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ウラギンシジミの越冬個体(2016年12月13日)

主フィールドで11月10日から観察していたウラギンシジミの越冬個体Aは、観察仲間のおはるさんによると12月8日にはいなくなってしまったということだ。
自分が撮ったのは12月5日が最後になってしまった(写真1)。

▼写真1 ウラギンシジミ その1(越冬個体A)(2016年12月5日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

フユシャク観察のかたわら、ウラギンシジミの越冬個体でもいないかと探してみる。
いたいた〜、散策路脇のサザンカにウラギンシジミ!
これを越冬個体Bとしておく(写真2、3)。

▼写真2 ウラギンシジミ その2a(越冬個体B)(2016年12月11日、東京近郊)
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▼写真3 ウラギンシジミ その2b(越冬個体B)(2016年12月11日、東京近郊)
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※写真2、3はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

この日は別の場所でもウラギンシジミを見つけた(写真4、5)。
とまっている葉の樹種が分からないのがもどかしいけれど、これを越冬個体Cとする。

▼写真4 ウラギンシジミ その3a(越冬個体C)(ノートリミング、2016年12月11日、東京近郊)
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▼写真5 ウラギンシジミ その3b(越冬個体C)(2016年12月11日、東京近郊)
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※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

その翌日は、昨年も越冬個体を見つけたツバキでウラギンシジミを見つけた(写真6、7)。
これを越冬個体Dとしておく。この日は12−40ミリズームレンズを付けていたので広角気味に撮ってみた(写真6)。

▼写真6 ウラギンシジミ その4a(越冬個体D)(ノートリミング、2016年12月11日、東京近郊)
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越冬個体ABCはいかにも秋型らしく前翅頂が尖っていたが、この個体はあまり尖っていないようだ(写真7)。

▼写真7 ウラギンシジミ その4b(越冬個体D)(2016年12月11日、東京近郊)
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※写真6、7はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

一か月近くツバキの葉にとまっていた越冬個体Aはいなくなってしまったものの、その後3匹見つけることができた。またしばらくは越冬するウラギンシジミの様子を観察できそうだ。

by mikiosu | 2016-12-13 23:59 | | Comments(2)

オオムラサキとアカボシゴマダラの越冬幼虫(2016年12月12日)

丘陵方面では、好天にもかかわらずムラサキシジミも飛んでいない。
仕方が無いのでとある広場のエノキでオオムラサキの越冬幼虫を探してみる。
同行のヘムレンさんによるとオオムラサキやゴマダラチョウの越冬幼虫がよく見つかると言う。

写真1〜3はオオムラサキの越冬幼虫。
オオムラサキの幼虫は割りと簡単に3匹見つかった。
大きさは意外に小さく、角の先から尾端までで約16ミリだった(写真2)。

▼写真1 オオムラサキの越冬幼虫 その1(2016年12月9日、東京郊外)
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▼写真2 オオムラサキの越冬幼虫 その2(2016年12月9日、東京郊外)
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▼写真3 オオムラサキの越冬幼虫 その3(2016年12月9日、東京郊外)
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※写真1〜3はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

一方、ゴマダラチョウの幼虫はなかなか見つからない。
見つかったのはアカボシゴマダラの幼虫(写真4)。
背面の突起はオオムラサキもアカボシゴマダラも4対だが、尾端の形状は、オオムラサキ幼虫は二股が開いていて、アカボシゴマダラ幼虫は閉じている。

▼写真4 アカボシゴマダラの越冬幼虫(2016年12月9日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

ゴマダラチョウは、今年はとうとう成虫ばかりか幼虫の姿も見ないままだ。
写真5、6は一昨年に主フィールドで撮ったゴマダラチョウの幼虫。
写真5は10月の姿、写真6は同じ個体の11月の姿。
ゴマダラチョウ幼虫はオオムラサキ幼虫と同様に尾端の形状は二股が開いているが、背面の突起が3対になっている。

▼写真5 ゴマダラチョウの越冬幼虫 その1a(2014年10月11日、東京近郊)
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▼写真6 ゴマダラチョウの越冬幼虫 その1b(2014年11月12日、東京近郊)
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※写真5、6はニコンD7100& AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

2010年から写真を撮りはじめて、ゴマダラチョウを見なかったのは今年が初めて。来年はどうなることだろうか。

by mikiosu | 2016-12-12 23:59 | | Comments(2)

チャバネフユエダシャク&クロオビフユナミシャク(2016年12月11日)

好天の12月9日は久し振りにヘムレンさんと丘陵方面に遠征。
特に狙いがあった訳ではなく、敢えて言えばお昼に美味しいうどんを食べたかった(笑)。
埼玉県側の公園外れのトイレではチャバネフユエダシャク♂を今季初撮り(写真1)。
♀の方は主フィールドで2〜3匹見かけているが、まだ♂は見つけていなかった。

▼写真1 チャバネフユエダシャク♂(2016年12月9日、埼玉県)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

写真2はクロオビフユナミシャク♂。
こちらは丘陵のトイレで今季初撮り。

▼写真2 クロオビフユナミシャク♂(2016年12月9日、東京郊外)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

写真3はナカオビアキナミシャク。
最初はイチモジフユナミシャク♂かと思ったものの、微妙に違うような気がして調べるとナカオビアキナミシャクだった(汗)。
これもトイレで見つけた。

▼写真3 ナカオビアキナミシャク(2016年12月9日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

写真4はカシワキボシキリガ。
カシワキボシキリガも初冬によく見かける蛾だ。

▼写真4 カシワキボシキリガ(2016年12月9日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

公園の桜を見上げるとイラガの繭があった(写真5)。
模様が薄いのがちょっと残念(笑)。

▼写真5 イラガの繭(2016年12月9日、埼玉県)
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※写真5はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

この日最大の発見はいつか見てみたいと思っていたモズのハヤニエ(写真6)。
この日はひょっとして見つけられるのではないかと何となく感じていた。

▼写真6 モズのハヤニエ(トノサマバッタ)(2016年12月9日、埼玉県)
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※写真6はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

モズどころか野鳥の姿はさっぱり見られなかったけれど、モズのハヤニエが撮れたので満足して撤収した(笑)。

by mikiosu | 2016-12-11 23:59 | | Comments(0)

12月のキアゲハ終齢幼虫たち(2016年12月10日)

終齢幼虫が4匹になった11月15日以降、ずっと観察を続けていたキアゲハの幼虫。
11月9日に最初に終齢幼虫になった個体Aは11月28日を最後に姿を消した。
写真1は最後に撮った個体A。
前日からアシタバを離れて移動していて、地面の枯葉にとまっていた。
このあとどこか目につかない場所で蛹化したのではないか。

▼写真1 キアゲハの幼虫 その1(個体A)(2016年11月27日、都区内)
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三齢幼虫から観察してきた個体Bは11月30日に行方不明となったが、近くのアシタバで見つかった。それも12月3日に見たのが最後になった(写真2)。

▼写真2 キアゲハの幼虫 その2(個体B)(2016年12月3日、都区内)
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個体Cは12月7日まではいたのだが(写真3)、翌8日にはいなくなった。

▼写真3 キアゲハの幼虫 その3(個体C)(2016年12月7日、都区内)
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これら個体ABCとはちょっと離れたアシタバにいた個体D。
12月2日からアシタバの近くのエノキの枝に移り、今にも蛹化しそうな雰囲気になりながら何日も引っ張ってくれた(写真4)。

▼写真4 キアゲハの幼虫 その3a(個体D)(ノートリミング、2016年12月2日、都区内)
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写真5は翌日の様子。
12月2日から4日まではエノキの枝をあちこち歩き回っていた。

▼写真5 キアゲハの幼虫 その3b(個体D)(ノートリミング、2016年12月3日、都区内)
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12月5日、エノキの幼木の幹にしっかり掴まっていた(写真6)。
細い枝よりも幹の方が蛹化場所には適している気がした。

▼写真6 キアゲハの幼虫 その3c(個体D)(2016年12月5日、都区内)
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その翌日見に行ってみると、幼虫は同じ場所で身を捩っている(写真7)。

▼写真7 キアゲハの幼虫 その3d(個体D)(2016年12月6日、都区内)
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これは蛹化の準備ではないか!(写真8)。

▼写真8 キアゲハの幼虫 その3e(個体D)(ノートリミング、2016年12月6日、都区内)
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身体の左右に糸を張り渡して少しずつ太くしているようだ(写真9、10)。

▼写真9 キアゲハの幼虫 その3f(個体D)(2016年12月6日、都区内)
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▼写真10 キアゲハの幼虫 その3g(個体D)(2016年12月6日、都区内)
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背面から見るとこんな感じ(写真11)。
いい天気で蛹化日和だ(私見)。

▼写真11 キアゲハの幼虫 その3h(個体D)(ノートリミング、2016年12月6日、都区内)
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しばらくすると背面に糸が渡っていた(写真12)。
最初に見始めてから30分経過していた。
胸元(?)に見える茶色いかたまりはマルカメムシだ。キアゲハ幼虫が一度追い払ったのだが、いつのまにかまた戻ってきた。ここで越冬するつもりだろうか。確かにそこはあたたかそうだ(笑)。

▼写真12 キアゲハの幼虫 その3i(個体D)(2016年12月6日、都区内)
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写真13は2時間ほど経過した様子。
帯糸はまだたるんでいるが、前蛹と言って良いのではないか。

▼写真13 キアゲハの幼虫 その3j(個体D前蛹状態)(2016年12月6日、都区内)
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写真14はその日の夜の様子。
大きく変わってはいないが、より前蛹らしくなった気がする。

▼写真14 キアゲハの幼虫 その3k(個体D前蛹状態)(2016年12月6日、都区内)
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翌日もう一度チェックするつもりでいたが、観察仲間のおはるさんが午前中に見にきてみると、もういなくなっていたらしい(涙)。
昼頃に見に行くと、切れた糸だけが空しく残っていた…。マルカメムシもいない。
今にして思えば、エノキの枝を移動している間に捕食されてもおかしくなかった訳だから、前蛹まで観察できただけでも良かったのかもしれない。

冒頭に述べたように最後の幼虫も12月8日にはいなくなってしまったので、12月のキアゲハ幼虫観察も終了となった。こんな時期まで間近に観察できたのは公園の近くに引っ越してきたおかげだから、やはり越してきて良かったということになるかな(笑)。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

by mikiosu | 2016-12-10 23:59 | | Comments(4)

写真展のお知らせ(2016年12月8日)

今年も恒例の日本チョウ類保全協会の企画展「チョウが消えてゆく〜絶滅の危機にあるチョウを守る〜」の季節となった。
今季の予定は以下の通り。是非ご高覧あれ。

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日時:2016 年12 月13 日(火)〜 12 月18 日(日)9:00 〜 16:30(最終日は15:00 まで)
場所 :新宿御苑インフォメーションセンター1F(新宿門左側)「アートギャラリー」(入場無料)
(アクセス:JR・京王・小田急線:新宿駅南口 より徒歩10 分/東京メトロ副都心線:新宿三丁目駅より徒歩5 分/東京メトロ丸の内線・都営地下鉄新宿線:新宿御苑前駅より徒歩5 分)
内容:チョウの生態写真・絵・チョウの保全に関するパネル、ほか
 
<ミニ講演会:17 〜 18 日(土・日)に開催>
 17 日(土)
1 回目 11:00 〜 11:30 絶滅危機のチョウを守る/中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局
2 回目 13:00 〜 13:30 幻のバッタ、再発見!/永幡嘉之(自然写真家)
3 回目 15:00 〜 15:30 チョウの写真撮影法/佐々木幹夫(日本チョウ類保全協会会員)

 18 日(日)
1 回目 11:00 〜 11:30 絶滅危機のチョウを守る/中村康弘(日本チョウ類保全協会事務局
2 回目 13:30 〜 14:00 幻のバッタ、再発見!/永幡嘉之(自然写真家)

以上。
今年の写真展では会員から60点ほどの写真が出品されるとのこと。恥ずかしながら今年は私も出品している(汗)。

by mikiosu | 2016-12-08 23:59 | その他 | Comments(2)

ムラサキシジミの開翅シーン(2016年12月6日)

主フィールドのアオキで越冬態勢にあったムラサキツバメは、12月4日には3匹いた(写真1)。

▼写真1 ムラサキツバメ その1(2016年12月4日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

暖かい翌日は1匹しか見当たらない(写真2)。
私より前に観察したおはるさんによると1匹もいなかったとのことなので、ひとしきり飛び回った後に戻ってきたのだと思う。

▼写真2 ムラサキツバメ その2(2016年12月5日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

12月2日に7匹いたムラサキシジミは、4日には写真では分かりにくいが5匹になっていた(写真3)。
そして…5日には0匹! まったくいなくなっていた。

▼写真3 ムラサキシジミの集団(2016年12月4日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

前述の通り5日は暖かかったので塒から飛び出したと思われるが、全部いないのはどうも釈然としない。人為的な問題でなければ良いのだが。

写真4〜10はこの日に周辺を飛び回っていたムラサキシジミたち。
写真4〜6はツルウメモドキの葉上にとまった♀。

▼写真4 ムラサキシジミ♀ その1a(ノートリミング、2016年12月5日、東京近郊)
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とまると間もなく開翅して、綺麗な表翅を見せてくれた(写真5、6)。

▼写真5 ムラサキシジミ♀ その1b(ノートリミング、2016年12月5日、東京近郊)
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▼写真6 ムラサキシジミ♀ その1c(2016年12月5日、東京近郊)
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※写真4〜6はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真7は同じ個体がツバキの葉上で開翅したところ。

▼写真7 ムラサキシジミ♀ その1d(2016年12月5日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真8〜10は別個体の♀。
写真8はアオキの葉上での開翅シーン。

▼写真8 ムラサキシジミ♀ その2a(2016年12月5日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真9は笹の葉上での開翅シーン。

▼写真9 ムラサキシジミ♀ その2b(ノートリミング、2016年12月5日、東京近郊)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真10はツバキの葉上での開翅シーン。
これは30ミリマクロレンズで撮影。

▼写真10 ムラサキシジミ♀ その2c(ノートリミング、2016年12月5日、東京近郊)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

今季はなかなか良い位置で開翅シーンが撮れていなかった。この日ようやく何枚か撮れてホッとした。やはりムラサキシジミのブルーは綺麗だ。次はムラサキツバメを何とかしたい。

by mikiosu | 2016-12-06 04:00 | | Comments(6)

クロスジフユエダシャク登場(2016年12月5日)

例年主フィールドで最初に見られるフユシャクのクロスジフユエダシャク。今季はチャバネフユエダシャク♀に先を越されてしまったが、12月2日にその姿を見せてくれた。

写真1は今季初撮りのクロスジフユエダシャク♂。
昨年は11月21日、一昨年は11月14日だったので、今年はだいぶ遅い登場だ。

▼写真1 クロスジフユエダシャク♂ その1a(2016年12月2日、東京近郊)
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この日は柵でも見つけた(写真2)。

▼写真2 クロスジフユエダシャク♂ その2(2016年12月2日、東京近郊)
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二日後には公園隣接の民家外壁で見つけた(写真3)。

▼写真3 クロスジフユエダシャク♂ その3(2016年12月4日、東京近郊)
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ムラサキシジミのポイント付近で観察仲間のおはるさんに交尾個体がいるのを教えてもらった(写真4)。
ここは最近刈られたばかりの笹薮の外れ。こんなところで交尾して、どこで産卵するつもりなのか、他人事(?)ながら気になる。

▼写真4 クロスジフユエダシャクの交尾シーン その1a(2016年12月4日、東京近郊)
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反対側から見ると交尾中かどうかよく分からない(写真5)。

▼写真5 クロスジフユエダシャクの交尾シーン その1b(2016年12月4日、東京近郊)
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翌日は飛んできた♂がツバキの葉上にとまってくれた(写真6)。

▼写真6 クロスジフユエダシャク♂ その4(2016年12月5日、東京近郊)
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例年♀を見つけるのに苦労するのだが、今季はおはるさんのおかげで交尾シーンもあっさり撮れた(笑)。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

by mikiosu | 2016-12-05 23:59 | | Comments(0)

増えてきたムラサキ兄弟(2016年12月2日)

好天の12月2日、主フィールドのムラサキツバメ&ムラサキシジミをチェックして歩く。
アオキの葉上に陣取っているムラサキツバメは、初見の11月6日は2匹だったが、11月13日以降はずっと1匹になっていた。
これが12月2日に見てみると3匹になっていた(写真1、2)。
この調子で個体数が増えてくると嬉しい。

▼写真1 ムラサキツバメ その1a(2016年12月2日、東京近郊)
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▼写真2 ムラサキツバメ その1b(2016年12月2日、東京近郊)
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※写真1、2はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

さて、ムラサキシジミの方はどうだろうか。
ツバキの葉裏の枯葉にとまっているムラサキシジミは、11月24日に2匹を発見、翌25日には3匹になっていた。
観察仲間のおはるさんによると、12月1日に1匹増えて4匹になり、この日は5匹になったと連絡が入っていた。自分が見に行ってみるとどうも6匹に見える。
「6匹いますよ」とメールを入れた私。
しかし、家に帰ってパソコン上で画像をしげしげ見てみると、7匹いた!
写真3はそのムラサキシジミたち。
昨年の観察ではここまで集団を形成していなかった。ムラサキツバメと同様、ムラサキシジミも集団で越冬すると考えて良いのだろうか。

▼写真3 ムラサキシジミ その1(2016年12月2日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真4はすぐ近くの葉にとまっていた単独個体。

▼写真4 ムラサキシジミ その2(2016年12月2日、東京近郊)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真5、6は付近の葉上で飛び回っていたムラサキシジミ♂。
いずれも別個体だ。

▼写真5 ムラサキシジミ♂ その3 開翅(2016年12月2日、東京近郊)
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▼写真6 ムラサキシジミ♂ その4 開翅(2016年12月2日、東京近郊)
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※写真5、6はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

この辺りは日当りの良い場所。ムラサキシジミは天気が良いと飛び回ってひなたぼっこして、気温が下がると枯葉など茶色い場所に潜り込む。ウラギンシジミの越冬個体も見つかるので、昨年からここが良い観察スポットになっている。
今季はムラサキシジミの集団がどれくらいまで増えるか、ちょっと楽しみな感じだ。

by mikiosu | 2016-12-02 23:59 | | Comments(9)

11月の蛾たち(2016年12月1日)

11月は数えるほどしか蛾を撮っていない。最近どうもサボリ癖がついてしまって、足繁くフィールドをチェックする意欲がまったく足りない(苦笑)。
それでもいくつか大物蛾も撮れたので載せておく。

写真1はアケビコノハ。
主フィールド周辺の道路脇のビルにとまっているのを観察仲間のI女史が教えてくれた。
アケビコノハの幼虫は何度も見ているが、主フィールドで成虫を撮ったのは初めて。

▼写真1 アケビコノハ その1(2016年11月5日、東京近郊)
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※写真1はニコンD7200+MB−D15 & AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+AF-S テレコンバーターTC-14E Ⅲ

調べるとアケビコノハの成虫画像を載せたことが無かったようなので、以前長野県で撮ったアケビコノハを載せておく。
写真2は長野県の高原で見つけたアケビコノハ。
散策路脇の茂みにとまっていたかなり黒っぽい個体。じっくり撮る前に飛ばれてしまった。翅を広げて飛ぶ姿は結構大きく、近くで見ていた家人はかなりびびっていた(笑)。

▼写真2 アケビコノハ その2(2011年9月11日、長野県)
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※写真2はニコンD90&タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真3は同じ旅行の際に宿泊していたホテルの窓に貼り付いていた個体。
成虫を撮ったのはこれが初めてだったので表側を撮りたかったが、今思えば裏側の方が貴重で良かったのかもしれない。

▼写真3 アケビコノハ その3 腹面(2011年9月9日、長野県)
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※写真3はニコンD90&タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO

写真2、3のアケビコノハを撮ったのは2011年なので今年撮れたのは5年振りということになる。
写真1の個体は翅を広げて欲しくて突ついたところ飛んで逃げてしまった(汗)。

※後日主フィールドのツバキの葉上でアケビコノハを発見した。かなり傷んだ個体だが、下翅が見えているので参考までに載せておく(追加写真A)。

▼追加写真A アケビコノハ その4 開翅(2016年12月2日、東京近郊)
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写真4〜6はウスタビガ♀。
近年毎年観察している東京近郊の公園では、今年もウスタビガが発生した。
しかし、自分が見たのはこの♀1匹。観察仲間に聞いても他に♀が1匹だけだったようだ。

▼写真4 ウスタビガ♀ その1a(ノートリミング、2016年11月10日、東京近郊)
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▼写真5 ウスタビガ♀ その1b(ノートリミング、2016年11月10日、東京近郊)
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※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

今季は10月下旬に山梨県で♀を見ている。東京近郊では♂を撮りたかったのでちょっと残念であったが、仔細に見ると産卵もしていた(写真6)。

▼写真6 ウスタビガ♀ その1c(2016年11月10日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真7、8は主フィールドで撮ったチャバネフユエダシャク♀。
例年ならクロスジフユエダシャクが最初に見られるのだが、今季はチャバネフユエダシャクの♀がフユシャク第一号になった。
これを教えてくれた観察仲間のI女史はクロスジフユエダシャク♂も同じ日に撮られたとのこと。

▼写真7 チャバネフユエダシャク♀ その1(2016年11月27日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

この♀は二日後もほとんど同じ場所にいた(写真8)。
同じ個体と思うが一応その2としておく。まだ♂は見かけていない。

▼写真8 チャバネフユエダシャク♀ その2(ノートリミング、2016年11月29日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真9はニトベエダシャク。
これも毎年今頃に発生する蛾だ。

▼写真9 ニトベエダシャク(2016年11月29日、東京近郊)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真10はヤマトカギバの幼虫。
フユシャクの時期になると主フィールドの柵ばかり見て歩くことになる(笑)。
ヤマトカギバの幼虫は昨冬も柵で複数個体見られた気がする。

▼写真10 ヤマトカギバの幼虫(2016年11月29日、東京近郊)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

by mikiosu | 2016-12-01 22:50 | | Comments(2)