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ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日)

7月11日は台風一過の快晴となった。
雨風がやむのは午後からと踏んで、ゆっくり起きたらすでに上天気になっていて、出遅れてしまった(苦笑)。
林道方面に出かけるには遅くなってしまったので、近場の公園でギンイチモンジセセリを探してみる。
バスを降りて公園に入ったのは12時頃。
かなり暑い。猛暑だ(汗)。
ギンイチモンジセセリの春型は2012年から毎年撮っているが、夏型はまだ撮ったことがなかった。
それはおそらく、この時期の河川敷が暑くて、小さなセセリチョウを探して歩く気になれなったせいだろう。
この日もギンイチモンジセセリのポイントに着いて、すぐに帰りたくなるほど暑かった(笑)。
それでもせっかく来たのだから、何とか1匹くらいは見つけたい。
あ〜、いたいた。
13時2分、公園に入って1時間後にどうにか見つけることができた(写真1)。
これでもう、いつ帰っても良い(笑)。

▼写真1 ギンイチモンジセセリ 夏型 その1a(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1472226.jpg


しかし、1匹だけではちょっと寂しい。もうひと回りして同じ場所に戻ってくると、またいた。
どうも翅の様子からして同じ個体のようだ(写真2)。
ちょっと飛んで、少し離れた葉上にとまった(写真3、4)。
3カット撮れたことだし、暑いからもう帰ろう。14時前に撤収(笑)。

▼写真2 ギンイチモンジセセリ 夏型 その1b(ノートリミング、2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1473651.jpg

▼写真3 ギンイチモンジセセリ 夏型 その1c(ノートリミング、2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1475599.jpg

▼写真4 ギンイチモンジセセリ 夏型 その1d(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1475341.jpg


この日は公園内で今季初撮りのチャバネセセリも見つけた(写真5、6)。

▼写真5 チャバネセセリ その1a(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1482332.jpg

▼写真6 チャバネセセリ その1b(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1481357.jpg


この個体はいろいろなポーズを見せてくれた(写真7〜9)。
最後は地面の鳥の糞で吸い戻し(写真10)。

▼写真7 チャバネセセリ その1c(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1481970.jpg

▼写真8 チャバネセセリ その1d(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1484578.jpg

▼写真9 チャバネセセリ その1e(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1483818.jpg

▼写真10 チャバネセセリ その1f(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1492238.jpg


写真11は帰り際に河川敷の葉上にとまったイチモンジセセリ。
イチモンジセセリの複眼はやはり大きい。

▼写真11 イチモンジセセリ(2014年7月11日、東京近郊)
ギンイチモンジセセリ夏型&チャバネセセリ(2014年7月12日) _d0303129_1491165.jpg


もうちょっとしっかり撮りたかったが、河川敷は暑いので追いかけるのはやめておいた(笑)。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-07-12 01:49 | | Comments(4)

ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日)

今年はよく雨が降る。
いつもは人がたくさん集まる場所には平日に行き、土日は避けるようにしているが、今年はそうも言っていられない。
7月6日の日曜日は久し振りに郊外の林道に行ってみる。
オオムラサキやヒョウモンチョウ類にでも出会えれば…と期待したものの、蝶の姿は少なく、この時期あちこちに咲いているヒメジョオンの花に来ている蝶を少し撮っただけで、うなだれて帰ることになってしまった(苦笑)。

写真1、2はモンシロチョウとスジグロシロチョウ。
渓流沿いのヒメジョオンの花に来ていた。

▼写真1 モンシロチョウ(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12424177.jpg

▼写真2 スジグロシロチョウ(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12425962.jpg


写真3はルリシジミ。
林道入口のヒメジョオンの花に来ていた。飛んでいる時の表翅がとても綺麗だった。♀のように見えたがあまり確信はない。

▼写真3 ルリシジミ♀(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12431013.jpg


写真4はキマダラセセリ。
ヒメジョオンの向こうに顔が見えていたので、廻り込まずにそのまま顔の方から撮ってみた。

▼写真4 キマダラセセリ(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12431851.jpg


写真5はキタテハ。
川沿いのヒメジョオンで熱心に吸蜜していて、近づいてもまったく逃げなかった。

▼写真5 キタテハ(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12433046.jpg


写真6はサカハチチョウ夏型。
夏型は今季初撮り。この日見たサカハチチョウ夏型は、ものすごく擦れた個体と、ものすごく傷んだ個体の2個体のみ。写真は後者だ。

▼写真6 サカハチチョウ 夏型(2014年7月6日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12433966.jpg


前日の予報に反してやや晴れ間の見えた7月8日は東京郊外の河川敷に、ギンイチモンジセセリ夏型でもいないかと出かけてみた。
…空振りだった(涙)。
まったくいなかったわけではなく、一度だけ飛ぶ姿が見られたので発生はしているようだった。しかし写真に関してはノーチャンスで、草の生い茂った河川敷を空しく歩き回るだけだった。
この日撮れたのはツマグロヒョウモン♂(写真7)とヒメウラナミジャノメ(写真8)だけ。

▼写真7 ツマグロヒョウモン♂(2014年7月8日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12495333.jpg

▼写真8 ヒメウラナミジャノメ(2014年7月8日、東京郊外)
ヒメジョオンと蝶たち(2014年7月8日) _d0303129_12435578.jpg


4月にこの場所でギンイチモンジセセリ春型を撮った時には数もそこそこいたのだが、残念な結果に終わってしまった。
それにしても、春には枯れ草ばかりで見通しも良かった河川敷は、胸のあたりまで草が伸びていて、薮こぎするような案配だった。
ギンイチモンジセセリ春型は枯れ草に紛れて見つけにくい。この時期ならすぐに見つかるだろうとタカをくくっていたが、甘かったようだ。

撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-07-10 12:43 | | Comments(6)

ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日)

山梨遠征では、トンボもいくつか撮ることができた。
写真1、2はミヤマアカネ♂。
羽化間もないのか、翅がキラキラ光っていた。
写真3は後日撮ったミヤマアカネ♀。
この時期の個体は色彩で♂♀を判別するのは難しいが、♀の腹部先端には背面に黒い紋があるので判別可能だ。

▼写真1 ミヤマアカネ♂ その1a(2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_2141463.jpg

▼写真2 ミヤマアカネ♂ その1b(2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_21422216.jpg

▼写真3 ミヤマアカネ♀(2014年7月8日、東京郊外)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_21415029.jpg


写真4、5はハラビロトンボ♂。
これは成熟個体と言っていいだろう。翅はかなり擦れて見えた。

▼写真4 ハラビロトンボ♂ その1a(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_21415944.jpg

▼写真5 ハラビロトンボ♂ その1b(2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_2142829.jpg


写真6〜8はホソミオツネントンボ♂。
越冬直前の茶色い個体は昨年たくさん見たので(茶色いホソミオツネントンボの記事は→こちら▷あちら)、いつか青く色づいた個体を見てみたいと思っていた。
田んぼの脇の急斜面の草むらの中にいて、近づくことが出来なかった。
写真6がノートリミングの画像、写真7は同じ写真を拡大してみたもの。何とか識別できる程度に撮れていた。

▼写真6 ホソミオツネントンボ♂ その1a−1(ノートリミング、2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_21421843.jpg

▼写真7 ホソミオツネントンボ♂ その1a−2(2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_21422665.jpg

▼写真8 ホソミオツネントンボ♂ その1b(2014年7月2日、山梨県)
ミヤマアカネ今季初撮り、ほか(2014年7月8日) _d0303129_2142343.jpg


撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

# by mikiosu | 2014-07-08 21:42 | 蜻蛉 | Comments(0)