11月の残り蛾(2013年11月30日)
11月は都心に出かけることが多く、郊外で蛾を撮る機会があまりなかった。
そんなことで今月はあまり多くの蛾には出会っていない。
写真1はノコメトガリキリガ。
郊外の散策路脇のシダの葉上にとまっていた。
▼写真1 ノコメトガリキリガ(2013年11月1日、東京郊外)
写真2はウスチャヤガ。
11月中は公園内のトイレで何度か見かけた。
▼写真2 ウスチャヤガ(2013年11月3日、東京近郊)
写真3はキバラモクメキリガ。
冬の間に時折見かける蛾だ。触ると木っ端のようにころんと転がったりする。
この個体は近所の塀にとまっていた。
ついでなので幼虫&終齢幼虫を載せておく(写真4、5)。終齢幼虫は別種のように色が変わる。
▼写真3 キバラモクメキリガ(2013年11月4日、東京近郊)
※写真3はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真4 キバラモクメキリガ 幼虫(2013年4月27日、東京郊外)
▼写真5 キバラモクメキリガ 終齢幼虫(2011年5月21日、東京都区内)
※写真5はニコンD90 & タムロンSP AF90mm f /2.8 Di MACRO
写真6はキマダラオオナミシャク、写真7はご存知ウスタビガ。これらは房総方面で見つけた。
▼写真6 キマダラオオナミシャク(2013年11月22日、千葉県)
※写真6はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真7 ウスタビガ♀(ノートリミング、2013年11月24日、千葉県)
写真8はニトベエダシャク、写真9はチャエダシャク。
いずれも11月下旬〜12月上旬に主フィールドでもよく見かける蛾だ。
春にニトベエダシャクとチャエダシャクの幼虫のツーショットを撮っていたので載せておく(写真10)。
この2種は4〜5月頃に幼虫の姿もよく見かける。
▼写真8 ニトベエダシャク(2013年11月26日、東京近郊)
▼写真9 チャエダシャク♂(2013年11月26日、東京近郊)
※写真9はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真10 ニトベエダシャク幼虫(左側)&チャエダシャク幼虫(右側)(2013年4月27日、東京郊外)
写真11はカシワキボシキリガ。
主フィールドの柵にとまっていた。
▼写真11 カシワキボシキリガ(2013年11月26日、東京近郊)
※写真11はOLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真12、13はアカエグリバ。
主フィールドの公園内トイレで見つけた。
背面から見ると何だかよく分からない(写真13)。
▼写真12 アカエグリバ その1a(2013年11月28日、東京近郊)
▼写真13 アカエグリバ その1b 背面(2013年11月28日、東京近郊)
幼虫を時折見かけるアケビコノハは今年も成虫の姿を見ることができなかった。
なかなか思うようにはいかないものである。
参考サイト:虫Navi、みんなで作る日本産蛾類図鑑ほか
撮影機材:※印以外はニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2013-11-30 20:05 | 蛾 | Comments(4)