フユシャク第七弾、クロバネフユシャク(2014年1月6日)
昨季は12月中に見られたクロバネフユシャク、今季は年明けになってようやく見ることができた。
写真1〜3は羽化間もないと思われる個体。
翅を開いていないのでシロオビフユシャクとの判別が難しい。この両種では色の濃いのがクロバネフユシャク。
色が濃く、そのため白いラインが際立って見えたのでクロバネフユシャク♂と判断した。
▼写真1 クロバネフユシャク♂ その1a(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真2 クロバネフユシャク♂ その1b(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真3 クロバネフユシャク♂ その1c(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真4、5は別個体の♂。
シロオビフユシャク♂は翅全体が均一なグレーに見えるが、クロバネフユシャク♂は密度が荒く、黒い点が散在するのが肉眼で確認できるような感じ。
▼写真4 クロバネフユシャク♂ その2a(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真5 クロバネフユシャク♂ その2b(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真6は1月5日に見つけたクロバネフユシャク♂。
これだけ色が濃いとシロオビフユシャク♂と間違えなくて済む(笑)。
実際のところ、ここまで黒い個体はなかなかいないと思う。
▼写真6 クロバネフユシャク♂ その3(2014年1月5日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
細かく言うと、クロバネフユシャク♂の方が一般にシロオビフユシャク♂よりやや小振りであると言われている。
また、クロバネフユシャク♂の前翅前縁はやや反り加減で、仔細に見ると前翅前縁の真ん中あたりが内側にカーブして見える。
写真6の個体ではそれがよく分かる。
写真7〜11は1月2日に見かけた♀。
クロバネフユシャクは♂ばかりでなく、♀の姿もシロオビフユシャクと紛らわしい。
一応の目安としては、クロバネフユシャク♀の方が体色も尾端の毛もやや黒っぽいということ。
写真6を見ると体色が濃く見えるが、写真7のように同じ個体を露出を変えて撮るとかなり白っぽく見えるからややこしい(苦笑)。
▼写真7 クロバネフユシャク♀ その1a(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真8 クロバネフユシャク♀ その1b(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※ニコンD7100+MB−D15 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
▼写真9 クロバネフユシャク♀ その1c(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真10 クロバネフユシャク♀ その1d(ノートリミング、2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真11 クロバネフユシャク♀ その2(2014年1月2日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
実を言うと、尾端の毛がかなり黒く見えた写真11以外は、当初はシロオビフユシャク♀としていた。
前回の記事で紹介したシロオビフユシャク♀の写真と比較して、やはり尾端の毛が濃いことからクロバネフユシャク♀とした次第。
実際には個体差もあるだろうから、私の判断が間違っている可能性もある。
クロバネフユシャクは今後もしばらく見られると思うので、もっとたくさんの個体を見て、判断力を養いたい。
比較のために1月5日に見かけたクロバネフユシャク♀とシロオビフユシャク♀の写真を載せておく(写真12、13)。
▼写真12 クロバネフユシャク♀ その3(ノートリミング、2014年1月5日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
▼写真13 シロオビフユシャク♀(2014年1月5日、東京近郊)

※OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
写真13は明らかに尾端の毛が白いので、シロオビフユシャク♀として良いと思う。
写真12は先端はやや白いものの、尾端の毛の付け根は濃いグレーなので、クロバネフユシャク♀と判断している。
体色もクロバネフユシャク♀の方が濃く見える。
いずれにしても判別が難しいのは間違いない。
これらの個体はまだ産卵前で尾端に毛があるからまだ良い。
産卵後で毛が無くなっているとさらに難儀なことになる(笑)。
参考サイト:虫Navi、日本産フユシャクWEB図鑑、相模国の自然スケッチ、ほか
by mikiosu | 2014-01-06 02:39 | 蛾 | Comments(2)
遅ればせながら 新年おめでとうございます!
今年もどうぞ宜しくお願い致します (^^)
みき♂ さんが寒い冬の林でフユシャクを見つけて喜んでいらっしゃる様子が眼に浮かぶようですよ (^^)
小さな蛾のお尻が丸い筆のようで楽しいものですね (笑)
今年もどうぞ宜しくお願い致します (^^)
みき♂ さんが寒い冬の林でフユシャクを見つけて喜んでいらっしゃる様子が眼に浮かぶようですよ (^^)
小さな蛾のお尻が丸い筆のようで楽しいものですね (笑)
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puntamama様
明けましておめでとうございます。
時々自分でも、
「私は何をしているのだろうか…」と遠い眼をして想うことがあります(笑)。
クロバネフユシャク&シロオビフユシャク♀の尾端の毛、確かに筆とは言い得て妙です。
産卵の時に筆のように使います。今年もそういうシーンが撮れるといいですが。
本年も宜しくお願い致します。
明けましておめでとうございます。
時々自分でも、
「私は何をしているのだろうか…」と遠い眼をして想うことがあります(笑)。
クロバネフユシャク&シロオビフユシャク♀の尾端の毛、確かに筆とは言い得て妙です。
産卵の時に筆のように使います。今年もそういうシーンが撮れるといいですが。
本年も宜しくお願い致します。


