房総編その5、イトトンボ類再び(2013年12月8日)
12月2日に房総方面へ、今季3度目の遠征をした。
1、2度目とは微妙に違う場所なのだが、同じようにホソミオツネントンボがたくさん見られた。
写真1と5は同じ個体の♀。
写真2〜4は♂。写真の3と4は同じ個体の♂。
▼写真1 ホソミオツネントンボ♀ その1a(2013年12月2日、千葉県)
▼写真2 ホソミオツネントンボ♂ その1 顔面(2013年12月2日、千葉県)
▼写真3 ホソミオツネントンボ♂ その2a(2013年12月2日、千葉県)
写真4、5は♂と♀の尾端の違いをクローズアップしてみた。
なお、褐色のホソミオツネントンボとオツネントンボは似ている。
翅を閉じて止まった時に、前翅と後翅の縁紋がオツネントンボは重ならないので横に長く見える(写真6)。写真5のようにホソミオツネントンボの縁紋は重なるのでオツネントンボのように横に長く見えないことで識別できる。
▼写真4 ホソミオツネントンボ♂ その2b 尾端(2013年12月2日、千葉県)
▼写真5 ホソミオツネントンボ♀ その1b 尾端(2013年12月2日、千葉県)
▼写真6 オツネントンボ♂ 尾端(2013年7月6日、岩手県)
この日、オオアオイトトンボも複数個体が見られた。
写真7は♀。
写真8〜10は♂。
♂と♀は腹部先端の形状も異なるが、腹部の太さもかなり違う。♀の方がずっと太いのだった。
▼写真7 オオアオイトトンボ♀(2013年12月2日、千葉県)
▼写真8 オオアオイトトンボ♂ その1(2013年12月2日、千葉県)
▼写真9 オオアオイトトンボ♂ その2(2013年12月2日、千葉県)
▼写真10 オオアオイトトンボ♂ その3 顔面(2013年12月2日、千葉県)
今年は都内郊外の丘陵方面で見る機会が少なかったので、ここで見られたのは嬉しい。
もう一か月くらい早ければ、アオイトトンボも見られただろうか。
撮影機材:ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
by mikiosu | 2013-12-08 00:01 | 蜻蛉 | Comments(2)