主フィールドをのんびり歩いた9月14日は、コミスジやミドリヒョウモンの産卵シーンを見かけた。
ちょうど現地でお会いした「公園昆虫記」のおはるさんや観察仲間のA氏とそんな話をしていると、少し先にウラギンシジミの幼虫がいるという。
せっかくなので連れて行ってもらうと、幼虫ばかりか卵も見つかった。
写真1〜3はウラギンシジミの卵。
いずれもクズの花についていたもの。写真3は孵化したあとらしい。
▼写真1 ウラギンシジミの卵 その1(2014年9月14日、東京近郊)
▼写真2 ウラギンシジミの卵 その2(2014年9月14日、東京近郊)
▼写真3 ウラギンシジミの卵 その3 孵化の後(2014年9月14日、東京近郊)
※写真1〜3はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真4はウラギンシジミの幼虫。
花びらの色に似ていて、遠目には区別がつかない。
しつこく撮っていると嫌気がさしたのか、移動をはじめた(写真6)。
花びらについている丸い穴は幼虫が食べた痕のようだ。
▼写真4 ウラギンシジミの幼虫 その1a(2014年9月14日、東京近郊)
▼写真5 ウラギンシジミの幼虫 その1b(2014年9月14日、東京近郊)
▼写真6 ウラギンシジミの幼虫 その1c(2014年9月14日、東京近郊)
※写真5、6はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
小さな卵や幼虫を熱心に撮っている間、蚊が大挙してやってきて刺され放題だった。あとで見てみると10箇所以上も刺されていた(痒)。
写真7〜10はウラナミシジミ♀。
ウラナミシジミは9月17日、石川会長のお誘いで出かけたプチ遠征先でようやく今季初撮りとなった。
写真を撮りはじめてから一番遅い確認のような気がする。これは公園からの帰り道、民家の庭先に咲く萩の花に来ていたもの。
▼写真7 ウラナミシジミ♀ その1a(2014年9月17日、東京近郊)
▼写真8 ウラナミシジミ♀ その1b(2014年9月17日、東京近郊)
▼写真9 ウラナミシジミ♀ その1c−1 産卵行動(2014年9月17日、東京近郊)
▼写真10 ウラナミシジミ♀ その1c−2 産卵行動(2014年9月17日、東京近郊)
逆光でも枝被りでも何でも、とにかく今季初撮りなので必死で撮っていたら、産卵シーンらしき姿も写っていた(写真9、10)。撮っている時には気がつかなかった(苦笑)。
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
# by mikiosu | 2014-09-19 00:01 | 蝶 | Comments(6)