スプリング・エフェメラル第一弾、ミヤマセセリほか(2017年3月18日)

丘陵方面ではもうだいぶ前にミヤマセセリが出ていたらしい。
3月17日にはヘムレンさん、おはるさんと丘陵方面に出かけてみた。
雑木林を抜けてやや開けたピークに着いてみると、黒い影が目の端を横切るのが見えた。
ミヤマセセリだ。
写真1、2はミヤマセセリ♂。
枯れ枝の先端にとまってひと休みする。

▼写真1 ミヤマセセリ♂ その1a 開翅(2017年3月17日、埼玉県)
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小飛して笹の葉上にとまる(写真2)。
この個体は新鮮そうだった。

▼写真2 ミヤマセセリ♂ その1b 開翅(2017年3月17日、埼玉県)
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少し移動して例年コツバメを撮るポイントもチェックしてみる。
コツバメはいなかったけれど、ここにもミヤマセセリがいた。
写真3はオオイヌノフグリで吸蜜するミヤマセセリ♂。

▼写真3 ミヤマセセリ♂ その2a 腹面(2017年3月17日、東京郊外)
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この個体はハコベでも吸蜜してくれた(写真4)。

▼写真4 ミヤマセセリ♂ その2b 開翅(2017年3月17日、東京郊外)
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余談だが、ミヤマセセリとダイミョウセセリは小首を傾げると思う(写真5)。

▼写真5 ミヤマセセリ♂ その2c 開翅(2017年3月17日、東京郊外)
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写真6は伐採木にやってきて開翅したヒオドシチョウ。
写真1のミヤマセセリ♂がこのヒオドシチョウを追飛して追い払ってしまった。

▼写真6 ヒオドシチョウ その1a 開翅(ノートリミング、2017年3月17日、埼玉県)
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しかし、しばらくするとヒオドシチョウは戻ってきた(写真7)。

▼写真7 ヒオドシチョウ その1b(2017年3月17日、埼玉県)
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帰りには柵にとまるヒオドシチョウも見つけた(写真8)。
あとで仔細に見ると同じ個体のようだった。

▼写真8 ヒオドシチョウ その1c(2017年3月17日、埼玉県)
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この個体は木柵で開翅したり(写真9)、すぐ脇の笹の葉上で開翅したりと(写真10)、なかなかサービス精神旺盛だった。

▼写真9 ヒオドシチョウ その1d 開翅(2017年3月17日、埼玉県)
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▼写真10 ヒオドシチョウ その1e 開翅(2017年3月17日、埼玉県)
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実はこの日のお目当ては数日前にヘムレンさんが見つけたオオミドリシジミの越冬卵。
葉っぱが伸びて卵を隠しそうになっていたが、何とか撮れた(写真11)。
それにしても、野外でこんな卵を見つける人の気が知れない(笑)。

▼写真11 オオミドリシジミの越冬卵(2017年3月17日、埼玉県)
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※写真11はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

卵と言えば2月に都区内の公園でミドリシジミの越冬卵を撮っていた(写真12)。
こちらはおはるさんに教えていただいたもの。あまり綺麗には撮れなかったけれど…(汗)。

▼写真12 ミドリシジミの越冬卵(2017年2月12日、東京都区内)
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※写真12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-600R

ミヤマセセリやヒオドシチョウが撮れると、今年もいよいよ開幕かな、という感じがしないでもない。今年は新しい機材を投入したことだし、例年以上に気合いを入れて撮りたい!

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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# by mikiosu | 2017-03-18 12:00 | | Comments(8)

その後の越冬蝶たち(2017年3月17日)

今季は1月はともかく、2月は1回、3月は今のところ2回しか主フィールドをチェックできていない。
結果、フユシャクも成虫越冬の蝶たちもろくに観察できていない。もっとまめにやらなければ…(反省)。
少しだがその後の様子をまとめておきたい。

写真1、2は1月26日に新たに見つけたウラギンシジミ2匹。
写真1はサカキの葉裏で見つけたウラギンシジミ(越冬個体Kとする)。
前年もおなじサカキの葉裏でウラギンシジミを見つけていた。残念ながら次に出かけた2月8日には不在となっていた。

▼写真1 ウラギンシジミ(個体K) その1(2017年1月26日、東京近郊)
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写真2はツバキの葉裏で見つけたウラギンシジミ(越冬個体Jとする)。
ここは石段脇なので自転車では通りかからない場所。この日は歩いて行ったので見つけることができた。

▼写真2 ウラギンシジミ(個体J) その2a(2017年1月26日、東京近郊)
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この個体は2月8日も健在だった(写真3)。

▼写真3 ウラギンシジミ(個体J) その2b(2017年2月8日、東京近郊)
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次に主フィールドに出かけたのは一か月以上もあとの3月13日。さすがにもういないだろうと思っていると…、
いた〜♪
何事も無かったかのように鎮座していた(写真4)。

▼写真4 ウラギンシジミ(個体J) その2c(2017年3月13日、東京近郊)
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三日後には別角度から撮ってみた(写真5)。
まだ触角は翅の間に隠したままだ。

▼写真5 ウラギンシジミ(個体J) その2d(2017年3月16日、東京近郊)
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ムラサキシジミのほうはどうだろうか。
いやその前にムラサキツバメなのだが、こちらは1月26日までには見当たらなくなってしまった。一時は10匹くらいの集団が2箇所で観察できたのだが、残念ながら越冬完遂は確認できなかった。

写真6はサンゴジュで越冬するムラサキシジミ。
2月8日にはサンゴジュで合計4匹が確認できた。

▼写真6 ムラサキシジミ その1(2017年2月8日、東京近郊)
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写真7は枯葉で越冬するムラサキシジミ。

▼写真7 ムラサキシジミ その2(2017年2月8日、東京近郊)
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写真8は蜘蛛の巣に絡む枯葉裏で越冬するムラサキシジミ。
ここには一時3匹くらい見られたのだが、2月8日時点では1匹だった。

▼写真8 ムラサキシジミ その3a(2017年2月8日、東京近郊)
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集計すると2月8日にはムラサキシジミが9匹いた。
3月13日にチェックしてみると…、
蜘蛛の巣に絡む枯葉裏のムラサキシジミは健在だった(写真9)。
一か月以上も経ってからまだいるのを見つけると、懐かしい友に出会ったような気持ちになる(大げさかな)。

▼写真9 ムラサキシジミ その3b(2017年3月13日、東京近郊)
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しかし、サンゴジュやフェンスに絡む枯葉上のムラサキシジミは、3月13日には付近の樹木の剪定作業で立ち入りできず、3月16日に出直してみると、サンゴジュもマテバシイもかなりの枝が切られていて、ムラサキシジミの姿はまったくなかった…。
よって3月16日時点ではムラサキシジミ1匹、ウラギンシジミ1匹ということになった。
3月16日にはキタテハが複数見られた(写真10)。

▼写真10 キタテハ 開翅(2017年3月16日、東京近郊)
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キタテハが飛び出してきたからには、もう越冬期は過ぎたということになろうか。キタテハの越冬する姿は今年も探し出せなかったようだ。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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# by mikiosu | 2017-03-17 23:59 | | Comments(0)

写真展「生き物たち」を見に行く(2017年3月15日)

近年恒例となりつつある舞岡探蝶団の写真展「生き物たち」展が舞岡ふるさと村「虹の家」にて行われている。今年で第5回ということだ。
昨年はうっかり行きそびれてしまったので、今年は3月15日に見に行ってみた。
写真1は入口から覗いたところ。

▼写真1 写真展「生き物たち」 入口(2017年3月15日、神奈川県)
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写真2は案内パネル。
会期は3月20日までだ。

▼写真2 写真展「生き物たち」 案内パネル(2017年3月15日、神奈川県)
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写真3、4は展示風景。
いずれ劣らぬ素晴らしいチョウの写真が約120枚展示されている。

▼写真3 写真展「生き物たち」 展示風景1(2017年3月15日、神奈川県)
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▼写真4 写真展「生き物たち」 展示風景2(2017年3月15日、神奈川県)
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イモムシの写真があるのも楽しい♪(写真5)。

▼写真5 写真展「生き物たち」 イモムシ関係(2017年3月15日、神奈川県)
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個人的には蛾の写真が結構展示されているのが興味深い(写真6)。

▼写真6 写真展「生き物たち」 蛾方面(2017年3月15日、神奈川県)
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それにしても、毎年写真展をやるのは凄いことだ。自分も頑張らねば…といつも思うがいつまで経ってもろくな写真が撮れない自分が悲しい…(虚ろな目)。

現地では「三鷹の狸のてふてふ交友録」のmikatanukibabaさんに丁寧に解説していただいたほか、「【暖蝶寒鳥】蝶にあいたい/野鳥にあいたい」のごまさんとしばしカメラ談義に花が咲き、楽しい時間を過ごすことが出来た。
会場でお会いした皆さま、ありがとうございました♬
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# by mikiosu | 2017-03-15 23:59 | その他 | Comments(2)