10月の残り蛾(2013年11月1日)
クスサン、ヒメヤママユといった秋の大物蛾は既に紹介した。
今回は10月中に撮ったそれ以外の小物たちを紹介したい。
写真1はヒメコスカシバと思われる。
スカシバガは初めて見た。じっくり撮りたかったがすぐに逃げられてあまり良い写真は撮れなかった(涙)。
▼写真1 ヒメコスカシバ♂(2013年10月1日、東京近郊)
写真2〜10は同じ日、東京郊外の林縁や山道で撮ったもの。
写真2はアオバセダカヨトウ。林縁の電柱にとまっていた。
▼写真2 アオバセダカヨトウ(2013年10月12日、東京郊外)
写真3は10ミリ以下の小さなスカシコケガ。
これも林縁の電柱にとまっていた。
▼写真3 スカシコケガ(2013年10月12日、東京郊外)
写真4はキリバエダシャク。
これだけ立派な触角はやはり♂なのだろう。この蛾は山頂手前の石段脇で見つけた。昨年秋にも同じ山の中腹で見かけている。
▼写真4 キリバエダシャク♂(2013年10月12日、東京郊外)
写真5はクロミスジシロエダシャク、写真6はシロツバメエダシャク。
いずれも山麓で見つけた。
▼写真5 クロミスジシロエダシャク(ノートリミング、2013年10月12日、東京郊外)
▼写真6 シロツバメエダシャク(2013年10月12日、東京郊外)
写真7、8はクロクモエダシャク。
いずれも林縁の道路脇で見つけた。触角が櫛状に発達した方が♂だ(写真8)。
▼写真7 クロクモエダシャク♀(2013年10月12日、東京郊外)
▼写真8 クロクモエダシャク♂(2013年10月12日、東京郊外)
写真9はウストビモンナミシャク。
この日は何匹か見かけた。この個体は山道脇の外灯にとまっていた。
▼写真9 ウストビモンナミシャク(2013年10月12日、東京郊外)
写真10はクロズウスキエダシャク。
この日はこの蛾を一番多く見かけた(5匹くらい)。この個体は山道脇の外灯にとまっていたもの。
▼写真10 クロズウスキエダシャク(2013年10月12日、東京郊外)
写真11、12は主フィールドのトイレ内で見つけたナミテンアツバ。
最初は分からなかったが、同じ種の♂と♀だった。
▼写真11 ナミテンアツバ♀(2013年10月22日、東京近郊)
※写真11はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真12 ナミテンアツバ♂(2013年10月22日、東京近郊)
写真13は郊外の林縁で見つけたミドリハガタヨトウ。
触角が糸状なので♀ではないかと思う。
▼写真13 ミドリハガタヨトウ♀(2013年10月28日、東京郊外)
※写真13はニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
最近は蛾を撮るのにデジタル一眼(以下デジイチ)よりコンパクトデジカメ(以下コンデジ)を使う場合が多い。
今回紹介した蛾の写真13点のうち、11点はコンデジで撮った。
じっくり撮ればデジイチの方が綺麗に撮れると思うが、散歩しながら手軽に撮る場合には、被写界深度の深い広角接写が可能なコンデジが重宝する。
撮影機材:※印以外はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
by mikiosu | 2013-11-01 04:48 | 蛾 | Comments(0)