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コンデジで撮ってみた(2013年9月9日)

前々から被写体に10ミリまで近づけるというコンパクトデジカメ(以下コンデジ)のスーパーマクロ機能が気になっていた。
過日、拙ブログにリンクさせていただいている虫林花山さんの『Nature Diary』を拝見すると、オリンパスのSTYLUS TG-2 Toughというコンデジで素晴らしい写真を撮られていた。
カタログを入手し、店頭で実際に触ってみて気に入ったので同じ機種を買うことにした。
付属のハンドストラップを付けて撮影したのが写真1。
この機種には黒と赤があり、赤い方を買ってみた。

▼写真1  OLYMPUS STYLUS TG−2 Tough
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※写真1はニコンD7000 & AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRで撮影

買った翌日、早速主フィールドを散策する。この日は雨が降ったりやんだりの生憎の天気だったが、愛用のデジタル一眼(以下デジイチ)はザックの中にしまい込み、コンデジをポケットに入れて歩く。
最初に撮ったのが写真2のサザナミスズメ。
これは公園内のトイレの中で撮影した。
二日前に同じトイレで撮ったデジイチの写真と比較してみる(写真3)。
発色はやや異なるが、画質の点ではさほど遜色はないようだ。
このように、じっとしている蛾の撮影ではコンデジの方が手軽に撮れる気がする。

▼写真2 サザナミスズメ その1 コンデジで撮影(2013年9月8日、東京近郊)
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撮影データ:ISO800 、1/30、f/2.3、自然光(スーパーマクロモード)

▼写真3 サザナミスズメ その2 デジイチで撮影(2013年9月6日、東京近郊)
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撮影データ:ISO400 、1/250、f/5.6、ストロボ撮影
※写真3はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

写真4はシロオビノメイガ。
小さな蛾だが、スーパーマクロモードで広角接写をすると、背景も少し写っていい感じだ。

▼写真4 シロオビノメイガ(2013年9月8日、東京近郊)
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写真5はアカハラゴマダラヒトリ♂。
同じ写真を拡大してみても、触角まできれいに写っていた(写真6)。

▼写真5 アカハラゴマダラヒトリ♂ その1a(ノートリミング、2013年9月8日、東京近郊)
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▼写真6 アカハラゴマダラヒトリ♂ その1b(2013年9月8日、東京近郊)
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写真7はこの日たくさん見かけたモンクロシャチホコ幼虫。
幼虫類はデジイチのマクロレンズで撮るのは意外に難しい。被写界深度が浅く、全体にピントを合わせられないことが多いのだ。
幼虫類の撮影ではコンデジが威力を発揮してくれそうだ。

▼写真7 モンクロシャチホコ幼虫(2013年9月8日、東京近郊)
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写真8はイチモンジセセリ、写真9はヤマトシジミ。
蝶やトンボの撮影はちょっと難しいと思うが、条件が良ければそこそこの写真が撮れるようだ。

▼写真8 イチモンジセセリ(2013年9月8日、東京近郊)
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▼写真9 ヤマトシジミ♀(ノートリミング、2013年9月8日、東京近郊)
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写真10はチャバネアオカメムシ。
公園内の柵の一番上にいる昆虫類の撮影にはいつも苦労している。デジイチで撮るには少し位置が高すぎるのだ。
場合によっては柵にまたがって撮ったりしていたが(苦笑)、これからはコンデジでさっと撮れるようになった。
広角側で接写すればピントの山を気にすることもないので、カメムシや甲虫類の撮影にはコンデジが便利な気がする。

▼写真10 チャバネアオカメムシ(ノートリミング、2013年9月8日、東京近郊)
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写真11、12はニホンカナヘビ。
このコンデジは35ミリ判換算で25〜100ミリ相当のレンズになる。やや離れて背景と一緒に撮っても(写真11)、思い切り近づいて撮っても(写真12)、なかなかよく撮れる。

▼写真11 ニホンカナヘビ その1(ノートリミング、2013年9月8日、東京近郊)
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▼写真12 ニホンカナヘビ その2(ノートリミング、2013年9月8日、東京近郊)
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このコンデジの実勢価格は33000円くらいで、以前から買おうか迷っていたデジイチ用の40ミリマクロレンズと同じくらいの値段。
コンデジがあると、レンズ交換をせずに旅先で手軽に風景写真も撮れるし、スーパーマクロ機能も思った以上に役に立ってくれそうだ。
水中撮影も可能な機種なので、ちょっとした雨など気にする必要もないのがありがたい。
合焦にやや時間がかかる場合があるのと、電源スイッチが知らぬ間に入ってしまっていることもあるようだが、まあ欲を言えばキリが無いだろう。

それにしてもコンデジも随分と進化したものだ。機能が豊富で写りも申し分ない。
2010年秋に昆虫写真を撮りはじめた時も、コンデジを使っていた。それは随分前に買ったカメラで、もちろんマクロ機能などはなく、小さな蛾を撮るのにいつも苦労していた。
そのコンデジは、近所のノラ猫を撮るのによく使っていたのだった。

撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough

by mikiosu | 2013-09-09 04:07 | その他 | Comments(10)

Commented by yoda-1 at 2013-09-09 06:26
私も蛾などの撮影はコンデジ(カシオ)を重宝しています。
でもこのオリンパスは水中まで撮影できるとは、いろいろ応用したくなって欲しい機種であります。
みき♂さんの水中昆虫写真に期待しています。(そのときにさらに欲しくなるでしょうから)
Commented by みき♂ at 2013-09-09 12:41 x
yoda様
コメントありがとうございます。
TG-2、yodaさんが欲しくなったとコメントしていたので、私も欲しくなってしまいました(笑)。
デザインも結構気に入ってます。
水中昆虫写真ですか、撮ったことがありませんがチャンスがあれば挑戦してみます。
Commented by LUFFYY at 2013-09-09 19:39
私も常に望遠とコンデジです。
接写の好きな私は、望遠で証拠写真
それからコンデジでじっくりと
カメラの知識が無い私です・・・
Commented by himeoo27 at 2013-09-09 21:02
コンデジはピント合わせに苦労していますが、
被写界深度が深く小さな蟲を写すのに愛用
しています。
またパスト連写機能を使って飛翔撮影も楽し
いですね!
Commented by みき♂ at 2013-09-10 00:41 x
LUFFYY様
コメントありがとうございます。
やはりコンデジもお使いなのですね。
今回久し振りにコンデジを使ってみて、予想以上に写りが良くてびっくりしました。
Commented by みき♂ at 2013-09-10 00:45 x
himeoo様
コメントありがとうございます。
まだちょっとしか使っていませんが、確かに被写体によってはピント合わせが難しい場合があるようです。
被写界深度の深さはありがたいですね。今後はデジイチと併用してみようと思っています。
Commented by Sippo5655 at 2013-09-10 21:55
コンデジの進化も凄いものがありますね!
何より、大きな一眼を構えずともさっと手に取って撮影できるのが
コンデジならでは。
3万、、ん~、手が出ない><
私最近買ったコンデジはFinepixの、7000円くらいのです
JPEGで手軽なオート撮影しかしていませんが、
1600万画素あればサブとしては充分かなΣ(゜゜)
Commented by みき♂ at 2013-09-11 02:19 x
Sippo様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、コンデジは手軽に撮れるのがいいですね。
TG-2は1200万画素ですが、写りも思った以上に良かったです。
Commented by 693 at 2013-09-15 16:58 x
こんにちは693です。

相変わらず素敵な画を撮っていらっしゃいますね。 楽しませて頂きました。

デジイチの撮影は常に被写界深度を気にしないといけませんが、コンデジの広角接写はカメラ任せでそこそこの画を撮ってくれますので、デジイチより使い勝手の良い場合がありますね。
特に周囲も写し込みたい場合などには優れているように思います。

最近のコンデジはデジイチの画質に劣らないので、最近の装備はデジイチ(100mmマクロ)+コンデジになっています。
Commented by みき♂ at 2013-09-15 18:44 x
693様
ご来訪&コメントありがとうございます。
そうなんです。コンデジの広角接写はなかなか重宝しますね。
693さんもコンデジをお使いですか。私も105ミリマクロ+コンデジです。
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