サカハチチョウ春型は裏翅が綺麗(2018年4月25日)

4月21日は二日前と同じ東京郊外に遠征。前回1匹だけ見かけたサカハチチョウは増えているだろうか。

目当てのポイントに着くとすでに撮っている方がおられた。
広場の隅に積んである白っぽい砂利の山に複数のサカハチチョウがきて吸水していた。

写真1〜4はサカハチチョウ。
砂利の山の上にとまっているのをつま先立ちで撮る。そのせいで脚先まで写っていないが、まあ翅が写っていれば良いかな(笑)。
背景が緑、地面が白で露出の変化が激しい。ほんのちょっとした角度の違いで色再現が大きく変わる。
暗い画像から明るい画像へと並べてみる(写真1〜4)。
(写真1のみ補正なし。写真2〜4は+0.3EV)

▼写真1 サカハチチョウ その1a(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真2 サカハチチョウ その1b(ノートリミング、+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真3 サカハチチョウ その1c(ノートリミング、+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真4 サカハチチョウ その1d(ノートリミング、+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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拡大画像も並べてみる(写真5〜7)。
以前も書いたことがあるけれど、サカハチチョウ春型の裏翅は鉱物の断面みたいで結構好きなのだ。
今日はこういうシーンを撮りたかったのでミッションクリア!(笑)

▼写真5 サカハチチョウ その1e(+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真6 サカハチチョウ その1f(+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真7 サカハチチョウ その1g(+0.3補正、2018年4月21日、東京郊外)
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※写真1〜7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

裏翅をたっぷり撮ったあとは開翅にチャレンジ。
写真8〜12はサカハチチョウの開翅シーン。
この個体は砂利の山の脇で吸水していたようだ。これは♂だと思う。

▼写真8 サカハチチョウ その2a 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真9 サカハチチョウ その2b 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真10 サカハチチョウ その2c 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真11 サカハチチョウ その2d 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真12 サカハチチョウ その2e 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真8〜12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

砂利山の中腹で吸水する個体も(写真13)。

▼写真13 サカハチチョウ その3 開翅(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真13はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

一昨日見かけたときには草地に砂利の山は見た目も良くないしどうかなと思ったが、サカハチチョウにとっては良い吸水ポイントになっているようだ。
これが良い採集ポイントにならなければ良いのだけれど。

この日は暑かったので汗を吸いにくる個体もいた。最初は右手にとまったので撮れなかった。一度飛んだ隙にマクロレンズに交換して待っているとほどなく左手にとまってくれた。

写真14、15はサカハチチョウの手乗り写真。
空背景(写真14)と緑背景(写真15)で撮ってみた。

▼写真14 サカハチチョウ その4a 手乗り(ノートリミング、2018年4月21日、東京郊外)
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▼写真15 サカハチチョウ その4b 手乗り(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真14、15はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

帰りには林道脇の葉上にとまる姿も撮っておく(写真16)。
サカハチチョウは地面どまりが多い。葉上にとまる姿はチャンスがあれば押さえておきたい。葉っぱは萎れていたけど(苦笑)。

▼写真16 サカハチチョウ その5(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真16はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

一昨日には1匹だけ見かけたサカハチチョウ、この日は7〜8匹は見られただろうか。1日おいて出かけたのは良い選択だったかもしれない(自画自賛)。
昨年撮れた卵の写真は枯葉に1個産み付けたもの。今季はできればカラムシの葉裏に2〜3個重ねて産み付けたものを見てみたい。(つづく)

# by mikiosu | 2018-04-25 15:30 | | Comments(1)

ミヤマチャバネセセリ今季初撮り(2018年4月24日)

巷ではもうギンイチモンジセセリが出ているというので都内の河川敷に出かけてみた。
最初に見かけたのはモンキチョウ♀。
土手のカラスノエンドウでしきりに産卵行動をしていた。

▼写真1 モンキチョウ♀ 飛翔中(ノートリミング、2018年4月20日、東京近郊)
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写真2はモンキチョウの卵。
モンキチョウの卵は初めて撮ったかもしれない。

▼写真2 モンキチョウの卵(2018年4月20日、東京近郊)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

この日はハルジオンにくる蝶も撮りたかったのでベニシジミを喜んで撮る(写真3)。

▼写真3 ベニシジミ その1(2018年4月20日、東京近郊)
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ベニシジミはキュウリグサにもきていた(写真4)。

▼写真4 ベニシジミ その2(2018年4月20日、東京近郊)
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近くにはツバメシジミ♂も(写真5)。
今季はまだ♀を撮っていない。

▼写真5 ツバメシジミ♂ 半開翅(2018年4月20日、東京近郊)
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ヒメウラナミジャノメは今季初撮り。
最初は一緒に吸蜜していたモモブトカミキリモドキが画面の端から飛んできた(写真6)。

▼写真6 ヒメウラナミジャノメ&モモブトカミキリモドキ その1a(2018年4月20日、東京近郊)
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そのまま近づいてきて(写真7)、最後はヒメウラナミジャノメの翅にぶつかって落ちていった。
これを二度やっていたので、モモブトカミキリモドキはヒメウラナミジャノメを追い出そうとしていたのかもしれない。ヒメウラナミジャノメは我関せずと吸蜜していた。

▼写真7 ヒメウラナミジャノメ&モモブトカミキリモドキ その1b(2018年4月20日、東京近郊)
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黒くて素早いものが飛んでいったのが見えた。
追いかけてみるとダイミョウセセリだった(写真8)。
ダイミョウセセリも今季初撮り。

▼写真8 ダイミョウセセリ 開翅(2018年4月20日、東京近郊)
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ところで肝心のギンイチモンジセセリが撮れない。
以前見かけたあたりでは1匹も見られなかった。広範囲に探すと飛んでいる姿は散見されたけれどまったくとまってくれず、途中からは諦めムードだった(苦笑)。
…まあそんなこともあるよね。
せめてミヤマチャバネセセリくらいは撮りたかったなと思いながら駅に向かうと、茶色い姿が見えた。
写真9は撤収直前にようやく撮れたミヤマチャバネセセリ。

▼写真9 ミヤマチャバネセセリ その1a(ノートリミング、2018年4月20日、東京近郊)
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少しずつ寄りながらシャッターを切る(写真10、11)。

▼写真10 ミヤマチャバネセセリ その1b(ノートリミング、2018年4月20日、東京近郊)
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▼写真11 ミヤマチャバネセセリ その1c(ノートリミング、2018年4月20日、東京近郊)
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拡大する(写真12)。
あとで液晶画面を確認するとなかなか綺麗な個体だった。

▼写真12 ミヤマチャバネセセリ その1d(2018年4月20日、東京近郊)
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ミヤマチャバネセセリが撮れると少し元気が出て、やっぱりギンイチモンジセセリも撮って帰りたいなどと欲が出てくる(笑)。
しかし結局は撮れずに撤収。もう一度撮りに出かける時間があるかどうか。

最後におまけ。
最近あまり猫ちゃんを撮っていない。もっと頑張って撮らないといかんな。
この日は河川敷で3匹見かけた。首輪をした黒猫は奥の方で皿から餌を食べている。誰か面倒を見ている人がいるようだ。

◎今日のニャンコ ♪(2018年4月20日、東京近郊)
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撮影機材:※印以外はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

# by mikiosu | 2018-04-24 23:59 | | Comments(1)

クロサナエの羽化シーン(2018年4月23日)

4月19日にはミヤマカラスアゲハが撮れたのも嬉しかったけれど、サナエトンボの仲間のヤゴが見られたのが大きなサプライズだった。
これまでも羽化間もない個体は時折見られたし、河原に注意して歩けばサナエトンボの仲間やカワトンボの羽化が見られる可能性はあると思っていた。
手軽に河原に降りられる場所でチェックしてみるとあっさりヤゴが見つかった。

写真1はサナエトンボの仲間のヤゴ。
少し背中の部分が割れているかもしれない。
これは9時45分の撮影。

▼写真1 サナエトンボの仲間のヤゴ その1a(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真1はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真2は同じヤゴの午後の姿。
これは14時20分の撮影。

▼写真2 サナエトンボの仲間のヤゴ その1b (抜け殻)(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真2はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

近くにははっきりと背中が割れているヤゴもいた(写真3)。

▼写真3 羽化がはじまったサナエトンボの仲間(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真3はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

もっと探すとこんなシーンが!
写真4はまさにヤゴから出ているところ。
同定は難しいがクロサナエではないかと思う。

▼写真4 クロサナエの羽化シーン その1a(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真4はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

写真5は別角度から。
白い糸状のものは気管の脱皮殻のようなもの。調べたけれど名称は分からなかった。

▼写真5 クロサナエの羽化シーン その1b(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真5はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

せっかくのチャンスなのでフィッシュアイレンズでも撮ってみた(写真6)。

▼写真6 クロサナエの羽化シーン その1c(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真6はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO


実は最初に見つけたのは写真7のシーン。
羽化直後のクロサナエだ。

▼写真7 羽化直後のクロサナエ♂ その2a(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真7はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

これもフィッシュアイレンズで撮ってみた(写真8)。
朝の9時半頃はまだ日が当たっていなかった。

▼写真8 羽化直後のクロサナエ♂ その2b(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真8はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

近くをふらふらと飛ぶトンボが見えたので追いかけてみるとこれもクロサナエだった(写真9、10)。
羽化間もないトンボの翅はキラキラと光を反射する。私はこれを見るといつも飴細工みたいだと思う。

▼写真9 クロサナエ♂未成熟個体 その3a(2018年4月19日、東京郊外)
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▼写真10 クロサナエ♂未成熟個体 その3b(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真9、10はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

この近辺ではダビドサナエも見られるので確信はないが、写真1、3のヤゴもクロサナエだったのかもしれない。

かなり上流のほうでは未成熟個体が葉上にとまっていた(写真11)。
これはヒメクロサナエのようだ。

▼写真11 ヒメクロサナエ♂ その1(2018年4月19日、東京郊外)
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※写真11はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

二日後も同じような時間に同じようなルートを歩いたけれど、ヤゴも羽化シーンもまったく見られず、野外での観察の難しさを感じた。
見られたのはわずかにヒメクロサナエのみ(写真12)。
渓流沿いの葉上にとまってじっとしていた。この個体も写真11と同じようにかなり上流で見つけた。

▼写真12 ヒメクロサナエ♂ その2(2018年4月21日、東京郊外)
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※写真12はOLYMPUS OM-D E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5Macro

カワトンボもちょっと期待していたけれど、見られたのは成虫が1匹だけ。残念ながら写真は撮れなかったので次の機会のお楽しみということになった。(終わり)

# by mikiosu | 2018-04-23 23:59 | 蜻蛉 | Comments(2)