越冬中のウラギンシジミ(2017年1月15日)

主フィールドのウラギンシジミは、年末には3匹確認された。
写真1はサザンカの葉にとまっていたウラギンシジミ(越冬個体D)。
この個体は年明けの1月4日には見られなくなっていた。12月12日から観察していたが残念。

▼写真1 ウラギンシジミ(越冬個体D)(2016年12月29日、東京近郊)
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写真2はその隣りのサザンカにいたウラギンシジミ(越冬個体E)。
こちらも1月4日にはいなくなっていた。12月19日から観察していた。最後の写真を仔細に見ると触角がちょっと見えているので動きがあったのかもしれない。

▼写真2 ウラギンシジミ(越冬個体E)(2016年12月29日、東京近郊)
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写真3はやや高い位置の葉裏にいたウラギンシジミ。

▼写真3 ウラギンシジミ(越冬個体C) その1a(2016年12月29日、東京近郊)
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こちらは年明けの1月4日も健在だった。ところが、1月7日以降は公園内で工事が始まり、立ち入りできなくなってしまった。1月5日に見たのが最後になる(写真4)。
そのうち工事が終わったらチェックしに行きたい。

▼写真4 ウラギンシジミ(越冬個体C) その1b(2017年1月5日、東京近郊)
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ウラギンシジミの観察が途絶えてしまったと思っていたところ、1月13日になって、ムラサキシジミを観察していたツバキに新たにウラギンシジミを見つけた。これを越冬個体Iとする(写真5、6)。

▼写真5 ウラギンシジミ(越冬個体I) その1a(2017年1月13日、東京近郊)
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やや高い位置で人がぶつかる心配もないので、頑張って春まで居座って欲しい。

▼写真6 ウラギンシジミ(越冬個体I) その1b(2017年1月13日、東京近郊)
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余談を少し。
主フィールドの笹薮でウグイスをよく見かける。いや、見かけるよりも地鳴きをよく聞く。最近2度ほど笹薮からツバキに移動してくるのを見かけた。
それがムラサキシジミの塒のあるツバキだったのでちょっと気になった。
ウグイスはツバキでどんな餌を探しているのか(写真7)。

▼写真7 ウグイス その1a(2017年1月12日、東京近郊)
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写真8はツバキの隣りのコナラに移動したところ。

▼写真8 ウグイス その1b(2017年1月12日、東京近郊)
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コナラの葉はとうに枯れ落ちていて、いくらか枯葉がぶら下がっているだけ。ウグイスはその枯葉を覗き込んでいるように見えなくもない。
もしかして越冬中のムラサキシジミを探しているとか…。
まだ餌をくわえたウグイスを見たことがないので、蝶を捕食するようなことがあるのかどうか観察していきたい。

撮影機材:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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# by mikiosu | 2017-01-15 23:59 | | Comments(8)

年明けのムラサキシジミ(2017年1月14日)

ムラサキツバメの集団はごちゃごちゃしていて数えにくくて困るが、ムラサキシジミの集団は出入りがあるのでこちらも個体数が把握しにくい。
例年、年末年始を家の中でぬくぬくして過ごすと、年が明けてから急に寒くなったように感じていた。昨年あたりからそれがなくなり、年が明けてもあまり寒く感じない。気温は調べていないが暖冬なのだろう。
ムラサキシジミにとってそれが良いのか悪いのかはよく分からないが、1月になってもよく飛び回っているようだ。

写真1は年明けに見つけたムラサキ兄弟。
マテバシイの葉上でムラサキツバメとムラサキシジミが1匹ずつ寄り添っていた。
奥がムラサキツバメで手前がムラサキシジミ。この葉の1メートルほど左手にはムラサキツバメの集団がある。

▼写真1 マテバシイのムラサキ兄弟(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

近くのフェンスではムラサキシジミ♀が開翅していた(写真2)。
よく見ると右上の枯葉にも1匹いて、開翅していた♀もほどなく翅を閉じて、歩いて枯葉に移動した。
枯葉上には1月13日にも2匹でとまっているのを見ている。

▼写真2 フェンスのムラサキシジミ(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

12月から観察しているサンゴジュのムラサキシジミは年が明けても健在で、隣同士のサンゴジュに2匹と3匹で越冬していた(写真3、4)。

▼写真3 サンゴジュのムラサキシジミ その1(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

▼写真4 サンゴジュのムラサキシジミ その2a(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

1月10日には3匹の方の集団が1匹減って2匹になってしまった(写真5)。

▼写真5 サンゴジュのムラサキシジミ その2b(2017年1月10日、東京近郊)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真6は年明けに3匹確認できた蜘蛛の巣の枯葉で越冬中の集団。
この集団はその後1匹になってしまった。

▼写真6 葉裏のムラサキシジミ(2017年1月5日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

アオキの葉上に引っかかっている枯葉にもムラサキシジミが1匹とまっていた(写真7)。
観察仲間のおはるさんに教えていただいたが、この個体はスーさんが見つけられたらしい。

▼写真7 枯葉のムラサキシジミ(2017年1月5日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

11月から観察しているツバキでは、増減を繰り返している。
年明けには左側に3匹(写真8)、右側に1匹見られた(写真9)。

▼写真8 ツバキのムラサキシジミ その1(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

▼写真9 ツバキのムラサキシジミ その2a(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

1月10日は左側に変わらず3匹、右側は2匹に増えていた(写真10)。

▼写真10 ツバキのムラサキシジミ その2b(外部ストロボ、2017年1月10日、東京近郊)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

1月12日には左側に0匹、右側に2匹に減ってしまった。
この日は近くのツバキにいた10匹以上のムラサキツバメの集団もまったくいなくなっていて、ショックだった。
2〜3匹は飛んでいたようなのでしばらく眺めていると、近くを通りかかったご夫婦がムラサキシジミを観察しながら枝を揺らしてしまい、右の枯葉にとまっていた2匹は飛んでしまった。
ムラサキシジミは力なく2メートルほど移動して地面にとまった。
それは♀だった(写真11、12)。
せっかくなので思い切り近づいて撮らせてもらった。

▼写真11 ムラサキシジミ♀  その2c 開翅(ノートリミング、2017年1月12日、東京近郊)
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▼写真12 ムラサキシジミ♀  その2d 開翅(2017年1月12日、東京近郊)
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※写真11、12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

近づいても飛ばないので、このままでは踏まれるのではないかと手を伸ばすと、しっかり飛んで逃げたので大丈夫なのだろう。
あとでもう一度確認すると、右の枯葉には1匹だけだがムラサキシジミが戻ってきていた。
年末には約10匹、年始には約15匹見られたムラサキシジミは、1月13日にはまた10匹くらいになった。
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# by mikiosu | 2017-01-14 23:59 | | Comments(6)

年末年始のムラサキツバメ(2017年1月13日)

あっという間に1月も半ばになった。収拾がつかなくなる前に主フィールドで越冬中のシジミチョウたちの動向を載せておく。

12月29日には黒猫さんがまた新たにムラサキツバメの集団を見つけてくれた。
写真1はそのムラサキツバメの集団。
マテバシイの葉上に7匹くらいの集団を形成していて、その右下に1匹、左下にも3匹とまっていた(写真1に少し写っている)。
ムラサキツバメはごちゃごちゃしていて何匹いるのかはっきりしないが、年末には2箇所の集団で合計20匹くらいいたと思う。

▼写真1 マテバシイのムラサキツバメ集団A その1a(2016年12月29日、東京近郊)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真2は同じ集団の年明けの様子。
1月4日には10匹くらいに見えた。

▼写真2 マテバシイのムラサキツバメ集団A その1b(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

同じマテバシイの下の方にも4匹いた(写真3)。
こちらの集団はその後1匹に減ってしまった(1月13日現在)。

▼写真3 マテバシイのムラサキツバメ集団B その2(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

上の集団はその後も特に変化は無く、10匹くらいの集団を形成している(写真4)。

▼写真4 マテバシイのムラサキツバメ集団A その1c(2017年1月10日、東京近郊)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

写真5〜8はツバキの葉に陣取っている集団。
写真5はツバキの葉上の5匹の集団。
年末年始はほぼ横になっていて、活動的には見えなかった。

▼写真5 ツバキのムラサキツバメ集団C その3a(2017年1月4日、東京近郊)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

1月7日には一旦7匹になった(写真6)。
この日はちょっと動きがあったようだ。

▼写真6 ツバキのムラサキツバメ集団C その3b(2017年1月10日、東京近郊)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

同じツバキの上の方には10匹くらいの集団(写真7)。
よく見ると茶色い枯葉にあつまっていたようだ。

▼写真7 ツバキのムラサキツバメ集団D その4a(外部ストロボ、2017年1月4日、東京近郊)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

1月10日には枯葉がなくなっていて、数も少なくなっていた(写真8)。
場所も少し移動したのかもしれない。

▼写真8 ツバキのムラサキツバメ集団D その4b(外部ストロボ、2017年1月10日、東京近郊)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ツバキの葉上にいたムラサキツバメ集団C、Dの合計で10匹以上いたのだが、1月12日に見てみると、なんと1匹もいない!
やや暖かかったこの日はムラサキツバメもムラサキシジミもいくらか飛んでいる姿も見られた。それでも全部いないというのはちょっと変な気がした。
上の集団は枯葉がなくなって安定感に欠けて移動したとも考えられるが、下の集団は野鳥に襲われたか、人為的な問題も考えられる。

写真9はこのツバキの葉上に飛んできて開翅してくれた♀。
一昨日までここを塒にしていた個体なのだろうか。

▼写真9 ムラサキツバメ♀ その5 開翅(2017年1月12日、東京近郊)
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※写真9はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO & Tele Converter MC-14

翌日見に行ってみるとツバキの集団はやはりいなかったが、単独個体が見られた(写真10)。
この個体は葉上を微妙に歩いていたので、このまま居座ってくれるかどうかはまだ分からない。

▼写真10 ムラサキツバメ その6(2017年1月13日、東京近郊)
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※写真10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

年末には最大20匹くらい見られたムラサキツバメは1月13日には約半分の10匹くらいになってしまった。昨季は春まで観察できなかった。今季はなんとか越冬完遂するまで観察したい。
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# by mikiosu | 2017-01-13 23:59 | | Comments(0)