オオヒカゲは大きかった(2017年6月22日)

クロミドリシジミが撮れたあとは少し移動してオオヒカゲを探しに行く。オオヒカゲもまだ見たことがなく、咋夏に見たキマダラモドキに似ている蝶だ(キマダラモドキの記事は→こちら)。
この辺にいるかなというあたりで1匹見つけた。1匹見つけると次々に見つかった。というかそこら中にいた。
写真1〜3はオオヒカゲ♂。
湿地帯の草や木にとまっている。

▼写真1 オオヒカゲ♂ その1(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

▼写真2 オオヒカゲ♂ その2(2017年6月20日、栃木県)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

▼写真3 オオヒカゲ♂ その3(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

12−100ミリズームレンズで広角とアップで撮ってみる(写真4、5)。

▼写真4 オオヒカゲ♂ その4a(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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▼写真5 オオヒカゲ♂ その4b(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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※写真4、5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

名前の通り暗いところが好きなようだ(写真6)。

▼写真6 オオヒカゲ♂ その5(2017年6月20日、栃木県)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

♂が圧倒的に多かったけれど、♀も少し撮れた(写真7)。
羽化間もないのか、この♀は近づいてもまったく逃げなかった。

▼写真7 オオヒカゲ♀(2017年6月20日、栃木県)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

近くに蛹があるのを同行のおはるさんが見つけてくれた(写真8)。

▼写真8 オオヒカゲの蛹(2017年6月20日、栃木県)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

蛹殻はちょっと綺麗だった(写真9)。

▼写真9 オオヒカゲの蛹殻(2017年6月20日、栃木県)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

開翅を撮りたくて飛翔中を狙ってみた(写真10〜13)。
ここは湿地帯で人が歩き回る場所ではない。蝶ばかり見ているとうっかり蜘蛛の巣に顔を突っ込むことになるのだった。

▼写真10 オオヒカゲ 飛翔中 その1a(2017年6月20日、栃木県)
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▼写真11 オオヒカゲ 飛翔中 その1b 腹面(2017年6月20日、栃木県)
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▼写真12 オオヒカゲ 飛翔中 その2(2017年6月20日、栃木県)
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▼写真13 オオヒカゲ 飛翔中 その3(2017年6月20日、栃木県)
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どうにか開翅も撮れた(写真14、15)。

▼写真14 オオヒカゲ 飛翔中 その4a 開翅(2017年6月20日、栃木県)
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▼写真15 オオヒカゲ 飛翔中 その4b 開翅(2017年6月20日、栃木県)
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写真15や16のように大きな翅が波打っている写真がいくつか見られた。

▼写真16 オオヒカゲ 飛翔中 その4c(2017年6月20日、栃木県)
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※写真10〜16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

オオヒカゲは思った以上に大きく、湿地帯をちょっと歩くと驚いたように飛び出す。その飛び方がゆっくりで、その大きな翅の羽ばたきは、マンタが水中を泳いでいるのに似ていた。
その大きさといい、眼状紋をこちらに向けて暗がりでじっととまっている姿は、以前今森光彦氏の写真集で見たフクロウチョウを彷彿とさせる。なんとも不思議な趣の蝶だ。
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# by mikiosu | 2017-06-22 23:59 | | Comments(6)

クロミドリシジミ初見初撮り(2017年6月21日)

撮影順ではトンボや蛾を取り上げる番なのだが、先に蝶を載せておきたい。
6月20日は梅雨の時期の貴重な晴れ間。どこに何を撮りに行くかは重要だ。
この日はヘムレンさん、おはるさんと栃木方面に遠征してみた。狙いはウラミスジシジミとクロミドリシジミ。私にとってはどちらもまだ見たことのないゼフィルスだ。
現地には8時頃到着。早速ブラブラしてみる。平地性ゼフォルスはたっぷり拝めそうな雰囲気なのに、何故か何もいない…。目につくのはトンボばかり。
しばらくすると東京から来たという方がカメラを片手に探蝶のご様子。少し話して別々に探す。何分後だろうか、再び合流した時にクロミドリシジミがいると教えてくださった。
指し示してくれた場所を見ると、確かに何かいた。これがクロミドリシジミらしい(写真1)。

▼写真1 クロミドリシジミ その1a(2017年6月20日、栃木県)
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別方向からも撮ってみる(写真2)。
微妙だがさっきよりはいいかなという感じ。

▼写真2 クロミドリシジミ その1b(2017年6月20日、栃木県)
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しばらくすると小飛してようやく全身が撮れた(写真3)。

▼写真3 クロミドリシジミ その1c(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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拡大してみる(写真4)。
どうも葉上で口吻を伸ばしているようだ。

▼写真4 クロミドリシジミ その1d(2017年6月20日、栃木県)
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長いこと葉上で口吻を伸ばし、時折その場で回転していた(写真5)。

▼写真5 クロミドリシジミ その1e(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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クロミドリシジミは尾状突起が細長く、肛角のオレンジ紋はかなり発達していた(写真6)。

▼写真6 クロミドリシジミ その1f(2017年6月20日、栃木県)
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目的のひとつであるクロミドリシジミは他力本願とはいえ、取りあえず撮れた。
次はウラミスジシジミの番なのだが、赤っぽい蝶はさっぱり見つからず、ウラナミアカシジミが1匹いただけだった(写真7)。

▼写真7 ウラナミアカシジミ(2017年6月20日、栃木県)
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クロミドリシジミは略してクロミドリ、ウラミスジシジミは略してウラミスジと呼ぶ人が多いと思う。
しかしそれではシジミを略しただけだからあまり短くない。クロミドリシジミはクロミ、ウラミスジシジミはウラミじゃ駄目なのだろうか。
クロミドリシジミをクロミちゃんと呼べばサンリオのキャラクターみたいで可愛いし、ついでにウラミスジシジミをウラミちゃんと呼ぶなら、クロミちゃんとウラミちゃんのダークペアで人気を博すのではないか…。ウラミちゃんではさすがに語呂が良くないだろうか…、などということをブログを書く時ではなく、現地で蝶を探している時に考えたりしている私であった。
…そんなことだから蝶を見つけられないのかもしれない(苦笑)。
それでも湿地の近くではミドリシジミを見つけた。
写真8〜10はミドリシジミ♀。

▼写真8 ミドリシジミ♀ その1a(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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B型のように思えたけれど、開翅シーンを見ると鱗粉はかなり擦れているのでもともとはAB型だった可能性も否定できない。

▼写真9 ミドリシジミ♀ その1b 開翅(2017年6月20日、栃木県)
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飛び立つところも撮れていた(写真10)。

▼写真10 ミドリシジミ♀ その1c 飛び立ち(2017年6月20日、栃木県)
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※写真8〜10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真11は午後に見つけたウラゴマダラシジミ。
午前中に見つけた2個体はかなり擦れていたが、午後に見つけた個体はまだ綺麗だった。
…ウラゴマダラシジミはウラゴと略すことが多いな。

▼写真11 ウラゴマダラシジミ(ノートリミング、2017年6月20日、栃木県)
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ウラゴマダラシジミを撮っているとヘムレンさんがトラフシジミ夏型を見つけて呼んでくれた(写真12)。
トラフシジミ夏型はかなり久し振りなので結構嬉しい。

▼写真12 トラフシジミ 夏型(2017年6月20日、栃木県)
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クロミちゃんは撮れたけれどお目当てのひとつであるウラミちゃんはまた今後の宿題となってしまった。できればセットで撮りたかったかな(笑)。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

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# by mikiosu | 2017-06-21 23:59 | | Comments(6)

メスアカミドリシジミ&フジミドリシジミ(2017年6月16日)

6月15日は今季2度目の山梨遠征。今回もヘムレンさん&おはるさんとご一緒した。
ここもウラクロシジミ狙いだが、前回とはちょっと違う場所。昼頃にはメスアカミドリシジミも見られるとヘムレンさんのお墨付きのポイントだ。
昼前に寄り道して蛾を撮ったりしているうちにうっかり12時を過ぎてしまった(汗)。
ポイントに戻ってみるとメスアカミドリシジミはもう出ていた。
写真1、2は今季初撮りのメスアカミドリシジミ♂。

▼写真1 メスアカミドリシジミ♂ その1a 開翅(ノートリミング、2017年6月15日、山梨県)
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距離はあったけれど、拡大してみるとまずまず綺麗に撮れていた。

▼写真2 メスアカミドリシジミ♂ その1b 開翅(2017年6月15日、山梨県)
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写真3は前後翅全体が金緑色に輝く位置で開翅してくれたところ。
もう少し近ければ最高だった…。

▼写真3 メスアカミドリシジミ♂ その1c 開翅(ノートリミング、2017年6月15日、山梨県)
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拡大してみる(写真4)。

▼写真4 メスアカミドリシジミ♂ その1d 開翅(2017年6月15日、山梨県)
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写真5、6は小飛して別の葉上で開翅してくれたところ。
♂同士が絡むシーンも見られたので複数個体いたけれど、写真に撮れたのは多分同じ個体かと思う。

▼写真5 メスアカミドリシジミ♂ その1e 開翅(2017年6月15日、山梨県)
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▼写真6 メスアカミドリシジミ♂ その1f 開翅(2017年6月15日、山梨県)
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もうひとつのお目当てであるウラクロシジミはさっぱり撮れない(苦笑)。
15時近くになってようやく撮れたのは葉っぱの陰からちょっと出ていた個体だ(写真7)。
しかもかなり遠い…。

▼写真7 ウラクロシジミ♂ その1(2017年6月15日、山梨県)
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飛翔シーンにも積極的にチャレンジしたけれど、あまり芳しい成果はなかった(写真8)。

▼写真8 ウラクロシジミ♂ その2 飛翔中(2017年6月15日、山梨県)
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そのうち遠くの葉上で開翅する♀が現れた(写真9)。
最初は何か分からないまま撮っていた。

▼写真9 フジミドリシジミ♀ その1a 開翅(2017年6月15日、山梨県)
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小飛して裏翅が見えると…、フジミドリシジミ♀であった(写真10)。
東京郊外のポイントでは昨年から11連敗中であるが、遠いとは言えとにかく今年は撮れたと言うことになった。

▼写真10 フジミドリシジミ♀ その1b(2017年6月15日、山梨県)
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引き続きウラクロシジミの飛翔シーンを狙っていると、ウラクロシジミ♂とフジミドリシジミ♂の絡むシーンが見られた(写真11、12)。

▼写真11 フジミドリシジミ♂(中央)&ウラクロシジミ♂(右側) その1a(2017年6月15日、山梨県)
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▼写真12 フジミドリシジミ♂(左側)&ウラクロシジミ♂(右側) その1b(2017年6月15日、山梨県)
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明確に分かる写真ではないけれど、おそらくフジミドリシジミ♂ではないかと思う。ウラクロシジミもフジミドリシジミも、今季中にもうちょっとはっきり撮れるチャンスがあると良いのだが…。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

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# by mikiosu | 2017-06-16 23:59 | | Comments(10)