好天の3月26日は満を持して神奈川県のギフチョウを見に行く。この日は「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさん、「公園昆虫記」のおはるさんと朝6時半に出発。現地には8時過ぎに到着した。
今季の発生は早く、3月18日には目撃情報が流れていた。ほぼ一週間後になる3月26日には数もそこそこ出ていた。
気合いを入れすぎて連写連写、うっかり撮影枚数2000枚を超えてしまい、整理するのにかなりの時間を要してしまった。あまり連写するのも考えものであるな。
まあ、それはともかく、捨てずに残った画像もそこそこあるので午前と午後の部に分けて掲載してみたい。
写真1は今季初撮りのギフチョウ。
これは朝8時53分の撮影。山道に入って最初に花を撮影したのが8時25分なので、約30分後のことになる。
▼写真1 ギフチョウ その1a 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
拡大する(写真2)。
これこれ。黄色と黒の段だら模様に、赤と青とオレンジの鮮やかな模様。春の女神の降臨だ。地面どまりでも最初の出会いはドキドキする。
▼写真2 ギフチョウ その1b 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
その個体がタチツボスミレにとまった(写真3、4)。
けれども半分隠れたまま。この日撮れたスミレどまりはこれだけなのだ(涙)。
▼写真3 ギフチョウ その1c 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真4 ギフチョウ その1d 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
ふわふわ飛んできて今度はモミジイチゴへ(写真5)。
チャーンス!
▼写真5 ギフチョウ その1e 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
ちょっと角度も開翅具合もいまいちけど拡大する(写真6)。
▼写真6 ギフチョウ その1f 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
裏翅も押さえる(写真7、8)。
▼写真7 ギフチョウ その1g(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真8 ギフチョウ その1h(2020年3月26日、神奈川県)
最後は地面で開翅(写真9)。
▼写真9 ギフチョウ その1i 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
その後も複数個体が何度かスミレに来てはくれるものの、あっという間に離れてしまい、吸蜜シーンはさっぱり撮れない。
撮れたのは地面の枯葉、枯れ枝の開翅ばかり(写真10〜12)。
▼写真10 ギフチョウ その2 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真11 ギフチョウ その3 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
▼写真12 ギフチョウ その4 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
10時過ぎに場所を変える。
移動中に先客のカメラマン氏が産卵シーンを押さえたという。順番に卵を撮らせてもらう(写真13〜15)。
ギフチョウの卵はとても綺麗だ。今季も見ることができて良かった。
▼写真13 ギフチョウの卵 その1a(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真14 ギフチョウの卵 その1b(2020年3月26日、神奈川県)
▼写真15 ギフチョウの卵 その1c(2020年3月26日、神奈川県)
※写真13〜15はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
以下は番外編。
この日最初のポイントでは、前回来た際に花が少なかったからと、自宅から桜の花を持参した方がおられた。現地の野の花じゃないとちょっと…とは思ったものの、ギフチョウが実際に花にくるとカメラを向けてしまう。せっかくなので撮らせていただいた。
桜の枝には複数のギフチョウがきていた。すでにかなり傷んだ個体もいたが、この個体はなかなか綺麗だった(写真16〜20)。
▼写真16 ギフチョウ その5a 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真17 ギフチョウ その5b 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真18 ギフチョウ その5c(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真19 ギフチョウ その5d 開翅(ノートリミング、2020年3月26日、神奈川県)
▼写真20 ギフチョウ その5e 開翅(2020年3月26日、神奈川県)
(つづく)
撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
# by mikiosu | 2020-03-31 23:59 | 蝶 | Comments(0)