6月のシャクガたち(2013年6月18日)

最近見かけた蛾の中から、シャクガ類をいくつかピックアップしてみた。
写真1はユウマダラエダシャク(開張45ミリ前後)。都内でも結構見られる種だが、この仲間はなかなか厄介だ。
前翅中央付近のグレーの紋の中に茶色の輪っか状の紋が入っていないとユウマダラエダシャクとしてよいようだ。
写真2はヒメマダラエダシャクとしておく(開張40ミリ以下)。
実際にはクロマダラエダシャク、ヒトスジマダラエダシャクなど似た仲間が多く、外見で区別するのは難しいらしい。

▼写真1 ユウマダラエダシャク(2013年5月25日、東京郊外)
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▼写真2 ヒメマダラエダシャク(2013年6月9日、神奈川県)
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写真3はコガタツバメエダシャク(開張30〜40ミリ)。顔面が白く、翅は純白に近い。翅にある筋がグレーであることからコガタツバメエダシャクと判断した。
写真4はウスキツバメエダシャク(開張40〜50ミリ)。顔面が橙色、翅の筋の間にさざ波模様があることからウスキツバメエダシャクと判断した。
ツバメエダシャクの仲間にはフトスジツバメエダシャク、シロツバメエダシャク、ノムラツバメエダシャク、ヒメツバメエダシャクとあるので同定は難しい。

▼写真3 コガタツバメエダシャク(2013年6月1日、埼玉県)
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▼写真4 ウスキツバメエダシャク(2013年6月5日、東京郊外)
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写真5はクロクモエダシャク(開張33〜45ミリ)。
主フィールドの柵にとまっているのを見つけた。
主フィールドで真冬にフユシャクの観察をしていると、緑色に黒い筋の入ったクロクモエダシャクの幼虫がよく見られる。

▼写真5 クロクモエダシャク(2013年6月7日、東京近郊)
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写真6はクワエダシャク(開張40〜50ミリ超)。
写真7はウスイロオオエダシャク(開張50〜60ミリ超)。
いずれもゼフィルス狙いで出かけた神奈川県の公園で見つけた。見つけた場所はトイレの中だ。
使用中の方がおられたので、それぞれ1枚ずつさっと撮って出てきた(笑)。

▼写真6 クワエダシャク(2013年6月9日、神奈川県)
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▼写真7 ウスイロオオエダシャク(2013年6月9日、神奈川県)
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写真8はフタテンオエダシャク(開張25ミリ前後)。
これも神奈川県の公園で見つけた。同じ公園で6月6日と9日に見かけている。

▼写真8 フタテンオエダシャク(2013年6月9日、神奈川県)
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写真9はウスアオエダシャク(開張25ミリ前後)。
初めて見たと思っていたが、調べると2年前の6月18日にも撮っていた。

▼写真9 ウスアオエダシャク(2013年6月1日、埼玉県)
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写真10はキオビベニヒメシャク(開張14ミリ以下)。
丘陵方面の葉上で見つけたヒメシャク。

▼写真10 キオビベニヒメシャク(2013年6月1日、東京郊外)
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写真11はヨスジキヒメシャク(開張15ミリ前後)。
写真12はアトスジグロナミシャク(開張28ミリ前後)。
いずれも主フィールドの公園のトイレの中で見つけたもの。

▼写真11 ヨスジキヒメシャク(2013年5月29日、東京近郊)
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▼写真12 アトスジグロナミシャク(2013年5月29日、東京近郊)
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6月のシャクガたちと言いつつ、5月のものも少し混ぜてしまった。5月は撮影した蛾たちの半分も紹介できなかったので、ご容赦いただきたい。

なお、( )内の開張サイズは、色々なサイトを参考に、大きさの目安として入れてみた。実際には個体差もある上、♂と♀ではかなり大きさが異なる場合もあるので、ご注意いただきたい。あくまでも目安として入れた数値であることをお断りしておく。

※本稿の蛾の同定には色々なサイトを参考にさせていただきましたが、開張の数値に関してご迷惑をかける恐れがあるため参考サイトを掲載しておりません。悪しからずご了承ください。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2013-06-18 01:08 | | Comments(0)

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