ヤママユとコシアカスカシバ(2017年9月5日)

東京郊外でオオセイボウを撮ったあと、ヘムレンさん&おはるさんと峠のコンビニに寄ってみた。あわよくば大物蛾でもきていないかと期待したところ…、
いたいた〜!

写真1はヤママユの♂。
コンビニ前の地面にとまっていた。

▼写真1 ヤママユ♂ その1a(ノートリミング、2017年8月29日、埼玉県)
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少しつついて触覚と翅を開いてもらう(写真2)。

▼写真2 ヤママユ♂ その1b(2017年8月29日、埼玉県)
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触覚のアップ(写真3)。

▼写真3 ヤママユ♂ その1c(2017年8月29日、埼玉県)
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気がつくと♀も窓にとまっていた(写真4)。
ヤママユの眼状紋はウスタビガと同様に半透明だった。

▼写真4 ヤママユ♀ その1a(ノートリミング、2017年8月29日、埼玉県)
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これも翅を開いてもらう(写真5)。
♀の開翅は左右長約152ミリで、♂の148ミリよりやや大きめ。翅の開き方によっても微妙に異なるのでほぼ同じ大きさと言って良いだろう。

▼写真5 ヤママユ♀ その1b(2017年8月29日、埼玉県)
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地面に落ちたところ(写真6)。

▼写真6 ヤママユ♀ その1c(ノートリミング、2017年8月29日、埼玉県)
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前からも撮ってみる(写真7)。

▼写真7 ヤママユ♀ その1d(2017年8月29日、埼玉県)
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このコンビニは大物蛾が時折見られるとのことで、事前にヘムレンさんが情報を集めてくれていた。翌朝5時頃に見に行こうかと話していたのだが、ヤママユが♂も♀も撮れたので、翌日はゆっくり休むことにした(笑)。

主フィールドのコナラでは近年コシアカスカシバが発生している。
今季は数が少なく8月下旬になってもなかなか見ることができなかった。
9月3日になってようやく1匹だけ見つけることができた。
写真8〜11はコシアカスカシバ♀。
コシアカスカシバ♀はでこぼこした樹皮の上を歩きながら産卵に適したところに産み付けるようだ。

▼写真8 コシアカスカシバ♀ その1a 産卵行動(2017年9月3日、東京都)
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▼写真9 コシアカスカシバ♀ その1b 産卵行動(2017年9月3日、東京都)
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写真10、11は同じ場所で腹部を左右に振っているところ。
腹部先端を樹皮に押し当てて、産卵場所を探しているのだと思う。

▼写真10 コシアカスカシバ♀ その1c 産卵行動(2017年9月3日、東京都)
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▼写真11 コシアカスカシバ♀ その1d 産卵行動(2017年9月3日、東京都)
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写真12〜14は飛翔シーン。
飛んでいる姿は蜂にしか見えない。

▼写真12 コシアカスカシバ♀ その1e 飛翔中(2017年9月3日、東京都)
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▼写真13 コシアカスカシバ♀ その1f 飛翔中(2017年9月3日、東京都)
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▼写真14 コシアカスカシバ♀ その1g 飛翔中(2017年9月3日、東京都)
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やや暗くてあまり速いシャッターは切れなかった。もう少し翅を止めて撮りたかったかな。
コシアカスカシバは数年前から♂を見たくて探しているけれど、今年も見つけることはできなかった。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

# by mikiosu | 2017-09-05 23:59 | | Comments(4)

近所のシジミチョウたち(2017年9月4日)

近所の公園で見られたシジミチョウ類を紹介しておく。

写真1はウラギンシジミ。
ウラギンシジミはあまり多くないが、一昨年は越冬個体もちょっと見られた。

▼写真1 ウラギンシジミ♂(2017年8月24日、東京都)
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写真2〜4はベニシジミ。
ベニシジミもそれほど多くはない。写真2、3は池のほとりにとまっていた個体。

▼写真2 ベニシジミ その1a 開翅(2017年8月24日、東京都)
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▼写真3 ベニシジミ その1b 開翅(2017年8月24日、東京都)
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写真4は9月に入ってから、キツネノマゴの花にきていたベニシジミ。

▼写真4 ベニシジミ その2(ノートリミング、2017年9月1日、東京都)
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写真5はキツネノマゴにきていたダイミョウセセリ。
ダイミョウセセリもここではあまり見かけないのだが、生息はしているようだ。

▼写真5 ダイミョウセセリ(ノートリミング、2017年9月1日、東京都)
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ダイミョウセセリを撮っているとヤマトシジミ♂が通りかかった(写真6)。
ヤマトシジミはたくさん見られるので、あまり撮っていない(笑)。むしろ幼虫や蛹を見たいのだが、なかなか見つからない。

▼写真6 ヤマトシジミ♂飛翔中(右側)(ノートリミング、2017年9月1日、東京都)
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写真7はイチモンジセセリ。
口吻の先が絡まっているように見える(写真7)。

▼写真7 イチモンジセセリ♂ その1(2017年9月1日、東京都)
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求愛シーンは結構見られるが(写真8)、交尾シーンはなかなか見つからない。

▼写真8 イチモンジセセリ♂ その2(2017年9月1日、東京都)
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キツネノマゴには他にモンシロチョウやキタキチョウもきていたようだが撮るまでに至っていない。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

# by mikiosu | 2017-09-04 23:59 | | Comments(0)

アオモンイトトンボとアジアイトトンボ(2017年9月3日)

近所の公園でベニイトトンボやキイトトンボを見つけている方がおられるというので、慌てて探しに行ってみる。
見つかったのはモノサシトンボ♂(写真1)。
モノサシトンボはいつも隣町の公園で撮っているので、ここで見つけるのは意外ではない。

▼写真1 モノサシトンボ♂(ノートリミング、2017年8月21日、東京都)
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アオモンイトトンボは♂ばかり何匹か見られた(写真2〜4)(※注)

▼写真2 アオモンイトトンボ♂ その1(ノートリミング、2017年8月21日、東京都)
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ちょっと頭を掻いているような個体も(写真3)。

▼写真3 アオモンイトトンボ♂(※注) その2(2017年8月21日、東京都)
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同定するためにはいろいろな角度で撮っておきたい(写真4)。

▼写真4 アオモンイトトンボ♂(※注) その3(2017年8月21日、東京都)
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アオモンイトトンボ♂は9月1日にも見られた(写真5、6)(※注)

▼写真5 アオモンイトトンボ♂(※注) その4a(ノートリミング、2017年9月1日、東京都)
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▼写真6 アオモンイトトンボ♂(※注) その4b(2017年9月1日、東京都)
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※写真5、6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

8月21日にはアジアイトトンボも撮っている(写真7、8)。
アジアイトトンボはアオモンイトトンボに比較すると見つけたときの印象として、小さいなあ! という感じ。

▼写真7 アジアイトトンボ♂ その1a(2017年8月21日、東京都)
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眼後紋もやや小さめ。後頭条はないのだが後頭部の縁に黄緑色のラインがあるように見える(アオモンイトトンボはただ黒いだけ)。

▼写真8 アジアイトトンボ♂ その1b(2017年8月21日、東京都)
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アオモンイトトンボ♂とアジアイトトンボ♂の識別は意外にやっかいだ。
アオモンイトトンボ♂の腹部にある青い紋は第8節の全体が青く、第9節は下半分が青い。
アジアイトトンボ♂の腹部にある青い紋は第9節の全体が青く、第10節の青紋は下半分以下になっている。
とは言え、慣れないと第8節の第9節の区別すら覚束ないので難しいのだ。

写真9はアジアイトトンボ♀。
これは成熟一歩手前といったところだろうか。

▼写真9 アジアイトトンボ♀ その1(2017年8月21日、東京都)
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アジアイトトンボ♀は6月に埼玉県の公園でも撮っている(写真10)。

▼写真10 アジアイトトンボ♀ その2(再掲載、2017年6月23日、埼玉県)
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アジアイトトンボ♀の眼後紋は青く、やや不明瞭だ。♀の未成熟個体はアジアイトトンボもアオモンイトトンボも橙色で、眼後紋も橙色だったりする。アオモンイトトンボ♀には体色が♂タイプのものもあるのでこれもやっかいなのだ。
今季はアオモンイトトンボ♀の写真を撮っていないので来年はしっかり撮りたい。と言うか、来年は近所の公園でベニイトトンボやキイトトンボをしっかり探してみたい。

(※注:今回掲載のアオモンイトトンボ♂の写真のうち、写真3〜6は♂タイプの♀の可能性があるようだ。他のカットを確認してもはっきりしないが、♀の可能性があるのでご注意願いたい。2017年9月7日)

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

# by mikiosu | 2017-09-03 23:59 | 蜻蛉 | Comments(2)