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丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日)

1月14日、久し振りに丘陵方面に出かけてみる。
時節柄狙いはフユシャクなのだが、まったくその姿を見つけることができず、一度もシャッターを切ることなく帰ってきてしまった(涙)。
主フィールドに比べて自然の豊富な野山では、逆に見つけにくいことは想定していた。
それにしても一匹も見つけられないとは…。
そればかりか、散策路脇の草木が綺麗さっぱり刈られていたのにびっくりした。
そこはアオイトトンボやオオアオイトトンボの産卵場所で、昨年秋にはエノキの若木にオオムラサキの幼虫がたくさん見られた場所だった。
昆虫たちが逞しく生き残ってくれるのを祈る。

そんなことで、何も撮らずに帰ってきた。この場所では昨年はあまり成果がなかったが、2012年にはたくさんのアオイトトンボ&オオアオイトトンボの姿を見たのだった。ちょっと古いが一昨年の写真をいくつかピックアップしてみたい。
写真1〜4はアオイトトンボ♂。
アオイトトンボ♂の複眼は水色。この美しい複眼をなんとか綺麗に撮ろうと通いつめたものだった。
秋の産卵シーズンにはアオイトトンボの♂は水辺でテリトリーを張る。近付くと逃げるが、同じ場所に戻ってくることが多いので、しゃがみ込んで戻ってくるのを待って撮ったりした。

▼写真1 アオイトトンボ♂ その1(2012年9月20日、東京郊外)
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▼写真2 アオイトトンボ♂ その2a(2012年9月20日、東京郊外)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_5311953.jpg

▼写真3 アオイトトンボ♂ その2b 顔面(2012年9月20日、東京郊外)
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▼写真4 アオイトトンボ♂ その3 背面から(2012年9月20日、東京郊外)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_5315951.jpg


♂に比べるとアオイトトンボの♀は単独で見つけるのが意外に難しかった。
写真5はかなり遠くから撮った個体。
写真6はいわゆる♂タイプの♀で、複眼の色も体色も♂に近い。

▼写真5 アオイトトンボ♀ その1(2012年10月4日、東京郊外)
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▼写真6 アオイトトンボ♀ その2(2012年10月4日、東京郊外)
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写真7、8はアオイトトンボのカップル。この日は単独の♀よりもカップルの姿の方が多いくらいだった。

▼写真7 アオイトトンボのカップル その1 産卵中(ノートリミング、2012年9月20日、東京郊外)
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▼写真8 アオイトトンボのカップル その2(2012年9月20日、東京郊外)
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このように2012年にはたくさんのアオイトトンボの姿が見られたのに、2013年はさっぱり見られず、かなり消化不良に終わってしまった。

アオイトトンボの産卵シーズンが終わる頃に姿を現したのがオオアオイトトンボ。
写真9〜12はオオアオイトトンボ♂。
アオイトトンボ♂が水辺に多いのに対し、オオアオイトトンボ♂は水辺に近い林縁でよく見られた。
アオイトトンボ♂の複眼が水色であるのに対し、オオアオイトトンボの複眼はやや緑がかった色をしている(写真9)。中にはアオイトトンボ♂に近い水色の複眼をした個体もいるようだ(写真10)。
光の加減もあるが、体色も緑色から赤胴色の個体まで見られる(写真11、12)。

▼写真9 オオアオイトトンボ♂ その1(2012年10月13日、東京郊外)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_5324937.jpg

▼写真10 オオアオイトトンボ♂ その2(2012年10月17日、東京郊外)
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▼写真11 オオアオイトトンボ♂ その3(2012年10月17日、東京郊外)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_546501.jpg

▼写真12 オオアオイトトンボ♂ その4(2012年11月9日、東京郊外)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_5325789.jpg


写真13はオオアオイトトンボ♀。♀の腹部はかなり太い。ちょっと遠かったが、この個体の腹部の緑色はなかなか綺麗だった。

▼写真13 オオアオイトトンボ♀ その1(2012年10月21日、立川・昭和記念公園)
丘陵のアオイトトンボ & オオアオイトトンボ(過去編)(2014年1月15日) _d0303129_533239.jpg


写真14、15はオオアオイトトンボのカップル。
このようなカップルの写真は、ピント合わせが難しい。♂にピントを合わせると♀がボケてしまい、♀に合わせると♂がボケたりして、思うように撮れない場合が多く、やみくもに近付けば良い訳ではないなと思い知らされたものだった。

▼写真14 オオアオイトトンボのカップル その1 交尾中(ノートリミング、2012年10月17日、東京郊外)
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▼写真15 オオアオイトトンボのカップル その2(2012年10月17日、東京郊外)
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2012年には10月中旬にたくさん見られたオオアオイトトンボ。アオイトトンボと同様、2013年はさっぱりだったが「あかねの独り言 パート2」のあかねさんによると、11月下旬になってたくさん見られたと言う。
2013年はオオアオイトトンボの産卵シーズンが2012年より一か月ほど遅かったようだ。
今年はどういうことになるのか、秋にはまた観察に訪れたいと思う。

撮影機材:ニコンD7000 & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

by mikiosu | 2014-01-15 05:34 | 蜻蛉 | Comments(0)

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