葉県)
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枝被りだがこの日ようやく撮れた個体だ。データを見ると11時48分の撮影。
現地に着いて2時間近く経っていた。この後12時頃からは思いもかけずルーミスシジミのお祭り騒ぎになった。
肝心のルーミスシジミは次回にまとめて取り上げるため出し惜しみしておいた(笑)。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

by mikiosu | 2015-11-28 11:40 | | Comments(4)

クロスジフユエダシャク登場、ほか(2015年11月26日)

毎年文化の日の頃に見られるミノウスバ、今年はちょっと遅めの11月6日に今季初見となった。
写真1は主フィールドのマサキで産卵中のミノウスバ♀。

▼写真1 産卵中のミノウスバ♀(2015年11月6日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真2は産卵中の♀(右側)に言い寄る(?)♂。
♀の触角は糸状で、♂(左側)の触角は両櫛歯上に発達している。
昨秋は♀ばかりかなりの個体を見かけたものだが、今季は数えるほどしか見られなかった。

▼写真2 ミノウスバ♂(左側)&♀(2015年11月6日、東京近郊)
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※写真2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

11月21日には主フィールドのトイレの中でクロスジフユエダシャク♂を見つけた(写真3)。
フユシャク、今季の初撮りだ。昨秋は11月14日に見ているが、昨秋が早過ぎたので、これでも早い方だと思う。

▼写真3 クロスジフユエダシャク♂ その1(2015年11月21日、東京近郊)
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※写真3はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

11月24日にはプチ遠征先の公園で飛び回る姿も見られた。
写真4は草むらにとまったところにそっと忍び寄って撮ったもの。

▼写真4 クロスジフユエダシャク♂ その2a(2015年11月24日、東京近郊)
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※写真4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

いったん飛ばれたものの、コンデジでも何とか撮れた(写真5)。

▼写真5 クロスジフユエダシャク♂ その2b(2015年11月24日、東京近郊)
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※写真5はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

枯葉の上をフラフラ飛んでいる姿を追いかけ、とまったところを撮ってみた(写真6)。

▼写真6 クロスジフユエダシャク♂ その3a(2015年11月24日、東京近郊)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

20ミリレンズでにじり寄って撮ってみたのが写真7。
こんな枯葉の中にとまってしまっては、必死に眼で追っていないと見失ってしまう。

▼写真7 クロスジフユエダシャク♂ その3b(2015年11月24日、東京近郊)
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※写真7はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

この時期、15時過ぎの日差しはかなり赤っぽく写る。ホワイトバランスを「オート」にすればもうちょっと良いのかもしれないが、赤っぽくなるのも嫌いじゃないので、いつも「晴天」に設定している。

by mikiosu | 2015-11-26 02:53 | | Comments(2)

ひだまりのベニシジミ、ほか(2015年11月25日)

11月24日は気温が25〜26度くらいまであがった。
2週間ほど前、ホトケノザにきているモンキチョウ、ツマグロヒョウモンなどを見かけた公園まで足をのばしてみる。
最初に出迎えてくれたのはヤマトシジミ。
♂が何匹かカタバミで吸蜜していた(写真1)。

▼写真1 ヤマトシジミ♂ 開翅(ノートリミング、2015年11月24日、東京近郊)
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この日はまだ新鮮そうなベニシジミの姿が結構目についた。
写真2はホトケノザにきていたベニシジミ。

▼写真2 ベニシジミ その1(2015年11月24日、東京近郊)
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写真3はペンペン草(ナズナ)にきていた別個体。

▼写真3 ベニシジミ その2a(ノートリミング、2015年11月24日、東京近郊)
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縦位置でも撮ってみた(写真4)。

▼写真4 ベニシジミ その2b(ノートリミング、2015年11月24日、東京近郊)
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モンキチョウも何匹か元気に飛び回っていた。
写真5はホトケノザにきていたモンキチョウ。

▼写真5 モンキチョウ その1(ノートリミング、2015年11月24日、東京近郊)
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写真6は明らかに♀と分かる個体。
この♀はかなり長い時間モデルになってくれた。

▼写真6 モンキチョウ♀ その2(2015年11月24日、東京近郊)
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11月11日からマテバシイの葉上で観察しているムラサキツバメの集団はまだいた。
5匹いた集団Aは少し移動して、50センチくらい左側の葉上に3匹、その奥に1匹の合計4匹見られた(写真7)。

▼写真7 ムラサキツバメ集団A その1a(2015年11月24日、東京近郊)
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この日の昼頃は葉上で歩き回る姿が見られた。300ミリで撮って拡大してみると、何だかこちらを気にして見ているような表情が面白い。

▼写真8 ムラサキツバメ集団A その1b(2015年11月24日、東京近郊)
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はす向かいの葉上に3匹いた集団Bは、昼頃には2匹見られた(写真9)。

▼写真9 ムラサキツバメ集団B その1a(2015年11月24日、東京近郊)
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2時間後に通りかかってみると3匹になっていた(写真10)。
暖かいとどこかに飛んで行って、やがて戻ってくるのだろう。

▼写真10 ムラサキツバメ集団B その1b(2015年11月24日、東京近郊)
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ムラサキツバメは今季まだ開翅シーンがまったく撮れていない。この日は開翅シーンも少し期待していたのだが残念ながら撮れなかった。それでも2箇所の小集団が健在だったので良しとしよう。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-25 14:19 | | Comments(6)

ムラサキシジミの開翅シーン(2015年11月22日)

蛾の話題をもう少し続ける予定だったが、ムラサキシジミの開翅シーンが撮れたので先に乗せておきたい。
と、その前に開翅シーンを見せてくれたルリタテハを3枚ほど。
写真1〜3は主フィールドにある野外ステージの上で開翅してくれたルリタテハ。
いつものベンチでカメラをセッティングして歩き始めようとすると、野外ステージの真ん中あたりに黒っぽい蝶がきてとまった。
写真1はステージの下から撮ったルリタテハ。

▼写真1 ルリタテハ その1a(ノートリミング、2015年11月21日、東京近郊)
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写真2、3はステージに上がってとったもの。

▼写真2 ルリタテハ その1b(2015年11月21日、東京近郊)
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▼写真3 ルリタテハ その1c(2015年11月21日、東京近郊)
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この日は土曜日とあってステージ前のベンチにはたくさんの人がきていた。ステージ上のルリタテハを背景も入れて撮りたいと、広角レンズに交換して近づくと残念ながら飛び去ってしまった。

写真4〜6は近くのアオキの葉上で見つけたムラサキシジミ。
どうやら♀のようだ。ムラサキシジミの開翅シーンは久し振りに撮れた気がする。

▼写真4 ムラサキシジミ♀ その1a(ノートリミング、2015年11月21日、東京近郊)
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▼写真5 ムラサキシジミ♀ その1b(2015年11月21日、東京近郊)
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じっくり撮りたかったのに、すぐに小飛して翅を閉じてしまった(写真6)。

▼写真6 ムラサキシジミ♀ その1c(ノートリミング、2015年11月21日、東京近郊)
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数メートル先のアオキには別のムラサキシジミがいた。
手前に柵があったため遠くから300ミリで撮ったものを拡大してみる(写真7、8)。やや微妙だが♂ではないかと思う。

▼写真7 ムラサキシジミ♂ その1a(2015年11月21日、東京近郊)
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▼写真8 ムラサキシジミ♂ その1b(2015年11月21日、東京近郊)
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写真9、10は数日前に撮ったプチ遠征先のムラサキツバメたち。
11月13日に5匹いた集団は16日には2匹になり、脇の葉上に1匹、合計3匹になっていた(写真9)。

▼写真9 ムラサキツバメの集団A(2015年11月16日、東京近郊)
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向かい側の葉上にいた3匹の集団はそのままだった(写真10)。

▼写真10 ムラサキシジミの集団B(2015年11月16日、東京近郊)
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ムラサキツバメの集団はその後見られなくなったと言う噂だ。
主フィールドのウラギンシジミはじっとしている個体もあれば、移動している個体もある。ムラサキツバメはいなくなってもまた戻ってくる可能性があるので、継続して観察したいと思う。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-22 12:36 | | Comments(6)

九月の蛾から、ホシヒメホウジャクの飛翔シーンほか(2015年11月21日)

今更ながら今年9月に撮った蛾たち(苦笑)。

写真1はミドリリンガ。
東京郊外の山麓で見つけた。緑色の上翅にオレンジ色の下翅が綺麗だった。

▼写真1 ミドリリンガ(2015年9月5日、東京郊外)
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写真2はモンウスギヌカギバ。
これも東京郊外の山麓で見つけた。毎年見かけるが、綺麗なので見かけると撮りたくなる。
私はロールシャッハテストみたいな模様だと思っていた。ところが、モンウスギヌカギバの模様は、下翅の茶色い部分が鳥の糞、左右の上翅の焦茶色の部分はハエに擬態していると言われているらしい。つまり鳥の糞にハエがきている姿を上翅と下翅の両方で表現している訳だ。日本のモンウスギヌカギバよりも熱帯に棲むモンウスギヌカギバの方がその傾向が顕著らしい。
今回調べてみるまで知らなかったし、そう思ったことはなかったけれど、そう言われてみるとそんな気もしてくる。

▼写真2 モンウスギヌカギバ(2015年9月5日、東京郊外)
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写真3はクワゴマダラヒトリ♂。
これも東京郊外の山麓で見つけたもの。♂の触角は両櫛歯状になっていた。

▼写真3 クワゴマダラヒトリ♂(2015年9月5日、東京郊外)
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写真4、5はキハラゴマダラヒトリ。
これは近所の公園で見つけた。キハラゴマダラヒトリとアカハラゴマダラヒトリはよく似ているので、撮る時に腹部を確認しておきたい蛾だ(写真5)。
腹部を見ないで識別できる人はかなりの通か、もしくは物好きと言うべきだろう(笑)。

▼写真4 キハラゴマダラヒトリ その1a(2015年9月11日、都区内)
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▼写真5 キハラゴマダラヒトリ その1b 側面から(2015年9月11日、都区内)
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写真6はコウモリガ。
東京郊外の河川敷に、彼岸花にくる黒系アゲハを撮りに行った時に見つけた。
露出が難しい上、彼岸花と一緒に撮るのにかなり苦労した(汗)。
今年はコウモリガとキマダラコウモリの両方を見たことになる。

▼写真6 コウモリガ(2015年9月19日、東京郊外)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 70−200mm f/4G ED VR&スピードライトSB-910

写真7はマダラカギバ。
マダラカギバは色の個体変異が大きい印象がある。この個体は色の濃い方と思う。

▼写真7 マダラカギバ(2015年9月19日、東京郊外)
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写真8はヒメコスカシバ、写真9はコスカシバ。同じ日に植物園の花壇で見つけた。
写真8はハッカの花にきているヒメコスカシバ♂。

▼写真8 ヒメコスカシバ♂(2015年9月26日、東京郊外)
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写真9はホソバオケラの花にきているコスカシバ♂。
コスカシバは8月に近所の公園でも撮っているが、ヒメコスカシバと比較するために一緒に載せてみた。
コスカシバの方が一般に大きいのと、腹部の黄色い帯の位置がちょっと異なる。

▼写真9 コスカシバ♂(2015年9月26日、東京郊外)
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写真10〜12はホシヒメホウジャク。
写真10、11は昭和記念公園の花壇の花(多分ハーブ系の花)にきていたホシヒメホウジャクの飛翔シーン。
花が小さいせいか、吸蜜時間が短くて撮るのに苦労した。
ホシホウジャクに比較して、上翅の面積の割りに腹部が大きく見える。ホバリングして吸蜜する時には前脚を花に添えてエネルギー消費を抑えるケースが多いように思う。

▼写真10 ホシヒメホウジャク その1a 飛翔中(2015年9月29日、立川・昭和記念公園)
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▼写真11 ホシヒメホウジャク その1b 飛翔中(2015年9月29日、立川・昭和記念公園)
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※写真11、12はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 70−200mm f/4G ED VR&スピードライトSB-910

写真12はホシヒメホウジャクの静止シーン。
これは11月に主フィールドで見つけたものだが、ついでに載せておく。

▼写真12 ホシヒメホウジャク その2(2015年11月6日、東京近郊)
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ホウジャク類は飛んでいるシーンをよく見るが、ホシヒメホウジャクに関してはとまっている姿を見ることが多い気がする。調べてはいないが、ホシヒメホウジャクの飛翔シーンを撮ったのは初めてだったように思う。
そのうちホウジャク類の飛翔シーン特集でもやってみたいものだ。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-21 10:51 | | Comments(0)

秋のメイガたち(2015年11月20日)

ぼちぼちフユシャクを見たという声も聞かれるようになり、慌てて9月以降に撮った蛾を整理している。
メイガが何匹か揃っていたので特集してみた。メイガと言っても絵画の名画や映画の名画じゃないので悪しからず。

写真1はモンキクロノメイガ。
近所の公園のトイレで見つけた。

▼写真1 モンキクロノメイガ(2015年9月2日、都区内)
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写真2はスカシトガリノメイガ。
東京郊外の山麓で見つけた。

▼写真2 スカシトガリノメイガ(2015年9月5日、東京郊外)
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写真3はシロテンキノメイガ。
これも東京郊外の山麓で見つけた。

▼写真3 シロテンキノメイガ(2015年9月5日、東京郊外)
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写真4はコブノメイガ。
これも東京郊外の山麓で見つけた。かなり小さい蛾だ。

▼写真4 コブノメイガ(2015年10月18日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真5はヒメシロノメイガ。
東京郊外の公園内の湿地付近で見つけた。

▼写真5 ヒメシロノメイガ(2015年9月30日、東京郊外)
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写真6はツゲノメイガ。
これはよく覚えていないが、画像ファイルに(吉祥寺)と書いてあったので、家の近所で夜に撮ったらしい。

▼写真6 ツゲノメイガ(2015年9月30日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

写真7はマエキノメイガ。
これは主フィールドで見つけた。

▼写真7 マエキノメイガ(2015年10月6日、東京近郊)
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写真8はオオキノメイガ。
これは主フィールドのトイレで見つけた。メイガ系の中では大きな方だと思う。

▼写真8 オオキノメイガ(2015年10月17日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

メイガ類を8種類撮っていたのにちょっとびっくりした。メイガはあまり大きくないがよく見ると模様が綺麗だったりする。こんなことならシロオビノメイガやマエアカスカシノメイガも撮っておけば良かった。この2種はあちこちで見かけるので、最近は見かけてもスルーしてしまったりするのだった。

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-20 14:45 | | Comments(2)

2年振りに撮れたウスタビガ、ほか(2015年11月17日)

昨秋はとうとう撮れなかったウスタビガ、この秋は何とか♂も♀も撮ることができた。

写真1、2はウスタビガ♀。
ササの葉っぱにとまって腹面を見せていたのを裏返して撮った。
この個体は現地でお会いした「公園昆虫記」のおはるさんに教えていただいた。

▼写真1 ウスタビガ♀ その1a(ノートリミング、2015年11月11日、東京近郊)
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※ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

写真2は同じ個体を拡大したもの。
ウスタビガの♀は大きい。左手で押さえながら105ミリマクロレンズで撮ろうとすると画面からはみ出しかねないので、20ミリレンズで撮っている。

▼写真2 ウスタビガ♀ その1b(2015年11月11日、東京近郊)
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※写真1、2はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

写真3はイロハモミジの高い場所にとまっていた♀。
もうちょっとで素通りするところだったが、これもおはるさんに教えていただいた。

▼写真3 ウスタビガ♀ その2a(ノートリミング、2015年11月11日、東京近郊)
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なかなか良い角度で撮れなかった。少し離れて撮ったのが写真4。

▼写真4 ウスタビガ♀ その2b(ノートリミング、2015年11月11日、東京近郊)
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※写真3、4はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRスピードライトSB-910

何度か通ってようやく♂も撮ることができた。
これまであまりチェックしていなかった場所にいて、現地でお会いしたE氏に教えてもらわなければ見つからなかったと思う。
写真5は300ミリで撮ったもの。
やや擦れてはいるものの、♀に加えて♂の姿も見ることができて嬉しい。

▼写真5 ウスタビガ♂ その1a(ノートリミング、2015年11月16日、東京近郊)
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※写真5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRスピードライトSB-910

写真6は105ミリマクロレンズで撮ったもの。

▼写真6 ウスタビガ♂ その1b(ノートリミング、2015年11月16日、東京近郊)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDスピードライトSB-910

写真7は20ミリレンズで撮ったもの。
この♂はかなり低い位置にいたので、20ミリでノーファインダーで撮った写真が角度的に一番いい感じになった気がする。

▼写真7 ウスタビガ♂ その1c(2015年11月16日、東京近郊)
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※写真7はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDスピードライトSB-910

20ミリでノートリミングだとこんな感じ(写真8)。

▼写真8 ウスタビガ♂ その1d(ノートリミング、2015年11月16日、東京近郊)
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※写真8はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDスピードライトSB-910

この秋は例年撮っている大物蛾・クスサンもヒメヤママユも撮らずに終わってしまった。郊外に出かける機会が少なかったので、まあ仕方がない。
ただ、ずっと見たいと思っていたクワコの成虫が撮れたのは大きな収穫だった。
写真9、10は林縁の電柱にとまっていたクワコ。

▼写真9 クワコ その1a(2015年10月12日、東京郊外)
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▼写真10 クワコ その1b(2015年10月12日、東京郊外)
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※写真9、10はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRスピードライトSB-910

クワコはカイコの原種ではないかと言われている蛾だ。地味だけれどなかなか綺麗に見えた。それに思ったより小さかったかな。
クワコの幼虫や繭はあちこちで見られるし、主フィールドでも何度か見ている(幼虫の姿は→こちら)。そのうち成虫にも出会えるはずと思っていたが、ようやく見られた。次は交尾シーンでも見てみたいと、もう贅沢なことを考えている(笑)。

by mikiosu | 2015-11-17 13:57 | | Comments(0)

ウラギンシジミがいっぱい(2015年11月15日)

プチ遠征先の公園でムラサキツバメの集団を観察したあとは、主フィールドに戻ってウラギンシジミを見て歩いた。
11月6日に見かけたウラギンシジミは5個体で、便宜的に個体A〜個体Eまでの名前を割り当てて識別することにした。
写真1はアオキの葉裏にいる個体A。
この場所には人は近づけないので、うっかりぶつかったりして飛ばす心配もない。春まで観察できれば良いと思う。

▼写真1 ウラギンシジミ 個体A その1(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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写真2はモチノキの葉裏にいる個体C。

▼写真2 ウラギンシジミ 個体C その2(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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写真3はツバキの葉裏にいる個体E。
個体C(写真2)と比べると翅の形が随分違う。

▼写真3 ウラギンシジミ 個体E(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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個体Eの奥の方にもう1匹見つけた(写真4左奥)。これを個体Fとする。
中望遠系レンズでは撮りにくいので20ミリレンズで撮ってみた。

▼写真4 ウラギンシジミ 個体E(右上)&個体F(左奥) その1a(2015年11月13日、東京近郊)
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ノートリミングだとこんな感じ(写真5)。
これはかなり低い位置で、片膝をついて撮った。

▼写真5 ウラギンシジミ 個体E&個体F その1b(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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※写真4、5はニコンD7100+MB−D15 & AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

同じツバキのちょっと高いところにもう1匹いた(写真6)。これを個体Gとする。

▼写真6 ウラギンシジミ 個体G(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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この日は個体Bと個体Dを撮り損なった。時々どこにいたか分からなくなってしまうのだ(苦笑)。
いずれにしても、今月だけで越冬態勢のウラギンシジミを7個体見かけたことになる。主フィールドで見かけた個体はすべて南向きの葉っぱにとまっていた。

郊外ではもうフユシャクが出はじめているらしい。この冬はフユシャクとウラギンシジミとムラサキツバメの3本立てで楽しめそうだ♪

撮影機材:※印以外はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-15 11:20 | | Comments(6)

ムラサキツバメの集団ふたつ(2015年11月14日)

二日前にムラサキツバメの集団を見つけた公園にまた行ってみた。
5匹の集団(集団Aとしておく)はほぼそのままだった。
写真1はノートリミング画像。

▼写真1 ムラサキツバメの集団A その1a(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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写真2は拡大したもの。
前回は左端の1匹が横になっていたが、この日は2匹横になっていたようだ。
この集団は東向きにとまっている。

▼写真2 ムラサキツバメの集団A その1b(2015年11月13日、東京近郊)
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園路を挟んだマテバシイの葉上にもう1個の集団を見つけた(集団Bとしておく)。
写真3は3匹の集団。
3匹とも横になっている。この集団は西向きにとまっている。方角はあまり関係ないのだろうか。

▼写真3 ムラサキツバメの集団B その2a(2015年11月13日、東京近郊)
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写真4は1時間半後に通りかかった時に撮ったもの。
ちょっと起き上がったようだ。

▼写真4 ムラサキツバメの集団B その2b(2015年11月13日、東京近郊)
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写真5は自然光で撮ってみたもの。
この日は曇り模様だったのでストロボ撮影した方が結果は良かったと思う。

▼写真5 ムラサキツバメの集団B その2c(自然光、2015年11月13日、東京近郊)
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写真6はやや引き気味に撮ってみたもの。
集団の上にはマテバシイの葉っぱもあるので、小雨くらいならしのげそうだ。それでも冬の間の雨風を防げる場所とはどうも思えない。

▼写真6 ムラサキツバメの集団B その2d(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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公園内のあちこちのマテバシイをチェックして歩いたが、他の集団は見つからなかった。と言うか、集団もさることながら、開翅シーンを撮りたいのにさっぱりだ(苦笑)。
集団のいたマテバシイとは別のところで、ムラサキツバメの代わりにウラギンシジミを1匹見つけた(写真7)。
ウラギンシジミはこうして葉裏にとまるので、しっかり雨風をしのいで越冬する。

▼写真7 ウラギンシジミ(ノートリミング、2015年11月13日、東京近郊)
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主フィールドで見られる越冬態勢のウラギンシジミはほとんどが南向きにとまっている。ここで見たウラギンシジミは北西向きのようだった。ムラサキツバメとあわせて、今後も継続して観察したい。

撮影機材:ニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR&スピードライトSB-910

by mikiosu | 2015-11-14 10:46 | | Comments(4)