クロコノマチョウの羽化シーン(2017年10月27日)

10月18日に湿地のジュズダマに付いていたクロコノマチョウの蛹が黒化していると聞いて見に行ってみることにした。
写真1は再掲載の10月18日の蛹の様子。

▼写真1 クロコノマチョウの蛹 その1a(再掲載、2017年10月18日、東京郊外)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真2は10月27日の様子。
かなり黒くなっている。前日「Hirokou’s Field Notes2」のhirokouさんがブログに載せておられた通りだった。
二つの白い斑点に注目。

▼写真2 クロコノマチョウの蛹 その1b(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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この日現地に着いたのは朝10時頃。もう羽化しちゃったのではないかと心配していたがまだしていなかった。黒い蛹だけでも見ておきたかったので良かった。
ひとしきり黒い蛹の写真を撮ったら、トンボでも見に移動しようかと話していた。しつこくファインダーを覗いていた私は思わず、
「割れたっ! 出てきた!」と叫んでいた。
写真3はその瞬間。
10時10分の出来事だった。

▼写真3 クロコノマチョウの羽化 その1a(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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湿地の外れの土手にしゃがみ込んで必死に撮る(写真4〜6)。
同行のヘムレンさんは慌てて転ぶほどであった(笑)。

▼写真4 クロコノマチョウの羽化 その1b(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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▼写真5 クロコノマチョウの羽化 その1c(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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二つの白い斑点は翅の模様のようだ(写真6)。
後述するが表翅の白斑であることがあとで分かった。

▼写真6 クロコノマチョウの羽化 その1d(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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全体が出たのは10時12分(写真7)。
抜け殻の向こう側に行ってしまってうまく撮れない…。

▼写真7 クロコノマチョウの羽化 その1e(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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殻から抜け出て草にぶら下がる(写真8)。
10時14分、翅はまだ伸びきっていない。

▼写真8 クロコノマチョウの羽化 その1f(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

10時21分には翅も伸びた(写真9)。

▼写真9 クロコノマチョウの羽化 その1g−1(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

▼写真10 クロコノマチョウの羽化 その1h−1(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

写真11は10時59分の様子。
10時半頃にはhirokouさんもやってきた。みなで談笑しながら時折しゃがみ込んでクロコノマチョウの様子をうかがったりした。

▼写真11 クロコノマチョウの羽化 その1i−1(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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上記写真9〜11を拡大する。
複眼の前に飛び出ているのは下唇鬚(かしんしゅ)の部分と思われる(写真12)。

▼写真12 クロコノマチョウの羽化 その1g−2(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

左右に分かれているように見える(写真13)。

▼写真13 クロコノマチョウの羽化 その1h−2(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO&エレクトロニックフラッシュFL-900R

最後はぴったりくっついていた(写真14)。

▼写真14 クロコノマチョウの羽化 その1i−2(ストロボ撮影、2017年10月27日、東京郊外)
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普通にしゃがんで撮っているだけではこの部分までは撮れなかった。カメラを下方に降ろして液晶画面を見ながらシャッターを押したら写っていた。
とにかくジュズダマの茂みの奥で位置も低く、みな撮るのに苦労したのであった。それでも羽化の瞬間を間近に見た興奮はなかなか収まらなかった(つづく)。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro&エレクトロニックフラッシュFL-900R

# by mikiosu | 2017-10-27 23:59 | Comments(2)

ムラサキツバメ♀の開翅(2017年10月24日)

10月24日は久し振りに主フィールドを歩いてみる。9月は1回だけ、10月は3回目なのでもう主フィールドと言っていいかどうか怪しくなってきた感がある…。
冬の間ムラサキツバメやムラサキシジミの越冬を観察しているポイントをチェックしてみると、なかなか美麗なムラサキツバメ♀が出迎えてくれた。

写真1は12−100ミリズームレンズの広角端で撮ったムラサキツバメ♀。

▼写真1 ムラサキツバメ♀ その1a 開翅(ノートリミング、2017年10月24日、東京近郊)
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写真2は望遠端で撮ったもの。

▼写真2 ムラサキツバメ♀ その1b 開翅(ノートリミング、2017年10月24日、東京近郊)
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写真3、4は小飛して近くの葉にとまったところ。
ほんのちょっとの角度の違いで色合いも微妙に違って見える。

▼写真3 ムラサキツバメ♀ その1c 開翅(ノートリミング、2017年10月24日、東京近郊)
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▼写真4 ムラサキツバメ♀ その1d 開翅(ノートリミング、2017年10月24日、東京近郊)
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拡大してみる(写真5)。

▼写真5 ムラサキツバメ♀ その1e 開翅(2017年10月24日、東京近郊)
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ここは人通りが多くてカメラを構えていても人や自転車が通るたびに飛んでしまう。それでも遠くに行かずに近くの葉にとまって楽しませてくれた(写真6、7)。

▼写真6 ムラサキツバメ♀ その1f 開翅(2017年10月24日、東京近郊)
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▼写真7 ムラサキツバメ♀ その1g 開翅(2017年10月24日、東京近郊)
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気がつくと♂も近くのマテバシイにとまっていた(写真8)。
しかし♂のいるところは遠くて300ミリでもこれがやっとだった。

▼写真8 ムラサキツバメ♂ 開翅(2017年10月24日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ムラサキツバメは毎年♂の綺麗な開翅シーンがなかなか撮れずに苦労しているので、今年こそは何とかしたいものだ。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

# by mikiosu | 2017-10-24 23:59 | Comments(2)

カトリヤンマ♂のホバリング(2017年10月20日)

10月18日の丘陵遠征のお目当てはカトリヤンマだ。
14時からの♀の産卵タイムに備え、早めに昼食を済ませてポイントに向かう。
アサギマダラやクロコノマチョウが撮れたように、この日は蝶もトンボも活動的であった。
同行のヘムレンさんとおはるさんが田んぼの縁でカトリヤンマの♀を見つけたという。まだ13時半だ。
そちらの方に向かう途中でカトリヤンマ♂がホバリングしているのを見つけた。

写真1はカトリヤンマ♂。
ホバリング中の写真を1、2カット撮ってからヘムレンさん&おはるさんに声を掛ける。

▼写真1 カトリヤンマ♂ その1a(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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それから約10分間はカトリヤンマのホバリングショーといった趣。
葦原の隅の一角で行きつ戻りつしながら良いモデルになってくれた。
まずまずよく撮れたと思われる画像を順に載せておく(写真2〜9)。

▼写真2 カトリヤンマ♂ その1b(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真3 カトリヤンマ♂ その1c(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真4 カトリヤンマ♂ その1d(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真5 カトリヤンマ♂ その1e(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真6 カトリヤンマ♂ その1f(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真7 カトリヤンマ♂ その1g(ノートリミング、2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真8 カトリヤンマ♂ その1h(2017年10月18日、東京郊外)
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▼写真9 カトリヤンマ♂ その1i(2017年10月18日、東京郊外)
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写真10は反転するところ。
次のカットでは向かって左側に大きく移動していた。顔は水平のまま、翅胸や腹部を移動方向に回転させているのが分かる。

▼写真10 カトリヤンマ♂ その1j(2017年10月18日、東京郊外)
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残念ながら自分は産卵する♀を撮ることはできなかったけれど、自然光でホバリングするカトリヤンマをたっぷり撮れたので満足して帰途についた。まあ、惜しむらくはあまり美麗個体ではなかったことか…。

最後におまけ。
最近よくお昼を食べに行くうどん屋さんの前にいた。ほかに首輪をした猫ちゃんもいたので、このお店で可愛がってもらっているのかもしれない。

◎今日のニャンコ ♪(2017年10月18日、東京郊外)
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※ニャンコはOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

# by mikiosu | 2017-10-20 23:59 | 蜻蛉 | Comments(6)