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赤とんぼたち(2014年10月3日)

栃木遠征では赤とんぼも少し撮った。
写真1はミヤマアカネ♂、写真2はミヤマアカネ♀。
ミヤマアカネ♂は縁紋まで赤くなっていた。もう秋なのだ。

▼写真1 ミヤマアカネ♂(2014年9月28日、栃木県)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2452551.jpg

▼写真2 ミヤマアカネ♀(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2454455.jpg


写真3はノシメトンボ♂、写真4はノシメトンボ♀。
ノシメトンボ♂は赤茶色。♀はほとんど赤くならない。

▼写真3 ノシメトンボ♂(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2455480.jpg

▼写真4 ノシメトンボ♀(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_246491.jpg


写真5は主フィールドで撮ったリスアカネ♂。
柵にとまってふっと顔を上げた時に撮ってみた。
あまり熱心に探していないせいかもしれないが、リスアカネは♂しか見たことがないような気がする。

▼写真5 リスアカネ♂(ノートリミング、2014年9月28日、東京近郊)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2461418.jpg


以下はマユタテアカネ。
写真6、7は東京郊外の山麓で撮ったマユタテアカネの交尾シーン。
写真6はマクロレンズで、写真7はフィッシュアイレンズで撮ってみた。

▼写真6 マユタテアカネ交尾シーン その1a(2014年9月28日、東京郊外)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_246710.jpg

▼写真7 マユタテアカネ交尾シーン その1b(2014年9月28日、東京郊外)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_246499.jpg

※写真7はニコンD7100+MB−D15 & AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

写真8は丘陵方面で撮ったマユタテアカネ♂。
マユタテアカネの♂を見ると、クルンと反り返った腹端がいつも気になる。
この個体は近づいても平気だったので腹端を激写してみた(写真9、10)。

▼写真8 マユタテアカネ♂ その1a(ノートリミング、2014年9月28日、東京郊外)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2461449.jpg

▼写真9 マユタテアカネ♂ その1b 腹端(2014年9月28日、東京郊外)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2473584.jpg

▼写真10 マユタテアカネ♂ その1c 腹端側面(2014年9月28日、東京郊外)
赤とんぼたち(2014年10月3日) _d0303129_2463550.jpg


今年はまだコノシメトンボとヒメアカネを撮っていない。できればマイコアカネも撮りたい。

撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-10-03 02:47 | 蜻蛉 | Comments(2)

マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日)

9月28日の栃木遠征では、「てくてく写日記」のbanyanさんにマダラヤンマのポイントにも連れて行ってもらった。
マダラヤンマは飛び回ってばかりで撮影チャンスがほとんどなかった。
仕方がないのでわずかなホバリング時間を狙って撮ってみる。
写真1がノートリミングの元画像。
こんな写真でも大きく拡大してみると、まずまずそれらしき姿が写っていた(写真2)。

▼写真1 マダラヤンマ♂ その1a–1 飛翔中(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_23113968.jpg

▼写真2 マダラヤンマ♂ その1a–2 飛翔中(2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_2311204.jpg


取りあえず証拠画像を押さえたので、うろうろ歩き回ってチャンスを待つ。
すると祈りが通じたのか撮りやすい場所にとまってくれた。
しかし、すぐに飛んでしまって1回しかシャッターが切れなかった。
写真3がとまってくれたマダラヤンマ♂。
撮れたのはこれだけなので、同じ画像を少しずつ大きくしてみる(写真4、5)。
斑模様の腹部、特徴ある白い顔面も写っていてホッと胸を撫で下ろす。

▼写真3 マダラヤンマ♂ その2a–1(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_23124162.jpg

▼写真4 マダラヤンマ♂ その2a–2(2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_23115274.jpg

▼写真5 マダラヤンマ♂ その2a–3(2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_2312230.jpg


マダラヤンマのポイントではイトトンボもいくつか見られたが、撮れたのは写真6のみ。
どうもアジアイトトンボ♀のようだ。

▼写真6 アジアイトトンボ♀(2014年9月28日、栃木県)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_23122695.jpg


写真7、8は東京郊外の山麓で今季初撮りしたオオアオイトトンボ♂。
小さな池の畔でじっととまっていた。

▼写真7 オオアオイトトンボ♂ その1a(ノートリミング、2014年9月26日、東京郊外)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_23124236.jpg

▼写真8 オオアオイトトンボ♂ その1b(2014年9月26日、東京郊外)
マダラヤンマ初見初撮り、ほか(2014年10月2日) _d0303129_2312455.jpg


今年はマルタンヤンマ♂、ヤブヤンマ♂、ルリボシヤンマ♂などが撮れて収穫の多い年だったが、秋になってマダラヤンマまで見られるとは嬉しい限りだ。
お連れいただいたbanyanさんに改めてお礼申し上げたい。ありがとうございました。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-10-02 00:01 | 蜻蛉 | Comments(8)

ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日)

9月28日は「てくてく写日記」のbanyanさんのお誘いで栃木方面へ遠征した。
途中、埼玉県の公園に寄り、S氏に案内していただいてミドリヒョウモンの卵などを撮影し、ついでに公園内を少し散策。
写真1はゴイシシジミ。
今年はまだ飛翔シーンしか撮っていなかったので、ここで撮れたのは嬉しい。

▼写真1 ゴイシシジミ(2014年9月28日、埼玉県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1274436.jpg


写真2、3はウラギンシジミ♀。
この個体は翅の縁のオレンジ色が目立った(写真3)。

▼写真2 ウラギンシジミ♀ その1a(2014年9月28日、埼玉県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1283186.jpg

▼写真3 ウラギンシジミ♀ その1b(2014年9月28日、埼玉県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1282174.jpg


この場所ではキタキチョウの幼虫&前蛹&蛹なども撮れた。S氏に感謝 ♪。

その後栃木方面へ向かい、お目当ての一つ、シルビアシジミを探す。
なかなか見つからず、何とか1匹だけ撮れたのが写真4。
傷み&擦れ擦れ個体でも、自分にとっては初見初撮り。
斑紋は何とか見えるので昨年撮ったキベリタテハよりはずっと良い(笑)。
擦れ個体を拡大するのも何だが、一応アップにしてみた(写真5)。

▼写真4 シルビアシジミ 1a(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1292490.jpg

▼写真5 シルビアシジミ 1b(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_2571061.jpg


ちょっと移動してツマグロキチョウを探す。
ツマグロキチョウはそこそこ見られ、コセンダングサで吸蜜するところを押さえる(写真6〜8)。
飛翔シーンも少し撮ったがろくな写真がなかったので割愛。
また機会があったら飛翔シーンを狙ってみたい。

▼写真6 ツマグロキチョウ その1(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1282822.jpg

▼写真7 ツマグロキチョウ その2(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1294437.jpg

▼写真8 ツマグロキチョウ その3(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_129134.jpg


写真9はキタキチョウの集団吸水。
この日はツマグロキチョウが初めて撮れたので、これからはキタキチョウを見て、ツマグロキチョウじゃないとがっかりすることもなくなるだろうか。

▼写真9 キタキチョウの集団吸水(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_12919.jpg


以下はおまけ。
道端にとまっているヒメアカタテハを素通りしかけると、banyanさんが産卵しているというので慌てて撮る(写真10)。
何箇所かで産卵したようだ。卵を探すと2つほど見つかった。
写真11はそのうちの一つ。卵は思ったより小さい。色や形はアカボシゴマダラの卵に似ているがやや縦長で、かなり小さい。
写真12は大きく拡大してみたもの。

▼写真10 ヒメアカタテハ♀ 産卵中(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_129960.jpg

▼写真11 ヒメアカタテハの卵 その1a(ノートリミング、2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1291132.jpg

▼写真12 ヒメアカタテハの卵 その1b(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_1293080.jpg


『虫の卵ハンドブック』によると、ヒメアカタテハの卵は直径0.57×高さ0.7ミリ、アカボシゴマダラは直径1.4×高さ1.34ミリとのこと。やはりアカボシゴマダラの半分くらいの大きさで、見た目の印象通りだった。

写真13はイチモンジセセリの卵。
産卵シーンの後に葉っぱをチェックしてみると見つかった。

▼写真13 イチモンジセセリの卵(2014年9月28日、栃木県)
ツマグロキチョウ初見初撮り、ほか(2014年10月1日) _d0303129_130562.jpg


ヒメアカタテハもイチモンジセセリも卵は初めて見た。
シルビアシジミ&ツマグロキチョウの初見初撮りに加え、卵の写真もいくつか撮れて収穫の多い遠征となった。
お連れいただいたbanyanさんに感謝です。ありがとうございました。

参考文献:『虫の卵ハンドブック』(鈴木知之著、文一総合出版)、『フィールドガイド 日本のチョウ』(日本チョウ類保全協会編、誠文堂新光社)

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-10-01 01:29 | | Comments(8)