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そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日)

10月も半ば近くになると見られる蝶の種類もぼちぼち限られてくるだろうか。
それでも天気が良いとフラフラと外に出て蝶の姿を探してしまう。
写真1はヒカゲチョウ。
主フィールドではまだまだ元気なようだ。

▼写真1 ヒカゲチョウ(2014年10月7日、東京近郊)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_237977.jpg


写真2はツマグロヒョウモン♀。
秋には下草で産卵する姿が見られるはず。今度そんなシーンを見かけたら卵を激写したいと思っているが、今のところチャンスがない。
この個体は主フィールドの花壇で吸蜜していた。最近見た中では一番綺麗な個体だった気がする。
花壇の花は意外に名前が分からない(と言うか調べる気なし)。

▼写真2 ツマグロヒョウモン♀(ノートリミング、2014年10月7日、東京近郊)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2371867.jpg


写真3、4はアサギマダラ♂。
大物蛾狙いで出かけた東京郊外の街道脇で見つけた。
写真3はセンダングサの仲間で吸蜜するアサギマダラ♂。この花には白い舌状花があった。舌状花が短いのでコセンダングサとシロノセンダングサの雑種、アイノコセンダングサあたりだろうか。
写真4はボタンクサギに移動したところ。

▼写真3 アサギマダラ♂ その1a(2014年10月8日、東京郊外)
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▼写真4 アサギマダラ♂ その1b(2014年10月8日、東京郊外)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2374556.jpg


アサギマダラも郊外ではそろそろ数を増してくる頃ではないかと期待している。この日見かけた個体は3個体。まだまだかな。今年は広角飛翔を撮ろうと狙っているがまだチャンスはない。

写真5、6は河川敷の枯れた彼岸花にとまっていたウラナミシジミ。
もうお休みモードなのかじっと動かなかったのでフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真6)。

▼写真5 ウラナミシジミ その1a(ノートリミング、2014年10月8日、東京郊外)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2375615.jpg

▼写真6 ウラナミシジミ その1b(2014年10月8日、東京郊外)
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※写真6はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真7、8は上水縁を散策中に見つけたチャバネセセリ。
これも動く気配がなかったので真上からも撮ってみた(写真8)。

▼写真7 チャバネセセリ その1a(ノートリミング、2014年10月9日、東京近郊)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2375373.jpg

▼写真8 チャバネセセリ その1b(ノートリミング、2014年10月9日、東京近郊)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2319227.jpg


最後におまけ。
◎今日のニャンコ ♪(2014年10月8日、東京郊外)
そろそろアサギマダラ、ほか(2014年10月10日) _d0303129_2381969.jpg


撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-10-10 00:01 | | Comments(6)

アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日)

丘陵方面へ遠征した10月3日は、ヒョウモンチョウ類のほかにアオイトトンボなどを撮った。
写真1、2はオオアオイトトンボ♂。
写真1は自然光、写真2は外付けストロボ使用。
自然光のままでは翅胸部の色がよく出ず、ストロボ撮影では複眼に余計なキャッチライトが入ってしまう。なかなか難しい。

▼写真1 オオアオイトトンボ♂ その1a(2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_235456.jpg

▼写真2 オオアオイトトンボ♂ その1b(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_235447.jpg


写真3はオオアオイトトンボ♀。
この日は♂♀各1匹ずつ見られた。この♀は何か捕食していたようだ。

▼写真3 オオアオイトトンボ♀(2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2362278.jpg


写真4、5はアオイトトンボ♂。
湿地で多く見かけたのはアオイトトンボのほうだった。

▼写真4 アオイトトンボ♂ その1(2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2363253.jpg

▼写真5 アオイトトンボ♂ その2a(2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_236438.jpg


写真6、7は写真5の個体を自然光とストロボ撮影で撮り比べてみたもの。
太陽光下の撮影では自然光だけで良かったようだ。ストロボ撮影すると複眼のキャッチライトが2つになり、なんだかブレているような感じになってしまった。

▼写真6 アオイトトンボ♂ その2b(2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2363435.jpg

▼写真7 アオイトトンボ♂ その2c(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_237520.jpg


写真8、9はアオイトトンボ♀。
どちらも複眼の青い♂タイプのようだ。

▼写真8 アオイトトンボ♀ その1(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2365528.jpg

▼写真9 アオイトトンボ♀ その2a(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2371061.jpg


写真10はアオイトトンボ♀の腹端。
♂の腹端は上付属器が輪っか状になっているので、♂♀を見分けるのは容易。
写真3と見比べてもらうと分かるが、オオアオイトトンボ♀の腹端はさらに大きく、ゴツい感じ。
アオイトトンボ♀は水辺の植物の茎に産卵する。それに対してオオアオイトトンボ♀は木の枝に産卵するためか、より太く頑丈そうな腹端に見える。

▼写真10 アオイトトンボ♀ その2b 腹端(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2363050.jpg


写真11はアオイトトンボ♂の、写真12はオオアオイトトンボ♂の腹端。
ちょっと角度は異なるが、アオイトトンボ♂の下付属器は長くて目立つ。
オオアオイトトンボ♂の下付属器はそれよりずっと短く、外側にハの字状に曲がっている。

▼写真11 アオイトトンボ♂ その3 腹端(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_2364412.jpg

▼写真12 オオアオイトトンボ♂ その1c 腹端(外部ストロボ、2014年10月3日、東京郊外)
アオイトトンボ&オオアオイトトンボ(2014年10月9日) _d0303129_237215.jpg


アオイトトンボとオオアオイトトンボは翅胸部を見れば大体判別可能だが、腹端でも判別できるわけだ。
トンボは細長いので複眼から腹端までピントを合わせて撮るのは難しい。うっかり複眼にピントが合わず、腹端にピントが合ってしまっても、捨てずに取っておけば、同定や♂♀の判別に役立つこともある。

参考文献:『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(尾園暁、川島逸郎、二橋亮著、文一総合出版)

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED&スピードライトSB-910

# by mikiosu | 2014-10-09 02:37 | 蜻蛉 | Comments(2)

今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日)

そろそろ9月の残り蛾をどうにかしないといけない。忙しくもないのに整理をさぼっているので、なかなかできない(苦笑)。
名前が分かっている蛾だけでもアップしようかと画像フォルダを眺めていると、先月撮ってまだ載せていない蝶があった。

写真1〜3はサカハチチョウ夏型。
サカハチチョウ夏型は今年は不作だったような気がする。
毎年春型よりもたくさん見ている気がするが、今年は傷んだ個体を2〜3匹見ただけ。
9月も下旬になって、そこそこ綺麗な個体が撮れるとは思っていなかったのでちょっと嬉しい出会いだった。

▼写真1 サカハチチョウ夏型 その1a 腹面(2014年9月26日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_253261.jpg

▼写真2 サカハチチョウ夏型 その1b 腹面(2014年9月26日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2535567.jpg

▼写真3 サカハチチョウ夏型 その1c 開翅(ノートリミング、2014年9月26日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_254754.jpg


写真4は主フィールドで見かけたアカボシゴマダラ。
エノキの幼木で産卵行動をしていたので♀なのだろう。

▼写真4 アカボシゴマダラ♀ 産卵行動(ノートリミング、2014年10月2日、東京近郊)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2541871.jpg


写真5、6はヒメジャノメ♂。
この秋はよく目につく。

▼写真5 ヒメジャノメ♂ その1a 開翅(ノートリミング、2014年10月2日、東京近郊)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2543853.jpg

▼写真6 ヒメジャノメ♂ その1b(ノートリミング、2014年10月2日、東京近郊)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_255144.jpg


写真7はキタキチョウ。
主フィールドに出るたびにチェックしている萩の花にきていた。
この萩の花にウラナミシジミがくるのをいつも期待しているのだが、今年はまだここでは見ていない。

▼写真7 キタキチョウ(ノートリミング、2014年10月2日、東京近郊)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2543297.jpg


写真8、9は丘陵方面で見かけたウラナミシジミ。
湿地でイトトンボを追いかけているとミゾソバの花にきていた。
今年ようやく2匹目の撮影になる。
ピントが甘いので小さめに載せておく(苦笑)。

▼写真8 ウラナミシジミ その1a(2014年10月3日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2545610.jpg

▼写真9 ウラナミシジミ その1b(2014年10月3日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_255425.jpg


写真10は同じ丘陵方面で先月撮ったツバメシジミ♀。

▼写真10 ツバメシジミ♀(2014年9月13日、東京郊外)
今更ながらサカハチチョウ夏型、ほか(2014年10月7日) _d0303129_2552449.jpg


ツバメシジミ♀は、そのうち♂の写真が撮れたら一緒に載せようと思っていたが、どんどん日にちが経って載せそびれていた。
光陰矢の如く、蝶撮り難し、とでも言っておこう(笑)。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-10-07 02:54 | | Comments(2)